マルホランド・ドライブ
2007-10-01(Mon)
以前に観た時のメモを元に記事を書きました。
実際のところ、かなり細かい部分を忘れています。

監督:デヴィッド・リンチ
製作:2001年アメリカ
出演:*ナオミ・ワッツ *ローラ・エレナ・ハリング *メリッサ・ジョージ
わたしのあたまはどうかしている。
「ブルー・ベルベット」「ロスト・ハイウェイ」などの
難解なデヴィッド・リンチ・ワールドに弱い私です。
こういう現実離れした倒錯した世界、好きです~♪
理解できてるんか?と聞かれると、困るんですけどね。
一生懸命、分かろうとして、何回でも観たくなる作品なんですよ。
全体の雰囲気は、今までの作品と共通してるところがありますね。
色使いは赤をポイントにして、光と影とスモークをうまく使っています。
これ、すんごい独特な映像美ですよね~! シュールでいいわあ!
オチの種類に関するネタバレあります****
それに不思議世界で謎だらけです。
まず前半だけでも、4つくらいの話が同時進行していくので、
どこで交錯して真相が見えてくるのか、すっごく気になりました。
途中で青い箱が出てきてから、
なんとびっくり主人公の名前が変わり、うらぶれた姿に変身。
『えっ夢オチか』と少々ガッカリしましたが、
さらに観続けていくうちに、前半の夢に出ていた人物が、
後半の現実で違う役柄として出てきたりして、
ゴチャゴチャになりながらも、
全体像がだんだん見え始めてきたじゃありませんか。
ムムム・・・と前のめりになる・・・頭をフル回転させてパズルを動かす・・
いかん、やっぱ もう一度観直そう。
2回目は、謎を解く手がかりがいろいろちりばめられていた事に気付きます。
青い鍵は死を暗示するんだ。きっと。
「クラブ・シレンシオ」はこの世ではないあの世じゃないか。ふむふむ。
さらに思考の世界が広がっていきます。
しっかし、不思議映像が多過ぎて、頭がおかしくなりそうです。
正しい解釈を追及する必要はないのでしょう。
人それぞれの感じ方を楽しめばいいんじゃないでしょうか。
この世界に漂っているだけで快感なんです。
(なんて、ごまかしておく・・・ごまかすしかない・・・)
こうやっていろいろ考えている私は、リンチ監督の思う壺なのでは。
ナオミ・ワッツが好演してました~!
夢では、自分の願望通りの美しく才能ある女性、
現実では、嫉妬に苦しむすさんだ女性を、見事に演じ分けていました。
ストーリーとしては、ハリウッドの光と陰、そして、
愛する人への激しい欲望や妬みがリアルに迫ってきましたね。
それによる孤独や悲しさが、胸を打ちましたよ。。。
これぞ、リンチの映像というシュールな世界で、とても後を引く作品です。
また観直したいですね~
実際のところ、かなり細かい部分を忘れています。

監督:デヴィッド・リンチ
製作:2001年アメリカ
出演:*ナオミ・ワッツ *ローラ・エレナ・ハリング *メリッサ・ジョージ
わたしのあたまはどうかしている。
「ブルー・ベルベット」「ロスト・ハイウェイ」などの
難解なデヴィッド・リンチ・ワールドに弱い私です。
こういう現実離れした倒錯した世界、好きです~♪
理解できてるんか?と聞かれると、困るんですけどね。
一生懸命、分かろうとして、何回でも観たくなる作品なんですよ。
全体の雰囲気は、今までの作品と共通してるところがありますね。
色使いは赤をポイントにして、光と影とスモークをうまく使っています。
これ、すんごい独特な映像美ですよね~! シュールでいいわあ!
オチの種類に関するネタバレあります****
それに不思議世界で謎だらけです。
まず前半だけでも、4つくらいの話が同時進行していくので、
どこで交錯して真相が見えてくるのか、すっごく気になりました。
途中で青い箱が出てきてから、
なんとびっくり主人公の名前が変わり、うらぶれた姿に変身。
『えっ夢オチか』と少々ガッカリしましたが、
さらに観続けていくうちに、前半の夢に出ていた人物が、
後半の現実で違う役柄として出てきたりして、
ゴチャゴチャになりながらも、
全体像がだんだん見え始めてきたじゃありませんか。
ムムム・・・と前のめりになる・・・頭をフル回転させてパズルを動かす・・
いかん、やっぱ もう一度観直そう。
2回目は、謎を解く手がかりがいろいろちりばめられていた事に気付きます。
青い鍵は死を暗示するんだ。きっと。
「クラブ・シレンシオ」はこの世ではないあの世じゃないか。ふむふむ。
さらに思考の世界が広がっていきます。
しっかし、不思議映像が多過ぎて、頭がおかしくなりそうです。
正しい解釈を追及する必要はないのでしょう。
人それぞれの感じ方を楽しめばいいんじゃないでしょうか。
この世界に漂っているだけで快感なんです。
(なんて、ごまかしておく・・・ごまかすしかない・・・)
こうやっていろいろ考えている私は、リンチ監督の思う壺なのでは。
ナオミ・ワッツが好演してました~!
夢では、自分の願望通りの美しく才能ある女性、
現実では、嫉妬に苦しむすさんだ女性を、見事に演じ分けていました。
ストーリーとしては、ハリウッドの光と陰、そして、
愛する人への激しい欲望や妬みがリアルに迫ってきましたね。
それによる孤独や悲しさが、胸を打ちましたよ。。。
これぞ、リンチの映像というシュールな世界で、とても後を引く作品です。
また観直したいですね~