ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
2008-09-17(Wed)

監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
製作:2004年 ロシア
出演:*コンスタンチン・ハベンスキー *マリア・ポロシナ *ウラジミール・メニショフ
*ヴィクトル・ヴェルズビツキー *ガリーナ・チューニナ
光(DAY) VS. 闇(NIGHT)のダークファンタジー
3部作の第一章が始まる
この世には、人間でありながら、
特殊な能力を持つ「異種」と呼ばれる者たちがいて、
異界において「光」の勢力と「闇」の勢力に分かれていたが、
戦いを続ければ双方とも滅びると「光」の王が考え、
休戦協定を結び、何百年もの間、均衡を維持してきた。
「闇」は、バンパイア、魔女など異形のもので、好戦的かつ暴力的。
「光」側は「ナイト・ウォッチ」という組織を作って「闇」の動向を監視し、
「闇」側は「デイ・ウォッチ」という組織が「光」の動向を監視した。
異種は、自分のその能力に目覚めた時に、
「光」か「闇」かを自分で選択する事になる・・・
これは、ロシアで「マトリックス」を抜く程、大ヒットしたらしいです。
設定を聞くと、なかなか面白そう!
でも、観たら、スケールが意外に小さいんで、
やっぱりハリウッド映画とは違うなあって感じました。
資金の問題かなあ。
ネタバレあります
光の王ゲッサーと、闇の将軍ザブロンって、
世界を二分する勢力の頂点に立つ人なのに、
小さな事務所の所長ぐらいにしか見えない。。。(^_^;
まあ、世界の二大勢力とは言っても、
モスクワだけで終始してるお話なんだけどね。
ゲッサーは小さな部屋で電話番をしてるし、
ザブロンは自分の部屋でテレビゲームをしています。
ショボい! この人たち、本当に王とか将軍なの?
主人公のアントンは、最初はなんだか情けない男で、
他の男に走った奥さんが戻って来るように、
魔女に依頼に行くんだけど、
この事がいろんな物事の発端になってきます。
ダサいアントンがナイト・ウォッチのメンバーになってからは、
かなり洗練されてくるから不思議です。
でも、アントンは魔女に依頼した件が心にひっかかって、
自分が光側でいいのか葛藤があるのでした。
ビザンチウム伝説によると、再び呪いの渦が現れた時、
善と悪の戦いが始まる・・・という事です。
災いを招く女スヴェトラーナのせいで、異常気象が起こり、
不気味で怪し気なムードになり、世界の一大事が
繰り広げられるのーっ!?と期待したのに、
あれれ、そんなにあっ気なくていいのか~!
今作、つい文句が多くなりましたが、
映像的にはスタイリッシュで
「ダークファンタジー」の言葉にピッタリの
面白い不思議シーンがいろいろありましたよ!
目新しいものじゃなくても、趣向を凝らしてありました。
関連記事*****
「デイ・ウォッチ」
世界を二分する勢力の頂点に立つ人なのに、
小さな事務所の所長ぐらいにしか見えない。。。(^_^;
まあ、世界の二大勢力とは言っても、
モスクワだけで終始してるお話なんだけどね。
ゲッサーは小さな部屋で電話番をしてるし、
ザブロンは自分の部屋でテレビゲームをしています。
ショボい! この人たち、本当に王とか将軍なの?
主人公のアントンは、最初はなんだか情けない男で、
他の男に走った奥さんが戻って来るように、
魔女に依頼に行くんだけど、
この事がいろんな物事の発端になってきます。
ダサいアントンがナイト・ウォッチのメンバーになってからは、
かなり洗練されてくるから不思議です。
でも、アントンは魔女に依頼した件が心にひっかかって、
自分が光側でいいのか葛藤があるのでした。
ビザンチウム伝説によると、再び呪いの渦が現れた時、
善と悪の戦いが始まる・・・という事です。
災いを招く女スヴェトラーナのせいで、異常気象が起こり、
不気味で怪し気なムードになり、世界の一大事が
繰り広げられるのーっ!?と期待したのに、
あれれ、そんなにあっ気なくていいのか~!
今作、つい文句が多くなりましたが、
映像的にはスタイリッシュで
「ダークファンタジー」の言葉にピッタリの
面白い不思議シーンがいろいろありましたよ!
目新しいものじゃなくても、趣向を凝らしてありました。
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