博士と彼女のセオリー
2015-10-10(Sat)
その世界の始まりと終わり。
愛するがゆえ。

THE THEORY OF EVERYTING
監督:ジェームズ・マーシュ
製作:2014年 イギリス
上映時間:124分
原作:ジェーン・ホーキング
出演:*エディ・レッドメイン *フェリシティ・ジョーンズ *チャーリー・コックス
車椅子の天才物理学者ホーキング博士。
その知られざる愛の物語。
「車椅子の天才物理学者」スティーヴン・ホーキング博士と
彼を長年支え続けた妻ジェーンの出逢いのエピソードと、
試練に満ちた結婚生活に立ち向かう2人の愛の行方を
描いた感動の伝記ドラマ。
何と言ってもエディ・レッドメインの笑顔が良かったな~♪
恐らくホーキング博士自身がいつも柔らかい笑顔を
浮かべている人なんだろうな。
どんな困難も苦と思わずに、
「大丈夫、全て上手くいくよ」と悠々としている。
そんな大らかさは実に魅力的でした!
筋委縮性側索硬化症(ALS)は難病で壮絶ですよね・・・
博士の大らかさのおかげで、余命2年が
72歳の現在まで生きてこられたのかもしれません。
ネタバレあります 要注意 ↓

出会いのキラキラした瞬間、イイね~♪
それと反対に結婚後のジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)からは
笑顔がどんどん消えていく・・・(;´o`)
夫の介護だけでも大変なのは想像に難くないのに、
その上 子育てに家事の全てをたった一人でやるなんて、
どれだけしんどい事か!
ジェーン自身のやりたい研究もままならないんじゃ、
心身ともに疲弊するのは当たり前でしょう。
最初のうちヘルパーさんを雇わなかったのは、
経済的な問題もあったけど、
スティーヴンが楽天的でこのままで大丈夫なんて思っていたのかも。
でもジェーンから「手助けが必要」と訴えられ、
聖歌隊のジョナサン(チャーリー・コックス)の手を借りる事に。
このジョナサンはとても良い人に描かれていて、
ジェーンが惹かれていくんじゃないかと心配してたら、
ああ・・実際にそうなるとは・・・(><)
一方でスティーヴンも療法士のエレインに安らぎを覚える。
ユーモアと知性に満ちて笑顔のステキな女性。
生活に関わってない分ギスギスしてないのよね。
この夫婦が離婚するなんて知らなかったので驚いた~(゚o゚)
別れは一つの愛の形なんじゃないかな。
相手を思い、相手の幸せを願った末の別れ。
互いが笑顔でより良い人生が送れるように望んだ形。
最善は尽くした結果なのだ。
2人の絆はまた違った形で今でも続いているんですよね。
博士が「時間に始まりがあると証明したい」と言っていたように、
ラストで時間を逆回転させて2人の世界の始まりを見せます。
この素敵な演出に、胸がジ~ンとしちゃった。
長い年月だったよね・・・でもその時間は輝いていた★
それにしても、存命の方の身体が不自由な様子を演じるのは
相当難しかっただろうと思います。
結婚生活というプライベートな部分を題材にするのも。
繊細な部分まで見事に演じ切ったエディの
アカデミー賞主演賞に納得でした。
#2014年 アカデミー賞 主演男優賞 受賞
愛するがゆえ。

THE THEORY OF EVERYTING
監督:ジェームズ・マーシュ
製作:2014年 イギリス
上映時間:124分
原作:ジェーン・ホーキング
出演:*エディ・レッドメイン *フェリシティ・ジョーンズ *チャーリー・コックス
車椅子の天才物理学者ホーキング博士。
その知られざる愛の物語。
「車椅子の天才物理学者」スティーヴン・ホーキング博士と
彼を長年支え続けた妻ジェーンの出逢いのエピソードと、
試練に満ちた結婚生活に立ち向かう2人の愛の行方を
描いた感動の伝記ドラマ。
何と言ってもエディ・レッドメインの笑顔が良かったな~♪
恐らくホーキング博士自身がいつも柔らかい笑顔を
浮かべている人なんだろうな。
どんな困難も苦と思わずに、
「大丈夫、全て上手くいくよ」と悠々としている。
そんな大らかさは実に魅力的でした!
筋委縮性側索硬化症(ALS)は難病で壮絶ですよね・・・
博士の大らかさのおかげで、余命2年が
72歳の現在まで生きてこられたのかもしれません。
ネタバレあります 要注意 ↓

出会いのキラキラした瞬間、イイね~♪
それと反対に結婚後のジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)からは
笑顔がどんどん消えていく・・・(;´o`)
夫の介護だけでも大変なのは想像に難くないのに、
その上 子育てに家事の全てをたった一人でやるなんて、
どれだけしんどい事か!
ジェーン自身のやりたい研究もままならないんじゃ、
心身ともに疲弊するのは当たり前でしょう。
最初のうちヘルパーさんを雇わなかったのは、
経済的な問題もあったけど、
スティーヴンが楽天的でこのままで大丈夫なんて思っていたのかも。
でもジェーンから「手助けが必要」と訴えられ、
聖歌隊のジョナサン(チャーリー・コックス)の手を借りる事に。
このジョナサンはとても良い人に描かれていて、
ジェーンが惹かれていくんじゃないかと心配してたら、
ああ・・実際にそうなるとは・・・(><)
一方でスティーヴンも療法士のエレインに安らぎを覚える。
ユーモアと知性に満ちて笑顔のステキな女性。
生活に関わってない分ギスギスしてないのよね。
この夫婦が離婚するなんて知らなかったので驚いた~(゚o゚)
別れは一つの愛の形なんじゃないかな。
相手を思い、相手の幸せを願った末の別れ。
互いが笑顔でより良い人生が送れるように望んだ形。
最善は尽くした結果なのだ。
2人の絆はまた違った形で今でも続いているんですよね。
博士が「時間に始まりがあると証明したい」と言っていたように、
ラストで時間を逆回転させて2人の世界の始まりを見せます。
この素敵な演出に、胸がジ~ンとしちゃった。
長い年月だったよね・・・でもその時間は輝いていた★
それにしても、存命の方の身体が不自由な様子を演じるのは
相当難しかっただろうと思います。
結婚生活というプライベートな部分を題材にするのも。
繊細な部分まで見事に演じ切ったエディの
アカデミー賞主演賞に納得でした。
#2014年 アカデミー賞 主演男優賞 受賞