アパートメント/ホワイト・ライズ
2009-02-26(Thu)
ヴァンサン・カッセル主演の、
複雑に入り組んだ恋愛ミステリーを観てみました。
男も女も一筋縄では行かない!

監督:ジル・ミモーニ
製作:1996年 フランス・イタリア・スペイン
出演:*ヴァンサン・カッセル *モニカ・ベルッチ *ロマーヌ・ボーランジェ
本作のリメイク作品「ホワイト・ライズ」を数年前に先に観ていました。
ストーリーを知っているため、今回 驚きはありませんでした。
この作品は意外な展開を見せる物語なので、
何も知らずに観た方が、断然面白いと思います!
その点で、私はちょっと損をしたかも。
マックス(ヴァンサン・カッセル)は運命の女を探します。
なかなか女は姿を見せません。
過去の思い出の映像が何度も挿入されます。
ところがやっと見つけた女は過去の女と別人という、
狐につままれたような謎だらけの話です。
ここで一気に引き込まれるんですよね!
どうしても「ホワイト・ライズ」を思い出してしまうので、
比較するような方向で進めていくと、
「アパート・・」は謎を引っ張っていくミステリアスなサスペンスで、
「ホワイト・・」は早めにネタばらしをしてくれるラブストーリーです。

監督:ポール・マクギガン
製作:2004年 アメリカ
出演:*ジョシュ・ハートネット *ダイアン・クルーガー *ローズ・バーン
行き違いの元となった連絡手段が時代を表していて、
「アパート・・」は手紙で「ホワイト・・」は留守電なんですよ。
どちらも人生に関わる大事な内容だったら、
電話してきちんと相手と会話しなくちゃ!
そもそもの間違いがここ!!
こういうまどろっこしさが随所に出てくるんですよね。
イライラするけど、すれ違いが恋愛ドラマのスパイスなのだ。
ネタバレあります
二作品で、ラストの主人公の選択が全く違っていたのにはびっくり。
両者とも、自分の今の生活を捨ててもいいくらいの覚悟で、
夢中になって「運命の女」を捜していたと思ってましたよ。
「アパート・・」のマックスはなんでそっちへ行くの?
で、最後には元に戻っていくんですけどね。
女の気持ちなどおかまいなしで、
自分の動物的本能のままに動く、いやな男じゃない?
と言うか、友人の男だけが何も分かっていないいい人で、
あとは、いやなヤツばかり。(^_^;
もちろん、ストーカーまがいの横恋慕女もいやなヤツだし、
三人も男をチェンジする美女も軽く見えていやなヤツだし。
彼らの毒気が、サスペンスに合っていていいのかも。
モニカ・ベルッチって造形的に完璧だと思います。
どこをとっても本当に美しい。
でもこの人から、感情の動きや体温を感じた事がないなあ・・・
冷たそうな役柄が多いせいかな。
私からするとお人形さんにしか見えないんですよね~
ファンの方、すいません・・・(^_^;
ちなみに「ホワイト・・」はラブストーリーとして、
互いの「運命の人」という強い思いを強調した
描き方のラストになっています。
全体の雰囲気は謎めいていた「アパート・・・」のほう、
俳優は「ホワイト・・」のスラッとカッコいいジョシュのほうが
私の好みです。
複雑に入り組んだ恋愛ミステリーを観てみました。
男も女も一筋縄では行かない!

監督:ジル・ミモーニ
製作:1996年 フランス・イタリア・スペイン
出演:*ヴァンサン・カッセル *モニカ・ベルッチ *ロマーヌ・ボーランジェ
本作のリメイク作品「ホワイト・ライズ」を数年前に先に観ていました。
ストーリーを知っているため、今回 驚きはありませんでした。
この作品は意外な展開を見せる物語なので、
何も知らずに観た方が、断然面白いと思います!
その点で、私はちょっと損をしたかも。
マックス(ヴァンサン・カッセル)は運命の女を探します。
なかなか女は姿を見せません。
過去の思い出の映像が何度も挿入されます。
ところがやっと見つけた女は過去の女と別人という、
狐につままれたような謎だらけの話です。
ここで一気に引き込まれるんですよね!
どうしても「ホワイト・ライズ」を思い出してしまうので、
比較するような方向で進めていくと、
「アパート・・」は謎を引っ張っていくミステリアスなサスペンスで、
「ホワイト・・」は早めにネタばらしをしてくれるラブストーリーです。

監督:ポール・マクギガン
製作:2004年 アメリカ
出演:*ジョシュ・ハートネット *ダイアン・クルーガー *ローズ・バーン
行き違いの元となった連絡手段が時代を表していて、
「アパート・・」は手紙で「ホワイト・・」は留守電なんですよ。
どちらも人生に関わる大事な内容だったら、
電話してきちんと相手と会話しなくちゃ!
そもそもの間違いがここ!!
こういうまどろっこしさが随所に出てくるんですよね。
イライラするけど、すれ違いが恋愛ドラマのスパイスなのだ。
ネタバレあります
二作品で、ラストの主人公の選択が全く違っていたのにはびっくり。
両者とも、自分の今の生活を捨ててもいいくらいの覚悟で、
夢中になって「運命の女」を捜していたと思ってましたよ。
「アパート・・」のマックスはなんでそっちへ行くの?
で、最後には元に戻っていくんですけどね。
女の気持ちなどおかまいなしで、
自分の動物的本能のままに動く、いやな男じゃない?
と言うか、友人の男だけが何も分かっていないいい人で、
あとは、いやなヤツばかり。(^_^;
もちろん、ストーカーまがいの横恋慕女もいやなヤツだし、
三人も男をチェンジする美女も軽く見えていやなヤツだし。
彼らの毒気が、サスペンスに合っていていいのかも。
モニカ・ベルッチって造形的に完璧だと思います。
どこをとっても本当に美しい。
でもこの人から、感情の動きや体温を感じた事がないなあ・・・
冷たそうな役柄が多いせいかな。
私からするとお人形さんにしか見えないんですよね~
ファンの方、すいません・・・(^_^;
ちなみに「ホワイト・・」はラブストーリーとして、
互いの「運命の人」という強い思いを強調した
描き方のラストになっています。
全体の雰囲気は謎めいていた「アパート・・・」のほう、
俳優は「ホワイト・・」のスラッとカッコいいジョシュのほうが
私の好みです。