最高の人生の見つけ方
2008-10-24(Fri)
モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの共演だけでも
観る価値があります。
死ぬまでにやっておきたい事、やり残した事は何だろう。

監督:ロブ・ライナー
製作:2007年 アメリカ
出演:*モーガン・フリーマン *ジャック・ニコルソン *ショーン・ヘイズ
余命六ヶ月、一生分笑う。
末期ガンで余命六ヶ月と宣言された男二人が、
棺桶に入る前に、やっておきたい事を書き出した
「バケット(棺桶)リスト」を実行していく。
この二人が、いぶし銀の名優だけあって、
すごい存在感でいいんです!
顔などはアップで見るには恐ろしいものがある。。。(^_^;
だけど、全ての言動や行動に説得力があって、
この人たちにしかできない演技だとしみじみ思えます。
棺桶リストの前半は、即物的なもので、見た目にとても楽しい。
二人が生きてる事を実感し少年のようにはしゃいでいる姿がキュート★
ジャンパーみたいに世界中を移動するなんて、
かなり現実離れした展開ではあるけど。。。
だってガンが全身に転移してる人たちにしては元気過ぎるよね?
でもこの部分は大人のファンタジーと言えるから、
思いっきりゴージャスに描いているんだろうなと思います。
庶民にはムリな話だと、シラけるのはやめておこう。
「棺桶リスト」を作るためには、
自分の人生と正面から向き合わなくちゃいけません。
何かやり残していないか?
心にひっかかったままの物はないか?
それはやっぱり死を目前にして思う事ですよね。
つまり、自分の人生にケリをつけると言うか、
精算する作業だと思います。
すると自分の大切なものが浮かび上がってくる。
その上で、残された時間をどうやって生きるのか?
自然に、即物的なゴージャスな体験よりも、
大切な人と向き合う事が必要なんだと見えてきます。
天国への扉の前で、二つの質問をされると言います。
①自分の人生に喜びをみつけたか?
②他者の人生に喜びを与えたか?
①にイエスと答えるのはた易いけど②は難しいです。
主人公達は自分の人生を見つめ直し、
大切なものが家族や友人であると分かって素直に行動できた時
②にもイエスと答えられるようになりました。
何か大きなきっかけがないと、人生を見つめ直す事もないけど、
いつだって遅過ぎる事はないんですよね。
①や②にイエスと答えられるような人生をおくる事は。
主人公達は性格も環境も対照的ながら、
旅をする間に友情を深めていく姿が微笑ましいです。
会話もユーモアのセンスが溢れてシャレているし、
互いに踏み込み過ぎず思いやりを持って接して、大人ですね。
それぞれの人生に喜びをもたらした二人の関係が素晴らしい!
リストを一つずつ線で消していく過程が面白いんだけど、
「世界一の美女にキスをする」にはジーンときて、
「荘厳な景色を見る」にはホロッときました。
あの秘書も要所要所を締めてくれる存在でしたね。
最後のほうのたたみ掛けが、実によく出来ていて、
温かい気持ちで観終える事ができました。
観る価値があります。
死ぬまでにやっておきたい事、やり残した事は何だろう。

監督:ロブ・ライナー
製作:2007年 アメリカ
出演:*モーガン・フリーマン *ジャック・ニコルソン *ショーン・ヘイズ
余命六ヶ月、一生分笑う。
末期ガンで余命六ヶ月と宣言された男二人が、
棺桶に入る前に、やっておきたい事を書き出した
「バケット(棺桶)リスト」を実行していく。
この二人が、いぶし銀の名優だけあって、
すごい存在感でいいんです!
顔などはアップで見るには恐ろしいものがある。。。(^_^;
だけど、全ての言動や行動に説得力があって、
この人たちにしかできない演技だとしみじみ思えます。
棺桶リストの前半は、即物的なもので、見た目にとても楽しい。
二人が生きてる事を実感し少年のようにはしゃいでいる姿がキュート★
ジャンパーみたいに世界中を移動するなんて、
かなり現実離れした展開ではあるけど。。。
だってガンが全身に転移してる人たちにしては元気過ぎるよね?
でもこの部分は大人のファンタジーと言えるから、
思いっきりゴージャスに描いているんだろうなと思います。
庶民にはムリな話だと、シラけるのはやめておこう。
「棺桶リスト」を作るためには、
自分の人生と正面から向き合わなくちゃいけません。
何かやり残していないか?
心にひっかかったままの物はないか?
それはやっぱり死を目前にして思う事ですよね。
つまり、自分の人生にケリをつけると言うか、
精算する作業だと思います。
すると自分の大切なものが浮かび上がってくる。
その上で、残された時間をどうやって生きるのか?
自然に、即物的なゴージャスな体験よりも、
大切な人と向き合う事が必要なんだと見えてきます。
天国への扉の前で、二つの質問をされると言います。
①自分の人生に喜びをみつけたか?
②他者の人生に喜びを与えたか?
①にイエスと答えるのはた易いけど②は難しいです。
主人公達は自分の人生を見つめ直し、
大切なものが家族や友人であると分かって素直に行動できた時
②にもイエスと答えられるようになりました。
何か大きなきっかけがないと、人生を見つめ直す事もないけど、
いつだって遅過ぎる事はないんですよね。
①や②にイエスと答えられるような人生をおくる事は。
主人公達は性格も環境も対照的ながら、
旅をする間に友情を深めていく姿が微笑ましいです。
会話もユーモアのセンスが溢れてシャレているし、
互いに踏み込み過ぎず思いやりを持って接して、大人ですね。
それぞれの人生に喜びをもたらした二人の関係が素晴らしい!
リストを一つずつ線で消していく過程が面白いんだけど、
「世界一の美女にキスをする」にはジーンときて、
「荘厳な景色を見る」にはホロッときました。
あの秘書も要所要所を締めてくれる存在でしたね。
最後のほうのたたみ掛けが、実によく出来ていて、
温かい気持ちで観終える事ができました。