I am Sam アイ・アム・サム
2008-07-03(Thu)

監督:ジェシー・ネルソン
製作:2001年アメリカ
出演:*ショーン・ペン *ダコタ・ファニング *ミシェル・ファイファー
いっしょなら、愛は元気。知的年齢が7歳程度しかないため
一人で娘を養育するのは難しいだろうとして、
ソーシャルワーカーに愛娘と引き離されてしまった父親が、
娘を取り戻すために、女弁護士と共に、
勝ち目の低い法廷闘争に挑む姿を描いた感動作。
障害と子供で泣かそうなんて魂胆は、微塵も感じられませんでした。
むしろ、テンポがいいし、音楽もビートルズのカバー曲で統一して、
爽やかな印象のほうが強いです。ラストでも、『これでもか、どうだ』とやらずに、
サッと幕引きをしてたし。
でも、私は泣いたわさ~~(T_T)
だって、
圧倒的な親子の愛情に泣けるに決まってんじゃん!この映画のショーン・ペンはすごくいいですね~!
この作品を観てから、すっごく気になる俳優になりました~
演じていると言うより、もうなりきっていましたね。
熱演でありながら、自然で全くムリがなかったです。私が次に良いと思ったのは、ミシェル・ファイファーです。
サムと対照的な位置付けの役で、
テンポが速くて、ハートがなくて、自分を良く見せたい女。
面白かった。
ルーシー役のダコタちゃんは、顔は文句なく可愛いし、
大物になる片鱗をもうすでに見せてますね。堂々の演技です。
だけど出来過ぎてリアリティに欠けるかな。
この後の作品ではちょっと小賢しいと思うのは、私だけ?
でも、とにかく、親子の絆の強さに感動して、涙が止まりませんでした。
二人がとっても純粋で愛情が深いから、誰もの心を動かすんでしょう。あの女弁護士も、実は弱い面を持っていて、
サムたちと接しているうちに、自然な心の内を見せるようになるんですから。
何が幸せかは、本人達が決めることなんですよね。
社会が決める事ではないんです。しかし、現実のところ、サムたちだけでは暮らしていけないでしょう。
そこは、ただの親子愛物語で終わらせずに、
ちゃんと周りにサポートしてくれる人たちを登場させて、
先をフォローしていくという、
きちんとした収まりも見せています。
アーニーも里親も仲間もそしてリタも。みんなみんな暖かい。
それもサムたちの面倒をみるという一方通行じゃなくて、
みんなもサムたちから癒しや愛をもらっているし、アーニーはサムたちを通じて社会と関わる事ができたわけなんですよね。
ほんとにジ~ンとくるいい映画だこと。
テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画
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コメント
コレで泣けると言う意見を良く聞きますが。
私、泣けませんでした・・・
そんなに「イイ!」って感じでもなく・・・「フツー」、ぐらい。
でもショーン・ペンの演技は上手かったと思いますが、
ダコちゃんにすでに今作で「小賢しい」ニオイを感じてしまい・・・(´д`)
多分ソコがイマイチな理由かな~
アイ・アム・サム、またしても至極の感動ドラマ!
ショーン・ペン、ダコタ、ミシェル・ファイファー、
すべて最高の演技を見せてくれました。
今、同じキャストで映画撮ると、予算が数倍に膨れ上がる気がします。
ちなみに、私の好きな音楽は洋楽ですよ!
洋楽しか聴きません。なかでもお気に入りは、
「ホール&オーツ」、「ブロンディ」、「a~ha」、
「エアロ・スミス」、「GUN'S」、「デヴィット・フォスター」って感じですね~。
そうでしたか~orz
泣けませんでしたと言う意見もよく聞きますよ。
ダコタちゃんね・・・出来過ぎな感がありましたよね~
顔はかわいいと認めるけど。どこか子供らしくないんですよね。
でも、ショーン・ペンの演技を誉めてくれたから、
それだけでうれしいです~★
それよりも、私、「orz」を思わず調べましたよ~( ̄∇ ̄*)ゞ
ねこんちゅさんは、これお好きでしたか!おお、良かった~
>予算が数倍
そうですよね~ 今、三人とも主役級ですからね。
特にショーン・ペンは、階段で転んだりの体当たりの演技や、
悩む内面の演技など、演じてるという事を忘れるくらいの
自然な雰囲気でとても感動しました~!
ねこんちゅさんも洋楽好きとは!
私って、同じニオイの人を嗅ぎ分ける才能があるのかも♪
「ホール&オーツ」はライブに行ったし、
「エアロ・スミス」はデビュー当時よく聴きました。
「ブロンディ」デボラ・ハリーが懐かしいですね~
また音楽の話でも盛り上がれますね。
こんばんは、ホーギーです。
コメント&TB&応援クリック、いつもありがとうございます。
この作品では、爽やかさな感動と見終わった後の幸福感に
私も涙が止まりませんでした。
それから、私もショーン・ペンは、デッドマンウォーキング以来、
いい役者になってきたなあと思い、この作品も含めて、最近は
彼の映画をよく観ています。
先日UPした「ステート・オブ・グレース」もなかなかの
おすすめ作品ですので、機会があればみてください。
それから、YANさん仰るとおり、何が幸せかは、本人達が
決めることで、社会が決める事ではないとのコメント、まさに
そのとおりだと思いますし、この映画でそれを感じました。
いつもながら、YANさんのコメントはさすがですね。
YANさんこんばんは!!
この作品はズルイ・・・泣かずにはいられない
序盤からずーーっと娘とソファで泣きながら見てました
でも、決して暗くないんですよね
そこがいいかな
ダコタちゃんは最近みかけない気がするのは私だけ??
YANさん、こんにちは。
この映画、とても好きです!!
サントラは今でもよく聞いています。
親子物って弱いんですよね~。
予告も本編も涙が止まりませんでした。
そうですね、見終わった後、幸せを分けてもらったような気になりましたよ。
後味がとても良かったですね~
ほ~、ホーギーさん、泣きましたか~(^m^ )ニヤニヤ・・・
私もショーン・ペンを見るようになったのは、
「デッドマン・ウォーキング」以降かな。
「ステード・オブ・・・・」は未見です。メモしておきますね!
幸せは社会が勝手に決める事じゃないのはもちろんですよね。
だけど、ただ感情的に一緒に暮したいと言うだけではダメで、
映画の中では、こうしていったほうがいいという道しるべも、
現実に沿って示してくれてました。そこがまた良かったです。
こんにちは!
娘さんにも感動が伝わったのね~いいお嬢さんだわ~
そうそう全然暗くなくて、故意に泣かせてやろうと言う作りじゃないの。
上のDVDパッケージ写真の笑顔がすごくいいよね~★
見ただけで、もうウルウルしちゃう(;_:)
ダコタちゃん、「宇宙戦争」「ハイド&シーク」以来、見てませんね。
難しいお年頃?
雨里さんという人も最近見かけない気がするのは、私だけ?(≧ε≦)
サントラを買われたんですか。
ビートルズナンバーを他のミュージシャンが歌っていて、いいですよね~★
私も親子ものは弱くて、たいていやられます(;_:)
でもね、私が泣いたのは、8割はショーン・ペンの熱演に対してです。
サムがスタバで働いたり、弁護士のところに行ったり、
そんな不器用ながらも一生懸命な姿に、胸を打たれました。
Eleutheraさんと同じく、私も実は予告編だけで泣いてしまいました!
YANさん、こんにちは!
これは私も泣きました。
ショーン・ペンすごいですねー。ワル役のショーン・ペンが好きだったんですが、この作品で演技力に驚かされました。私の中では、デ・ニーロの後継者です。
それと、ミッシェル・ファイファーもすごく良かったと思います。彼女の存在によって、より泣ける映画になってた気がします。
音楽も良かったですねー。ビートルズのカバーってあまり好きじゃないんだけど、このサントラは良かったです。CD借りちゃいました。
ご無沙汰してしまいました。お元気ですか?
この映画は映画館で観た覚えがあります。泣けたかどうかは忘れちゃったけど、ん?泣いたかな?
でもサムってショーン・ペンだったんですね!最近「デッドマン・ウォーキング」を観ましたが、まるで印象が違うので驚きました。
こんにちは!
なんとCDさんが泣きましたか!それは見てみたかった(^▽^;)
この作品でショーン・ペンは新境地を切り開きましたよね。
本当に彼の演技があって、この作品が素晴らしいものになったんだと思います。
お、デ・ニーロの後継者と、CDさんのお墨付きをいただきました~★
ミシェル・ファイファーはサムと正反対のいやな女を演じてたけど、
彼女も子供との和解があり心を開くドラマもあって良かったです。
音楽が爽やかな印象をより強くしてましたよね。
サントラは、なるほどレンタルという手があったか。
お忙しい中、遊びに来てくれてありがとう!
えっ!?くるみナッツさん、マジでショーン・ペンと気付かずにいたんですか?
一体、いつ頃気付いたのかな?まさかこのブログを読んで?
「デッドマン・ウォーキング」はまた硬派な社会ドラマで、
ショーン・ペンの顔付きが全く違いましたよね。
これからますます忙しくなるでしょうね。
無事に出産される事を祈っております!
お時間があれば、また覗きにいらして下さいね~
まとめてコメントです…
相変わらずですみません~
この作品は映画館で見ました。
完璧な親って居ないと思うけど障害者が子育てをするって大変だと思います。
でも、お互いに補えるだな~って感動しました。
まとめてでも、遊びに来てくださってうれしいですよ~♪
実際、子育ては大変だけど、まず愛情ですよね。
産んだ母親はすぐに逃げてしまって、最低でした。
サムは、社会から助けを借りて、周囲に教えてもらいながら、
愛情を持って育てていくんでしょうね。
そして、親子も含めみんなが暖かい気持ちで補い合っていましたね。
ステキなラストで感動~★
はじめまして!
この映画のよさは、YANさんのおっしゃる通りサムたちが助けられつつも周りを明るくしていくという「双方向性」にあるかもしれませんね。・・とはいえ、私は思いっきり泣かせようという魂胆を感じてしまいました。もっと素直な気持ちで見れたら感動しただろうなー、と思うと残念です。
はじめまして!ご訪問、ありがとうございます。
思いっきり泣かせようという魂胆・・・感じましたか?(^_^;
私はむしろ、爽やかな軽いタッチの作りに思えましたが。
見方によっては、そう感じられる人もいるという事ですね~
私もそれ程素直な気持ちで観たわけでもなく、
ダコタちゃんには「この子、出来過ぎ」と思いました(≧∇≦)ノ彡☆
よかったら、また遊びにいらして下さいね!
もしもこの映画に出演してなかったら今のダコタは、無かったと想うので、新しい俳優を生んだ作品でもありますね。しかし内容も、とても感動しました。感動作なんだけど少し愉快でホットですね。知的障害者がビートルズ好きってアイディアもよくて、素晴らしい作品にしようとしてるなぁって印象だったんですけど、アニーの外出恐怖症の事とか、なんだか急に重くなりましたねぇ~ アニーの外出恐怖症よりも、もうちょっと他の事でもよかったかなぁ… それこそルーシーの学校生活や友達の事や、例えば友達の家に遊びに行ったら父親は、賢い人で何かを感じちゃうとかでいいし… コンプレックス映画でもないけどコンプレックスを前面にだしてほしかったかもしれません。でも、知的障害者だからコンプレックスがある訳ないよっていうメッセージも込められているのでしょう。実際の知的障害者は、そりゃ子供育てられませんから、ファンタジーな要素もある事でしょうし… ルーシーみたいなイイコもそうそういないでしょう(笑)
この作品の頃のダコタちゃんはまだ小っちゃくて可愛かったですね~
年齢にしては出来過ぎの感じはしたけど、
今、日本でも出来過ぎな子役さん達が多くいるから不思議は無いです(^^;
アニーのくだりは重かったですか。
このような心の病を持つ人がいて、彼女もサム親子が好きで、
2人のために病気を乗り越えてまで行動しようとする・・・
いいシーンだと思いました。
知的障害者の子育ては難しいのかもしれませんが、不可能じゃないかも。
最終的にはサム1人じゃなくて、皆で見守る形になってましたね。
【公 開】 2002年
【時 間】 133分
【製 作 国】 アメリカ
【監 督】 ジェシー・ネルソン
【出 演】 ショーン・...