ヴェロニカ・ゲリン
2008-11-20(Thu)
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」で、
おかしな悪役を演じていたケイト・ブランシェット。
この作品では、ヴェロニカ・ゲリンという実在した人物を、
人間味溢れる演技で、とても魅力的に演じていました。

監督:ジョエル・シューマカー 製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作:2003年アメリカ
出演:*ケイト・ブランシェット *ジェラスド・マクソーレイ
1996年、アイルランド・ダブリンーーこれは生きて愛して
戦った、ひとりの女性記者の記録である・・・
アイルランドで起こった事実に基づいた映画です。
ヴェロニカ・ゲリン(ケイト・ブランシェット)は、
大手新聞社サンデーインディペンデント紙の女性記者で、
ジャーナリスト保護委員会(CPJ)でも表彰されています。
DVD特典で、本人のスピーチの様子が収録されていたけど、
信念の強そうな目をしていましたね~
本物のエネルギーが確かにありました。
ケイトは本人に似せたショートカットがとても魅力的で、
気負い無く演じていたと思います。
凛とした男勝りの雰囲気がいいですね~
落ち着いていて、重みも感じました。
作品自体は地味だけど、
ケイトの演技力でもってクオリティが上がっているんじゃないでしょうか。
1994年、アイルランドでは麻薬による犯罪が多発していました。
ヴェロニカは、若者までもが麻薬に毒されているのに、
問題が表面化していない現実に立ち向かい、
犯罪組織を探っていきます。
その過程で、かなり危険な目に遭遇します。
実際にはものすごい恐怖に襲われているのに、
表にはそれを出さない強い人だったんですね。
真実を報道したいという信念と勇気の下に
行動していく姿は、結末も併せて 感動的でした。
見ていて少々無防備じゃないかと思いましたね~
いくら報道でも、防弾チョッキくらい着けてほしかった。
一方、家庭に目をやると、どうしても犠牲になってしまってるのが、
切ないんですが、大きな使命のためにと、
家族が見守ってくれたのは、彼女の救いになっていました。
ヴェロニカのおかげで、犯罪組織は一掃され、
社会・法律までも変わりました。
国家が動かなかったのに、一人のジャーナリストが
自らの使命感と勇気で動いたんですね。
結果、彼女のやった事がムダにならなくて、
それだけは本当に良かったと思いましたよ。
事実は重みがあるんですが、
それを伝えるのに徹し過ぎて、
映画としては抑え気味のムードに終わっています。
でも、ヴェロニカから勇気をもらえたし、
こういう事実も知って、良かったと思えた作品でした。
おかしな悪役を演じていたケイト・ブランシェット。
この作品では、ヴェロニカ・ゲリンという実在した人物を、
人間味溢れる演技で、とても魅力的に演じていました。

監督:ジョエル・シューマカー 製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作:2003年アメリカ
出演:*ケイト・ブランシェット *ジェラスド・マクソーレイ
1996年、アイルランド・ダブリンーーこれは生きて愛して
戦った、ひとりの女性記者の記録である・・・
アイルランドで起こった事実に基づいた映画です。
ヴェロニカ・ゲリン(ケイト・ブランシェット)は、
大手新聞社サンデーインディペンデント紙の女性記者で、
ジャーナリスト保護委員会(CPJ)でも表彰されています。
DVD特典で、本人のスピーチの様子が収録されていたけど、
信念の強そうな目をしていましたね~
本物のエネルギーが確かにありました。
ケイトは本人に似せたショートカットがとても魅力的で、
気負い無く演じていたと思います。
凛とした男勝りの雰囲気がいいですね~
落ち着いていて、重みも感じました。
作品自体は地味だけど、
ケイトの演技力でもってクオリティが上がっているんじゃないでしょうか。
1994年、アイルランドでは麻薬による犯罪が多発していました。
ヴェロニカは、若者までもが麻薬に毒されているのに、
問題が表面化していない現実に立ち向かい、
犯罪組織を探っていきます。
その過程で、かなり危険な目に遭遇します。
実際にはものすごい恐怖に襲われているのに、
表にはそれを出さない強い人だったんですね。
真実を報道したいという信念と勇気の下に
行動していく姿は、結末も併せて 感動的でした。
見ていて少々無防備じゃないかと思いましたね~
いくら報道でも、防弾チョッキくらい着けてほしかった。
一方、家庭に目をやると、どうしても犠牲になってしまってるのが、
切ないんですが、大きな使命のためにと、
家族が見守ってくれたのは、彼女の救いになっていました。
ヴェロニカのおかげで、犯罪組織は一掃され、
社会・法律までも変わりました。
国家が動かなかったのに、一人のジャーナリストが
自らの使命感と勇気で動いたんですね。
結果、彼女のやった事がムダにならなくて、
それだけは本当に良かったと思いましたよ。
事実は重みがあるんですが、
それを伝えるのに徹し過ぎて、
映画としては抑え気味のムードに終わっています。
でも、ヴェロニカから勇気をもらえたし、
こういう事実も知って、良かったと思えた作品でした。