Rocking Chair Blog

旧作を中心とした映画のブログです たまに音楽の話題もあります

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きみに読む物語

きみに読む

監督:ニック・カサヴェテス
製作:2004年 アメリカ
出演:*ライアン・ゴズリング *レイチェル・マクアダムス
   *ジェームズ・ガーナー *ジーナ・ローランズ

誰にでも、帰りたい夏がある

私の周りで、すごく評判の良かった作品なので観てみました。
とても心地の良い涙を流す事ができました〜


療養施設で暮らす認知症を患った老女に、
物語を読み聞かせる親切な老人がいた。
その物語は、田舎でのひと夏の恋から始まった・・・

老女はとてもきれいな身なりで、
「それでどうなるの?」と話に興味を持ち理解しています。
この描写にはちょっとひっかかってしまったなあ。
私はこの数年間、認知症の義父を家でみてきたから言うけど
こんなものじゃないって・・・
でも、まあその悲惨さがテーマじゃないので目をつむりましょう。

物語の序盤、ノアがアリーに観覧車にぶら下がって
デートを申し込むあたりで、老女は老人に向かって
「あなた誰? どうしてそこにいるの?」って事を
何十回と繰り返してきたのかな。
その日はたまたま物語を最後まで聞いてくれて、
奇跡的に記憶が戻った日だったんですね。

何度アリーは遠くへ行ったり戻ったりを繰り返したんだろう。
一方、ノアの人生は揺らぐ事なく、アリーが戻って来るのを
待ち続けたと言えます。


アリーは自分の前世は鳥だと言って、
水辺で羽ばたいて見せましたね。
まさしく鳥のように、ノアの住む田舎に
一生留まる人じゃありませんでした。
二人は出会ってすぐ恋に堕ち、激しく燃え上がるけど、
私の目にも住む世界が違う二人に映りました。

やっぱりアリーは飛んで行ってしまう・・・
しかもロンと婚約までしてしまう。
このロンは人間的に申し分なく、アリーの気持ちを
優しく気遣う事の出来る心の広い人なんだよね〜
私なら後ろを振り返らないけどね。前を見て進んで行くわ。

でも、アリーは元の湖に戻るようにノアの所に戻って来る。
それは二人の結び付きが運命的に特別なものだって事ですよね。

その後もアリーは飛び立っては戻って来る。
ノアは、愛する人が遠くへ行ってしまう苦しみと、
戻って来た喜びを、何度も味わいながら、
一途に一人だけを全身全霊で愛しました!

偏ってしまったけど、私はずっとノア目線で観ちゃったなあ。
「思い出が少しずつ君からこぼれてゆく」
忘れてしまう人より、それを側で見せられる人の方が辛いと思う。

最初に強引にデートを申し込んだ時のノアはいけ好かないヤツに
見えたけど、だんだんブレなくて強い魅力的な男になっていくのだ。
ライアン・ゴズリングの顔を思い出すと、すご〜く切なくなってくる!

でも、悲しむ事はないよね。
二人は瞬発的な激しい愛を、永遠の愛に昇華させた。
愛で軌跡を起こしたんだもの。悔いはないよね。

あそこまで愛を全うした男女は、そうはいない。

白い水鳥が群れる湖をボートで横切るシーンがステキだった〜
ロケーションからすると、あの施設はノアの家を手直ししたものかな。

愛の強さ深さに圧倒され、ウルウルきてしまいました。。。
  • [No Tag]

*Comment

キターーーーーーーーーーーーーーーー! 

大好きコレ大好き大好き(←落ち着け、私)
涙ダダモレです(T_T) 最高ロマンティック☆

そういえば認知症って実際あんな風には出来ないよね。
あれだと認知症というより記憶障害って感じ☆

今作の後、ライアン・ゴズリングを観ると、どうしてもノアに見えて困る〜

あの家がのちの施設??そういえば湖が近いけど
でももっと広い病院みたいな感じがしたけどな〜
  • posted by わさぴょん 
  • URL 
  • 2008.03/19 19:10分 
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NoTitle 

YANさん、こんばんは!
とうとうご覧になったんですね。これだけ周りで
「いい、いい」って言われたら観ずにはいられないですよね。(笑)
YANさんの場合、実際に介護をしてこられたから、
その分深いというか、ある種当事者的な観方もされたんでしょうね。

>あそこまで愛を全うした男女は、そうはいない。
本当にそうですね。いい人生だっただろうなとうらやましくなります。
出会ったときの、積極的なアプローチをするノアが
その情熱を失わないまま、最後までアリーと添い遂げたなんて信じられません。
本当に運命の人だったんでしょうね。
  • posted by CD 
  • URL 
  • 2008.03/20 01:05分 
  • [Edit]

わさぴょんさんへ 

落ち着きましたかっ?はい、どーどー^
とってもロマンティック気分になれました〜
わさぴょんさん、お勧め ありがとね★
わさぴょんさんのところに行ったら、記事はないんですね。
ブログ始める前に観たんですね。
でも、それだけ好きなら記録として書いておけばいいのに〜
わさぴょんさんなら、この作品のいいところをいっぱい知ってるから
いい記事になると思いますよ。「100点」満点作品かな?

あの施設とノアの家と、造りは似てるんですよ、玄関とか。
でも大きさから言うと違うんですよね・・・どうなのかな?
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.03/20 15:00分 
  • [Edit]

CDさんへ 

CDさん、こんにちは!
ラブストーリーが苦手な私だけど、観始めたら胸キュンになって、
ウルウル泣いたりしちゃいましたよ〜
介護の事は、本筋とは外れた変なところが気になってしまって、
余分な事だったかもしれません。

見ていて、あの情熱には心を打たれましたね。
CDさんもウルっときたんでしょ〜
二人はとっても幸せだったと思います。
二人の一途さや愛の美しさに対する感動で泣けました。

それにしても、老夫婦の若かりし頃の写真を見ると、ノアの髪は真っ黒。
同じ金髪にしてほしかったです。紛らわしい。
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.03/20 15:09分 
  • [Edit]

感涙でしたが… 

再見したいと思う作品では無いのが不思議?
でも、レビューを読んで見直したって思いました。
色々と物議もあったそうなのかも?と思ったりしましたが解釈なんて自由だもの素直に感動すれば良いんですよね♪
  • posted by 夢眠 
  • URL 
  • 2008.03/21 10:02分 
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夢眠さんへ 

え?何か物議を醸すような問題がありましたか?
私は素直に感動して泣けましたよ(T_T)
どっちかと言うと、老夫婦より若い二人のほうが好きでした。
もし、見直す機会があったら、あの施設とノアの家が同じ場所のものか、
ちょっと気に留めて観てくださいね〜
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.03/21 18:21分 
  • [Edit]

記事か・・・ 

これはブログ始める前で、映画館に観に行ったんですよ〜
パパぴょんと二人で♪
そんな事も大好き度数に拍車をかけているのかもしれません☆

記事ねぇ・・・
何を書いてもこの素敵さを伝えきれないような気がして、書く気になれず・・・
  • posted by わさぴょん 
  • URL 
  • 2008.03/21 19:10分 
  • [Edit]

わさぴょんさんへ 

あまりにその作品が好きだと、なかなか書けないものですよね。
最高に素晴らしいと伝えたいんだけど伝えきれないって思って。

なんだか、わさぴょんさんとパパぴょんさんも、
このアリーとノアみたいに、深い愛で包まれてそう♪
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.03/22 15:30分 
  • [Edit]

好きすぎると書けないきもちわかる!! 

YANさんこんにちは
久しぶりです、久しぶりにPC立ち上げてます

よーく考えれば、アリーってさぁ絶対にコロッとノアの事忘れてたよねぇ〜
この2人って結婚生活もきっと衝突が多かったと思うよ
あーいうシチュエーションで再会して、相手が気持ち引きずってたら、こういう展開になるんだろうけど
若いから・・・
でもでも、現実的にはちょっと待った!!とブレーキかけるのが本当かも〜
好きな映画だから、本当には出来ない事をしてくれていいんだけどね
  • posted by 雨里 
  • URL 
  • 2008.03/25 18:13分 
  • [Edit]

雨里さんへ 

久しぶりのご訪問、しかも3連発、ありがとう!

アリーは絶対に忘れてたよね〜
婚約者の事を本当に愛したと思うなあ。
新聞の写真を見なければ、そのまま結婚してたでしょう。
でもその後、何かの拍子に再会して不倫って事もあり得ます。
この二人はどこかで絶対に元に戻る運命ではあったよね。
ブレーキかけないから良かったと思う。
自分の本能のままに動ける部分が、うらやましいしスカッとするの★
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.03/26 13:59分 
  • [Edit]

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