天才スピヴェット
2015-08-25(Tue)
自分を守ってくれる木を探す旅

THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S.SPIVET
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
製作:2013年 フランス・カナダ
原作:ライフ・ラーセン「T・S・スピヴェット君傑作集」
上映時間:105分
出演:*カイル・キャレット *ヘレナ・ボナム=カーター *カラム・キース・レニー *ジェイコブ・デイヴィ-ズ *ジュディ・デイヴィス
泣き方だけが、わからない。
10歳の天才少年T・S・スピヴェット(カイル・キャレット)は
家族と田舎で暮らしている。
双子の弟レイトンがスピヴェットと遊んでいる時に
銃の事故で亡くなってから、家族は悲嘆に暮れ、
スピヴェットは自分を責め孤独を感じていた。
ある日、彼の発明品、永久運動機械がベアード賞に決まり、
スミソニアン博物館から授賞式に招待される。
居場所が無いと感じていた彼は、たった一人で大陸横断の
旅に出る事を決意する。
冒険と言うにはこじんまりとしてたかな~(^^;
一人で列車に隠れて乗っていただけで、
さほど危険な出来事は無かったし、
途中で出会う人とは少しの会話を交わすくらいで
すぐにお別れしちゃうしね。
それでも10歳の少年にとってそれは大きな事で、
成長するのに充分な経験となりましたね。(^_^)b
ネタバレあります ↓

個性がバラバラの家族。愛情表現もそれぞれ。
特に停車場で出会ったヒゲのおじさんが聞かせてくれた
スズメと松の木の物語は、彼の心に刻まれたようでした。
越冬する病気のスズメを唯一守ってくれたのは
松の木だったと言う内容の物語。
そしておじさんは「おまえの木をみつけろよ」と言ってくれる。
その通り、この旅はスピヴェットが
自分を守ってくれる木を見つける旅となりました。
スピヴェットは科学的理論を並べるせいで、
周囲から変わり者と見られてましたね。
学校の先生の態度はスピヴェットを否定するもので
彼は子供心に傷付いていたでしょう。
家族も同じく誰もがみな変わり者で、私からすると
この親にしてこの子供ありと思えるんだけど(≧ε≦)、
父と弟レイトンが似た者同士で気が合っていただけに、
自分は愛されていないと思っていたのね・・・
天才少年と言っても科学に強いだけで、
やっぱり10歳の子供でしかないんですよね。
子供には、変わり者で愛情表現がヘタな
両親の気持ちは理解できないでしょうね~
科学者としての自分を受け入れてくれると思った
都会の大人達は、ビジネス絡みで
スピヴェットを食い物にしようとするばかり。
こんな大人の事情だって分かるはずもなく、
振り回されている所を救ってくれたのは、
やっぱり両親でした \(^▽^)/
両親の愛情に気付けて良かった!
弟の死に対する罪の意識は
「あなたは悪くない、誰のせいでもない」と言う言葉で
和らぎました。
この旅で、自分の木を見つける事が出来たスピヴェット。
良かったね~☆
家族みんなが成長して絆が深まるハッピーエンド!
映像も絵本のようで、ホンワカできた作品でした。

THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S.SPIVET
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
製作:2013年 フランス・カナダ
原作:ライフ・ラーセン「T・S・スピヴェット君傑作集」
上映時間:105分
出演:*カイル・キャレット *ヘレナ・ボナム=カーター *カラム・キース・レニー *ジェイコブ・デイヴィ-ズ *ジュディ・デイヴィス
泣き方だけが、わからない。
10歳の天才少年T・S・スピヴェット(カイル・キャレット)は
家族と田舎で暮らしている。
双子の弟レイトンがスピヴェットと遊んでいる時に
銃の事故で亡くなってから、家族は悲嘆に暮れ、
スピヴェットは自分を責め孤独を感じていた。
ある日、彼の発明品、永久運動機械がベアード賞に決まり、
スミソニアン博物館から授賞式に招待される。
居場所が無いと感じていた彼は、たった一人で大陸横断の
旅に出る事を決意する。
冒険と言うにはこじんまりとしてたかな~(^^;
一人で列車に隠れて乗っていただけで、
さほど危険な出来事は無かったし、
途中で出会う人とは少しの会話を交わすくらいで
すぐにお別れしちゃうしね。
それでも10歳の少年にとってそれは大きな事で、
成長するのに充分な経験となりましたね。(^_^)b
ネタバレあります ↓

個性がバラバラの家族。愛情表現もそれぞれ。
特に停車場で出会ったヒゲのおじさんが聞かせてくれた
スズメと松の木の物語は、彼の心に刻まれたようでした。
越冬する病気のスズメを唯一守ってくれたのは
松の木だったと言う内容の物語。
そしておじさんは「おまえの木をみつけろよ」と言ってくれる。
その通り、この旅はスピヴェットが
自分を守ってくれる木を見つける旅となりました。
スピヴェットは科学的理論を並べるせいで、
周囲から変わり者と見られてましたね。
学校の先生の態度はスピヴェットを否定するもので
彼は子供心に傷付いていたでしょう。
家族も同じく誰もがみな変わり者で、私からすると
この親にしてこの子供ありと思えるんだけど(≧ε≦)、
父と弟レイトンが似た者同士で気が合っていただけに、
自分は愛されていないと思っていたのね・・・
天才少年と言っても科学に強いだけで、
やっぱり10歳の子供でしかないんですよね。
子供には、変わり者で愛情表現がヘタな
両親の気持ちは理解できないでしょうね~
科学者としての自分を受け入れてくれると思った
都会の大人達は、ビジネス絡みで
スピヴェットを食い物にしようとするばかり。
こんな大人の事情だって分かるはずもなく、
振り回されている所を救ってくれたのは、
やっぱり両親でした \(^▽^)/
両親の愛情に気付けて良かった!
弟の死に対する罪の意識は
「あなたは悪くない、誰のせいでもない」と言う言葉で
和らぎました。
この旅で、自分の木を見つける事が出来たスピヴェット。
良かったね~☆
家族みんなが成長して絆が深まるハッピーエンド!
映像も絵本のようで、ホンワカできた作品でした。