6才のボクが、大人になるまで。
2015-10-17(Sat)
↓このポスター写真のボクが無邪気で可愛い~
この映画も好きだなあ♪

BOYHOOD
監督:リチャード・リンクレイター
製作:2014年 アメリカ
上映時間:165分
出演:*エラー・コルトレーン *パトリシア・アークエット *イーサン・ホーク *ローレライ・リンクレイター
すべての瞬間に、「大切」が宿っている。
6才の少年の成長とその家族の変遷を、
実際に12年かけて同俳優で撮影するという、
画期的な手法を用いた人間ドラマ。
12年間の経過というものは本物なので、
ドキュメンタリーに思えるくらいリアリティを感じたわ~☆
少年メイソン(エラー・コルトレーン)の変化の著しい事!(゚o゚)
身長の伸びや顔つきやヘアスタイルとかの風貌に、
性格や興味の対象や悩みなどがどんどん変わっていって、
物語の役でなく本当に一人の人間の成長過程を見た感じ。
ロン毛になってから「あんなに可愛かったのに~」と
ちょっと期待を裏切られた感じもしたけど、(^^;
常に親近感を持って観て気持ちがグッと入りました。
この撮影手法は凄いですよね!
ネタバレあるかも ↓

父母役の年齢による変化もリアル! 左端は監督
家族には引っ越し、離婚、再婚、就職など山あり谷あり。
親の事情に振り回される子供達が最初は気の毒に思えました。
両親仲に問題があると子供が精神的不安定になるんじゃないかと
心配したけど、一概にそうとも言えないですね。
母(パトリシア・アークエット)は母なりに精一杯やって
子供にはしっかりと愛情を注いでいる。
父(イーサン・ホーク)は父で放浪癖があるけど、
定期的に子供達と会うのを欠かさず、
生活を共にするのとは違う所からフランクなアドバイスをする。
祖父母も誕生日・卒業などの節目には
大げさなくらい祝ってくれる。
その他、先生やバイト先上司など
周囲から多くの愛情を受けたおかげで
子供達はグレずにきちんと成長していきました。
成長したのは親達もそう。
大人でも完璧なわけじゃないですもん。
若いうちに子供が出来ていきなり親になってしまった。
そこから紆余曲折あって職を掴み必死に生活してきた。
そんな一所懸命さが子供達に伝わったんじゃないかな~
私は母親に一番感情移入して観てましたよ。
仕事にも恋愛にも前向きでパワフル!
「よく頑張って良い子供達に育てたね!」って
手を握り締めたくなったわ。(;_;)
息子がいよいよ巣立つと言う時に
「もっと長いかと思ってた」と悲しむ気持ちも理解できました。
それだけ12年間必死であっと言う間だったんでしょう。
アメリカでは18才で一人前、
親元を離れて自立した大人になるという考えなんですね。
私なんかは結婚するまで親の務めを果たさなきゃと思って
子供を突き放せず・・・ちょっと甘いのかも(^^;
12年間の中にある一瞬一瞬を切り取って
家族それぞれの姿を見せているんだけど、
そうすると人生が一瞬一瞬の連続だと考えられ、
平凡に見えて実はその人にとっては
ドラマの連続だと言う事ができますね。
メイソンの言った「一瞬とは今ある時間」とは
そういう事なんでしょう。
観終わってポスター写真の6才のメイソンが目に入りました。
途端に、こんな可愛い時があってこんなに成長したんだなあと、
しみじみとした感慨が胸にブワ~ッと広がって、涙が・・・(;_;)
(完全に母親目線)
#2014年 アカデミー賞 助演女優賞 受賞
この映画も好きだなあ♪

BOYHOOD
監督:リチャード・リンクレイター
製作:2014年 アメリカ
上映時間:165分
出演:*エラー・コルトレーン *パトリシア・アークエット *イーサン・ホーク *ローレライ・リンクレイター
すべての瞬間に、「大切」が宿っている。
6才の少年の成長とその家族の変遷を、
実際に12年かけて同俳優で撮影するという、
画期的な手法を用いた人間ドラマ。
12年間の経過というものは本物なので、
ドキュメンタリーに思えるくらいリアリティを感じたわ~☆
少年メイソン(エラー・コルトレーン)の変化の著しい事!(゚o゚)
身長の伸びや顔つきやヘアスタイルとかの風貌に、
性格や興味の対象や悩みなどがどんどん変わっていって、
物語の役でなく本当に一人の人間の成長過程を見た感じ。
ロン毛になってから「あんなに可愛かったのに~」と
ちょっと期待を裏切られた感じもしたけど、(^^;
常に親近感を持って観て気持ちがグッと入りました。
この撮影手法は凄いですよね!
ネタバレあるかも ↓

父母役の年齢による変化もリアル! 左端は監督
家族には引っ越し、離婚、再婚、就職など山あり谷あり。
親の事情に振り回される子供達が最初は気の毒に思えました。
両親仲に問題があると子供が精神的不安定になるんじゃないかと
心配したけど、一概にそうとも言えないですね。
母(パトリシア・アークエット)は母なりに精一杯やって
子供にはしっかりと愛情を注いでいる。
父(イーサン・ホーク)は父で放浪癖があるけど、
定期的に子供達と会うのを欠かさず、
生活を共にするのとは違う所からフランクなアドバイスをする。
祖父母も誕生日・卒業などの節目には
大げさなくらい祝ってくれる。
その他、先生やバイト先上司など
周囲から多くの愛情を受けたおかげで
子供達はグレずにきちんと成長していきました。
成長したのは親達もそう。
大人でも完璧なわけじゃないですもん。
若いうちに子供が出来ていきなり親になってしまった。
そこから紆余曲折あって職を掴み必死に生活してきた。
そんな一所懸命さが子供達に伝わったんじゃないかな~
私は母親に一番感情移入して観てましたよ。
仕事にも恋愛にも前向きでパワフル!
「よく頑張って良い子供達に育てたね!」って
手を握り締めたくなったわ。(;_;)
息子がいよいよ巣立つと言う時に
「もっと長いかと思ってた」と悲しむ気持ちも理解できました。
それだけ12年間必死であっと言う間だったんでしょう。
アメリカでは18才で一人前、
親元を離れて自立した大人になるという考えなんですね。
私なんかは結婚するまで親の務めを果たさなきゃと思って
子供を突き放せず・・・ちょっと甘いのかも(^^;
12年間の中にある一瞬一瞬を切り取って
家族それぞれの姿を見せているんだけど、
そうすると人生が一瞬一瞬の連続だと考えられ、
平凡に見えて実はその人にとっては
ドラマの連続だと言う事ができますね。
メイソンの言った「一瞬とは今ある時間」とは
そういう事なんでしょう。
観終わってポスター写真の6才のメイソンが目に入りました。
途端に、こんな可愛い時があってこんなに成長したんだなあと、
しみじみとした感慨が胸にブワ~ッと広がって、涙が・・・(;_;)
(完全に母親目線)
#2014年 アカデミー賞 助演女優賞 受賞