2012-01-30(Mon)
絶体絶命の状況下でも、生き抜こうとした奇跡の127時間。
このポジティヴな生命力が眩しい~☆

127 Hours
監督:ダニー・ボイル
製作:2010年 アメリカ・イギリス
出演:*ジェームズ・フランコ *アンバー・タンブリン *ケイト・マーラ
あきらめるな、未来を笑え。
大自然の脅威とちっぽけな人間。
しかし、それに立ち向かう凄まじい生命力を持った男。
何を考え、何をしたのか・・・
実話に基づいたストーリーなのには、ビックリです。
それにしてもダニー・ボイル監督って音楽のセンスが良いよね。
オープニング、リズムのハッキリした曲を使って、
疾走する主人公を見せ、躍動感を出していく。
ここからガッと心を掴まれ、引き込まれていきました。
ストーリー展開は、予告編などでだいたい予想がついていたけど、
飽きさせない映像と音楽で、中だるみが無かったです。
どこまでも赤土の続く広野を軽い足取りで進むアーロン(ジェームズ・フランコ)。
本当に広くて、周囲に人の影が全く無いのが分かります。
軽快なムードから一転、彼は岩場の裂け目に落ち、同時に
右手を落石に挟まれ、見動きが出来なくなってしまう。
このタイミングでタイトルの「127Hours」ですよ。(+_+)。。。
ここで127時間を過ごすのか・・・って絶望的な気持ちになった。
しかし彼は自分に「冷静になれ」と言い聞かせます。
自分の持ち物を並べ、どれで何が出来るかを考える。
さすがに登山に慣れているだけあって、ロープの使い方など、
サバイバル術に長けているんですね。
ほとんどが岩とアーロンだけのワン・シチュエーション。
まずジェームズ・フランコがアップに耐えられる魅力ある人なのが、
良かった(^_^)
苦悩、後悔、絶望、希望・・・刻々と変化する心情を
リアルに表現しているのが素晴らしかったです。
映像的にも、回顧や妄想や幻覚などを交えて
ダレる事無く、テンポ良く見せていく演出が見事でした。
ネタバレあるかも
印象的なのは、ラジオDJ風に、自分の独りよがりな行動を
自嘲するように軽妙に語るシーン。
人は最期が近付くと、家族や友人に、もっとああしておけば
良かった、こうしておくべきだった・・・と振り返るものですよね。
そして感謝の気持ちも伝えたくなるものです。
それを湿っぽくせず、POPに明るく表現した面白いシーンでした。
出掛ける時、誰にも行き先を告げなかった。
こんな目に遭ったのも、人との関わりを軽くあしらって、
自分の自由を謳歌してきたせいだと反省するアーロン。
しかしその時に見た未来のビジョン。
確かにこれは自分が招いた運命とは言え、
まだ見捨てられたわけじゃないと、強い精神力を奮い立たせ、
ありったけの覚悟を持って衝撃の行動に出る!
もう、あまりにショッキングでまともに見ていられなかった(><)
完全に麻痺していたはずだからそんなに痛くないよね?
なんて自分に言い聞かせていたけど、
神経を切る時、ピンッって音がした?(°□°;)
叫び声や呻き声にウワ~ッとなりました。
生き抜こうとする意志がその人を生かすものなんでしょうね。
たった一人で127時間ですよ!よくまともでいられたものだ。
冷静に自分や状況を見つめ苦痛に立ち向かう、なんと強靭な精神力。
私には生への執着も無いし、彼のようにはとても出来ない。
このポジティヴな生命力がとても眩しくて、胸にキリリと突き刺さってきました。
関連記事*****
「イントゥ・ザ・ワイルド」
「スラムドッグ$ミリオネア」
「トレインスポッティング」
このポジティヴな生命力が眩しい~☆

127 Hours
監督:ダニー・ボイル
製作:2010年 アメリカ・イギリス
出演:*ジェームズ・フランコ *アンバー・タンブリン *ケイト・マーラ
あきらめるな、未来を笑え。
大自然の脅威とちっぽけな人間。
しかし、それに立ち向かう凄まじい生命力を持った男。
何を考え、何をしたのか・・・
実話に基づいたストーリーなのには、ビックリです。
それにしてもダニー・ボイル監督って音楽のセンスが良いよね。
オープニング、リズムのハッキリした曲を使って、
疾走する主人公を見せ、躍動感を出していく。
ここからガッと心を掴まれ、引き込まれていきました。
ストーリー展開は、予告編などでだいたい予想がついていたけど、
飽きさせない映像と音楽で、中だるみが無かったです。
どこまでも赤土の続く広野を軽い足取りで進むアーロン(ジェームズ・フランコ)。
本当に広くて、周囲に人の影が全く無いのが分かります。
軽快なムードから一転、彼は岩場の裂け目に落ち、同時に
右手を落石に挟まれ、見動きが出来なくなってしまう。
このタイミングでタイトルの「127Hours」ですよ。(+_+)。。。
ここで127時間を過ごすのか・・・って絶望的な気持ちになった。
しかし彼は自分に「冷静になれ」と言い聞かせます。
自分の持ち物を並べ、どれで何が出来るかを考える。
さすがに登山に慣れているだけあって、ロープの使い方など、
サバイバル術に長けているんですね。
ほとんどが岩とアーロンだけのワン・シチュエーション。
まずジェームズ・フランコがアップに耐えられる魅力ある人なのが、
良かった(^_^)
苦悩、後悔、絶望、希望・・・刻々と変化する心情を
リアルに表現しているのが素晴らしかったです。
映像的にも、回顧や妄想や幻覚などを交えて
ダレる事無く、テンポ良く見せていく演出が見事でした。
ネタバレあるかも
印象的なのは、ラジオDJ風に、自分の独りよがりな行動を
自嘲するように軽妙に語るシーン。
人は最期が近付くと、家族や友人に、もっとああしておけば
良かった、こうしておくべきだった・・・と振り返るものですよね。
そして感謝の気持ちも伝えたくなるものです。
それを湿っぽくせず、POPに明るく表現した面白いシーンでした。
出掛ける時、誰にも行き先を告げなかった。
こんな目に遭ったのも、人との関わりを軽くあしらって、
自分の自由を謳歌してきたせいだと反省するアーロン。
しかしその時に見た未来のビジョン。
確かにこれは自分が招いた運命とは言え、
まだ見捨てられたわけじゃないと、強い精神力を奮い立たせ、
ありったけの覚悟を持って衝撃の行動に出る!
もう、あまりにショッキングでまともに見ていられなかった(><)
完全に麻痺していたはずだからそんなに痛くないよね?
なんて自分に言い聞かせていたけど、
神経を切る時、ピンッって音がした?(°□°;)
叫び声や呻き声にウワ~ッとなりました。
生き抜こうとする意志がその人を生かすものなんでしょうね。
たった一人で127時間ですよ!よくまともでいられたものだ。
冷静に自分や状況を見つめ苦痛に立ち向かう、なんと強靭な精神力。
私には生への執着も無いし、彼のようにはとても出来ない。
このポジティヴな生命力がとても眩しくて、胸にキリリと突き刺さってきました。
関連記事*****
「イントゥ・ザ・ワイルド」
「スラムドッグ$ミリオネア」
「トレインスポッティング」
スポンサーサイト