消されたヘッドライン
政界絡みの大企業の陰謀を暴こうとする新聞記者の奮闘。
そこはカッコ良かったよね・・・
だけど最後のドンデン返しで、あっれ~?!

消されたヘッドライン
監督:ケヴィン・マクドナルド
製作:2009年 アメリカ・イギリス
出演:*ラッセル・クロウ *ベン・アフレック *レイチェル・マクアダムス
*ヘレン・ミレン *ジェイソン・ベイトマン

暴くのか、逃げるのかーー。

それは、一人の新聞記者が見た“現代アメリカ最大の闇”。


同時期に起こった2つの事件、
1件は、黒人麻薬常習者の射殺とピザ配達人の負傷、
もう1件は、コリンズ議員(ベン・アフレック)が雇っていた
調査主任ソニア・ベーカーの不審死。
新聞記者カル(ラッセル・クロウ)は、調べていくうちに
全く関係ないように見えた2つの事件が、
軍事企業ポイントコープ社で繋がっていると疑うようになり、
その証拠を掴もうと走り回る。


ラッセル・クロウが泥臭い新聞記者役を渋く演じてます。
「ワールド・オブ・ライズ」でも、むさ苦しい感じだったけど、
俳優にしては太り過ぎじゃないか?(^^;
ベン・アフレックは前にも増して、顔長くないか?(^^;

ネタバレあります


2人は大学時代の友人ながら、
カルはコリンズ議員の妻アンと不倫関係で、
コリンズ議員はソニアと不倫関係で、ドロドロ・・・
だけど、ポイントコープ社が、国防の民間委託を受け、
海外国内での軍事において莫大な利益を得ている事を掴み、
政界と企業の癒着を暴こうと、同じ目的に向かって行きます。

命を狙われるスリルに加え、警察との駆け引きや、
締切時間との戦いなど、新聞記者は大変ですね~


あと、新聞社の実情として、WEB版の台頭と、
紙版の購読者減少も描かれています

ヘレン・ミレン演じる編集長は管理職の立場で
経営面に頭を悩ませ、ゴシップのような記事でもいいから
読者が飛び付くものを書くように言います

しかし昔気質のカルは、枝葉には目もくれず、
幹となる大きな問題に迫ろうと、芯がブレません。

若手のデラ(レイチェル・マクアダムス)と組むんだけど、
彼女は新人ジャーナリストらしく上昇志向剥き出しで、
最初は自分の手柄を気にしたり、青臭い正義感をぶつけたり。
根気と執念で問題に食らい付くカルのブン屋魂に触れ、
だんだん成長していくのが良いですね。

そして、とうとう、大きな証言を得て、
いよいよ企業と政界の陰謀を暴く記事を出すぞ、
という所で、急転換。
なんで、こんなオチにしたの?


結局2つの殺人事件はポイントコープ社とは関係なくて、
帰還兵のPTSDと恩を利用したものだった・・・
ドンデン返しで辿りついた真実が
スケールダウンして、ガッカリ。。。

でも、エンドロールの紙面に「議員、殺人関与で逮捕」の他にも、
「ポイントコープ、汚職(?)調査対象」のような
見出しが一瞬出てきたから
、きっとこれから追い込んで
行くんじゃないかと思います。
なんか一瞬過ぎて、見落としそうな扱い。
スッキリ感が半減する終わり方だったなあ。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
この写真で損してるんじゃない?
特殊能力を持ったヒロインのB級アクションものかと勝手に勘違いして、
別に期待してなかったんだけど、それが意外にも、
ミステリーとしての醍醐味が充分に味わえる作品だった!

ミレニアム
監督:ニールス・アルデン・オブレヴ
製作:2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:*ミカエル・ニクヴィスト *ノオミ・ラパス *スヴェン=ベルティル・タウベ


彼女だけが知っている

世界的ベストセラーとなった本の映画化らしいです。
何も知らずに観たら、本当に推理小説を読み進めている
気にさせる巧みな運びで、見応えのある内容でした。


ヒロインのリスベット(ノオミ・ラパス)が強烈なキャラなんだけど、
写真ほどゴツくはない、かなり華奢な女性です。
鼻にピアス、背中にドラゴンのタトゥー、パンク・ファッションと、
女性らしさとは程遠い外見。
(お化粧を落とすと可愛い顔をしている。半分くらい素顔で登場。)
超人的な特殊能力はなく、スパイとして訓練されてるわけでもなく、
記憶力とハッキング技術が並外れて凄いという程度。
過去に何やら暗い闇を抱えている様子。
情緒不安定な面があり、心を閉ざしています。
その辺り謎めいていて気になる所ですが、明らかにはされません。

その彼女が敏腕ジャーナリスト、ミカエル(ミカエル・ニクヴェスト)と
組む気になったのは、名誉棄損の裁判の件で調査しているうちに、
彼には嘘がない、信頼できそうな人物だと思えたからでしょうね。
だんだん心を許していく彼女なりの不器用な様子が可愛い~

2人で大企業のヴァンゲル一族を巡る謎に迫っていきます。
40年も前の少女失踪事件なので、資料が古いんだけど、
現代テクを使い、古い物から新しい事実を引き出していく
手法がなかなか面白いです。


この事件は登場人物が多いのと、
名前が憶え難いというのがあって、
ゴチャゴチャしている印象なんですよね~
(特典に人物相関図が付いてます)
でも最後には、全ての疑問をきれいさっぱりと解明して
見せてくれるので、全く問題なし!


謎を一つずつ紐解いてゆくミステリーとしての魅力もあるし、
行く手を阻まれるスリリングな展開にもすごく引き込まれます。

ただ、暴力描写と性描写が割とあるので、
品を一つ下げている気がするなあ。

全体的に女性が暴力に晒される話なので、
リスベットを通して、卑怯な暴力に屈しない姿や、
変に男に媚びない姿を見せたかったのかもしれない。
まあ最初のほうの嫌らしい後見人の件はまだいいとしても、
セクシーさとは無縁のリスベットに性的シーンは不要でしょう。
主人公達には、付かず離れずの、
含みを持たせた微妙な関係で居て欲しかったな。

これは3部作で、すでに2作目3作目が作られたようですが、
DVDはないんでしょうか??


関連記事*****
「ミレニアム2 火と戯れる女」
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

抱擁のかけら
ペネロペが眩し過ぎる~★
アルモドバル監督の世界はさすがに濃密だわ~★


破り捨てた過去の断片が今蘇る。
人は喪失感から立ち直る事ができる・・・

抱擁のかけら
監督:ペドロ・アルモドバル
製作:2009年 スペイン
出演:*ペネロペ・クルス *ルイス・オマール *ブランカ・ポルティージョ
*ホセ・ルイス・ゴメス *タマル・ノバス *ルーベン・オチャンディアーノ

愛から逃げて、愛と出逢う

元映画監督のマテオ(ルイス・オマール)は、
今は脚本家ハリー・ケインとして生活している。
目が不自由なため、アシスタントのジュディット(ブランカ・ポルティージョ)と
その息子ディエゴ(タマル・ノバス)の力を借りている。

ある日の事、ライ・X(ルーベン・オチャンディアーノ)と
名乗る男の訪問をきっかけに、
14年間封印してきた過去の記憶を辿る事になる。
それは、レナ(ペネロペ・クルス)と言う美し過ぎる女との
激しく深い愛の物語だった・・・

レナは女優になる夢を捨て切れず監督マテオの所へやって来る。
すぐに恋に落ちる2人だが、レナには大実業家のパトロン
エルネスト(ホセ・ルイス・ゴメス)がいた。
エスネストは老いからくる劣等感で、
レナに強い執着心を見せ、2人に激しく嫉妬する。

社会的にもしっかりした2人の大人の男達が
虜になって我を失う程のめり込んでしまう女
を、
妖艶なペネロペが演じています。
もう本当に美しいしキュートだしセクシ~~!
誰もが心を奪われるような最高の瞬間を切り取って映し出してますね。
魅力的に残したいって言う撮り手の気持ちまで伝わって来るよう。

監督マテオがもう少し若い男だったら、
私のテンションももっと盛り上がったんだけど(^^;

多分、アルモドバル監督自身の私情もあったのでは?
なんて、勝手に想像してしまった(≧ε≦)

ネタバレあります



エルネストが息子に、レナ達をずっとビデオ撮影して
監視させるって言うのは、ストーカー的。
その映像を見て、読唇術の人に会話を読み取らせるって
言うのも、すごい執念。
普通はここまで行動しないだろうけど、
内心やってみたいと思わせるようなギリギリの変態めいた所を、
今回もアルモドバル監督は見せてくれてます。(^▽^;)

マテオとレナはエルネストの束縛に耐え切れず、
スタッフなどを裏切るような形で逃避行に出る。
その結果、マテオは大切な人と光と職を失う・・・

マテオを葬り去ってハリーとして生きて来た理由が
この中盤で分かります。
14年間、大きな喪失感の中で別人として暮らしてきたんですね。
しかし、ディエゴに封印した記憶を語るうちに、
過ぎ去った思い出として客観的に見られるようになったのでは?

14年前にエルネストの嫌がらせで、
酷いシーンばかりを繋いで公開されたマテオの映画、
「謎の鞄と女たち」の元のテープがあると分かり、
それを編集し直し 再び蘇らせます。

こういう劇中劇と言うのも、アルモドバル監督作品では
前にもあったけど、本筋とは全く違った雰囲気のものを
持ってくるんだよね~
「見て鳥肌よ」と腕を見せる仕草がまた笑える(≧▽≦)ノ

過去の映画や写真を繋ぎ合わせ、新しい形で再生する事で、
まさにマテオ自身も新しく再生していくんですよね。


その横に、常に彼に寄り添って見守ってきた
ジュディットの愛が切なく見えます。

めくるめく激しい愛もあれば、
胸の内に大切にしまっておく愛もあります。
いつかマテオにも気付いて欲しいなあ。いい息子だし。

最後の映画作りに対する思いは、
アルモドバル監督が描きたかったもう一つの狙いだったのでは。

映画は、被写体のその瞬間の輝きや情熱などを
切り取って永遠に残す物

最高の形で完成させる事が大事なのだ。
そして映画は、再生される度に、
新しい形となって生まれ変わるものじゃないだろうか。

そんな映画の作り手の思いも感じられました。


テーマ : 映画
ジャンル : 映画

グリーン・ゾーン
息つく暇もないエキサイティングな展開!
マット・デイモンは正義感のある軍人役がとても似合ってカッコイイ!
でも、大量破壊兵器という題材がいまいちピンと来ない・・・

グリーン・ゾーン
監督:ポール・グリーングラス
製作:2010年 フランス・アメリカ・スペイン・イギリス
出演:*マット・デイモン *グレッグ・ギニア *ブレンダン・グリーソン

グリーン・ゾーンーー。そこは偽りに支配された安全地帯。

イラク戦争の撮り方にもいろいろあるものだね~
先日観た「ハート・ロッカー」は、静の中にものすごい緊迫感のある
ドキュメンタリータッチの映画で、心の病を扱っていました。

こちらの「グリーン・ゾーン」は正反対に激しい動きのある画が続きます。
そこにもまた迫ってくる戦場の恐怖がありました。
国の利害や都合が絡む戦争の構図が描かれています。

見せ方がすごくエンターテイメントでしたね。
手ぶれカメラで、銃を構えた兵士達の素早い動きを撮り、
音楽で緊張感を盛り上げる、
ダイナミックなアクション映画のような仕上げになってます。
これはこれで、私は好きだなあ~

グリーン・ゾーンとは、米軍がバグダッドに作った安全地帯。
砂埃にまみれて戦っている兵士達を映した後での
グリーン・ゾーンはすごく違和感がありますね。
青いプールでくつろぐアメリカ人・・・まるでリゾート地のようです。

何のために他国の土地にこんなものを作ったのか?
意味を考えると空しい気持ちになります。

題材は、イラク戦争の口実となった大量破壊兵器に関する陰謀。
上級准尉で、兵器を探す任務に就いているMET隊の
ミラー隊長(マット・デイモン)が、情報源の信憑性に疑いを持ち、
調査を始める。

結局、戦争の大義名分だった大量破壊兵器は存在しなかった。
はい、そんな事みんな知ってますが、何か?
だからね~、ここで驚きはないんだよね・・・


アメリカの上層部が国民や世界を騙していたという話を、
どういう意図で映画化したんでしょうね
アメリカに対する批判か、アメリカとしての反省か?
米軍軍人が告発したという形になっているから、
まともなアメリカ人もいると言う事か?

ただやっぱり、知っていても腹が立つんですよね。
権力者達は、安全地帯にいて、自分達の利益のために
戦争を仕掛けているけど、
生活をメチャクチャにされ苦しむのは弱者である市民。
そして国の為と言われて走り回っている兵士達。


戦争なんて、偽情報みたいなちっぽけな事で始まるものなんですね。
それで多くの命を奪うとは、恐ろしい!
通訳の「あんた達にこの国の事は決めさせない」と言う、
イラク人の気持ちにグサッときました。

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

縞模様のパジャマの少年
無邪気な少年の目を通して、
戦争の愚かさを強烈に突き付けてきます。
思っていたような展開とは全く違ってショック! しばし呆然。。。

縞模様のパジャマの少年
監督:マーク・ハーマン
製作:2008年 イギリス・アメリカ
出演:*エイサ・バターフィールド *ジャック・スキャンロン *アンバー・ビーティー
*デヴィッド・シューリス *ヴェラ・ファーミガ

第二次大戦下のドイツーー
フェンス越しに生まれた禁じられた友情。


8歳のブルーノ(エイサ・バターフィールド)は、冒険好きな無邪気な少年。
青く澄んだ大きな瞳は一点の曇りもない。
ナチス将校の父(デヴィッド・シューリス)は昇進し、
ベルリンを出て田舎に引っ越す事になった。
新しい仕事は強制収容所の所長なのだが、
そこで最悪の事を行っているのは、家族にも秘密にしていた。

田舎には学校もなく退屈なブルーノは、
近くに農場があり、パジャマを来た人達がいるのが気になった。
大人達はそこに近寄るのを禁じたが、
好奇心旺盛な少年は森を抜け農場へ行く。
するとフェンスの向こうに同じ年の少年シュムール
(ジャック・スキャンロン)がいて、2人はうちとけるのだった。


坊主頭で薄汚れた格好の少年を見ただけで、
もう、ウッときちゃったな・・・
フェンスを挟んで天と地ほどの境遇の差がクッキリ。

でも全く偏見のない子供達は遊び相手がいたのが、
素直にうれしかったようですね。
事態がよく分かっていない彼らは、
まさか人間に分け隔てがあるとは思ってなかったでしょう
子供の目には「何か変だけど同じ人間」と映ったに違いないです。

同じ人間同士・・・それこそが真実なのに!
だけどシュムールから「ユダヤ人」という言葉を知り、
家庭教師や姉から「ユダヤ人は敵だ」と聞かされます。
農場の人達が敵や悪い人には見えない・・・
少年は自分の目で見て感じた方を信じます。

片や姉は父の部下コトラー中尉に恋をした影響で、
愛国心に目覚めていきます。
12歳の少女は大人の価値観に染まっていくんですね。

この映画では、ドイツ人が全て悪者とは描いていません。
父親の母は、収容所所長という仕事を快く思ってなくて、
息子を訪ねて田舎へ来る事はなかったし、
妻(ベラ・ファーミガ)も収容所の実態を知って非難し、
そこでの生活に耐えられなくなります。
コトラー中尉の父もナチスに反発していた様子。
ドイツ人の中にもそういう人達がいた事を示しています。

しかし、ナチスの非道に反感を持っていた者が家族にいても、
自分は「国を良くするため」と信じて疑わない軍人。
それが戦争の成せる業なんですよね。

普段はいい人でも、ユダヤ人を相手にすると、
急に強い口調に変わる様や、
意味の無い暴力を見て見ぬふりをする冷淡さが恐いです。

ブルーノはある日、中尉に怒鳴られたせいで、
シュムールを裏切ってしまう。
ドイツが作ったプロパガンダ用の映画で、
収容所をいい所だと思い込んでしまう。
そんな出来事が重なって、ブルーノはシュムールの父を
探す手伝いをする事になります。。。

まさか、ここで終わるの?
そんな・・・なんとか間に合ってよ~(><)

心の叫びも虚しく、何と言う幕切れ・・・
もう、いたたまれなくなる悲しい気持ちだわ・・・(T_T)

衣服を取ってしまえば、何も違いのない同じ人間なんですよね。
ブルーノもシュムールも同じ一つの命。
こういうショッキングな形で見せられないと、
人の命の重さを改めて考える事はないのかもしれませんね。

人間は戦争で、どれだけ残酷で悲惨な事をやってきたのか。
戦争の愚かさをまざまざと見せ付けてくる映画でした。

テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画

タイタンの戦い
壮大に繰り広げる神と人間の戦いは、映像的に迫力あり。
神も怪物もなかなか個性的だし、スピーディーな展開も魅力。
ファミリー向けの娯楽大作、アクション・アドベンチャーです。

タイタンの戦い
監督:ルイ・ルテリエ
製作:2010年 アメリカ
出演:*サム・ワーシントン *ジェマ・アータートン *マッツ・ミケルセン
*リーアム・ニーソン *レイフ・ファインズ

神も、魔物も、そして運命さえも打ち負かせ。

ギリシャ神話の神は俗っぽいね(≧ε≦)
兄弟ゲンカして騙し合いをする。
人間から崇拝されないと、怒って人間を懲らしめると言う。
要するに、あらゆる権力が欲しい我がままな連中なんで、笑っちゃう。

天界の神ゼウスにリーアム・ニーソン、これは似合ってます。
冥界の神ハデスになんとレイフ・ファインズ、意外性があっていいかも。
この2人、顔が似てるなあ~って初めて思いました。

主人公ペルセウス(サム・ワーシントン)は、
神に反乱を起こした王の妻をゼウスが手篭めにした事で
産まれた半神半人の子供。
育ての親である漁師夫婦をハデスに殺されてしまう。
ハデスは怪物クラーケンを放ち、アルゴスの都を滅ぼそうとする。
ペルセウスはアルゴスの兵士達と共に、
神の暴挙を正すために立ち上がる!
巨大サソリ・怪鳥などが行く手を阻む大冒険が始まる・・・

兵士達がイケメンなのに、割とサラッと流されてしまうのが、
勿体ない。特にエウセビオスとか隊長のドラコがカッコよかった~
隊長だけじゃなく、もっと一人一人アップになるような
見せ場があっても良かったのに~
砂漠の魔術師ジンもなかなか面白い存在でした。

様々な危険が迫る過酷な旅なので、
ペルセウスは周りから神の力を求められるんだけど、
家族を奪った神に反発し、頑なに
「自分は人として戦う」と言い張るんですよね。
「人は人のために生き、戦い、死ぬ」と。
葛藤しながらも強い信念を貫き通す姿がいいです。


だけど、ゼウスの方は息子が心配で、剣や金貨を授け、
救いの手を差し伸べる。この辺り普通の親と一緒。(≧ε≦)
何と言っても心強いのが、守護神イオの存在。
いつも側にいて見守ってくれるんだもんね~
私に守護神なんているんかいな・・・(^^;

いくら自分の生まれを否定しても、消し去る事はできません。
生命に危険が迫れば、あらゆる力を使わざるを得ない。
人々を恐怖に陥れる悪を倒すためには、
神だの人だのに拘っていられない。
死ぬと言われた運命をも跳ね返して、
恐ろしいクラーケンを倒したのは、
生まれ持った強い心と勇気があったからなんですよね。

真の英雄として成長するペルセウスの物語でした。

メデューサの頭を突き出すシーンには笑えた~(≧▽≦)ノ☆
ファンタジーなので何でもありの世界。
106分とコンパクトで見易いです。

テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

シャッターアイランド
謎解きミステリーとしてはたいして衝撃はなかったなあ。
でも主人公が最後にボソッとつぶやいた言葉には、
思いがけずハッとさせられた!
全ての謎が解けてもこの島を出る事はできないじゃないか~

シャッターアイランド
監督:マーティン・スコセッシ
製作:2009年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *マーク・ラファロ *ベン・キングズレー
*ミシェル・ウィリアムズ *エミリー・モーティマー

全ての“謎”が解けるまでこの島を出る事はできない。

精神を患った犯罪者を収容する脱出不能の孤島シャッターアイランドで、
ある女性患者が忽然と姿を消した。
事件を捜査するため、連邦保安官テディ(レオナルド・ディカプリオ)は
相棒のチャック(マーク・ラファロ)と島を訪れた。

ネタバレあります




最初から物々しい音楽で怪しげなムードを盛り上げてくれるじゃないの。
謎解きの面白さが話題になっていたけど、
その答は早いうちに推測できますよね。
幻覚ばかり見て、頭が痛いと言う。
あんたが一番病的だよ!
戦争時の殺戮シーンや死んだ妻が出てくるシーンに、
テディは心にトラウマを抱えている事が分かります。
「人間は思い込みを正せない」と言うセリフで確信しました。

心に闇を抱えて倒錯するディカプリオが良かったです。
映像も暗く重い雰囲気がよく出てました。
でも私としては、全く現実じゃない奥さんのシーンなどは、
もっと幻想的な毒々しい映像がいいなあって思ってました。
デヴィッド・リンチ風だったらもっと妖しさが出るだろうなあって。

でも、最後の主人公のつぶやきで、
映画の印象がガラッと変わりました。
ギリギリまで追い詰められた者の
行き場の無い心情を描いていたのかと。

そうなると、あの落ち着いた映像でも良かったのかも。

「モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか」
主人公は究極の選択をしたのか・・・(;_;)


事件を捜査する、あるいは、人体実験の証拠を探す、
それは主人公の真実を探し当てる治療だったんだけど、
辿り着いた現実と言うのは、受け入れるには
耐え難いものだったんですね。

過去の悲惨さや罪の意識に押し潰され、
別の自分を作り上げては暴力でまた人を傷付けてきた。
正気に戻って生き続けるには苦し過ぎる。

それなら記憶を全て消し去って、
自分というものを葬るほうがマシだ。

それが、せめてもの罪の償いになってくれるならいい。
奥さんが彼に言った「楽にして」の言葉、
彼もまさに同じ心境に行き着いたんでしょうね。
なんて悲しくて切ない最後なんだ~~
もう2度とこの島を出る事はない・・・
    =========

本作は、真相が分かった上で皆の言動をもう一度観直すと、
1回目とは違った意味が見えてきて、
とても面白いです。
絶対に2回以上は観た方がいいですね。

テーマ : DVD・Blu-rayで観た映画
ジャンル : 映画

ケース39
女優2人は頑張ってると思う。
そこそこ怖さもあるかな。
でも全体的に想像の域を超えるものは、無かった・・・

ケース39
監督:クリスティアン・アルヴァルト
製作:2009年 アメリカ・カナダ
出演:*レニー・ゼルウィガー *ジョデル・フェルランド *ブラッドリー・クーパー

どういう展開になるのか誰でも分かるでしょうけど、
それでも、なるべく何の予備知識も入れずに観た方が、
楽しめる作品だと思います。
なので、今回はネタバレなしで簡単に。

社会福祉士のエミリー(レニー・ゼルウィガー)は、39件目の仕事で、
育児放棄・児童虐待の被害者、少女リリー(ジョデル・フェルランド)を知る。
眼つきの怪しい陰険な両親は、なんと少女をオーブンに入れて
焼こうとまでする!
少女の助けて欲しいとすがるような目に負けて、
エミリーはリリーを家に引き取る。
すると周囲で不可解な出来事が・・・

この作品の見どころは、いつ、どのように本性を現すかって所
徐々に違う顔を見せる演技が上手いね~
冷ややかな目に背筋が寒くなってくる~
両親が居た部屋の鍵、床の傷跡の意味が分かってくると不気味。

で、その正体は一体 何なの?と言うのが一番気になりました。
同じ年に製作された似た題材の映画、あちらの出来が良くて
正体でも、あっと言わされたからね~
こちらは何で来るんだろうと期待したんだけど、
ありがちなもので・・・(^^; 

とすると、普通の人では太刀打ち出来ないよね。
対決する者としては、恐怖に飲み込まれない事、
弱みを見せない事がポイントだったのかな。


でも、あのラストはちょっと物足りないなあ。
あれで本当に終わったわけ?

テーマ : 見た映画
ジャンル : 映画

マイレージ、マイライフ
ジェイソン・ライトマン監督作品の「サンキュー・スモーキング」「ジュノ」と
本作の3本の中で、本作が一番好き!
スウィート・ビターで後からジワジワくる作品だわ~
ジョージ・クルーニー、表情の一つ一つがいい!

マイレージ・マイライフ
監督:ジェイソン・ライトマン
製作:2009年 アメリカ
出演:*ジョージ・クルーニー *ヴェラ・ファーミガ *アナ・ケンドリック

あなたの“人生のスーツケース”詰め込みすぎていませんか?

アメリカらしいです。
企業に代わって、解雇を宣告する職業がある事や、
入社したばかりの新人が目上の先輩と対等に口をきく事。
日本じゃ考えられない。

ライアン(ジョージ・クルーニー)は、不況の中、
リストラを通告しに各地を飛び回ります。
面倒な人付き合いを避け、
出張先で出会った女性とは後腐れの無いように楽しみ、
マイレージを貯めるのを生きがいにしている。
余分な物は人生のバックパックに入れない・背負わないと
言うのが、彼のモットーなのだ。

徹底的に無駄を省いた旅する姿が、すごく洗練されて見えます。

ネタバレあるかも

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
裏切りに次ぐ裏切り。こんな展開、よく考え付くなあ~!
まるっきり予想のつかないものを見せてくれるので、
驚いたり感心したりで、ずっとワクワク感が途切れなかった★

ライアーゲーム
監督:松山博昭
製作:2009年 日本
出演:*戸田恵梨香 *松田翔太 *鈴木浩介 *田辺誠一 *濱田マリ
*吉瀬美智子 *渡辺いっけい *鈴木一真

極限の騙し合い、勝つのは誰だ。待望の最終章。

欲望渦巻く心理戦で人気となったテレビドラマの劇場版。

すごく面白かったんだけど、
わざわざ映画化する事もなかったと思います。(^^;
特別編としてテレビで放映しても良かったよね。
ドラマを観た人でないと登場人物のキャラが分からないし、
白髪のヨコヤ(鈴木一真)に至っては、
何のこっちゃ理解できないでしょう。

でもドラマを知らない人でも、プレイヤーの行動や作戦には
『そう来るか!』と言う衝撃を何度も味わえて、
充分に楽しめると思います!

それと、前に戻って確認したくなるのでDVD/BD鑑賞向きなのでは。

黒と原色が対比となっている映像や、興奮を高める電子音楽も、
独特ですごく良い♪

今回のゲームは11人で行う「エデンの園ゲーム」
金・銀・赤の3種類のリンゴの中から、1人一つずつ
選んで投票する、ある種 多数決のような事を、
13回戦続けるという、単純なものです。
単純なのに、人間の欲や猜疑感がもろに出て、
実に奥が深い!


ずっと室内でゲームをしているので、
場面に変化がないのに、引き込まれるんですよね~

私なんて、全員で赤リンゴを投票すれば、
それだけで13億円もらえるからいいじゃんって、
即 安全策を取っちゃうんだけどね~(^▽^;)
そんな一筋縄では行かないのが、このライアーゲームの醍醐味。
皆が欲望を剥き出しにして騙し合いの連続なのだ!


主人公の神崎直(戸田恵梨香)は、ドラマから一貫して、
「人を信じ合いましょう」という姿勢を崩しません。
そのせいで「バカ正直」の代名詞が付いて、
何度も「直ちゃんってやっぱりバカだよね」と笑われます。
でも人って、根底に「信じたい」気持を持っているんだよね

秋山(松田翔太)の天才的な洞察力、
福永(鈴木浩介)のずるさも相変わらずです。
後味もスッキリとして良かった★

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■アイランド
■アイ、ロボット
■愛を読むひと
■アウェイク
■アウトロー
■赤ずきん
■悪人
■悪の教典
■悪魔を見た
■アクロス・ザ・ユニバース
■アジャストメント
■アジョシ
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■アナと雪の女王
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■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
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■S.W.A.T.
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■そして父になる
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■ソルト
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■タイタンの戦い
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■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
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■父、帰る
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■着信アリ
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■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
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■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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