第9地区
エイリアンが難民になる・・・ってすごくユニークな発想!
画期的なストーリー設定にまず驚きました。
B級テイストで笑っちゃうような突っ込み所があるけど、
サラリと風刺がきいていて、なかなか面白かったです。

第9地区
監督:ニール・ブロンカンプ 
製作:2009年 アメリカ・ニュージーランド
    ピーター・ジャクソン
出演:*シャールト・コプリー *デヴィッド・ジェームズ *ジェイソン・コープ

人類、立入禁止。

ヨハネスブルグの上空に宇宙船が浮かんでいる画は刺激的。
中にいた大量のエイリアンは弱っていて侵略目的でもなさそうなので、
隔離した居住区を作って住まわせる事に。
って、ここですでにぶっ飛んだ話になってる~(≧▽≦)
これまでの映画だと、たった1人か2人のエイリアンでも
人間はアタフタして逃げ回り、相容れないものなのにね。

エイリアンはそのまま地球で暮らして、20数年。
数が180万にも膨れ上がるし、居住区はスラム化して酷い状態。
近隣とのトラブルも頻繁に起こるため、
超国家機関MNUは エイリアンたちを
新たな難民キャンプ地=第10地区へ移住させる計画を実行する。

ネタバレあります



その移住計画の最高責任者ヴィカス(シャールト・コプリー)は、
やたら明るくて軽い調子の男。
移転同意書にエイリアンのサインを貰うために、
一軒ずつ訪ねて回るんだって。これ笑えるよね~
人道的に見せて、実はただの形式だけ。

言語が違うはずなのになぜか意思の疎通が出来るのも不思議。
だけど、エイリアンは人間に友好的ってわけでもなく、
身体も人間より大きく身体能力も優れているのに、
どうして地球に留まって虐げられ続けているのかな?

エイリアンたちは、軽蔑的に「エビ」と呼ばれていて、
見た目は昆虫のようで人間とかけ離れた姿なのに、
食事や排せつが人間っぽいし、
家に住むとか名簿があるっていうのも、すごく生活臭がある(≧▽≦)ノ☆


ここでエイリアンを人間に置き換えたら、
南アフリカだけにアパルトヘイトを思い起こすように、
人種差別や難民・不法移民などの社会問題が
浮かび上がるようになってるんですね

人間は、異種の者弱い者を差別し排除しようとする・・・

前半はその辺りを、ドキュメンタリータッチで
リアルさを出しながら面白く見せていきます。
MNUの思惑はエイリアンの兵器だったり、
ナイジェリア人ギャングも闇取引で儲けながら、
武器を収集していたりして、
人間のあくどさや汚さが垣間見えます。

後半は、ヴィカスが謎の黒い液体を浴びた事による
悲劇が中心で、人間ドラマになっていく
前半のエイリアン移住話はすっかりどこかに行っちゃう(≧ε≦)
知能の高いエイリアン父子との友情まで出てきます。

ヴィカスが人間からエイリアンに変身しかけ、
それまでエイリアンを上から取り締まる側だったのが、
全く逆の立場に変わっていくにつれ、
こちらの目線も、だんだん人間からエイリアンに
移っていくんですよね~


友達の遺体を見つけてショックで立ちすくむエイリアン。
それに比べて、人間はヴィカスを人扱いせず、
価値ある物と見て、治療でなく人体実験をする。
感染後○○時間と切羽詰まった状況の中で、
ヴィカスを攻撃してくるのは軍とギャング団=人間。
人間のほうが恐ろしく身勝手に見えてきます。

ヴィカスが息も絶え絶えに エイリアン父子を救う姿に、
よくある展開でありながら、グッときましたね。
彼自身もここに来て、初めて人間らしい心を持った感じで。
でも、ひょっとしたらヴィカスはもう人間の姿に
戻れないかもしれないと思ったら、胸が熱くなりました。
ラストで彼がガラクタで花を作るシーンにはホロッと・・・

前半と後半とでテイストが違って、
SF、ドラマ、アクション何でもいろいろごった煮だったけど、
これまでにないような革新的な話の設定で、
社会風刺・人間風刺も見せていて、とても楽しめました。

スポンサーサイト



テーマ : 気になる映画
ジャンル : 映画

落下の王国
この映像、一度観てみる価値あり★
芸術作品のような美しさに、ため息が出るほど。
構図や色彩が掛け値なしに素晴らしい!
CGじゃなくて、ほとんどがロケだとは、驚いてしまう~

落下の王国
監督:ターセム
製作:2006年 インド・イギリス・アメリカ
出演:*リー・ペイス *カティンカ・ウンタルー *ジャスティン・ワデル

君にささげる、世界にたったひとつの作り話。

オレンジの木から落下し左腕を骨折して入院中の
少女アレクサンドリア(カティンカ・ウンタルー)は、
(この左腕、ずっと固定してるの大変そう)
橋から落下して脚を骨折したスタントマンの
ロイ(リー・ペイス)と出会う。
彼は少女にお話しを作って聞かせてくれる・・・

その話が映像として再現されるんだけど、
少女の創造力と想像力が生み出した幻想的な
世界には息を呑みます。
1カット1カットが、まるで絵画みたい!

登場人物の衣装もこれまたステキなんですよ~
(日本人デザイナーの石岡瑛子さんによるもの)

途中まで気が付かなかったんだけど、
登場人物は少女の周辺にいる人達なの!
病院の職員だったりオレンジ農園の人達だったり。
黒山賊はシーンによって父親の時もロイの時もあります。

ネタバレあります



ストーリーは、6人の男が総督オウディアスに復讐するため
彼を追って旅をする、というもの。
思いつきの行き当たりばったりで作っていく物語だし、
途中で少女の反応も入って来て、変更する事もあるので、
しっかりとした筋道のある話ではありません

実は、ロイが少女に物語を聞かせるのには、訳がありました。
スター俳優に恋人を取られ、ヤケになってスタントをやり
骨折した彼は、生きる意欲を失い投げ遣りになっていました。
自殺するため薬を少女に取りに行かせようという魂胆だったんです。

ロイがひどく自暴自棄になって、死に向かおうとする辺りから、
物語は悲惨な展開をし、
登場人物たちは破滅への道を進んで行くようになりました。

少女の父は怒った人達に襲われ、馬から落下して亡くなっており、
そんな父とロイを重ね、少女は、物語の中で息絶えようとする
主人公に、泣きながら必死で生きるように訴えます。
話しているロイには
「大好きなの。殺さないで。生かして。」と懇願します。

そう「生かして」。  語り手次第でどうにでも出来る。
そして自分を生かすも殺すも、自分なんですよね。

荒んだ心に勇気を与えた少女役のカティンカ・ウンタルー。
ものすごく自然な演技で驚かされた!
演技という言葉すら当てはまらないくらい「素」の
表情を見せるんですよ。

「聖体で魂を救おうとした?」のシーンの「What?」なんて、
台本にあったの?と聞きたいわ。
カメラを全く意識してないような無邪気さには参りました!

エンドロール前には、チャップリンやキートンなどの
危険極まりないスタント・シーンが映し出されます。
ビルからの落下、車からの落下、あらゆる落下のオンパレード。
命懸けだけれど、死のうと思ってやってないんですよね(当たり前ですが)
観客を楽しませるための、勇気を見せるための、
生きようとする落下なんです。生命力がありました。

後にはロイもそんな風に活躍しているとの事。

少女によって生きる意欲を取り戻し、
落下から這い上がった男の話でした。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~
命懸けのショーで常に死と隣り合わせのフーディーニ。
その彼が恐れたのは死よりもある秘密。
と言っても、トリックやマジックはほとんどない話です。
この映画のキャサリン・ゼタ=ジョーンズはキレイだわ~

奇術師フーディーニ
監督:ジリアン・アームストロング
製作:2007年 イギリス・オーストラリア
出演:*キャサリン・ゼタ=ジョーンズ *ガイ・ピアース *シアーシャ・ローナン

奇術師の映画と言うと「幻影師アイゼンハイム」や
「プレステージ」が浮かびます。
両方ともトリックの絡んだ面白い作品でしたね。
しかし本作は、変わったトリックを期待すると肩透かしを喰わされます。
奇術の話じゃありません。

フーディーニは実在の奇術師で「脱出王」として名を馳せました。
この映画では史実に基づいたエピソードが組み込まれているけど、
話の大部分はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ母娘のほうだし、
彼女達の存在はフィクションだろうと思うので、
作られた物語と考えればいいでしょう。

ネタバレあります



フーディーニは身体を鍛錬した器用な人という感じ
長く水中に潜っている出し物は、マジックと言うより、
本当に息を長く止められる人だったような。(≧ε≦)
身体でパンチを受けるのも、鍛えた肉体とコルセットの合わせ技。
裏で血を吐いていたのは生身の人間らしかったなあ。

母を亡くして以来、死後の世界に興味を持ち、
心霊術に傾倒していったんですね。
亡き母の思いを知りたいがため、
本物の霊能力者を強く求めていたんだけど、
どれもがイカサマだと見破ってしまいました


「母の最期の言葉を当てた者に1万ドル」と、
各国から霊能力者を集めます。
そこでやって来たのが、イカサマ霊能ショーで生活している
メアリー(キャサリン)とベンジー(シアーシャ・ローナン)母娘。
1万ドルで過酷な暮らしから抜け出したかったのだが・・・

一目で、心惹かれるフーディーニとメアリー。
だけど、互いに駆け引きも見え隠れします。
フーディーニが求めているのは、メアリーなのか母なのか。
メアリーは恋に落ちるのか、お金が目当てなのか。

2人がダンスするのを、ポカンと眺めている、
娘ベンジーとシュガーマンの図が笑える~(≧▽≦)ノ
ベンジーは「恋よ」と言い、シュガーマンは「未来の無い恋」と
言い、諦めさせようとする・・・
何と言っても、フーディーニには奥さんがいるし、
興行で世界各国を回るため、短期間で別の地に
移動しなくちゃならない人だからね~

最後に明かされるフーディーニの真実。
母の死に際に関する事。
命懸けのショーでの死より、彼が一番恐れていた事。
そのためにひどく悔み自分を責めてきたけど、
母と娘の出現のおかげで、その事実からやっと解放され、
魂は救われました

しかし、本当に霊的な能力を信じられたのは最後の時だとは。
なんて皮肉なんでしょう。ちゃんと信じていれば警戒できたのに。

大粒の涙を流す母娘は、心からフーディーニが
好きだったんだと思います。
これは、フーディーニの心の闇を軸にした
ラブストーリーでした。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

インビクタス/負けざる者たち
サッカーのワールドカップの後で観たのは、
いいタイミングだった気がする。
スポーツの持つ力や、ナショナリズムで国が一つになる事、
その体験が自分の中にまだしっかり残っているので、
すごく説得力を持って伝わって来ました~~!

インビクタス
監督:クリント・イーストウッド
製作:2009年 アメリカ
出演:*モーガン・フリーマン *マット・デイモン

ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語。

イーストウッド監督作品は、たいていムダなものがないんですが、
これはまた真っ直ぐでシンプルな作品ですね。
ラグビー・ワールドカップを絡めた民族和解政策と、
マンデラ大統領(モーガン・フリーマン)の
人間性・精神に絞って描いています。

人物背景まで削っていて、マンデラ大統領の家族の事や、
苦しい投獄生活は出てきません。
劇的な盛り上がりがない分、強い印象はないけど、
深イイ話って感じで良かったです。

1994年、アパルトヘイト終結後、ネルソン・マンデラは、
南アフリカで初の黒人大統領に選出されます。
就任後にスタッフを集めて行ったスピーチや、
警護班に黒人と白人の両方を就かせ、
新しい南アフリカの象徴にしたいといった方針や、
「復讐すべきではない。赦しの魂が自由にしてくれる」
黒人たちに寛容な心を説いたシーンに、
マンデラ大統領の、国を一つにまとめ、良い方向に
向かわせたいと願う、熱い思いが出てましたね。


一年後に自国で開催されるラグビー・ワールドカップを利用し、
白人と黒人の対立を無くす融和策を展開していきます。
チーム、スプリングボクスのキャプテン、ピナール(マット・デイモン)
を呼び、リーダーシップの話をしますが、
彼はマンデラ大統領の真の目的を理解し、
チームの士気を盛り上げ、国民のために優勝を目指します。

弱かった南アフリカ・チームが本当に優勝したんだ~(゚o゚)
まるで作り話のような結果。でも
日本のサッカー・チームも奇跡的なチームワークを見せてくれたので、
こういう結果も、ものすごくスンナリ納得できました。
(納得も何も、実話なんだけど(^^;)

ラグビーの試合のシーンは、ルールを知らない人でも
分かるようにという配慮なのか、
プレー内容よりも、試合を観て歓喜する観客の
表情を重視して撮ってあります。

会場や国民の興奮がリアルに伝わって来て、
感動が広がる素晴らしいクライマックスシーンになってました。

モーガン・フリーマンはこういう大統領役にピッタリな威厳のある俳優。
ただ、マンデラ氏本人の顔を知っているので、
ちょっとだけ違和感があったかな。

「インビクタス」とは「不屈の精神」という意味で、
獄中のマンデラ氏を支え心の助けになった詞だそうです。

  (前省略)
   門がいかに狭かろうと
   いかなる罰に苦しめられようと
   私は我が運命の支配者
   我が魂の指揮官なのだ


マンデラ氏の不屈の魂、大きく深い懐を、
真っ直ぐに描いたドラマでした。

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

(500)日のサマー
こういう経験は誰にでもあるんじゃないかなあ。
きっと誰もが胸にグサッときて、誰もが微笑む。
特に男性なら「あるある」って言うと思います。
トムの一喜一憂する姿が可愛くて、すっごく好きになっちゃった!

500日のサマー
監督:マーック・ウェブ
製作:2009年 アメリカ
出演:*ジョセフ・ゴードン=レヴィット *ゾーイ・デシャネル *ジェフリー・エアンド
    *マシュー・グレイ・ガブラー *クロエ・グレース・モレッツ

運命の恋なんて、あるに決まってる。

「インセプション」でジョセフ・ゴードン=レヴィットが気に入ったので、
これを観てみようと思いました。

トム(ジョセフ・G.L.)はサマー(ゾーイ・デシャネル)との
500日間を振り返る。
あの時は最高だったな、あの時は落ち込んだな、という風に、
順序はバラバラに1ピースずつを思い出していく・・・

ロマンチストで運命の恋を信じているトム。
「愛は絵空事」と真実の愛を信じないサマー。
トムはサマーに一目惚れをし、運命の女性と思い込みます。
奥手の彼は、最初は気のない素振りをするけど、
好きな音楽が同じと分かり少しずつ彼女に近付く事になります。

ネタバレあります



サマーの積極性もあって、トントン拍子にKissからベッド・インへ。
その時のトムの、天にも昇るような喜び様は最高!
身も心も踊り出したくなるって事で、本当に踊っちゃってるの。\(^▽^)/
噴水は高く上がり、街中の人や青い鳥まで祝福してくれる。
分かるよね~ そんな気分。世界が一変しちゃうんだよね~(^m^ )

かと思えば、ある日はサマーの気持ちが離れそうって事で、
目は死んで、寝癖のついた頭で出勤。
心の浮き沈みがそのまま顔に出て、表情がクルクル変わる。
ほんとトムは分かりやすいわあ~(≧▽≦)

楽しいIKEAでのデートや お泊りまでしてるのに、
サマーは「真剣に付き合う気は全くない。それでもいい?」と
言うから悩むよね。(その時点で脈がなかったのかも)
トムとしては惚れ込んじゃってるから、
とりあえず今は友達でもいいよ、なんて答えちゃって。
一緒にいるうちに愛や情は深まるものだと期待するからね。

(300)日台の頃は、トムはたいてい不機嫌か落ち込んでいます。
関係が上手くいっていた時には「ハート形」に見えた胸元のアザが、
上手くいってない時には「ゴキブリのような形」と言う始末。
やきもき、悶々とする姿が切なくもありおかしくもあり。

こういう結末を迎えるとはね~(^^;
完全にサマーのペースで始まって終わった恋でしたね。
振られる時の恋って、だいたい相手ペースだよね(≧ε≦)
彼女は自分の気持ちに素直に行動したまでで、
相手を振り回してやろうという悪気はなかったんだろうけど、
自分本位のやり方だったよね~ (特に最後のパーティー)
でも、それって仕方のない事で、彼を好きだったけど
愛するまではいかなくて、他の人を運命の人と思ってしまった。
トムと結婚してたわけじゃなし、悪いとか酷いとか言えないよね。
途中で心変わりのサインを出していて、
「もう会うのはやめよう」とハッキリ意思表示もしていました。

トムのほうは自分の気持ちの事ばかり考えていて、
そのサインに気付かず、調子良く進まないとなると、
サマーが憎いとか、サマーは薄情であさましい悪女だとか、
相手が悪いと決めつけているんですよね。
『こんなに思ってるんだから、好きになってよ』と押し付けて、
彼も自分本位になってましたね

ちょっと未練がましいと言うか、女々しいと言うか。
冷静になれば色々見えてきただろうけど、恋は盲目だから仕方ないです。

トム目線の一方向の話なので、サマーがすご~くいやな女に
見えるけど、誰もが恋愛中に感じる相手の不可解さや
思い通りに行かない苛立ちを中心に描いた話
だから、
思い出が自分の都合のいいようになってる可能性あるよね(≧ε≦)
でも恋愛って往々にしてひとりよがりなものだから、
トムにすごく共感できる。(^_^)
ただ中立の立場で感想を書いてみましたが。

自分が運命の人と思っていても、相手にとっては
違ったなんて事はよくあるものです。

運命かどうかは後になって分かるんじゃないのかなあ。

トムはサマーの事を一つのきっかけにして、
心機一転、建築家としての夢を追います。
心が前に向かって動き出した時の音楽が良かった~♪

恋愛もいろいろ経験して成長できるんですよね。
海に魚はいっぱいいるし、夏の次には秋が来る。(^m^ )
トムは等身大の青年でどこにも居そうなので、
この先も応援したくなりました~!

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

PUSH 光と闇の能力者
PUSHの能力があれば、一瞬で「インセプション」出来るじゃん!
こういう単純明快な作品には、それなりに爽快感があるね~
B級の香りプンプンですが。(≧ε≦)

PUSH.jpg
監督:ポール・マクギガン 
製作:2009年 アメリカ
出演:*クリス・エヴァンス *ダコタ・ファニング *カミーラ・ベル *ジャイモン・フンスー

未来を、動かせ。

超能力者同士で、敵味方に分かれて激しく闘う物語。
平穏に暮らす者と、彼らを狩って軍事的に利用しようとするディビジョン。
普通の人間って出てきたっけ?と思うくらい、超能力者だらけです。

それも様々な種類の能力があります。
プッシュ・・・・・・相手の頭の中に偽の記憶を押し込む
ウォッチ・・・・・・(近い)未来を予知する
ムーヴ・・・・・・・念力で物を動かす
シフト・・・・・・・・物体を別のものに作り変える
スニフ・・・・・・・・臭いでその物体に触れた人の過去の状況が分かる
シャドウ・・・・・・能力者から人や物体の痕跡を消す
ブリード・・・・・・大声の超音波で人や物体を破壊する・・・などなど。
書き切れないくらいまだ他にもありましたよ。

私なら、今はやっぱり紙きれを紙幣に変えられるシフトがいいかな~
なんと現実的な(^▽^;)ダハッ

なぜか舞台は原色がチラチラする雑踏の街・香港。
ちょっと前だったら東京が選ばれてたんじゃない?って思うな。
最近日本は、世界の中で存在感が薄くなってる・・・淋しい・・・

唯一、人体実験に生き残ったキラ(カミーラ・ベル)は、
重要なスーツケースと共にディビジョンを脱走し追われる。
同じ頃、ニック(クリス・エヴァンス)は見知らぬ少女キャシー
(ダコタ・ファニング)から、スーツケースを持った女を
探して欲しいと依頼を受ける。
香港の超能力一家もスーツケース争奪戦に加わってくる。

この香港一家がチョロチョロして邪魔なんだなあ~もう。
バカデカい声を発する兄弟の目の剥き様が鬱陶しいよ~~(- -;)
アジア色が加わった事で少々安っぽいムードになってません?

様々な能力とその使い手が登場しての闘いは面白いです。
特にムーヴ同士の闘いは、銃を遠隔操作して撃ち合うので、
銃だけが宙に浮いてるというおかしな画になってる~(≧▽≦)ノ☆
相手の裏をかくために自分の記憶をわざと消したり、
前もって何も考えないように手紙を使う作戦を練ったりする、
敵味方の騙し合いが見どころでした。

どの能力もすごいけど、やっぱりキーになるのはPUSHでしたね。
それにしても、ラストは簡単で呆気無かったな。

ところで、スーツケースの中身がそんなに重要かと言うと、
それ程でもないし、最後にどうするのかも曖昧なまま。
続編を作るつもりだった?

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

インセプション(D-BOXにて)
ラストのコマ、ええ~~っ、そこでかい~!!

ものすごく刺激的で興奮した~★
引き込まれて観ていたので、時間を全く感じなかったなあ。
斬新な発想、練られた脚本、新感覚映像、世界観にぴったりの音楽・・・
すっかり魅了されました!

インセプション
監督:クリストファー・ノーラン
製作:2010年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *渡辺謙 *ジョセフ・ゴードン=レヴィット
    *エレン・ペイジ *キリアン・マーフィー *マイケル・ケイン

犯罪現場は、お前の頭の中。

一週間の御無沙汰です。夢から現実に帰って来ました(≧ε≦)。

D-BOX・・・テーマパークのように、映画の内容とリンクして
椅子が振動するシステム
(今のところ名古屋にしかないみたい?)
なんだけど、これが「シャーロック・ホームズ」の時よりもすごくて、
全身でこの映画を体感できたのは良かった~★
爆発やカークラッシュ、銃撃戦など、
椅子が激しく動くから、めちゃエキサイティングでしたよw(゚o゚)w
雨の道路をバンで走り出して、
いきなり列車に激突された時の衝撃ったら!
後ろから突き飛ばされて、ほんと心臓が前に飛び出るかと思った。
夢をリアルに体感するというこの感覚は、
一緒に行った家族としか共感し合えないなんて淋しい~~(;_;)
もっとD-BOXがあちこちに出来ればブログでも分かち合えるのにぃ。
ぜひ名古屋に来て、本作のD-BOXを体感して下さい!

他人の夢の中にある潜在意識から 価値あるアイデアを
盗んだり植え付けたり(インセプション)するなんて、
発想が面白いよね~★

ネタバレあります



だけど想像していた以上に複雑な迷路になってましたね~
ターゲットの夢に入り込むのではなくて、
前もって設計した 共有する夢世界を見せて、
そこへターゲットを引き込み現実と思わせる・
・って感じでした。
 
細かいルールがいろいろあります。
その説明は、新参者の女子大生(エレン・ペイジ)にされるので、
彼女を通じて 観客は詳しく知っていく事になります。
多過ぎて長くなるので内容は省略。(^^;
彼女の自由な発想でパリの街を設計していくシーンが、
創造力に溢れていて、いかにも夢の世界って感じで面白かった。

それに比べると後半の夢は、ホテル以外は
あっと驚く工夫がなかったなあ。

彼女にはもう一つ役目があって、
コブが心に妻モル(マリオン・コティヤール)の問題を
抱えている事に気付き、その問題を解決できるように
く・・・というもの。
コブは妻の過去の出来事で常に罪悪感を持っていたので、
夢の中に必ずモルが現れ不安定な状況を作っていました。
(精神的アドバイスをどうして女子大生がする設定にしたのか、
もう少し年上のほうが説得力あるのにね。)

サイトー(渡辺謙)に依頼された仕事、
それはライバル社を潰すアイデアを
企業トップの息子ロバート(キリアン・マーフィー)の潜在意識に植え込む事。
インセプションは難度とリスクが高いんだけど、
これを成功させればコブ(レオナルド・ディカプリオ)は
家に帰り子供達に再会できるため
サイトーの依頼を引き受けます。

綿密な下調べをし、計画を練る。
それも5人でチームを組んで、一人一人異なった役割分担が
あるとは、なかなか大掛かりなんだね~

ミッションがスタートすると、もう怒涛の勢いで展開していきます。
現実世界は飛行機の中、
夢の第一階層は雨の中を走るバン。
夢の中の夢、第二階層はホテル。
第三階層は雪山。
第四階層はコブが創ったモルと2人の世界。
それを多元同時に見せていくわけです。

時間の経過が現実と夢では異なっていて
例えば現実の5分は夢の第一階層では1時間に当たり、
深い階層に行くとさらに長くなると言う。
この設定が面白く活かされていて、
車が橋から川へ落ちるシーンが延々とスローモーションで続き、
なかなか着水しない。
それは無重力に近いので、第二階層にリンクして
ホテル内でも無重力になり、みんな宙に浮いている(≧▽≦)ノ☆
実に不思議な映像になっていて楽しい~
無重力ではキック用爆発の効果が出ないと考え、
全員を束ねてエレベーターに運ぶアーサー。
ここでの彼の活躍はカッコ良かったです!

ロバートが夢の中で防衛していたので、武装化した集団が追ってくるし、
目覚めキックのタイムリミットはあるしで、
緊迫感がずっと続くシーンになってました

やっぱりね~疑問もいろいろ出てきますよ。
ホテルの無重力は、第三階層の雪山にはなぜリンクしないの?
それと、「これはイームスの夢」と、誰の夢か限定する事に
意味があるの?どうせ全員で共有しているのに。
誰の夢であろうと、必ずコブの潜在意識が
大きな影響をもたらし危険な状況になるのは、
よほどコブの罪悪感が大きいと言う事?
他の人の潜在意識がほとんど出てこないのは映画の都合?

コブを夢の世界に留まらせようとするモルは、
コブが作り出した幻影。
コブ自身が夢に取りつかれていたのだと思います
夢の中で愛するモルに会えるのだから、
そこに留まってもいいと苦悩してきたのでしょう。
しかし最後にその幻影と対峙し、思いを断ち切り、
モルはいないが、現実で生きていこうと決心するんですね。

しかし、第三階層で息絶えたサイトーと同じく、
虚無に落ちてしまったコブ。
虚無とは深層心理以外何もなく、絶望を抱えて廃人になってゆく世界
・・・のような事を言っていました。
虚無の世界でコブとサイトーは再会していたけど、
そこから現実に戻れるのだろうか?
映画ではそれに言及してなかったよね、ここもよく分からない・・・

ラストシーンは現実なのか夢なのか?
虚無から戻れるなら現実とも言えるけど、あの子供達の姿は??
わざと曖昧にしてある絶妙なタイミングの終わり方でしたね~
コブはコマを確認していなかったので、
もはやどちらでも良かったのでしょう

一番の願いが叶ったのだから。

サイトー役の渡辺謙さんは、目力があって
しっかり存在感を出してました~
それに全くの悪人ってわけじゃなく、
ユーモアのセンスも持ち合わせた
ジェントルマンだったのが良かったです。

本作はいろいろ複雑でヒネリも効いているので、
一度観ただけでは見落としもあって理解し切れないけど

後からあれこれ思い出して、家族と話し合いながら、
この世界に浸るのも楽しい~★
「インセプション」の虜になっちゃったなあ。また観たいです。


テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
最新記事
50音順作品索引       あ行~た行
各記事とリンクしています 古い記事でもコメントをどうぞ こちらからもお邪魔させていただきます 
「あ行」
■アーティスト
■愛、アムール
■I am Sam アイ・アム・サム
■アイ・アム・レジェンド
■アイアンマン
■アイアンマン2
■アイアンマン3
■愛する人
■アイズ
■アイデンティティ
■愛のむきだし
■アイム・ノット・ゼア
■アイランド
■アイ、ロボット
■愛を読むひと
■アウェイク
■アウトロー
■赤ずきん
■悪人
■悪の教典
■悪魔を見た
■アクロス・ザ・ユニバース
■アジャストメント
■アジョシ
■新しい人生のはじめかた
■アップサイドダウン 重力の恋人
■アナザープラネット
■アナと雪の女王
■アバウト・シュミット
■アバウト・タイム~愛おしい時間について~
■アバター
■アパートメント
■アフタースクール
■アベンジャーズ
■アマデウス
■アメイジング・スパイダーマン
■アメイジング・スパイダーマン2
■アメリカン・ギャングスター
■アメリカン・スナイパー
■アメリカン・ハッスル
■アリス・イン・ワンダーランド
■ある公爵夫人の生涯
■ある子供
■アルゴ
■アンコール!!
■アンストッパブル
■アンチクライスト
■アンナ・カレーニナ
■アンノウン
■unknown  アンノウン
■イーグル・アイ
■イースタン・プロミス
■イエスマン“YES”は人生のパスワード
■硫黄島からの手紙
■イカとクジラ
■息もできない
■1408号室
■イノセンス
■イノセント・ガーデン
■イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
■ウィンターズ・ボーン
■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■ヴェロニカ・ゲリン
■ウォーム・ボディーズ
■ウォール街
■ウォール・ストリート
■ウォールフラワー
■ウォッチメン
■ウォルター少年と、夏の休日
■ウォンテッド
■宇宙人ポール
■宇宙戦争
■海を飛ぶ夢
■裏切りのサーカス
■ウルヴァリン:X-MEN ZERO
■ウルヴァリン:SAMURAI
■ウルフ・オブ・ウォールストリート
■ウルフマン
■運命じゃない人
■運命のボタン
■エアベンダー
■永遠の0
■永遠の僕たち
■英国王のスピーチ
■88ミニッツ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■エクスペンダブルズ
■エクスペンダブルズ2
■エクリプス/トワイライト・サーガ
■es[エス]
■エスター
■X-ファイル:真実を求めて
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■X-MEN:ファースト・ジェネレーション
■X-MEN:フューチャー&パスト
■エミリー・ローズ
■M:i:3
■エリザベス:ゴールデン・エイジ
■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
■L.A.コンフィデンシャル
■エンジェル ウォーズ
■エンド・オブ・ホワイトハウス
■おおかみこどもの雨と雪
■オーストラリア
■オープン・ユア・アイズ
■オール・アバウト・マイ・マザー
■オールド・ボーイ
■オール・ユー・ニード・イズ・キル
■おくりびと
■オズ はじまりの戦い
■おとなのけんか
■オブリビオン
■オペラ座の怪人(映画版)
■オペラ座の怪人(劇団四季版)
■オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン
■おみおくりの作法
■オンリー・ゴッド
「か行」
■カールじいさんの空飛ぶ家
■カイジ 人生逆転ゲーム
■カイジ2~人生奪回ゲーム~
■カウボーイ&エイリアン
■鍵泥棒のメソッド
■隠された記憶
■かぐや姫の物語
■崖っぷちの男
■崖の上のポニョ
■カサノバ
■ガタカ
■カッコーの巣の上で
■神々と男たち
■かもめ食堂
■花様年華
■華麗なるギャツビー
■渇き
■完全なる報復
■GANTZ
■GANTZ:PERFECT ANSWER
■鑑定士と顔のない依頼人
■義兄弟 SECRET REUNION
■危険なプロット
■キサラギ
■奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~
■奇跡
■キック・アス
■キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
■キッズ・オールライト
■きっと、うまくいく
■希望の国
■きみがぼくを見つけた日
■きみに読む物語
■キャタピラー
■キャビン
■キャプテン・アメリカ  ザ・ファースト・アベンジャー
■キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
■キャプテン・フィリップス
■キャリー
■ギャング・オブ・ニューヨーク
■96時間
■96時間/リベンジ
■CUBE  シリーズ3作
■凶悪
■桐島、部活やめるってよ
■ギルバート・グレイプ
■キング・コング
■銀河ヒッチハイク・ガイド
■空気人形
■グエムルー漢江の怪物ー
■グッド・ウィル・ハンティング
■グッド・シェパード
■グッド・バッド・ウィアード
■グッバイ、レーニン!
■暗い日曜日
■クライマーズ・ハイ
■クラウド アトラス
■クラッシュ
■グランド・イリュージョン
■グランド・ブダペスト・ホテル
■グラン・トリノ
■グリーン・ゾーン
■クレイジー・ハート
■クローバーフィールド/HAKAISHA
■クロエ
■クロッシング(アメリカ)
■クロッシング(韓国)
■クロニクル
■クロユリ団地
■ケース39
■ケープタウン
■GAMER
■消されたヘッドライン
■幻影師アイゼンハイム
■恋のからさわぎ
■恋の罪
■ゴースト/ニューヨークの幻
■ゴーストライター
■氷の微笑2
■ゴールデンスランバー
■ゴールデンボーイ
■ゴーン・ガール
■ゴーン・ベイビー・ゴーン
■告白
■告発のとき
■GODZILLA ゴジラ
■コラテラル
■コララインとボタンの魔女
■コンスタンティン
■コンテイジョン
■(500)日のサマー
「さ行」
■ザ・イースト
■最強のふたり
■最高の人生の見つけ方
■サイダーハウス・ルール
■サイドウェイ
■サイド・エフェクト
■サイン
■殺人の告白
■殺人の追憶
■ザ・ウォーカー
■THE有頂天ホテル
■THE GREY 凍える太陽
■ザ・タウン
■砂漠でサーモン・フィッシング
■ザ・ハリケーン
■ザ・バンク 堕ちた巨像
■ザ・ファイター
■サブウェイ123 激突
■サプライズ
■ザ・マジックアワー
■13/ザメッティ
■サラの鍵
■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
■サロゲート
■サンキュー・スモーキング
■サンクタム
■サンシャイン・クリーニング
■サンシャイン2057
■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
■シェルター
■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
■沈まぬ太陽
■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
■ジャンパー
■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
■シュガー・ラッシュ
■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
■マッチポイント
■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
■モールス
■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
■モンスター上司
■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
■闇の列車、光の旅
■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
■ゆれる
■八日目の蝉
■容疑者Xの献身
■善き人のためのソナタ
■4分間のピアニスト
「ら行」
■ラースと、その彼女
■ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
■ライアーゲーム -再生-
■LIFE!
■ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
■ラストスタンド
■ラスベガスをぶっつぶせ
■落下の王国
■ラッシュ/プライドと友情
■LOVERS
■ラビット・ホール
■ラブ・アゲイン
■ラブリーボーン
■ラム・ダイアリー
■ランナウェイズ
■リアル鬼ごっこ
■リアル・スティール
■リトル・ダンサー
■リトル・ミス・サンシャイン
■リトル・ランボーズ
■リミットレス
■猟奇的な彼女
■リンカーン/秘密の書
■リンカーン弁護士
■LOOPER/ルーパー
■ルーム205
■ルックアウト/見張り
■ルドandクルシ
■るろうに剣心
■Ray/レイ
■レギオン
■レスラー
■REC/レック
■REC/レック2
■REC/レック3 ジェネシス
■RED/レッド
■レッドクリフPart1
■レッドクリフPart2ー未来への最終決戦ー
■レッド・ドラゴン
■レッド・ライト
■レディ・イン・ザ・ウォーター
■レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
■レポゼッション・メン
■レ・ミゼラブル
■ロード・オブ・ウォー
■ローラーガールズ・ダイアリー
■ローン・レンジャー
■6才のボクが、大人になるまで。
■ロシアン・ルーレット
■ロスト・アイズ
■ロスト・イン・トランスレーション
■ロック・オブ・エイジズ
■ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
■ロック・ユー!
■ロビン・フッド
■ロフト.
■ロボット
「わ行」
■ワールド・ウォーZ
■ワールド・オブ・ライズ
■私が、生きる肌
■私の中のあなた
■わたしを離さないで
■笑の大学
■嗤う分身
■悪いやつら
■ワルキューレ
■ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
■ONCE ダブリンの街角で
ブログ内検索
月別アーカイブ
プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

コメント
トラックバック
リンク
カテゴリー
RSSリンク