サンキュー・スモーキング
2009-03-10(Tue)
これはタバコがどうのこうのと言う映画じゃないですよね?
ちょっと遠くにあるレンタル店でみつけました。
レンタル料半額・入会金無料キャンペーンにつられて入会したら、
保証料300円取られた~( ̄∇ ̄*)ゞなんじゃそりゃ、聞いた事ないわ。

監督:ジェイソン・ライトマン
製作:2006年 アメリカ
出演:*アーロン・エッカート *キャメロン・ブライト *ウィリアム・メイシー
その男、話術で世間を煙に巻く
タバコ業界広報部長のニック・ネイラー(アーロン・エッカート)は、
日々、世間のタバコへの非難を巧みな話術でかわしている。
こういう会社の利益を守る仕事をロビイストと言うんですね。初耳。
主人公の会社の設定は、
酒業界でも銃器業界でも良かったのでは?
なんでタバコだったのかと言うと、
他は、諸刃の刃で、上手く使えば役に立つものだけど、
タバコには利点がないでしょう(と私は思う)。
擁護するには、不利なものだから、
敢えてニックの有能性を示すために、タバコにした気がします。
ニックは自分を「情報操作の王」と呼び、
息子には「(情報に惑わされず)自分で考えろ、
人の言う事を鵜呑みにするな」と注意を促すんですよね。
ロビイストなんて、所詮は真実味のないもの。
得意な話術が活かせるのと、企業に必要とされているのと、
ローンのためにやっているものと、
本人が言ってしまうという皮肉が利いてます!
日本の苦情処理係はお客様のクレームに真摯に向き合うけど、
論理のすり替えで煙に巻くロビイストに誠実さはないですよね。
だけど、ニックが人懐こい笑顔で、人当たりも良く、
エネルギッシュに仕事してるのを見ると、応援したくなっちゃう。
これも情報操作に、こちらが引っ掛かってるって事なのか?
本作のアーロン・エッカートはすごくイキイキとしてます。
頭の回転の速さ、切り替えの上手さを
嫌味なく淡々としたテンポで見せてくれてますね。
有能なサラリーマンという印象で好感度高いです。
口先だけの男じゃなくて、息子にきちんと愛情を注いでいたり、
女に騙されるという抜けた一面もあり、
魅力ある人物像として描かれています。
あらゆる面をニックは息子に見せていくんですが、
そういう点で親としては誠実なのね~
この息子も親譲りの才能を開花させていくんですよね。
政治家や企業などが操る情報操作に惑わされずに、
各人が冷静な判断をする事が大切で、
それは個人の責任となる・・・って事が言いたいのかな。
社会風刺の中に、親子ドラマもソフトな味付けとして
入っていました。
楽しく観たけど、メッセージがイマイチよく分かりませんでした。
関連記事*****
「JUNO/ジュノ」
「マイレージ、マイライフ」
ちょっと遠くにあるレンタル店でみつけました。
レンタル料半額・入会金無料キャンペーンにつられて入会したら、
保証料300円取られた~( ̄∇ ̄*)ゞなんじゃそりゃ、聞いた事ないわ。

監督:ジェイソン・ライトマン
製作:2006年 アメリカ
出演:*アーロン・エッカート *キャメロン・ブライト *ウィリアム・メイシー
その男、話術で世間を煙に巻く
タバコ業界広報部長のニック・ネイラー(アーロン・エッカート)は、
日々、世間のタバコへの非難を巧みな話術でかわしている。
こういう会社の利益を守る仕事をロビイストと言うんですね。初耳。
主人公の会社の設定は、
酒業界でも銃器業界でも良かったのでは?
なんでタバコだったのかと言うと、
他は、諸刃の刃で、上手く使えば役に立つものだけど、
タバコには利点がないでしょう(と私は思う)。
擁護するには、不利なものだから、
敢えてニックの有能性を示すために、タバコにした気がします。
ニックは自分を「情報操作の王」と呼び、
息子には「(情報に惑わされず)自分で考えろ、
人の言う事を鵜呑みにするな」と注意を促すんですよね。
ロビイストなんて、所詮は真実味のないもの。
得意な話術が活かせるのと、企業に必要とされているのと、
ローンのためにやっているものと、
本人が言ってしまうという皮肉が利いてます!
日本の苦情処理係はお客様のクレームに真摯に向き合うけど、
論理のすり替えで煙に巻くロビイストに誠実さはないですよね。
だけど、ニックが人懐こい笑顔で、人当たりも良く、
エネルギッシュに仕事してるのを見ると、応援したくなっちゃう。
これも情報操作に、こちらが引っ掛かってるって事なのか?
本作のアーロン・エッカートはすごくイキイキとしてます。
頭の回転の速さ、切り替えの上手さを
嫌味なく淡々としたテンポで見せてくれてますね。
有能なサラリーマンという印象で好感度高いです。
口先だけの男じゃなくて、息子にきちんと愛情を注いでいたり、
女に騙されるという抜けた一面もあり、
魅力ある人物像として描かれています。
あらゆる面をニックは息子に見せていくんですが、
そういう点で親としては誠実なのね~
この息子も親譲りの才能を開花させていくんですよね。
政治家や企業などが操る情報操作に惑わされずに、
各人が冷静な判断をする事が大切で、
それは個人の責任となる・・・って事が言いたいのかな。
社会風刺の中に、親子ドラマもソフトな味付けとして
入っていました。
楽しく観たけど、メッセージがイマイチよく分かりませんでした。
関連記事*****
「JUNO/ジュノ」
「マイレージ、マイライフ」