ソウ
2007-09-24(Mon)

監督:ジェームズ・ワン
製作:2004年アメリカ
出演:*ケアリー・エルヴェス *リー・ワネル *ダニー・グローバー
犯人はいつも最前列にいる
老朽化したバスルームで目覚めた二人の男。アダムとゴードン。
どちらも、片足を太い鎖でパイプに繋がれ、身動きがとれない。
部屋の中央部には、頭を撃ち抜かれた死体が転がっている。
いきなりのシチュエーションにはド肝を抜かれました!
これ、新人監督が低予算、短期間で撮ったらしいけど、
久々にショッキングなものを観たって感じです。
少しずつ手がかりが出されていきます。
ゴードン医師へのテープレコーダーの指示は、
「6時間以内に相手の男を殺せ。さもなくばおまえは死ぬ」
二人の男は面識もないし、なぜ自分がここにいて、
こんなひどい目に遭っているのか見当もつきません。
謎だらけの状況に、私も???
先の読めない展開に、釘付けになってしまいました。
犯人のジグソウは、この二人の他にも殺人ゲームに引きずり込んでいます。
その仕掛けのむごさには、思わず目をつぶりたくなるほど。
グロいシーンが多いし、不気味だし、ずーっと緊迫感が途切れません。
なんと言っても、一番恐かったのは、のこぎりを使ったシーン・・・(>_<。)イテテ・・
しかし、ジグソウの主張には鼻でフンって感じです。
「生に感謝をしない奴ら、命を粗末にする奴らに、正義の裁きを」だってさ。
自分が病んでるからって、
歪んだ理論を掲げて殺人ゲームなんかするな。
怪しい人物がフラッシュバックでいろいろ登場しますが、
真犯人の登場には、本当に驚愕しました!!
「いつも最前列で見る」と言っていたのには、ひっかかっていましたよ。
だけどさあ、あれじゃあ、ゲームが何も見れないんじゃないの?
見破れなくて、くやしい~
真犯人の執念からくる最大級の恐怖のゲームに引き込まれました!
不気味だったなあ・・・