善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ

監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作:2006年 ドイツ
出演:*ウルリッヒ・ミューエ *マルティナ・ゲデック *セバスチャン・コッホ

この曲を本気で聴いた者は、悪人になれない

この映画は観て良かった~!
そんな風に思える作品にまた出会えた~★

旧東ドイツの独裁の実態をよくここまで暴露して、
しかも感動の人間ドラマに仕上げたもんです。


国家が個人の思想まで介入し、
危険分子だと思える者を完全盗聴・盗撮して24時間監視する。
そして反体制の発言をした者は、社会から葬り去られる。
一握りの政府高官の感情を害しただけでも、前途を絶たれる。

なんておぞましい!
こんな非人道的な事が、ベルリンの壁崩壊の1989年まで、
普通に行われていたとは・・・驚くことばかりでした。
社会主義国ってどこでもこんなに恐ろしいんだろうか。

壁崩壊後の情報公開も、そこまで全部公開していいの?と
逆に思うくらい、プライバシーも何もあったもんじゃない。
自由の意味がちょっとズレているような気がしました。
「HGW XX7に捧げる」って誰に捧げたかすぐに分かっちゃうね。
でも、ここは最高に感動するいいシーンだったなあ~

1984年、東ドイツの国家保安省(シュタージ)のヴィースラー大尉は、
国家に忠実な男で、それまで反体制的と思われる国民を
監視し尋問する事を情け容赦なくやってきました。
しかし劇作家のドライマンとその恋人を徹底的に監視するうち、
ヴィースラーの中に今までになかった人間らしい心が芽生えます。

最初にドライマンの舞台劇を観た時に、
まず女優(ドライマンの恋人)に惹かれたのかもしれません。
後々ヴィースラーは女優に「ファン」という言葉を2度かけてますよね。
「愛の表情」という人類愛に溢れた芝居のパンフレットを眺める仕草から、
演劇内容に本能を揺さぶるものがあったのかもしれません。
中佐が「ドライマンはシロだ」と言うのに、
自分が監視すると言い張ったヴィースラー。
最初の舞台劇鑑賞の時点で彼らに興味を持ったのは確かです。

ヴィースラーは「愛」というものには全く縁がなかった様子。
いつも同じ無表情でジョークに対しても笑わない。
何の飾り気もない部屋で、たった一人、
いかにも無味乾燥な生活をしているのです。

一方、監視する相手ドライマンの生活ぶりと言うと、
芸術家達とパーティを開いて、ある程度自由に語り合い、
愛する恋人と寄り添ってお互いを慈しみ合っています。
ヴィースラーが経験した事がない世界がそこにはありました。

辛い局面でドライマンが女を背中から静かに抱きしめる場面では、
そのすぐ上の裏部屋で、ヴィースラーは自分を抱きしめていた。。。
彼らが読む文学を読み、ソナタを聴いて涙していた。。。
ヴィースラーは、屋根裏で彼らを監視しながら、
生活を共有していたんですね。
そして味わった事のない感情に心を震わせていた。


権力をかざして女を手篭めにする大臣や、
昇進しか考えていない中佐よりは、
思った事を自由に表現したい、今の体制を変えたいと、もがく、
懸命な彼らの方に、自然と気持ちが寄り添っていったんでしょう。

芸術に対する真っ直ぐな気持ち、互いに愛する人を慈しむ思いは、
ヴィースラーにとって、ほのかな希望に思えたのでは?
その希望を消したくなくて、
ヴィースラーは本能的に行動したんだと思います。

ドイツ統一直後の様子も描かれていましたね。
民主主義になったからとすぐに活性化していったわけじゃなく、
何も信じられず反発する物もなく、ただ戸惑っていたようです。

ヴィースラーとドライマンは結局一度も言葉を交わしません。
でも、最後の最後「私のための本だ」のシーンで、
お互いの思いが通じ合った事が分かり、
一気に感動の波が押し寄せてきました!
ああ、良かったなあ。 
本当にそう思える素晴らしいラストでした!

ただ、タイトルにもなっている「善き人のためのソナタ」が、
不協和音が多く、それ程良い曲に聴こえなかった。。。
せっかくの感動に水を差すようで、すいませんが(^_^;

#2006年度アカデミー賞外国語映画賞受賞

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

Secret
(非公開コメント受付中)

余韻
ラストの余韻が凄く好きです。
「私のための本…」その言葉を聞いて一気にこみ上げてきました。
音楽のことはよく解らないんですが、不協和音だったんだ…
それって不安定な時代を音楽でも表してたのかしら?考えすぎ?
夢眠さんへ
こんにちは!
このラストは、たった一言ですぐに終わってしまうんですよね。
その止まった画を眺めながら、ジワジワと押し寄せてくる感動に浸ってましたよ~!

確かに不安定な時代でしたよね。
でも、「それを聴いたら悪人になれない」ような曲で、
しかも冷徹だったヴィースラーも涙するわけでしょう?
もっと、美しく柔らかい雰囲気の曲のほうが、合うと思うんだけどなあ。。。
そういえばどんな曲だっけ^^;
ほんとに、つい最近までこんな事が実際行われてたなんて
日本にいたら信じられないですよね。
眠かったとかいってる私ですが、余韻のあるラストはやっぱり好きです^^
盗聴
コメ&TBありがとうございます~。
盗聴される生活、こんなことがあったと知ることができたのは収穫でした。自分の暮らしが、こんな社会の下にあったら最悪です。
評価の高い映画ですが、私はそれほどでも…あ、ひねくれものなので気にしないで…。
わさぴょんさんへ
曲の印象が薄いでしょう~?そうなんですよ。
タイトルになっている割に、
意外に、流れている時間が短かったし扱いが軽かった気がしました。
曲そのものよりヴィースラーの涙で、曲の良さを伝えてる感じでした。
ラストでは、グッと迫ってくるものがありましたね~!
ボーさんへ
こんにちは!
旧東ドイツの実態もアフリカの実態も、
私にとって映画を観るまでは知らなかったという事が多いです。
ボーさんにはそれほど感動がなかったかもしれませんが、
せめて収穫があったのは、観る価値があったという事ですよね。
はじめまして
この映画、ヴィスラー役のウルリッヒ・ミューエが最高に気持ち悪くて怖かったです。
体制の恐ろしさもさることながら、この人の無表情のストーカー行為に鳥肌立ちました。
でも、すごい巧い役者さんなんですね。最後のシーンになって、ようやくそれが分かりました。^ ^;
「私のための本だ」 - 私もここで、一気にキマシタ!

ではでは。
IHURUさんへ
はじめまして。ご訪問ありがとうございます!
私は、DVDパッケージ写真のイメージがあったから、
ジーン・ハックマンみたいなごつい人を想像してたんですよ。
ところが割と小柄で目もクリッとした役者さんだったので、
可愛らしく思いました。でも役では不気味さがよく出てましたね~

ヴィースラーは、ずっと表情がありませんでしたよね。
それでも動揺していたり、心躍らせていたり、感情が伝わってきました。
最後のシーンでは、誇らし気にちょっと微笑んでましたね。
IHURUさんもやはりここで感動されたんですね!

よかったら、また遊びにいらしてくださいね!
今回は、同意見です
トラコメありがとうございました。
これは良いですね~。大好きですよ。YANさんの仰るとおり、曲は別にあれじゃなくても良かったような・・・
きっと、曲のタイトルの響きが良かったというか、タイトルから脚本を作ったのかもしれません。この作品は感動のラストでしたが、同じ盗聴物でもコッポラ監督の「カンバセーション…盗聴…」のラストは狂気の世界です。こっちも好きですよ。
こちらもTBさせていただきました

お願い
ブログ名を変えてしまいました。「映画、こんなん観ましたけど…」という、ベタなタイトルにしたのですが、お手数ですがリンク名の変更をしていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
Whitedogさんへ
こんにちは!
音楽の事、分かってくれる人がいてうれしいです~★
タイトルあっての曲だったと私も思います。
それをそのまま映画のタイトルにした邦題は原題よりいいですよね。

「カンバセーション・・・」そうです!ジーン・ハックマンを思い出したのも
この作品があったからなんです。私も狂気の世界にはそそられるものが・・

ブログ名変更ですか!どうしてまたいきなり?
前の「Coffee and Cigarettes」はランキングも最上位で知名度が高いのに。
でも、私自身も英字のタイトルで何のブログか分かりにくいので、
ブログ名に「映画」の文字を入れたいなあと思ってたんですよ。

コーヒーショップのマスターからお好み焼きやのご主人に変身したような、
そんな親しみやすさが出て、より足を運んでみたくなりました。
(なんか、めちゃくちゃ言ってます?私) 変更了解です(^^)
NoTitle
YANさんこんばんは

ドライマンが探そうと思えばヴィースラーを探せたのに、ああいう形で彼に敬意をはらったあたりが憎いし、最後のシーンはきっとヴィースラーは「ヤッター」と心で叫んでるくらいの喜びと、誇りとだったんでしょうね
彼は自分にずーっと誇りと自信をもって生きてきたと思います
良い作品でした
雨里さんへ
こんにちは!
ドライマンはヴィースラーに声をかけるのをやめたんですよね。
その後あのやり方での感謝の表し方はほんとニクイね~!
いつまでも形として残るしね。インパクトが強かったです。
ヴィースラーのあまり変化のない表情が、きらっと輝きました。(^^)

私も雨里さんと同じく、ヴィースラーは自分のやった事に
後悔はなかったと思います。
だから、どんな状況に置かれても揺ぎ無い心で淡々としていた。
そして西側の資本主義が入ってきても、変わらずに地道に生きていた。
そこへ人生最大のご褒美が与えられたような気持ちだったでしょうね。
こんにちは
この作品は、ラストが良かったですねぇ。
あのセリフを聞くための作品だったような
気さえしてきます。

音楽は詳しくないのですが
不協和音が多かったのですね。

「善き人のためのソナタ」は邦題なので
あまりあの楽曲に
力をいれていなかったのかも???
・・・そんなことないですよねぇ(^_^;

覚えづらい名前の監督ですが、
自分より年下と知り、驚いたことを覚えています。
次回作が楽しみな監督です。

あと、ウルリッヒ・ミューエの遺作なんですよねぇ。
・・・残念です。
ひでさんへ
こんにちは!
そうですよね、それまでヴィースラーの感情らしきものが
あまり表に出てこなかったので、
あの一言は効果てきめん、すごく感動的でしたね!

音楽は、私にはそのように聴こえたんですよ~
原題は音楽に触れてないから重きを置いてなかったかも。とにかく
ヴィースラーが涙するにふさわしくない雰囲気だったような・・・

監督は若い人らしいですね。(もちろん私よりも年下(^_^;)
よくこのような社会を抉り出した作品が撮れたものです。
ウルリッヒ・ミューエの遺作でしたか・・・
それを知ると、またラストシーンが思い出され、より感動が増します。
最後に素晴らしい作品にめぐり合えて良かったですよね。
Das Leben der Anderen
YANさん、こんにちは。

確かに、あの曲はいまいちだったですね。
というか、すでに忘れています。
放題には、「善き人のためのソナタ」ですが、
原題は、「Das Leben der Anderen」で、
ネットで訳してみると、「他の生命」だそうです。
他の人間に興味が無かったヴィースラーが、
恋をして他の人間への興味、関心がわいて、
同じ女の人を好きで、守りたかった者同士が、
最後にお互いを理解する。
そんな意味の題名ですよね。
だったら、どんな邦題がいいかといわれても、
困ってしまいますが、、、、

それじゃ、また。
ヤンさんへ
こんにちは!
原題は「他の命」ですか、な~るほどテーマを重視した
ようなタイトルですね。
それだとちょっと堅くて、観たいとそそられるものが・・・?(≧ε≦)
邦題は、作品中に流れる曲のタイトルをそのまま使って、
日本らしく情緒的かな~上手く呼び込む感じ。

私は特に「恋」という感情に絞らずに観てました。
最初は女優に惹かれた所から始まっていて、
それが2人の精神や関係性や人間性など、
もっと広い意味で惹かれるようになり、
見守りたいと思うようなった・・と
なんとなくそんな風に解釈したんですよね。

どちらにしても、ウルリッヒ・ミューエの演技が良かったですね。
素晴らしいドラマでした。

年末あたりから、映画系のブロガーさんたちに恒例ともいえそうな「昨年度のベスト映画」的な記事が、さまざまに書かれる。(私も含めて。) ...
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監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク キャスト: ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ ウルリッヒ・トゥクール、トマス・ティーマ、ハンス=ウーヴェ・バウアー 製作:2006年、ドイツ 1984年、ドイツ民主共和国(
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 -YAN-

 
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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