ニューオーリンズ・トライアル
2008-03-05(Wed)

監督:ゲイリー・フレダー
原作:ジョン・グリシャム
製作:2003年アメリカ
出演:*ジョン・キューザック *レイチェル・ワイズ *ダスティン・ホフマン
*ジーン・ハックマン *ブルース・マッギル
この審判(トライアル)はーープライドの殴り合い。「それでもボクはやってない」の感想で、
裁判員制度の話題に触れましたが、
本当に来年から、実施されるんでしょうか?
人の人生を決めるようで不安が大きいですよね~
ただ、あの映画を観た限りで言うと、
一般の人が司法制度の中に入っていくのは、
何のしがらみもないから左遷を気にしなくていいし、
警察・検察の面子も気にしなくていい・・・という点で、
風穴を開けるようなところがあって、良いのかなと思いました。
不安が半分、興味が半分だけど、やっぱり選ばれたくない!
でも、いきなり通知が来たら、裁判所に行かなくちゃいけないんですよ。
裁判員と多少異なるけど、アメリカの陪審員を
エンターテイメント風に描いた映画をお勧めします。
この映画は、さほど話題にならなかったけど、面白かった!
掘り出し物です。
原題(Runaway Jury)も邦題も、パッとしないのがマイナスなんじゃないかな。
陪審員制度の弱点を突いた、
裁判の裏側で起こる駆け引きを描いた映画です。
裁判は公正な裁きの場と言うより、駆け引きの場なんですね~!まず、アメリカでは
陪審コンサルタントなる職業が存在するんです。
これがとっても興味深い!
その内容は、
陪審員の選定に始まり、
票を勝ち取るためにハイテクを使って、
心理分析やデータ収集をする。
時には、陪審員の過去や生活まで徹底的に調査し、
弱点をつかみ脅しをかける事までするんです。スゴイ!
このあたり、裁判の流れと共に、しっかり説明されてて、分かり易かったです。
日本でも、こんな事になるかなあ。
ここまでは、ならんでしょう。
ま、これを見て、卑怯な手に屈しない心構えができるかな。
このような、原告側、被告側のバトルの他に、
ジョン・キューザック達の企みが加わって、
スリル満点の展開になっていきます。
ダスティン・ホフマンとジーン・ハックマンの対比がしっかり出ていて、
トイレでの二人の火花を散らすやりとりは、
緊迫感溢れ、とっても見応えがありました。
法廷ものと言うより、サスペンス色が強いです。
テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画
コメントの投稿
コメント
映画に詳しくありませんよー。映画館にはずっと行っていません。テレビでやるのを楽しみにしている程度なの。この映画は良さそうだけど見なくても悪しからず。
裁判員制度を見直す案が出ているそうで。やりたくないという人が多いらしいですね。裁判の判決は司法試験に合格した人がやればいい。何も分からない人が有罪・無罪の判決を出せますか。わざわざ仕事を休んで裁判所に出向くのも大変です。まだまだ反対の人が多いと思うよねー。見直してほしいものです。
ほんと、面白い作品なのに、ほとんど話題になりませんでしたね~
このタイトルじゃあ何の話か分からないですよね★
なのでTV放映された時(去年だっけ)は「今日の映画、面白いですよ!」と周りの人に吹き込んでおきました^^;
こちらにもコメントありがとう!
この映画もまたテレビでやる時は観てみてね★
新聞で、そのような記事が載ってましたね。
新潟の弁護士会が、来年 裁判員制度を導入するには欠陥が多いと
指摘したって。
法律の素人が人を裁くなんて難し過ぎるよね。
裁判官が丁寧に教えてくれるらしいけど、
そういう労力って余分な事にならないのかな?
でもきっと、廃止にはならないでしょうね。せいぜい延期くらい?
どうなるやら・・ ε-(´o`; なんだか面倒だね。
さっすが、わさぴょんさん! いろいろ観てますね~!
どんな作品の事でも ちゃ~んと分かってくれるから、うれしいわあ★
ね、ね、これ、良かったですよね~
タイトルは「陪審員の行方」とかどうかしら?
真実の行方、告発の行方、背信の行方、
何でも「行方」を付けりゃあいいってもんでもないけど(^^ゞ
そう言えば、原題を書いてなかったので、加えておきます。
気付かせてくれて、ありがとう(^^)
YANさん、こんばんは!
私もこの映画観ましたよ。
面白かったのは覚えてるんですが、内容はかなり忘れてしまいました。でも、陪審コンサルタントのところは面白かったけど、肝心のジョン・キューザックの企みの部分が、私にはちょっといまいちだった記憶があります。
それにしても、裁判員制度どうなるんでしょうね。
始まっちゃうんですよね。不安ですね。
個人的には、裁判員に決まった人には全員「十二人の怒れる男」を観てもらいたいなと思います。
大傑作だし、真剣に考えるいいきっかけになると思います。
さっすがCDさんも観てたんですね~!
そうそう私も「陪審コンサルタント」が、一番興味を持った部分なんです。
あんな風に自分たちも調査されたり、脅迫されたりしたらいやですよね~
アメリカでは普通にやってるんでしょうか。
ジョンたちの企みは、陪審員候補って無作為に選ばれるはずなのに、
それが丁度都合よく自分のところへ通知が来るという時点で、
ちょっと出来過ぎな展開だなと、思いました。
「十二人の怒れる男」って白黒映画でしたっけ?
観たような気がするけど、詳しく覚えてない。。。
12人の陪審員が真剣に話し合って、だんだん変わっていくんですよね。
CDさん、そういう古い映画も詳しい!
YANさん、こんにちは!
この手の映画は好きなので、結構色々観てますよ。
十二人の怒れる男は、シドニー・ルメット監督、
ヘンリーフォンダ主演のモノクロ映画で、
本当に素晴らしい作品です。
ヒッチコックとかビリー・ワイルダーとかカラーになる前の映画も好きなの多いですよ。
ヘンリー・フォンダでしたか。もう一度、ちゃんと観てみたいです。
裁判員制度を導入する前に、テレビで放送してくれるといいですね!
ヒッチコックは、昔テレビでよくやってましたね。
その中でも「サイコ」は好きですよ!リメイク版も観ました。
それから白黒だと、ジャック・レモンが出演している作品は、
やっぱりテレビで観ましたよ。
でも、サイコ以外はどれもかなり忘れてます。。。
CDさん、また教えてくださいね!
陪審コンサルタントという職業にはビックリでしたね。
現実に存在するというのが怖かったです。
個人情報の保護なんてないようなものでしたし・・・(^_^;
シドニー・ルメット監督の「12人の恐れる男」は傑作ですよね。
去年、ロシア映画としてリメイクもされましたね。
そろそろレンタルも開始されるかも(^-^)
こんにちは!
陪審コンサルタントは怖いとも思ったんですが、
ハイテクを使ってあらゆる情報を集めるところが、
映画的にすごく面白かったです。
あれが自分たちに関係してきたらいやですけど(^_^;
「12人の・・・」はやっぱり傑作なんですね~
古いほうはどうもとっつきにくいので、
リメイクのほうを、ぜひ観たいと思います。
来年あたりチェックしますね~(^^)
YANさんこんにちは
陪審員を選ぶって過程がなんでいるんだろ?って思いませんか??
最初から平等に選んでくれてたらいいのに
でもきっとその段階で、お金がからんでくるんだろなぁ
この作品かなり評判が良かったので、本当はキューザックのもっと評判のいいコメディ借りたかったんだけどなかったので、こっち借りました
グリシャム作品って同じ色とテンポって感じしません?
イメージは重たい褐色
活字だと私にはちょっと無理な気がするから
映像にしてくれると助かります
最初はランダムに選ぶしかないんじゃないかな?
それでランダムに陪審員を選んだ時に、
人種や年代や職業が偏ってると、
裁定に大きく影響が出るので、
それを調整するために、選定が必要なんでしょうね。
映画ではとにかく自分側に有利になるように、
脅しまでするんだから、本来の道から外れてるよね~
ジョン・キューザックの他のって、ラブコメ?
グリシャムの裁判ものは心理描写やストーリーの組み立てが緻密で、
好きだけど、やっぱりグリシャム色があるから、
同じように感じるかもしれませんね~
今作は良作でしたねー。
陪審コンサルタントなるものがあったなんて・・・。
法を飛び越えたところでのやり取りが何ともはや。
世の中知らないところで、様々なやり取りが繰り広げられていて・・・。
裁判員制度が始まっている日本ですが、こんな事、と言うか他にもくろーーい事が行われていたら・・・。
あーー怖い怖い。
なんて考えすぎですかね(*゚ー゚)>
あっと、相互リンクありがとうございました!!
これからもよろしくお願いしまーす。
こんにちは!返事が遅くなってすいません。
偶然にも、この映画の事を思い出していた所なんですよ!
ロンドン五輪の柔道で話題になった「ジュリー(Jury)」、
判定に横から口を挟んでくる人達!陪審員や審判員の意味で、
この映画の原題「Runaway Jury」のジュリーだなあって思ってたんです。
映画のほうですが、陪審コンサルタントの仕事ぶりが
びっくり仰天で、興味深かったですよね~!
日本でこんな調査や脅しがあったらいやですけどね。
他にも黒い事? うわ~考えたら恐ろしい。
自分に降りかかって来たら困るけど、映画として見るには面白いかも(^▽^;)
相互リンク、こちらこそ、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します★
へー、へー、へー。
「ジュリー」は陪審員や審判員。
なるほど、勉強になりました!!
ロンドン五輪、熱いですねぇ。
今日は女子サッカー。
明日は男子サッカー。
女子バドミントンも熱いし、女子卓球団体も楽しみ。
一生懸命応援しますよ!!
そう、そう、そう。
実はこの映画を観た時には、ジュリーは人名だと思っていて、
タイトルの意味が分からなかったんだけど、
ロンドン五輪の柔道で、初めて判明したんですよ(^▽^;)
変な所で繋がりました!
女子サッカー、この先が厳しい戦いになりそうですね。
男子のほうは早い時間帯のゲームで助かります。
球技ももちろん好きだけど、女子レスリングも応援しなくちゃ!
映画を観ても、感想を書く時間が無くて、
8月はなかなか更新できそうにないです。ダメだ~(;_;)
過去ログ:2007年5月2日(水)
監督:ゲイリー・フレダー
キャスト:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ
製作:2003年、アメリカ
ニューオーリンズの証券会社にて突如起きた銃乱射事件。多くの社員が亡くなり実
ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション [DVD](2004/07/23)ジョン・キューザックジーン・ハックマン商品詳細を見る
2...
2003年制作 米
監督:ゲイリー・フレダー
≪キャッチコピー≫
『この審判は────プライドの殴り合い。』
≪ストーリー≫
ニューオーリンズで銃乱射事件が起こる。
犯人は無