ザ・ウォーカー
本は神か紙か・・・
使命を全うしようとする不屈の男の姿を描いてます。
研ぎ澄まされたデンゼルの刀さばきがカッコ良かった~!

ザ・ウォーカー
監督:アレン・ヒューズ  アルバート・ヒューズ
製作:2010年 アメリカ
出演:*デンゼル・ワシントン *ゲイリー・オールドマン *ミラ・クニス
   *ジェニファー・ビールス

運べ、西へ。世界に残る たった一冊の本をーー。

ウォーカーと呼ばれる男イーライ(デンゼル・ワシントン)は、
本を運ぶため西を目指して歩き続けている・・・
最初のうちは、何の説明もありません。
世界はどのように滅びたのか、
彼は なぜ、どこへ、どんな本を運んでいるのか?

それは徐々に明かされていきます。

ネタバレあるかも?


まず、本・・・やはりこれか。
こうくると、残念ながら ちょっと理解できない部分が。。。
「パワーが宿っていて人を導く言葉がある」・・ふ~ん、そうかもね。
「戦争の原因とも言われた」・・異なる宗教同士の戦争って事かな。
この本の重要性が理解できないので、
少し引いたまま、観ていく事に。(^^;


街を支配するカーネギー(ゲイリー・オールドマン)は、
本を手に入れようとし、イーライと激しい闘いになります。
カーネギーは、人の心を操りたくて、本を狙っているのだ。
宗教というものは、人を救うものにもなれば、
武器にもなるという事ですね


神の声に導かれ、本のあるべき場所へ届けようとする
イーライは、神の力に守られているのか、敵無しの強さ!
ほんの一瞬で相手を仕留めるシャープな動きに圧倒された。
スピードがあるし、ムダがない。

その上、撃たれても倒れないなんて、まさに神がかり。

カーネギーに本を奪われたけど、
中身は全てイーライの頭の中に記憶されていた。これも神がかり。

そして、カーネギーが手にした本は・・・!
と言う事は、イーライは・・・うん?!
確かに嗅覚や聴覚が並外れて鋭いのは気付いてたけど、
ん~?と思って、最初から見直したら、
人と視線を合わせて会話してるし、
離れた人を銃で正確に撃ってるんだけどね~
そりゃあ、こっちは気付きませんよ。
このオチには驚いたわ~~

本は持つ人によっては神にもなるけど、
紙にしかならない場合もある。

宗教と本それぞれの二面性が象徴的に描かれていて面白かったです。


原題は「THE BOOK OF ELI」だけど、
邦題「ザ・ウォーカー」の方が合ってますね。
イーライは本の内容を広める預言者ではなく、
無事に届ける「運び役」に徹してたから

だから、それを邪魔する者をバッサバッサと
斬り捨ててきたんでしょうね。
淡々と任務をこなす姿に美学があった!

使命感・信念の強さにデンゼルらしさが出てました。
いやらしい悪人役にも久々ゲイリーらしい演技が
見られて良かったです。
ストーリーは、それで何?という結末だったけど(^^;
名優2人で持ってましたね。
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テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ゴースト/ニューヨークの幻
まさか今さら泣くとは思わなかったわあ。
1セントと 旅立ちのシーンでキタ~~(T_T)
やっぱり、いい映画なんだなあ。。。

ゴースト ニューヨークの幻
監督:ジェリー・ザッカー
製作:1990年 アメリカ
出演:*パトリック・スウェイジ *デミ・ムーア *ウーピー・ゴールドバーグ
   *トニー・ゴールドウィン

リメイク版の邦画「ゴースト もういちど抱きしめたい」が現在公開中なので、
関連して原作ハリウッド版のテレビ放映が昨晩ありました。
特に好きな作品ではなかったけど、
十何年かぶりで見たら、なかなか良かったです★

「ゴースト」と言えば↑の ろくろで粘土をもてあそぶ(≧ε≦)シーンが有名
いきなり最初だった。もっと盛り上がってからだと思ってました。
ろくろとラブシーンの組み合わせを、よく思い付いたものだわ!
指を絡ませ合ってネチネチする姿が、なんともなまめかしい

映画史に残る名シーンと言えるかもしれませんね~ 

強盗に撃ち殺され幽霊になってしまったサム(パトリック・スウェイジ)は、
恋人モリー(デミ・ムーア)に危険が迫っている事を知り、
彼女を守ろうと奮闘する。
サムは、愛する彼女に自分の存在を全く気付いてもらえない。
そこで、霊媒師オダ・メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)の
力を借りて、メッセージを届けようとする・・・

ウーピーが主役2人を食っちゃうくらいの強烈な印象を残してます。
彼女が出てくるシーンはどれも笑えて面白い!
切ないラブストーリーの中で、コミカルな演技が効いていました


サムが殺されたのは偶発的な事件じゃなくて、
実は仕組まれたもので、その犯人は身近な者で、
何も知らないモリーに近付いてくる・・・って辺りは、
ハラハラするサスペンスになっています。

自分の存在を分かってもらおうと、サムが1セントを動かすシーンでは、
泣けた~~(;_;) デミ・ムーアの表情が可憐でいいんだわ
このデミ、本当に可愛いよね!
ショートヘアが似合っていて、瞳もキラキラして魅力全開
その後、筋肉質の強い女になるとは、誰が想像しよう・・・

サムは旅立つ前に、それまで言ってなかった「愛してる」を言う。
ここも感動的でした。

ラブと笑いとサスペンスの混ざり具合が絶妙で良い!
「アンチェインド・メロディ」の曲も切なさを盛り上げて、
胸にグッと迫ってきました。

#1990年アカデミー賞助演女優賞・脚本賞 受賞

テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

ボルベール<帰郷>
涙あり、笑いあり。
そして生きるエネルギーが溢れている!
活力と大きな愛がもらえる良い映画です★

ボルベール
監督:ペドロ・アルモドバル
製作:2006年 スペイン
出演:*ペネロペ・クルス *カルメン・マウラ *ロラ・ドゥエニャス 
*ブランカ・ボウティージョ *ヨアンナ・コボ

ママ、話したいことが ヤマほどあるの。

「オール・アバウト・マイ・マザー」の流れを継ぐ作品で、
女性の逞しさ強さに加え、母娘の絆も描いた感動作になってます

アルモドバル監督にしては珍しく同性愛者が出てこないんだけど、
代わりに幽霊が出る・・・?
とにかく、ありきたりには進んでいきません
途中でサスペンス・タッチになったり、ホラーかと思わせたりして、
想像のつかない展開になっているし、
ラストには大きな秘密が明かされる驚きもあります。
ドロドロした不幸の連鎖なのに、カラッとした味わいになっているのは、
女性の気丈さが前面に出ているせいでしょう


あらゆる場面にエネルギーを感じさせてくれるの。
画面全体の鮮やかな色彩や図柄もそう。
まくしたてるようなスペイン語の勢いもそうだし、
チュッチュと音を立てるKissもエネルギッシュ。

ネタバレあるかも?


この作品もまた男の存在感が薄いんですよ。
出てきても、女を悲しませ苦しめるだけの存在です。
女達は男がいなくても、女同士で支え合いながら、
気丈に逞しく生きています


事件が起きた直後なのに、ライムンダ(ペネロペ・クルス)は、
30人分の料理を頼まれたら、稼ぐチャンスを逃さないとばかりに
引き受け、すぐに動き出します。
近所の女達が快く協力して、楽しく働く姿が生き生きとしてイイ☆

アグスティナは家族離れ離れで一人身でありながら、
隣人の面倒を看て、身内に代わって葬儀まで取り仕切るという、
懐の大きな人。
ライムンダの母に対しては思う所があったでしょうけど、
最後まで広い心を持って、全てを受け入れてましたね。

どの人も、人に言えない秘密や悩みを持っています
ライムンダが母を拒むようになった理由、
母が幽霊となっていた理由など・・・

そして強く見える女でも、弱さを感じる時があります。
母として娘に愛されたいと思う時。
娘として母に愛されたいと思う時。


ライムンダが目を潤ませて、「ボルベール」を歌うシーンでは、
母への思慕が溢れていて、胸にグッときたなあ~(;_;)
それを隠れて聴き、涙する母の姿にも泣けた~

紆余曲折を経て、わだかまりを消し、
本来の母娘になって抱き合う姿は感動的でした。
絶対的な愛情のある場所に帰った瞬間(帰郷)でしたね。

犯した罪に対しては、彼女達なりにそれを背負って
償っていく姿勢をきちんと見せているので、

なんか許せてしまうな(^^;

ユーモラスなシーン(オナラとかロシア女)も好き★
ペネロペが生活臭のある女を生々しく演じているのも
すごく良かった!

女の強い生命力と、大きく包み込む愛の両方が
描かれた、まさに女性賛歌の作品でした。



テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画

オール・アバウト・マイ・マザー
ペドロ・アルモドバル作品で数々の映画賞に輝いた本作を観てみた。
出演者は、ほとんど女性。なるほど、女性賛歌の映画か~
観終わって元気づけられた気分になれて、うん、これ好きだなあ★

オール・アバウト・マイ・マザー

監督:ペドロ・アルモドバル
製作1998年 スペイン
出演:*セシリア・ロス *マリサ・パレデス *ベネロペ・クルス

世界の映画賞を独占、世界の女たちが涙した、
母から生まれた全ての人たちに贈る感動作。


世界の映画賞を独占とあるものの、
正直 理解し難いアルモドバル監督独特な世界なので、
とても一般受けするとは思えない・・・(^^;
なんせ、登場人物が変わっていて特殊な話になっているからね。

息子を失ったシングルマザー、人工的に女になった男、
煙草中毒でレズの大女優、薬物依存の若手女優、
ニューハーフの子を妊娠しHIVになった修道女。
どうしてこうも身近にいないような人を持ってくるんだろう!(≧ε≦)
どんなに特殊でも、女として生きる事に変わりは無いと言う事かな。
確かにどの人も悲しみや痛みを抱えています。


マヌエラは息子を事故で失い、喪失感の中、
父親を探そうとバルセロナへ旅立ちます。
そこで知り合った人たちと新しい人間関係を築き、
またドラマが展開していくんだけど、
男性が存在してないんですよね。
男性に恵まれていないと言うのか。
居ても、認知症だったりエイズの末期症状だったり。
だからこそ、余計に女同士での結び付きが強くなって
いるんだと思います。
皆で支え合って笑い合って、悲しみを乗り越えていっている。


女であるためには母であるためには、
それを演じなくてはいけない。
不幸そうな表情は表に出さずに、
覚悟を持って強くしなやかに生きていかなくちゃならない

登場した女性達は、皆、立派に演じていました。

特にニューハーフ(女の仲間!)のアグラード(アントニア・サン・ファン)は、
自分の名前に「楽しませる」と言う意味があると、
常に周囲を明るくし和ませてくれたのが、とても良かった~

マヌエラはバルセロナ~マドリードを二往復するうちに、
だんだん前向きに強くなっていくんですよね。
明るく希望の持てるラストでした。

中に出てくる映画「イヴの総て」「欲望という名の電車」を
知っていたら、もっとこの作品を深く味わう事が出来ただろうな。

#1999年 アカデミー賞 外国語映画賞受賞

テーマ : DVDレビュー
ジャンル : 映画

パリより愛をこめて
頭髪を剃ってヒゲを生やして、異様な強面だけど、
めっちゃイイ人やん!
痛快でコミカルなアクション・サスペンス。気軽に楽しめました!

パリより愛をこめて
監督:ピエール・モレル
原案:リュック・ベッソン
製作:2010年 フランス
出演:*ジョン・トラヴォルタ *ジョナサン・リース・マイヤーズ
   *カシア・スムートニアック 

人生のひきがねを引け。

舞台はパリ。
リース(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は
米大使館員としては抜かりない男と認められていたが、
裏の顔であるCIA見習い捜査官としては、
人を殺した経験もなく、小さな仕事しか任せてもらえない。


アメリカからベテランの相棒が来ると言うので迎えに行くと、
CIAのイメージを覆すような
破天荒な男
ワックス(ジョン・トラボルタ)がいた。
そこから彼のペースにあれよあれよと言う間に巻き込まれ、
リースは彼の後について行く恰好でテロ組織を追う事になる。

中華料理店からいきなり銃撃戦が始まり、
スピーディーに展開していきます。

アクションはスローモーションを活かして見せ、
カッコイイし痛快★

遊び心も加味した流れは、
こちらが楽しめるツボを抱えている・・・
いや、ツボを抑えている~(^▽^;)!

(リースがずっと壺を抱えている姿は笑えた~)

ワックスはキレた危ない男のイメージを作っているけど、
捜査官としての能力が高いので周囲から信頼されています。
ムチャしているようで全く無駄の無い働きをしてるのよね。
全てが理にかなっているから尊敬できるのだ

若いリースに対しては、自らの行動で手本を見せ、
心構えやスキルを教えていきます。

一緒にいるうちに、多くの事を自然に身に付けさせてました。
素晴らしい先輩だよね~!

テロリストの今回の目標は、
アフリカ支援サミットに出席する米代表団。
最初に指輪を持ってきた時点で怪しいと思ってたよ(- -;)
リースは愛と任務に挟まれて悩み葛藤する・・・!
ラストで相手と直面した時、冷静な判断を見せます。
彼の成長が良く分かるシーンでした。

知性派のリースと行動派のワックス、
正反対の2人のやりとりが面白かった。
でも、やっぱりトラボルタの存在感がバツグンでしたよ★
声が高めのせいか、自然と優しさを醸し出してましたね。
嫌味が無く全面的に信頼できる師匠に、ワタクシついて行きます!

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

きみがぼくを見つけた日
タイムトラベルの法則性が曖昧で疑問も多いため、
そこを考えると、運命の恋に対するウットリ感がそがれるけど、
全編を通して存在する「絶対的な愛」にはグッときた~★

きみがぼくを見つけた日
監督:ロベルト・シュヴェンゲ 
製作:2009年 アメリカ
製作総指揮:ブラッド・ピット
出演:*エリック・バナ *レイチェル・マクアダムス *アーリス・ハワード

私の彼はいま、6歳の私に会いに行っています。

ヘンリー(エリック・バナ)はタイムトラベラー。
いつどこへ時空移動をするかは予測できないため、
その特殊能力は彼にとって厄介のタネだった。

自分の意志とは関係なく突然身体がスッと消えて他の時空へ行ってしまう。
そんな風では基本軸の生活すら危ういんじゃない?
2週間いなくなっていたと言うくだりがあるけど、
こちらの時間軸で2週間でも、ヘンリーにとってはどうなんだろうか?
ヘンリーが28歳だと言っているけど実際にどうなんだろうか?
つまりどこが基本軸か分からなくならない?って事なんだけど。

突っ込み所では、結婚式であんな風に未来から来るなんて都合良過ぎやしませんか。
それから胎児が飛ぶってどういう事か意味分かりませ~ん。(≧ε≦)

年齢の事や基本軸はどうだろうと2人には関係ないし、
どうでもいいっちゃあ、いい事なんだけど、
妙に気になったりすると、ラブストーリーに没頭できない~(^^;


ネタバレあります


ヘンリーにとって大事な時間と場所に引き寄せられるので、
タイムトラベルもある程度、意味や決まりはあったようですね。

多分、少年時代はママのいる過去に。
クレア(レイチェル・マクアダムス)と知り合ってからはクレア周辺に。
妊娠してからは未来中心に、旅していたんじゃないかな。

彼がいくらタイムトラベルをしても、出来事は何も変えられないんですよね。
消し去りたい母の事故も止める事は出来ない・・・(;_;)
(地下鉄で母と会った時、○○年後のクリスマス・イヴに
車に乗らないでと言ってもダメだったかな?(^^;)

タイムトラベルをちょっとしたスパイスと考えれば、
これは、障害や問題を乗り越えて愛を貫く
2人のラブストーリーですね

一途な熱い思いが胸に迫ってきました

レイチェル・マクアダムス、キラキラ輝く瞳から発する
熱視線が男をグルグル巻きにするのが見えたわ(^▽^;)
最高にキュートな表情してましたね。
「きみに読む物語」を思い出したけど、ラブストーリーが似合う!

エリック・バナは優しくて物悲しい眼差しが良かったです。
でも無精ヒゲはあまり好きじゃないなあ。
それと若いのか年なのか、白髪でしか区別が付かなかった。

結婚して一緒に暮らしていても、
前触れも無くフッと消えてしまうヘンリー。
残された服を眺めながら、孤独に震えるクレア。
彼がそういう人だと分かっていても淋しさは募るもの。
愛するが故に、言い合ったり擦れ違いがあったり。
うれしい妊娠の後にもいろいろあり・・・

死期は知っても知らずとも、いずれ誰にでも訪れるもの。
まだ知っていた分、家族一緒に居て、
時間をより大切に過ごせたんじゃないかな~


とにかく一貫して2人には相手を想う揺るぎない愛があった!
それは彼の死後にもずっと続くんだよね~★
必死に走るクレアの姿が感動的で、
『ヘンリー消えないで~』って願ったわ(;_;)

「待つ人生は送らないで」とヘンリーが言うのは、
愛する人の死を、遺された者は、
どこかで受け入れなくちゃいけないからね~

その両親を見つめる娘の表情がすごく切なげで良いの。
でも娘はいつでもパパに会いに行けるからいいよね(≧ε≦)

テーマ : レンタルDVD・CD
ジャンル : 映画

沈まぬ太陽
重厚で壮大な作品!見応え充分★
腐敗した組織の中にいながら、
信念を持って不屈の生き方をした男の物語。
まさに渡辺謙さんに、打って付け!

沈まぬ太陽
監督:若松節朗
製作:2009年 日本
出演:*渡辺謙 *三浦友和 *松雪泰子 *鈴木京香 *石坂浩二


魂が、震える。

桜のマークの「国民航空」。
政府出資の特殊法人 NAL。
そしてジャンボ機墜落事故。と来れば、
どの会社をモデルにしているかすぐに分かりますよね。
けっこう過去の出来事と合致する部分があるし、
原作者の山崎豊子さんはいつも綿密な調査をして書くと仰ってたので、
一体どこまで事実に肉薄しているのか、そんな事がとても気になりました。
でも、最終的に、一人の男の生き様を描いた人間ドラマとして観ました。


これ、DVDなのにインターバルって事で、黒い画面のままの
10分間があった。(あと1分です、の字は出る)驚いた(≧ε≦)

ネタバレあります

労働組合の委員長の恩地(渡辺謙)は、空の安全確保のために、
過酷な労働条件改善を要求して勝ち取りました。
その活動のせいで、恩地は左遷人事の憂き目に遭い
10年もの海外僻地勤務を強いられます。

冒頭にアフリカで象を撃つシーンがあったから、
(あのシーンはどういう意味だったの?)
アフリカに行くのは分かっていたけど、
最初はパキスタンのカラチだった。
2年だけの辛抱と言われていたのが、次はイランのテヘランへ。
アフリカ(ケニアのナイロビ)の前に
こんな長い我慢の年月があったとは、知らなかった。。。
会社の嫌らしいやり方に、もう腹が立って、
苦々しい思いで一杯になったわ・・・(- -;)

恩地のいない間に他の組合員も冷遇され、
会社寄りの新体制の組合が作られます。
副委員長だった行天(三浦友和)だけは
会社サイドに取り込まれ、出世の道を進んでいて、
これがまた憎たらしさにまみれたイヤな男になるんだよね~
物語は、対照的な恩地と行天の確執を中心に進んでいきます。


恩地は会社から詫び状を書けば国内勤務に戻してやると
言われるけど、会社のため社員のために闘ってきた事が、
間違っていたと認める気になれず、「書けない」と断ります。

その時に「矜持(きょうじ)が許さない」って言うんですよ
自負・プライドという意味ですが、
自分の信念を曲げない、正しいと思う筋を通す
最初から最後までこういう人なんです、恩地という人は。

家族も傷付いてバラバラになり、苦悩も大きかったはずなのに、
配置された海外支店では、くさる事なく、
真剣に仕事に取り組むんだから、えらいよね~

10年ぶりに日本に帰って来れば、
ジャンボ機が墜落する大惨事が起き、遺族係となります。
ここでの整然と並ぶ無数の棺桶には、ゾクッとしました。
恩地は遺族に対し誠実に向き合い、
何とか信頼を得た上で補償問題を進めていこうと、
時間と手間を惜しみません。

首相の命を受け、国見(石坂浩二)が会長としてやって来た時、
彼は恩地の人間性を買って会長室役に抜擢します。
この2人には同じ高い志を感じたので、
この先、会社を良い方向に導いて行くだろうと思ったんだけどな。。。


ところが、会社の不正を暴き始めたら、
その影響が政界にも及ぶ危険を察知し、
首相(加藤剛)は国見を更迭するのだ。
首相もいい人そうに見えたけど、自分の事しか考えていない。

大金が動く企業と政界の関係は、今さら驚きはないくらい
もう当たり前になってますね。
世の中を上手く渡っていくと言う事は、
清濁合わせ呑むと言う事なんですね。

だけど、恩地は濁には染まらず、その結果 苦境に
追いやられても、逃げずに生きてきました。

最初、「沈まぬ太陽」とは、
ナショナル・フラッグ・キャリア=日の丸を背負っているおかげで
潰れる事のない会社の事かと思っていました。
でも、恩地の信念を持った強い生き方・不屈の精神を
象徴したものでした。


利権に群がっていた経営陣や政治家達が
どの程度罰せられたかはよく分からなかったし、
恩地が勝利した形ではないので、
モヤモヤしたものが残る終わり方ではあるけど、
あの荘厳な太陽の光に少し救われたかな。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

新しい人生のはじめかた
人生を切り開くか諦めるかは自分次第。
年齢なんて関係ないんだよね。
安定感のある名優の演技にホッコリ~★

新しい人生のはじめかた
監督:ジョエル・ホプキンス
製作:2008年 アメリカ
出演:*ダスティン・ホフマン *エマ・トンプソン *アイリーン・アトキンス

人生の曲がり角の先には、きっとーー素晴らしい冒険が待っている。

CM作曲家のハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)と、
空港職員のケイト(エマ・ワトソン)が出会って恋に落ちる話ですが、
最初、2人がどういう状況にあるのか別々に映し出されます。

ハーヴェイは仕事を若者に取られ、会社からもお払い箱に。
娘の結婚式のためN.Y.からはるばるロンドンへ行くも、
元妻の再婚相手に父親の座を奪われ、意気消沈。
他の家族と違って自分一人だけ三流ホテルに泊まらされたり、
前夜パーティーでは、娘と離れた席に追いやられたりで、
居場所がなくて哀れさが漂っています。実に痛々しい。(;_;)

元妻に対し、「君は30秒で僕にクズみたいな思いをさせる」と言い、
離婚に至るまでにいろいろモメたのが伺えるけど、
再婚相手の男は嫌味のない立派な人で、
周囲と温かい家庭のムードを作っていて、
娘の義父としてケチの付け様がありません。
娘も花婿も、2人の父親を立てるという気配りをしてくれるけど、
ますますハーヴェイが浮いて居心地悪くなるんだよね~

もう一人の主役ケイトは、未婚の中年女性。
娘だけが心の拠り所の老いた母親を抱え、
自分の人生を諦めています。
世話好きな友人が男性を紹介してくれるんだけれども、
彼女もそこで疎外感を感じ、気まずい思いを味わいます

ネタバレあります



強い孤独感から来る淋しさで気分がどん底の時に、
2人は出会います。
取っ付きが最悪な状態だったと言うのは、
2人にとって良かったのかもしれませんね

自分を飾る事なく自然体で接する事ができたから。
最初に嫌な部分をさらけ出しちゃったら後はお互いに楽だよね~
しかもそこで気が合ったとなるとそれから先は上昇するのみじゃない?

でもケイトが、用があって電車に乗るからここで、って事になったら、
普通はそこでサヨナラなんだけど、
そこから1歩進めて彼女を追いかけて電車に乗ったのがすごい。
この1歩で大きく流れが変わった~★その勇気に拍手を送りたい!

恋の始まりって、年齢に関係なく
ドキドキするようなときめきがあるもんですね~
いろんなドレスに着替えるシーンの2人のはしゃぎぶりなんて、
年齢を忘れてたよね(≧ε≦)
とは言え、長いキャリアから来る男優と女優の、
繊細で、人間味溢れて、安心できる演技は良かったです。
空虚な心を温かさで満たしていく様を見せてくれて、
さすが演技派って感じでした。


ミドルエイジらしさが出ていたのは、
ケイトの方が「自分が傷つくのがいや。諦めて生きる方が楽」
と言って、新たな局面に踏み出す事を躊躇する所。

この気持ちはなんか分かるなあ。
年を取ると、変化が煩わしく感じられるんだよね~
特に恋愛なんてもういいやって思うものじゃないかな。
そこをハーヴェイの方は、これが幸せのラストチャンスと信じ、
彼女の一歩を促します。

途中ですれ違いがあったりする王道のラブストーリーですが、
なんかホンワカとできた作品でした。
あ、そうそう、いくらミドルエイジでも携帯くらい上手く活用してよね(^▽^;)

テーマ : 今日観た映画
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■硫黄島からの手紙
■イカとクジラ
■息もできない
■1408号室
■イノセンス
■イノセント・ガーデン
■イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
■ウィンターズ・ボーン
■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■ヴェロニカ・ゲリン
■ウォーム・ボディーズ
■ウォール街
■ウォール・ストリート
■ウォールフラワー
■ウォッチメン
■ウォルター少年と、夏の休日
■ウォンテッド
■宇宙人ポール
■宇宙戦争
■海を飛ぶ夢
■裏切りのサーカス
■ウルヴァリン:X-MEN ZERO
■ウルヴァリン:SAMURAI
■ウルフ・オブ・ウォールストリート
■ウルフマン
■運命じゃない人
■運命のボタン
■エアベンダー
■永遠の0
■永遠の僕たち
■英国王のスピーチ
■88ミニッツ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■エクスペンダブルズ
■エクスペンダブルズ2
■エクリプス/トワイライト・サーガ
■es[エス]
■エスター
■X-ファイル:真実を求めて
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■X-MEN:ファースト・ジェネレーション
■X-MEN:フューチャー&パスト
■エミリー・ローズ
■M:i:3
■エリザベス:ゴールデン・エイジ
■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
■L.A.コンフィデンシャル
■エンジェル ウォーズ
■エンド・オブ・ホワイトハウス
■おおかみこどもの雨と雪
■オーストラリア
■オープン・ユア・アイズ
■オール・アバウト・マイ・マザー
■オールド・ボーイ
■オール・ユー・ニード・イズ・キル
■おくりびと
■オズ はじまりの戦い
■おとなのけんか
■オブリビオン
■オペラ座の怪人(映画版)
■オペラ座の怪人(劇団四季版)
■オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン
■おみおくりの作法
■オンリー・ゴッド
「か行」
■カールじいさんの空飛ぶ家
■カイジ 人生逆転ゲーム
■カイジ2~人生奪回ゲーム~
■カウボーイ&エイリアン
■鍵泥棒のメソッド
■隠された記憶
■かぐや姫の物語
■崖っぷちの男
■崖の上のポニョ
■カサノバ
■ガタカ
■カッコーの巣の上で
■神々と男たち
■かもめ食堂
■花様年華
■華麗なるギャツビー
■渇き
■完全なる報復
■GANTZ
■GANTZ:PERFECT ANSWER
■鑑定士と顔のない依頼人
■義兄弟 SECRET REUNION
■危険なプロット
■キサラギ
■奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~
■奇跡
■キック・アス
■キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
■キッズ・オールライト
■きっと、うまくいく
■希望の国
■きみがぼくを見つけた日
■きみに読む物語
■キャタピラー
■キャビン
■キャプテン・アメリカ  ザ・ファースト・アベンジャー
■キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
■キャプテン・フィリップス
■キャリー
■ギャング・オブ・ニューヨーク
■96時間
■96時間/リベンジ
■CUBE  シリーズ3作
■凶悪
■桐島、部活やめるってよ
■ギルバート・グレイプ
■キング・コング
■銀河ヒッチハイク・ガイド
■空気人形
■グエムルー漢江の怪物ー
■グッド・ウィル・ハンティング
■グッド・シェパード
■グッド・バッド・ウィアード
■グッバイ、レーニン!
■暗い日曜日
■クライマーズ・ハイ
■クラウド アトラス
■クラッシュ
■グランド・イリュージョン
■グランド・ブダペスト・ホテル
■グラン・トリノ
■グリーン・ゾーン
■クレイジー・ハート
■クローバーフィールド/HAKAISHA
■クロエ
■クロッシング(アメリカ)
■クロッシング(韓国)
■クロニクル
■クロユリ団地
■ケース39
■ケープタウン
■GAMER
■消されたヘッドライン
■幻影師アイゼンハイム
■恋のからさわぎ
■恋の罪
■ゴースト/ニューヨークの幻
■ゴーストライター
■氷の微笑2
■ゴールデンスランバー
■ゴールデンボーイ
■ゴーン・ガール
■ゴーン・ベイビー・ゴーン
■告白
■告発のとき
■GODZILLA ゴジラ
■コラテラル
■コララインとボタンの魔女
■コンスタンティン
■コンテイジョン
■(500)日のサマー
「さ行」
■ザ・イースト
■最強のふたり
■最高の人生の見つけ方
■サイダーハウス・ルール
■サイドウェイ
■サイド・エフェクト
■サイン
■殺人の告白
■殺人の追憶
■ザ・ウォーカー
■THE有頂天ホテル
■THE GREY 凍える太陽
■ザ・タウン
■砂漠でサーモン・フィッシング
■ザ・ハリケーン
■ザ・バンク 堕ちた巨像
■ザ・ファイター
■サブウェイ123 激突
■サプライズ
■ザ・マジックアワー
■13/ザメッティ
■サラの鍵
■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
■サロゲート
■サンキュー・スモーキング
■サンクタム
■サンシャイン・クリーニング
■サンシャイン2057
■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
■シェルター
■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
■沈まぬ太陽
■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
■ジャンパー
■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
■シュガー・ラッシュ
■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
■マッチポイント
■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
■モールス
■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
■モンスター上司
■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
■闇の列車、光の旅
■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
■ゆれる
■八日目の蝉
■容疑者Xの献身
■善き人のためのソナタ
■4分間のピアニスト
「ら行」
■ラースと、その彼女
■ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
■ライアーゲーム -再生-
■LIFE!
■ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
■ラストスタンド
■ラスベガスをぶっつぶせ
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■リアル・スティール
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■リトル・ミス・サンシャイン
■リトル・ランボーズ
■リミットレス
■猟奇的な彼女
■リンカーン/秘密の書
■リンカーン弁護士
■LOOPER/ルーパー
■ルーム205
■ルックアウト/見張り
■ルドandクルシ
■るろうに剣心
■Ray/レイ
■レギオン
■レスラー
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■REC/レック2
■REC/レック3 ジェネシス
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■レッドクリフPart1
■レッドクリフPart2ー未来への最終決戦ー
■レッド・ドラゴン
■レッド・ライト
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■レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
■レポゼッション・メン
■レ・ミゼラブル
■ロード・オブ・ウォー
■ローラーガールズ・ダイアリー
■ローン・レンジャー
■6才のボクが、大人になるまで。
■ロシアン・ルーレット
■ロスト・アイズ
■ロスト・イン・トランスレーション
■ロック・オブ・エイジズ
■ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
■ロック・ユー!
■ロビン・フッド
■ロフト.
■ロボット
「わ行」
■ワールド・ウォーZ
■ワールド・オブ・ライズ
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■私の中のあなた
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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