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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
先日、「ボーン・アルティメイタム」の宣伝で来日した
マット・デイモンがインタビューに答えて、
「一番印象に残る作品は、『グッド・ウィル・ハンティング』だ」と
言っていました。
これは、マットとベン・アフレックが共同で脚本を書いて、
評判の良かった最初のものなので、もっともでしょうね。

10年前の作品で、私もかなり忘れている部分があったので、
再度、観直してみました。

グッド

監督:ガス・ヴァン・サント
製作:1997年 アメリカ
共同脚本:*マット・デイモン *ベン・アフレック
出演:*マット・デイモン *ロビン・ウィリアムズ *ベン・アフレック
   *ミニー・ドライヴァー *ステラン・スカルスガルド

あなたに会えて、ほんとうによかった。
     ♪うれしくて、うれしくて、言葉にできな~い(←関係ない(^_^;)


主人公ウィル(マット・デイモン)の天才ぶりはハンパじゃないです。
大学教授でも何日も悩む数学の問題を、いとも簡単に解くし、
幅広い分野の書物から記憶した知識を、
いつでもすぐに引き出せるのです。

だけど彼は、みんなが欲しがっている才能を活かそうとせず、
そしてまともに人間関係を築こうともしませんでした。
孤児で、養父から虐待を受けて育った彼は、
いつも心に鎧をまとい、近付いて来た相手には悪態をつきました。
セラピストにも、本から得た知識を並べ立て、煙に巻きました。

高いプライドから、自己防衛本能が強く、
傷付くのを恐れるあまり、先に人を傷付けてしまうんですね。


自分自身の言葉で話さないのは、
自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、分からないから。
何よりも自分が何者かが分からないのでした。

「答えは自分で探すんだ」と言ったのは、
精神科医のショーン(ロビン・ウィリアムズ)。
彼も、最愛の妻を癌で亡くし、心に傷を負っていました。

ショーンは、自分と妻の体験談で、
魂を揺さぶるような人との繋がりが、
いかに人生において光り輝く宝物となるか
を語っていきます。
ゆっくりと時間をかけ、時にはただ黙って待ち、
少しずつ少しずつ、ウィルの心の鎧を剥がしていくんです。

「君のせいじゃないんだ。君は悪くない。」
魂を揺さぶる言葉とは、これだったんでしょう。
ウィルが初めて心を開き号泣するシーンは感涙ものでしたよ!
自分を肯定してくれる言葉に、やっと前向きになれたんですね~
そして、ショーン自身も背負ってきた苦しみから解放され、
旅立ちを考えます。

ウィルは良い人たちに恵まれたと思いますよ~
ショーンもそうだけど、
才能を見出してくれたランボー教授(ステラン・スカルスガルド)、
女友達のスカイラー(ミニー・ドライヴァー)、
遊び仲間のチャッキー(ベン・アフレック)
ウィルが臆病の殻を破り、現状から1歩踏み出す事に、
みんなが力を与えてくれたんだもの。
どの一人がいなくても、ウィルは変われなかったでしょう。

スカイラーとチャッキーは、心に鎧のないタイプなので、
ウィルにとっては居心地が良かったに違いないです。

でも、スカイラーに対しては、自分が嫌われるのが恐くて、
心にもなく「愛してない」と言い放ち、後悔するのだ~
後にこの後悔が行動の原動力になるんですけど。

チャッキーとの友情のシーンが最高にいい!!
「迎えに行った時、おまえはノックしても出て来ない。
 何の挨拶もなく、おまえは消える。そうなればいいと思う。」
みたいな事を言う。
これも魂を揺さぶる言葉ですよね~!

そして、ラスト。
チャッキーの何とも言えない表情には胸が熱くなりました!
淋しくもあり、またうれしくもある友の旅立ちを、
祝福する心の内がよ~く伝わってきて、ベン・アフレック最高!

ウィルは一人、新しい道のりを車で走り続けます。
私は胸がいっぱいになりながら、「頑張って」と声をかけましたよ。

1997年アカデミー 助演男優賞・脚本賞 受賞

関連記事*****
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」
「ザ・タウン」

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

Secret
(非公開コメント受付中)

この作品よいですね♪
凄く好きです。
恵まれた環境ではないけど飛びぬけた天才。
人との接し方も知らず、愛を知らない、なんだか切ないですね。
お友達がまた素晴らしかったです。さりげない友情、ラストは希望で終わり素敵な作品ですね。
君は何もわるくない
号泣よ号泣

YANさんこんにちは
私もボーン行く前にこれ観なおしたの

これさぁ、高校生とかに見て欲しい

>高いプライドから、自己防衛本能が強く、
傷付くのを恐れるあまり、先に人を傷付けてしまうんですね。

↑ってにんげん誰しもが持ってるものだけど
いろんな愛情と接するうちに、溶けて無くなっていくものなのに、ウィルの場合は無くなる様な人を信じる経験ができなかったんでよね

まだまだ前途多難だけどにゃ

スカイラーにはモデルの女性(マットのモトカノ)
がいて、何かの授賞式の時に一緒に来てたのよ
この作品で・・・
おはようございます。
私もこの作品でマット・ディモンが好きになったのですよ。とは言いながら、思い出すのは、彼がモップを持っているシーンや、黒板の前にいるシーンとかばかりで、感動シーンすら覚えていないのはどういうことでしょう(汗)
YANさんの記事を読んで、また私も見直してみたい気持ちになりました。
忘れてしまうから、また見る楽しみもあるのかもしれませんが・・・(と言い訳して)

ただ、よく覚えているのはコメディ系だと思い込んでいたロビンの意外な脱皮。とっても、良かったですよね。この後彼は悪役とかいろいろ挑戦していたように思います。
それでも、ロビンを見ていると「良い人」って気がしてしまうのですが、どうですか。
夢眠さんへ
感動の作品ですよね~ 夢眠さんも好きでしたか♪
幼少期のトラウマから人に心を開けない青年にマットはピッタリ!

いつも一緒につるんでいる仲間の事は、
最初はしょーもない子たちばかりだなあと思ってたんだけど、
最後のほうになって、チャッキーが本当の友情を感じさせてくれましたね。
彼を理解して彼のために言うシーンがすごく良かったです★
雨里さんへ
雨里さんも、最近観ましたか!!

そうね~、これから大人になっていく人たちに、
心を揺さぶるような人間関係とはどんなものか、
知ってもらうといいかもしれませんね。
最近の子は、友達関係も浅くて表面的だったりするから、
ちょっとした言葉の行き違いなんかで、こじれたりするでしょう。
心をぶつけ合えるような相手は、きっといるはず。

でもラヴシーンがあるからねえ、子供達と一緒に観たくないわあ。。。(^_^;

なに!また裏話を知ってるの。
あのごついスカイラーにモデルがいたの? しかもモトカノとは。
雨里さん、姑のようにまた覗いてたんでしょ?何かの授賞式を。(≧ε≦)
kiriyさんへ
私も、kiriyさんと同じく、黒板の前にいるシーンはよ~く覚えてました~!
他はかなり忘れてるなあと思って、観直してみたんですよ。
古い記憶では、マットとロビンの感動の旅立ちの物語だと思ってたけど、
観直してみたら、ベン・アフレックが最後にとってもおいしい役になっていて、
マットの旅立ちの後押しをしたのは、周りのみんなだったんだ~って、
認識を新たにしました。

ロビンはしっかりコメディアンのイメージです。
だからシリアスな精神科医に優しさが加わって、いい味を出してましたね。
同じようなまじめに患者に取り組む役では「レナードの朝」が
好きでした!! (これkiriyさんは好きじゃないですか?)
悪役では「ストーカー」「インソムニア」を観たけど、
意外性は買っても、やっぱり似合ってませんでした。
良い人のほうが合ってますね★
NoTitle
こんばんは、ホーギーです。
YANさんもこの映画の記事をアップしていたのですね。遅くなりましたが、私もこの作品は大好きで自分の中ではベスト5に入る程の感動作品です。
ウィルの本当の性格、この映画のキーポイントそして見所は、YANさんがまさにコメントされているそのとおりですね。納得です。私のブログも是非この内容を引用させて頂きたいくらいです。中でも「魂を揺さぶるような人との繋がりが、いかに人生において光り輝く宝物となるか」という指摘は、素晴らしくとても感慨深いものがありました。さすがYANさん。
そして、私も一番好きなシーンは、ラストでウィルが出て行った家の前で見せるチャッキーの笑顔のシーンです。真の友情を感じました。この映画は、いつまでも大切にしたい作品です。

ところで、私のショップにあらためてご訪問頂き、さらにコメントまで頂き、本当にありがとうございました。YANさんにご利用して頂けるように、もう少し商品を取り揃えて、よりよい内容にしていきたいと思っております。本当にいつもありがとうございます。
ホーギーさんへ
こんにちは!
ホーギーさんの記事に飛んで行ったら、私は前にコメントしてましたね。
そうそう、ホーギーさんと好きなシーンが一緒なんでした。
友がいなくなって、普通、笑顔なんてなかなか出ませんよね。
本当にウィルの幸せを思っていたから出たチャッキーの表情でした。
真の友情ですね~!

またまた丁寧にご挨拶いただいて、こちらこそどうもありがとうございます。
今見てきたら、ショップの記事にもコメントが集まり始めて、
なかなか順調な滑り出しじゃないですか。(^^)
みなさんが関心を持ってくれるといいですね!頑張ってくださいね!
こんにちは。
この作品、何度も観ていて大好きです!!

一つの出会いから色々な優しさが連鎖して、一人だけでなく
色々な人の成長へと繋がっていく。

今作には根っからの悪人が出てきていないような気がするんですよね。
そこも観ていて救われるなぁと。

生涯ベスト級の作品です。
ゆず豆さんへ
こちらにもコメント、ありがとうございます☆
こういう優しい気持ちに溢れた作品は、ゆず豆さんの好みっぽい!
もちろん私もこの作品は好きですよ。

魂を揺さぶるような人との繋がりって、そう多くはないものだけど、
主人公は、周囲に良い人間がいて、とても恵まれていましたね。
いい出会いがあって素晴らしい成長を見せてくれて、
感動が胸に迫って来ました(^_^)

【公   開】 1998年 【時   間】 127分 【製 作 国】 アメリカ 【監   督】 ガス・ヴァン・サント 【出   演】 マット...
1997年制作 米 監督:ガス・ヴァン・サント ≪キャッチコピー≫ 『あなたに会えて、ほんとうによかった。』 ≪ストーリー≫ ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに...
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 -YAN-

 
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■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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