Rocking Chair Blog

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THE有頂天ホテル

有頂天ホテル

監督・脚本:三谷幸喜
製作:2005年 日本
出演:*役所広司 *佐藤浩市 *香取慎吾 *戸田恵子
    *生瀬勝久 *角野卓造 *オダギリジョー *YOU

最悪の大晦日に起こった、最高の奇跡。

もう世間では「マジック・アワー」だっちゅうのに、
今頃、これです。。。

「ホテル・アバンティ」で大晦日の夜に起こったドタバタの顛末。
ホテルと言う、大勢の宿泊客や従業員が集まる設定を利用した、
ワンシチュエーションでいろんな物語が繰り広げられる群像劇。
もう、笑えてホンワカとして、楽しい作品でした★

いや〜、こんなにも多くの豪華俳優陣をよくも集めて、
一人一人にちゃんとエピソードを配して、見せ場を作ったもんだわ!
リアルタイムで、あちらこちらと話が進んでいき、
時間経過も破綻がなくて上手に絡めているのには、感心しました。
相当、綿密に計算したんでしょうねえ〜

役所広司、さすが演技も安定して存在感があります。
ホテル副支配人の役なんだけど、
冒頭のカップル(田中直樹と八木亜希子で「みんなのいえ」の夫婦)
の灰皿を取り替える指示のシーンで、
いかに機転が利いて、仕事のできる人かが分かります。
忙しい大晦日の、次から次へと起こる難題もテキパキと
こなしていきますからね。

そんなスマートな人が、夢を捨てて今の職業に就いている事に、
引け目を感じているんですね。
久しぶりに出会った元妻に見栄を張ってしまうなんて。
元妻の前に出ると、急に別人のようになって、
バカなマネをしてしまうのよね〜 そんな必要ないのに。

役所広司のように、表に出している面とその裏に隠れている面を、
どの人も持ってるんですよね。

そんなところもまた愛すべき人たちだなあと思いました。

香取君の場合、挫折しても明るく振舞う面と、夢を捨てきれない面。
角野卓造の場合、社会的に認められた学者の面と、
           愛人とクネクネダンスをする面。
西田敏行の場合、大御所と崇められる面と、情けない程アタフタする面。
松たか子の場合、シングルマザーとして毅然と働いている面と、
           前の恋愛をひきずっている面。  などなど・・・

どの人も現実で、ある一面を見せながら、
理想の自分を追い求めてたりするんですね。

テーマとして「夢をあきらめないで」「自分らしく生きる」というのがあって、
そんな思いに目覚めてハッピーになる人もいれば、
現実と折り合いをつけていく人もいて、
人の数だけの人生はあり、やっぱり結末もいろいろ。

カウントダウン・パーティーでは、全員が一堂に会して、
とにかく希望を持って行きましょうと笑顔を見せます。
きっと、スタートはこれから!
新年が明けるように、みんなもそれぞれスタートしていくんだろう、
そんな風に思えるラストでした。

もっと他の登場人物や、面白いエピソードの事も書きたいけど、
(幸福になるマスコット、役所広司と佐藤浩市の最後の会話、
 オダギリ・ジョーの怪演、伊東四郎の白塗り、その他いろいろ)
なが〜くなりそうなので、このあたりで。

緻密に計算された三谷ワールドにハマッて、
すごく楽しい気分になれました〜!
  • [No Tag]

*Comment

NoTitle 

前回のTV放映の時に観ました^^
三谷幸喜作品は「そんなに風呂敷広げて大丈夫なの?」と思うほど登場人物が多いのに
それぞれしっかりキャラが立ってて
最後は上手くまとまってきて、ピタッと決まるのが気持ちいいですね♪
「マジックアワー」もきっと面白いんだろうな〜^^
  • posted by わさぴょん 
  • URL 
  • 2008.06/16 17:19分 
  • [Edit]

NoTitle 

YANちゃん、こんばんは。これは2回観ました。笑っているうちに幸せな気持ちになれるから好きです。香取君の幸せになるマスコットがみんなのところを回り回って、また香取君の手に戻ってくるのがいいですね。あの歌も楽しかったな。オダギリ・ジョーは1回目では気が付きませんでした。「マジック・アワー」も観たいです。
  • posted by MASA 
  • URL 
  • 2008.06/16 22:44分 
  • [Edit]

小さなシーン 

どのシーンも手を抜いてない感じ、
役者さんもたとえメインで写って無くてもしっかり芝居してる〜って思いました。
ラストのみなが皆小さな幸せを感じて終わるのが素敵です。
  • posted by 夢眠 
  • URL 
  • 2008.06/17 00:18分 
  • [Edit]

NoTitle 

YANさん、こんにちは!
三谷幸喜は監督としても脚本家としても大好きですが、これも面白いですね。
皆さんの言うように、登場人物のキャラ、それぞれのエピソードが秀逸で、最後に収斂される手際も見事です。
こういう才能、うらやましいなー。
マジック・アワーも是非観たいです。
  • posted by CD 
  • URL 
  • 2008.06/17 11:11分 
  • [Edit]

わさぴょんさんへ 

まず、豪華俳優陣をあれだけ集められるのがすごい事ですよね。
さすが三谷幸喜。力とお金があるのね〜
観る側としても、知った顔の人ばかりなので、
キャラがこんがらがる事なく観られますよね。
これが洋画だったら、顔の区別がつかなかったりしてややこしや〜
多くのエピソードを交差させながらまとめているのには、感心しました。
ほんと、気持ちよく終われた作品です。
「マジックアワー」の評判はどうなんでしょうか?
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.06/17 12:20分 
  • [Edit]

MASAちゃんへ 

こんにちは!
笑って幸せな気持ちになれるって、最高だよね!
香取くんのマスコットは上手い具合にグル〜っと一周してましたね〜
ギターもバンダナも同じタイミングで戻ってくるしね〜
ああいう小ワザが上手いなあと思います。

オダギリ・ジョー、私は見逃しませんでしたけどね、
変な筆耕係で笑えました(≧∇≦)ノ彡☆
自由な大きな字を書いた後、一人でほくそ笑んでましたよね。
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.06/17 12:22分 
  • [Edit]

夢眠さんへ 

そうそう、隅から隅まですごく気を配っているのが分かりましたね〜
役者さんたちは、三谷作品に出られる事をうれしく思って、
楽しみながら仕事をしてたのかもしれませんね。
出番が少ないとしても、それぞれ存在感をしっかり残してました。
ラスト、笑顔で終わるのがやっぱり気持ちいいですね〜★
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.06/17 12:24分 
  • [Edit]

CDさんへ 

私は、三谷幸喜は監督や脚本家としても好きですが、
タレントとしてテレビに出てる時も好きなんですよ〜
計算なのか素なのか、独特の間があっておかしさが滲み出てます。

これだけ多数の登場人物を、どこにも破綻がないように、
操作するのは大変だったでしょうね。
見事な手腕だと思います。
「マジック・アワー」もちろん観ますよ〜半年後かな(^_^;CDさんも?
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.06/17 12:26分 
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