バッド・エデュケーション
2007-11-05(Mon)

監督:ベドロ・アルモドバル
製作:2004年 スペイン
出演:*ガエル・ガルシア・ベルナル *フェレ・マルティネス *ハビエル・カマラ
秘密の先に在るのは、究極の愛か、欲望か。同じ監督作品の「トーク・トゥ・ハー」がとても好印象だったので、
この作品も観てみたのだけど、
これが、
監督の半自伝的な内容だと知って、驚いちゃいました。
私は、映画雑誌とか読まないし、ほとんど情報を得ずに作品を観るので、
監督が本物のゲイだなんて、知らなかった~
とすると、この監督は、禁断の愛を描きたくて
「トーク・トゥ・ハー」を撮ったのか?
え~、なんだか、あの作品の見方が変わってくる~ ちょっとショック!
この「バッド・・・」つまり「悪しき教育」は、ものの見事にゲイの映画だった。
監督の主観的世界をそのまま描いたものと思われます。共感できるものが、あまりにも少なかった。
主役のガエルくんは、大変だったでしょうねえ。いろんな事をやらされて。
特にオッサンとの絡みは、いやだったろうなあ。
でも、女装は似合っていてビックリ。
どちらかと言うと、パーツの大きいゴツい顔なのに、
妙にセクシーでかわいく見えましたもん。
「トーク・トゥ・ハー」のベニグノも出演してました~!
劇中劇があって、ドンデン返し的なサスペンス色を出しているけど、
結局、ストーリーは二の次なんじゃないのかな。監督が趣味の世界を堪能したかったんじゃないの。
ゲイに少年愛に性的虐待に女装。
情欲に溢れています。
アンヘルの正体が判明した時に、面白い展開を見せたのに、
中途半端な終わり方にしてしまってます。
やっぱり、ストーリーは、二の次だったんだ~
でも、少年の天使の歌声は美しかった。
ところどころに、こういう美しくステキなシーンがあるのは、
さすがアルモドバル監督と言うべきなんでしょうか。
テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画
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コメント
私、「トーク・トゥ・ハー」や「オール・アバウト・マイ・マザー」は
世間の評判に反して「そんなに良いかなぁ?」だったんですが
今作は単純に好きかも^^
しかし、自伝的って。どのあたりが自伝的なんでしょうか。
気になりますね^^;
ガエルの「腕立て伏せで誘惑」、面白過ぎ☆
おじさんヨダレたらすんじゃないかと思ったよ!
ではTBお願いします♪
これは濃い~ですよね~(^▽^;)
ラーメンにしても薄味がいい時もあれば、やたら濃いコッテリスープを
味わい時もあるから、そんな時にはたまりません。
私は「トーク・トゥ・ハー」は文句なしに好きなんですが、
これはガエル君の魅力とか刺激的内容で楽しめるでしょうね。
作品の中でエンリケが「映画監督役」で出てましたね。
どこが自伝的か謎ですが、
アブノーマルな世界が好きな人というイメージになってしまいました。( ̄∇ ̄*)ゞ
YANさんおはよーさんです
私、この監督の作品は男と男を描いた作品
これとか「オールアバウト~」の方がすき
私は濃く感じないのよ、こっちの方が・・・
むしろ爽やかな印象をうけてしもーたー
反対に男と女を描くと、なんかいやらしい気がするのです(Hって意味じゃないよ)
だから、トーク・トゥー・ハーはちょっと苦手なんよね
出ましたかあ~ 、やっと違いが。(≧ε≦)
「オールアバウト・・・」は観てないから分からないけど、
「バッド・・・・」が爽やかですと~?
私には情欲でドロドロ・ギトギトに見えましたが・・・
なんだろう、愛がストレートで理解しやすいって事かな?
この監督の作品はもっと観てみなくちゃいけないわ。
YANさん、こんばんわ。
この監督は、簡単には否定できないものを描くのが好きなようですね。どのような部分が自伝かは知りませんが、エンリケ自身が監督のような気がしました。自分を一心に愛してくれている、しかし、昔の美しさを失ったイグナシオを、自分は果たして、どのように扱ったのだろうか、、、、果たしてどの部分が自伝的なのでしょうかね?
「トーク・トゥ・ハー」のベニグノも出演していたんですか、知りませんでした。
それじゃ、また。
なるほど、>簡単には否定できない想い
うまい表現をしますね~★ 美と哀愁があります。
この作品に限っては、もったいないくらいかも(≧ε≦)
他の作品をいろいろ観ると、きっとそういう事かもしれません。
人にはいろんな想いがありますから、
同性愛にしても独りよがりな愛にしても、否定はできませんよね。
これが正しい愛だなんて言い切ることはできませんもん。
ベニグノはしっかりオカマ役でしたよ~・・ハビエル・おカマラ
私、この作品好きです。
同性愛をジャマする者ってノーマルな人の偏見だけだと思っていたけれど、ヤキモチから同じ同性愛者がジャマをするってケースもあるんですね。
ペニグノの女装に気づいたときはなんともいえない笑いが込み上げてきちゃいましたけど(´∀`)ゞ
こんにちは!これご覧になったんですね。
くるみナッツさんの好みはいつも個性的ですね~(≧ε≦)
けっこうドぎつい内容だったけど、悪くない作品でした。
私たちが知らない同性愛の世界が興味深かったですね。
ハビエル・カマラさんは、ひょっとして現実にもあの組合のかた?(^▽^;)
この作品はレビューするのが難しかったのを覚えています。
ペドロ・アルモドバル監督作品の中では
かなり異質な作品ですからね。
どの辺りが自伝的なのかは判りませんが・・・。
ハビエル・カマラ。強烈でしたね。
こんにちは!
これはアルモドバル監督作品の中では異質なんですか。
となると、特に禁断の愛にこだわっているわけじゃないのかな?
たまたま私が続けて観た作品で扱っているものが、
アブノーマルなものだったんですね。
「このような愛の形もある事を理解して欲しい」と
言いたいのかなと思っていました。
やっぱり、もっといろいろ作品を観てみないといけませんね。
すいませんでした。
異質という意味は、男性がメインであることでして・・・。
基本、監督作品はどの作品もアブノーマルです(^_^;
とんでもないです。
わざわざ補足説明のコメントを入れてくださって、ありがとうございます。
そうでしたか、この監督の作品はどれもアブノーマルなんですか~
それはまた興味をそそられます(^▽^;)
機会があれば他の作品も観てみますね。
バッド・エデュケーション 販売元:アミューズソフトエンタテインメント発売日:2
アルモドバル監督の自伝的な映画だそうです。
私には、彼がなぜ、映画を撮り続けるのか、
彼を突き動かす情熱が垣間見られたような映画でした。
美しいものは、その美しさゆえ...
これは僕たちの物語だ
バッド・エデュケーション
貸出開始日: 2005/11/25
製作年: 2004年
製作国: スペイン
収録時間: 105分
出演者: ...
Comment:
ペドロ・アルモドバル監督の半自伝的物語。
同性愛者としてカミングアウトしている監督の半自伝的物語。さらに、主要キャストが男性のみ。すべてが「番外」ともいえる作品でした。しかし、それでも「女性に対する願望」や「愛する人への情熱」など、今まで