Rocking Chair Blog

旧作を中心とした映画のブログです たまに音楽の話題もあります

Entries

電車男

電車男

監督:村上正典
製作:2005年 日本
出演:*山田孝之 *中谷美紀 *瑛太 *国仲涼子

美女とヲタクの純情初恋物語

1月にテレビで放送していて、
観始めたら、けっこう楽しくて、最後まで観てしまいました。
1月は「ジョニー・デップ祭り」をやっていたので、
下書きに中途半端に残していて、今ごろUPです。


2ちゃんねるで話題になり、
ネットから生まれたラブストーリー。
私は2ちゃんねるも原作もテレビドラマも知りませんが、
これって、実話じゃないでしょ。
どう考えても、出来過ぎな話だもん。

アキバ・ドリームですね。
全国のオタクの、夢やあこがれを描いたストーリーでしょう?
現実でもネット上でも主役となって活躍すると言う。

家にこもってPC画面やフィギュアを相手にしているオタクが、
電車内で、美女を酔っ払いから救うんですよ。
この出会いからして、おとぎ話でしょ。

でも、こういうノリの良い話は好きです。
特にネット上で電車男(山田孝之)を応援する仲間達の存在が、
作品をすごく面白くしてますね。

みんな電車男に起きた奇跡のような出来事を、
自分の事のように感じて、喜んで、親身になってくれる。
「おまえには俺たちがついている」
この言葉が熱くてうれしいじゃないの!


この映画に出てくる人たちは、人の幸せを妬んで、
悪口を言う人なんて、いません。一生懸命応援してくれます。
(でも、実際、2ちゃんねるって、もっとドロドロした所なのでは?)

そんな人の良い彼らが登場するたびに、笑顔になってしまった。
ネットという仮想現実なのに、繋がりが感じられるんですよ。

だけど、ラブストーリーとしては、「はあ??」の連続。
美しくて上品なエルメス(中谷美紀)が最初から好意的とは。
姉と弟みたいな上下関係に見えて不釣合い。
山田孝之のオタクという設定にもムリがある。

これ、夢物語だから、トントン拍子に事が進むんですよね。

それでやっぱり面白いのは、電車男よりネット上の仲間たち。
みんながベノアティーを飲んで、電車男の体験を共有してたりして。

駅ホームのシーンが良かったです。
駅のこちら側に電車男。あちら側にネット仲間。
顔は見えて言葉は交わせるけど、
間には線路という溝があって、こちらとあちらは陸続きではない。
ネットという仮想現実を具現化した美しいシーンです。

現実の中で、とてもやれなさそうな出来事に体当たりして、
頑張っている電車男に影響を受け、
みんな、現実の世界ともきちんと向き合っていこうと、
最後には、外へ一歩踏み出そうとします。


仮想現実にも確かに温もりや繋がりはあります。
でも、そちら側の世界だけではダメ。
ベノアティーの熱さやほろ苦さだって、現実で味わってみないと
分からないんだから。
みんな、自ら、そんな事に気付いていくんですね。

ネットオタクたちを主人公にしながら、
最終的には、現実での人間関係を基盤にしようという、
着地点を示している内容だと思いました。

テレビドラマの伊藤淳史さんのほうが、多分、
電車男のイメージに合ってたんじゃないかな?
同じような結末だったんでしょうか?
  • [No Tag]

*Comment

物語? 

そう言われると確かに出来すぎなお話ですねえ。
でも、そうすると、応援した方々もグル?(笑)

山田くんは実際はかっこいいのに、わざとダサくしてますよね〜。

映画として、楽しめたなあという一品でございました。
  • posted by ボー 
  • URL 
  • 2008.02/24 20:24分 
  • [Edit]

ボーさんへ 

2ちゃんねるに、「電車男」と名乗って、仕掛けた人がいるのかな〜と、
思えるんですよ。
ネット上で、応援する人悪口を言う人は実際にいたんじゃないですか。
(ひょっとしてグルもいたかもしれませんね〜)
この作品は、その2ちゃんねるの世界を基にしたファンタジーだと、
割り切って観れば、面白い作品でしたね。

山田くんの配役には、すんなり入り込めませんでした。
どもった話し方もわざとらしい感じでしたよ。
途中で小奇麗にしたら、モテ男じゃないですか〜電車男じゃない〜(^_^;
  • posted by YAN 
  • URL 
  • 2008.02/25 15:42分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。

*Trackback

トラックバックURL
http://yanrock.blog78.fc2.com/tb.php/281-26aaf07a

「電車男」

「電車男」    2005年日本    山田孝之  中谷美紀 TVの方の「電車男」から見た。 映画になる時この「山田孝之」って “どうよ〜?”と思ってたけど 顔が本当は いいばかりに「キモイ!」と思う。 「中谷美紀」は 上手いね〜。 TVの「...

「電車男」

チョーもてなさそうなオタク青年が、ふとしたきっかけで女性と知り合って、恋愛が成就してしまう話。 夢のようだねー。もてない男にとって...

Menu

映画50音順索引

各記事とリンクしています。お気軽にコメントしていただけるとうれしいです。

「あ行」
■I am Sam アイ・アム・サム
■アイ・アム・レジェンド
■アイデンティティ
■アイランド
■アマデウス
■ある子供
■イノセンス
■ウォルター少年と、夏の休日
■海を飛ぶ夢
■ヴィレッジ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■es[エス]
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■オペラ座の怪人
■オールド・ボーイ
「か行」
■隠された記憶
■カサノバ
■ガタカ
■かもめ食堂
■カッコーの巣の上で
■キサラギ
■きみに読む物語
■ギルバート・グレイプ
■銀河ヒッチハイク・ガイド
■クラッシュ
■グエムルー漢江の怪物ー
■グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
■グッド・シェパード
■グッバイ、レーニン!
■コラテラル
■コンスタンティン
「さ行」
■サイドウェイ
■サイン
■殺人の追憶
■サンシャイン2057
■THE有頂天ホテル
■ザ・ハリケーン
■シカゴ
■シザーハンズ
■ショコラ
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジャンパー
■主人公は僕だった
■ジョンQ最後の決断
■スイミング・プール
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■スクール・オブ・ロック
■ステイ
■スパイダーマン3
■300<スリーハンドレッド>
■スリーピー・ホロウ
■セルラー
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■それでもボクはやってない
■ゾディアック
「た行」
■タイムマシン
■ダイ・ハード4.0
■007/カジノ・ロワイヤル
■ターミナル
■ターミネーター2
■ダークナイト
■着信アリ
■チャーリーとチョコレート工場
■ツォツィ
■手紙
■デイ・アフター・トゥモロー
■ディパーテッド
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■電車男
■トゥモロー・ワールド
■トランスフォーマー
■トーク・トゥ・ハー
■ドリームガールズ
「な行」
■ナイロビの蜂
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■21グラム
■28日後...
■28週後...
■ニューオーリンズ・トライアル
■ネバーランド
「は行」
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■ハルク
■半落ち
■ハンニバル・ライジング
■バタフライ・エフェクト
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バベル
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パフューム ある人殺しの物語
■英雄HERO
■ビヨンドtheシー〜夢みるように歌えば〜
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■復讐者に憐れみを
■フラガール
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■北京ヴァイオリン
■ホテル・ルワンダ
■ぼくの神さま
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・スプレマシー
「ま行」
■マシニスト
■マッチポイント
■マルホランド・ドライブ
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスティック・リバー
■M:i:3
■ミリオンダラー・ベイビー
■息子のまなざし
■ムーラン・ルージュ
■メメント
「や行」
■ユージュアル・サスペクツ
■善き人のためのソナタ
「ら行」
■リトル・ダンサー
■猟奇的な彼女
■Ray/レイ
■レッド・ドラゴン
■レディ・イン・ザ・ウォーター
■ロスト・イン・トランスレーション
■ロック・ユー!
■ロード・オブ・ウォー
「わ行」
■笑の大学
■ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

最近の記事

プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画はDVD鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・

音楽は70年代ROCKが好みです

2007年9月より映画ブログに変身しました

日記ブログ 別にあります

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム