インターステラー
2015-07-16(Thu)
ひじょーに面白かったけど、どうも腑に落ちない部分もあって
感動するまではいかなかった・・・

INTERSTELLAR
監督:クリストファー・ノーラン
製作:2014年 アメリカ
上映時間:169分
出演:*マシュー・マコノヒー *アン・ハサウェイ *ジェシカ・チャステイン *マイケル・ケイン *マッケンジー・フォイ *マット・デイモン
必ず、帰って来る。
それは宇宙を超えた父娘の約束――
環境の悪化と食糧難による人類滅亡の危機が迫り来る近未来。
居住可能な他の惑星を求めて宇宙へ旅立つ父と
地球で帰りを待つ娘の、壮大な絆の物語。
宇宙に飛び立ってからスピードが加速して面白くなっていきます。
いろいろな惑星やブラックホールの映像は
興味深くて引き込まれるように観ました!
理論物理学者キップ・ソーン博士が
製作総指揮として関わっているだけあって、
会話の中にも科学の専門的情報がギッシリで、
少しも気を抜けなかったです。
「ワームホール」や「ブラックホール」や「相対性理論」は
作中でも簡単に分かり易く説明があるので、
詳しくなくても大丈夫でしたね。(^^;ホッ
「相対性理論と量子論の融合にブラックホールのデータが
不足」「特異点が自然界に存在しないから」・・・の辺りは
『そうなんだ・・・』と思うしかない(≧ε≦)
ネタバレあります ↓

父娘の絆の物語でしたね。息子の気持ちを思うと気の毒(^^;
プランAの成功を信じ、家族を救いたいと命懸けのミッションを
こなすクーパー(マシュー・マコノヒー)に、
実はプランAは実行不可能で、元々プランBの計画が
進められていた事実が判明する展開はショッキングでした。
マット・デイモンが、人類という種を救うと言いながらも、
自己中心的なイヤな奴として出演していてビックリだし。( ̄□ ̄;)
この映画の肝は五次元世界でしょう。
娘マーフィー(ジェシカ・チャステイン、マッケンジー・フォイ)の
部屋で起きたポルターガイストのような現象や、
アメリア(アン・ハサウェイ)の第三種接近遭遇という伏線が
ああいう形で繋がるとは、何と言うスケールなの!(゚o゚)
ブラックホールの特異点を通過して入った特殊な世界に、
マーフィーの部屋が時空を超えて展開している。
だけどコンタクトは出来ない。
そこで重力は次元を超えられるので、
クーパーは本や時計の秒針を動かして
マーフィーにメッセージを伝えます。
モールス信号やバイナリってアナログだなあと思ったけど、
重力を使って出来る事は限られるから仕方ないか。
それにしても特異点のデータは膨大だろうに、
モールス信号でよく伝えられたよね。(@_@;)
マーフィーはどれだけの間、秒針の一つの動きも見逃さず
ノートに記したんだろう・・・ってそんな事も気になっちゃって。
五次元というものがそもそも分かりません(^▽^;)
自由に時空を超えて何物にも縛られないと言う事だけど、
ではなぜマーフィーの過去しか見えないのか?
部屋にいる大人のマーフィー、例えばモールス信号を
ノートに書いている姿があの世界に存在してもよくない?
それと宇宙に呼び出したのは「彼ら」だと言っていたのが、
途中で「彼らじゃない、俺たちだ」となりますよね。
つまりそれは、クーパー父娘が五次元を解明する方程式を
解いたおかげで存在する進化した人類を指してるのかな。
その辺りハッキリしてなくてモヤモヤする~
何にしろ、そんな高度な文明を持っているなら、
このように回りくどくなく、もっと簡単な方法で
人類を救えたんじゃないかとも思えるんですよね(≧ε≦)
でもきっと本作が言いたい事は、愛の力ですよね。
アメリアも言っていたように
「愛には特別な力がある。引き寄せられる。時空も超える。」と。
愛は五次元を紐解く重要な要素であったって事。
ただの親子愛以上にもっと深遠なものだったって事。
どこまで大掛かりに愛を描いているんだ!
そんな重力と同等に語られても、
驚くばかりで感動まではいかなかったなあ・・・
とは言え、ラストで再会する父娘には強い絆を感じました。
あと、ブランド教授が語る詩も印象的。
諦めずに行動して自分達で運命を切り拓けと。
その点でも、愛は困難を乗り越える力を持ってましたね。
好きなタイプの映画で心に残る内容だったけど、
肝である五次元世界の所がつっかえちゃって、
全体がスッと入ってこなかったです。
感動するまではいかなかった・・・

INTERSTELLAR
監督:クリストファー・ノーラン
製作:2014年 アメリカ
上映時間:169分
出演:*マシュー・マコノヒー *アン・ハサウェイ *ジェシカ・チャステイン *マイケル・ケイン *マッケンジー・フォイ *マット・デイモン
必ず、帰って来る。
それは宇宙を超えた父娘の約束――
環境の悪化と食糧難による人類滅亡の危機が迫り来る近未来。
居住可能な他の惑星を求めて宇宙へ旅立つ父と
地球で帰りを待つ娘の、壮大な絆の物語。
宇宙に飛び立ってからスピードが加速して面白くなっていきます。
いろいろな惑星やブラックホールの映像は
興味深くて引き込まれるように観ました!
理論物理学者キップ・ソーン博士が
製作総指揮として関わっているだけあって、
会話の中にも科学の専門的情報がギッシリで、
少しも気を抜けなかったです。
「ワームホール」や「ブラックホール」や「相対性理論」は
作中でも簡単に分かり易く説明があるので、
詳しくなくても大丈夫でしたね。(^^;ホッ
「相対性理論と量子論の融合にブラックホールのデータが
不足」「特異点が自然界に存在しないから」・・・の辺りは
『そうなんだ・・・』と思うしかない(≧ε≦)
ネタバレあります ↓

父娘の絆の物語でしたね。息子の気持ちを思うと気の毒(^^;
プランAの成功を信じ、家族を救いたいと命懸けのミッションを
こなすクーパー(マシュー・マコノヒー)に、
実はプランAは実行不可能で、元々プランBの計画が
進められていた事実が判明する展開はショッキングでした。
マット・デイモンが、人類という種を救うと言いながらも、
自己中心的なイヤな奴として出演していてビックリだし。( ̄□ ̄;)
この映画の肝は五次元世界でしょう。
娘マーフィー(ジェシカ・チャステイン、マッケンジー・フォイ)の
部屋で起きたポルターガイストのような現象や、
アメリア(アン・ハサウェイ)の第三種接近遭遇という伏線が
ああいう形で繋がるとは、何と言うスケールなの!(゚o゚)
ブラックホールの特異点を通過して入った特殊な世界に、
マーフィーの部屋が時空を超えて展開している。
だけどコンタクトは出来ない。
そこで重力は次元を超えられるので、
クーパーは本や時計の秒針を動かして
マーフィーにメッセージを伝えます。
モールス信号やバイナリってアナログだなあと思ったけど、
重力を使って出来る事は限られるから仕方ないか。
それにしても特異点のデータは膨大だろうに、
モールス信号でよく伝えられたよね。(@_@;)
マーフィーはどれだけの間、秒針の一つの動きも見逃さず
ノートに記したんだろう・・・ってそんな事も気になっちゃって。
五次元というものがそもそも分かりません(^▽^;)
自由に時空を超えて何物にも縛られないと言う事だけど、
ではなぜマーフィーの過去しか見えないのか?
部屋にいる大人のマーフィー、例えばモールス信号を
ノートに書いている姿があの世界に存在してもよくない?
それと宇宙に呼び出したのは「彼ら」だと言っていたのが、
途中で「彼らじゃない、俺たちだ」となりますよね。
つまりそれは、クーパー父娘が五次元を解明する方程式を
解いたおかげで存在する進化した人類を指してるのかな。
その辺りハッキリしてなくてモヤモヤする~
何にしろ、そんな高度な文明を持っているなら、
このように回りくどくなく、もっと簡単な方法で
人類を救えたんじゃないかとも思えるんですよね(≧ε≦)
でもきっと本作が言いたい事は、愛の力ですよね。
アメリアも言っていたように
「愛には特別な力がある。引き寄せられる。時空も超える。」と。
愛は五次元を紐解く重要な要素であったって事。
ただの親子愛以上にもっと深遠なものだったって事。
どこまで大掛かりに愛を描いているんだ!
そんな重力と同等に語られても、
驚くばかりで感動まではいかなかったなあ・・・
とは言え、ラストで再会する父娘には強い絆を感じました。
あと、ブランド教授が語る詩も印象的。
諦めずに行動して自分達で運命を切り拓けと。
その点でも、愛は困難を乗り越える力を持ってましたね。
好きなタイプの映画で心に残る内容だったけど、
肝である五次元世界の所がつっかえちゃって、
全体がスッと入ってこなかったです。