アイデンティティ
2008-03-27(Thu)

監督:ジェームス・マンゴールド
製作:2002年アメリカ
出演:*ジョン・キューザック *レイ・リオッタ *アマンダ・ピート
*ブルイット・テイラー=ヴィンス
ここに集まったのではない。
ここに集められたのだ。これは意表を突かれた設定で面白かった!
大雨の晩に11人の男女がひとつのモーテルに集められ、
一人ずつ殺されていく・・・・
恐ろしい殺人事件が進行していくと同時に、
ある会議室のような場面も進行していくんです。
その会議室では・・・
マルコム(ブルイット・テイラー=ヴィンス)には多数の人格があって、
そのうちの邪悪な一人の人格が犯罪を犯したので、
治療によって多数の人格を対峙させて、
良い人格だけを一つ残そうという試みがなされていました。
解離性同一性障害(多重人格障害)者のドキュメントを
テレビで見た事があったけど、
別人格ごとに名前があって、話し方や顔つきまで変化してました。
どこまで本当かしらんと疑いながら見てたんだけどさ。。。(¬_¬) ジーッ
この診療室とモーテルとは、一体どんな関係性があるのか?
ここが、ものっすごいミソなんですね~
映画のオープニングシーンに、新聞記事などが出てきて、
かなりの情報が盛り込まれているので、そこを押さえておけば、
この先、事件が進むにつれて、だんだん見えてくるのですが。
いかにもという感じのレイ・リオッタ、
いつもながら怪しいですね~
良い人が残り、めでたしめでたし・・・
と思っていたら、ドンデン返しが!
あれっ、まだ残ってたっけ?
私、読みきれませんでした トホホ
みんな、分かったのかなあ。。。
この映画は、雨の夜のモーテルという舞台ひとつで、
見事に恐怖の世界を描いていました。
全てが謎めいていて、不安や緊張感をあおられました。
アイデアの勝利ですね。面白かったです!
テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画
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コメント
これはアイデアの勝利ですよね~。「やられた!」って感じ^^
予備知識無しで観た方がいい作品ですね♪
その(?)ドキュメンタリー私も観た事あるー!
有名な外国人の人のほかに、日本の女の子のもやってて、
その子の中にいる人格の名前ってのが、
例外なく”暴走族にありそうな漢字の組み合わせ”の名前ばっかりで
「みんな君が作ってんじゃ!?」と突っ込んでしまいました^^;
まあ、そういう(自分で作り出す)のもアリだ、と言われればソレまでですが★
ちょっと予備知識を書き過ぎちゃったかな。
この映画を観た人しか読まないだろうと思ったから、ネタバレありでした。(^_^;
同じドキュメンタリーだったんでしょうか。
この解離性同一性障害というのは、実際に接してみないと、
病気なのか何なのか、理解し難いものがあるよね~
貴志祐介の「13番目の人格ISOLA」を読むと、
それぞれの人格の性格に合った名前を、自分で作ってましたよ。
頭が良い子は「瞭子」 いつも我慢の子は「忍」みたいに。
考えてみたら、別人格に対して他人がつけるわけないよね。
だけど、自分ってどの自分だろう?
小さい少女の人格だと名前を付ける知恵もないしね・・・
やっぱり私の理解の範囲外です???よく分からんわあ
YANさん、こんにちは。
アイデアもすばらしい映画ですが、思わせぶりなセリフやシーンが沢山出てくるのですが、事実が分かってから、「あのシーンには、こんな意味があったのか。」と唸らせられるます。パズルの断片がひとつにつながってゆく快感、「ああ、そういうことか!!」っという感覚がすばらしく面白い映画ですね。
怪しげな登場人物も沢山出てきます。特にレイ・リオッタ!!怪しかった!!哀愁漂う、ジョン・キューザックも素敵でした。
それじゃ、また。
こんにちは。こちらにもコメントありがとうございます!
そうなんですよね、あっちとこっちを繋ぐ、思わせぶりなものが
たくさん出てくるんですよね~
モーテルに捨てられた少年とか。みんなの誕生日とか。
私もヤンさんと同じく、断片がパッとまとまる展開に、
快感や面白味を感じましたよ。上手い設定でした~!
レイ・リオッタはいつも怪しいんですよね~(≧ε≦)
何かやらかす。と思わせる雰囲気のある脇役ですね★
DVDお買いあげした作品です。
モーテルに集まる人格…皆が同じ誕生日だと
解ったときのシーンや、ラストの衝撃は忘れません。
そして多重人格とか凄く興味があります。
ビリーミリガンとかも必死で読みましたよ~
好きな映画で共通するものがけっこうありますね。
どちらかと言うと、衝撃的な作品かな。(≧ε≦)
これは、モーテルという舞台ひとつの中に、いろんな謎が散りばめられていて、
ずっと最後まで惹き付けられましたね!
多重人格は、分からないから余計に興味があります。
頭の中がどうなってるんでしょうね?
YANさん、こんにちは!
遅ればせながらコメントさせていただきます。
この映画すごく面白かった・・・ことだけ覚えてます。
本当にヤバイくらい忘れてしまいます。
でも、レイ・リオッタが怪しかったのだけは覚えてるんですよね。
すごいですねー。
と言うわけで、賛同の気持ちを示したいだけのコメントでした。
CDさん、たくさんのコメント、ありがとう!!
賛同の気持ちだけでもうれしいものですよ~~感謝、感激です!
これ、最初に観た衝撃もなかなかのものなんだけど、
真実を知ってまた見てみると、
これはこういう意味だったのか~と再発見できて面白いんですよね。
レイ・リオッタは観客を騙す役にピッタリ。
またテレビでやってくれると、思い出せていいですね。
いやー、こんな話だとは!
何から何まで、まったく気づきませんでした。
最初に先生のシーンがあるのに…その理由までは思いつかないですよねえ。
90分くらいで終わったのも、すっきりしてよいです。
先生のシーンはかなり重要だけど、
その前のオープニングシーンにも、手掛かりがたくさんあったんですよ。
でも、それが頭に入っていたとしても、
まさかこんな設定のストーリーだとは私も考えつきませんでした。
怪しげなモーテルの雰囲気にのまれましたね。
大きな話題にはならなかったけど、よく出来たサスペンス映画でした!
おはようございました、YANさん♪
たった1時間30分でここまで上手くまとめてる作品はそうそう無いですね~☆
2回目の鑑賞でしたがズバッとヤラれました!
>いかにもという感じのレイ・リオッタ
ぷぷぷ。やっぱいかにも怪しい役柄でしたね~。
すべての謎がわかった時、頭の中が活性化される作品! って言ったらオーバーかな~(^_^;)
こんにちは!
お返事が遅れてすいませんでした。PCがなかなか使えない状況で。
これは隠れた傑作だと思ってます。
意外性のあるアイデアがすごく面白いですよね~!
1時間半くらいが手頃に観られてちょうどいいし。
2回目も真実が分かって観ると、ここでこんな事を言ってたんだ~と
また感心するシーンがあったりしますよね。
>頭の中が活性化される作品
そうそう、アハ体験みたいな~すごく分かります!
脳がそうだったか~と喜ぶ感じですよね。
こじんまりとしてはいるのですが、アイデアが秀逸な作品でした。
張り巡らされた伏線が後で分かってくる時は驚愕しました。
この真相はこれまであったようで、こういう見せ方は面白かったです。
ラストのドンデン返しにもやられました。
こんにちは!
これは面白い映画でしたよね!
舞台はモーテルのみって言うのも、意味がありました。
真相が分かると、あれはこういう事だったのか~と
全部繋がってくるのが衝撃でしたね★
ヒデさんもあのラストのドンデン返しに騙されましたか?(^▽^;)
アイデア賞ものの映画。
なんといっても脚本が見事。なるほど、そういう手があったか!とポンと手を叩きたくなる(実際には叩かないよね)ほ...
ここに集まったのではない。ここに集められたのだ。
【感想】
これもね~、前に観たことあるんだけどほとんど忘れちゃったので再観賞し...