セルラー
2008-04-03(Thu)

監督:デヴィッド・R・エリス
製作:2004年 アメリカ
出演:*キム・ベイシンガー *クリス・エヴァンス *ジェイソン・ステイサム
見知らぬ部屋。見知らぬ男たち。
最後の望みは、電話の向こうの見知らぬ人。
特に期待してなかったせいか、
すごく面白く観る事ができました。
タイトル通り、携帯電話の特徴・機能がフルに生かされている!!
この時代の文化が反映されてると思いました。
映画の製作からもう4年経っているせいか、
その携帯電話すら少し古くなってません?
「ダイ・ハード4.0」では、もっとすごいのを使ってましたもん。
(あれは携帯電話じゃないのか?)
時代を振り返る映画として残るかも。
冒頭、いきなりジェシカ(キム・ベイシンガー)の家に
恐そうな男達がやって来ます。
それからは、怒涛の流れで、話が展開していきます。
もう、ジェットコースター、ノンストップ。
生物の教師が、よく壊れた電話を修理できたなあと、
そもそもの部分でツッコミはあるけどね。。。
拉致されたジェシカが、電話で助けを求めたのは、
見知らぬ人のライアン(クリス・エヴァンス)
軽いノリのライアンが、突然、事件に巻き込まれ、
何も考える余地もなく、奔走するはめになります。
それ程、ジェシカには、放り出せない緊迫感があったわけです。
ハラハラの中にもコミカルな味をうまく挟んでましたね。
緊張とクスッと笑える緩和な部分が、絶妙なバランスなんですよ~
最初は、お調子者のライアンで大丈夫かと思ってたんだけど、
ストーリーが進んでいくうちに、いろんな頭脳プレーを
見せてくれるようになるじゃないですか!
「セルラー」って事で、
携帯電話ならではと言うシーンがたくさんありました。
建物やトンネルの中で圏外になるとか、
充電切れになったりするの。
そんな時でも、ライアンは、ひたすら機転を利かせて
頑張るんです。他人の迷惑省みずね。( ̄∇ ̄*)ゞ
そして、ここぞと言う大切な時にも、ケータイの力を発揮します。
これでもかって感じに連発で。
いい加減に思えたライアンが、すごく頼もしく見えました!!
すごいねえ~
若者だから、他人の携帯電話でもうまく使いこなせるんだ。
私だったら、ダメだったね。録画するとか、分からないよ~
ジェシカを助けられなかったわ。
勤続27年。定年直前のウィリアム・メイシーは、
何かやってくれると思ってましたよ♪
ラストの頑張りはすごかったですね~