ザ・バンク 堕ちた巨像
国際的な巨大銀行の裏側を暴こうとする男の物語。
トム・テクヴァ監督作品「パフューム」が好きだったので、
クセのある独特な作りを期待していたけど、
案外ストレートな犯罪サスペンスでした。
リアルにありそうな不条理が腹立たしい。(- -;)

ザ・バンク
監督:トム・テクヴァ
製作:2009年 アメリカ・ドイツ・イギリス
出演:*クライヴ・オーウェン *ナオミ・ワッツ

真実さえ、取引されるのか。

国際的と言うだけあってスケールが大きく、
舞台もドイツ・フランス・イタリア・トルコ・アメリカと
あちこちに移るし、登場人物も多いので、
一見ゴチャゴチャして分かりにくかったりするんですよ。
でも、本筋はIBBC銀行の暗部の捜査で、
その途中で不都合な者が次々と消されていくという話。


ネタバレあります



IBBCが裏でやっている事は、
犯罪組織の資金作りや、武器の独占的な仲介。
そして彼らの一番の狙いは、紛争国の借金を支配し、
それによって世界を支配する事。

銀行が憎むべき悪なんて、あまり考えもしなかったけど、
現実にありそうな話です。

インターポール捜査官のサリンジャー(クライヴ・オーウェン)と
N.Y.検事局のエラ(ナオミ・ワッツ)が不正取引に
目を付け、捜査に乗り出します。
しかし、相手を追い詰めると、証人や証拠が消されてしまう。

武器商人の権力者が狙撃されるシーンと、
そのトリックを暴く流れはなかなか面白かった。

それと、美術館でのハデな銃撃シーンもすごい!
狙撃手までもが銀行組織に命を狙われる事になり、
サリンジャーにとって昨日の敵だった狙撃手と手を組んで、
応戦するのは、瞬間的でも男のドラマが生まれて良かったです。

IBBC幹部を捕えるも、聞かされるのは愕然とする事実。
IBBCは、表に出せない取引を密かに行う場所として、
あらゆる国や組織と裏で繋がっていると言うのだ。
だから、正攻法で捜査しても、無視されるか妨害されるのみ。
司法で裁けないので、枠の外に出なくてはならないと

サリンジャーは、巨大な悪を裁くために、
違法な手段を取る事を決心します。
皮肉なものですよね~正義のために罪を犯すとは

しかし、頭取1人を消したところで、大きな変化はない。
企業は暗躍し続けるんですね。
(ん?タイトルの「堕ちた巨像」って・・堕ちたか?)
権力と繋がる企業の裏を知ると虚しくなります。。。

でも、それを許せず立ち向かおうとする人間も
いるという事です。

ラストのエラの記事は希望の光と見たいですね。
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テーマ : 見た映画の感想
ジャンル : 映画

ラブリーボーン
「ラブリーボーン」の意味、私が思っていたのと違った。
これじゃあ、私のほうが成仏できませ~ん!

ラブリーボーン
監督:ピーター・ジャクソン 
製作:2009年 アメリカ・イギリス・ニュージーランド
出演:*シアーシャ・ローナン *マーク・ウォールバーグ *レイチェル・ワイズ
    *スーザン・サランドン *スタンリー・トゥッチ

私は14歳で殺されたー。これは、私が天国に行ってからのお話

シアーシャ・ローナン、輝くような可愛らしさを持った少女になったね~
「つぐない」の時からすごく成長したんだ~(^_^)

そんな魅力溢れる少女スージーが、
不本意な形で人生にピリオドを打たれる。
あまりにも無残でショッキング(><)(映像はないけど)
それまで楽しい時間を過ごしてきた世界と
スンナリお別れできるはずもなく、
スージーは天国と現世の境界を彷徨う。

ネタバレあります



日本でも死後四十九日の間、肉体から抜けた魂はこの世を
彷徨って、あの世に行く準備をすると言われてますね。
スージーの場合は心残りがあって二年くらい彷徨って、
家族や彼に何とかして自分の思いを届けようとするんですが、
たいした力は発揮できないようで・・・

この境界の映像が幻想的で美しくていいんですよね。
彼女の心境や現実とリンクして様々に変化する情景が素晴らしい
ボトルシップが漂う海が好きだったなあ~

そんなファンタジックな映像とは裏腹に、
スージーの死は遺された家族の心にすれ違いをもたらしました。
この物語は、突然命を絶たれた者と、その遺族が
それぞれ時間をかけて死を受け入れ、前に進んで
行こうとするまでを描いたものですよね。


亡くなった少女側の心の成長は納得できました。
崩壊した家族は気になるし、犯人も憎い。
でも復讐したいわけじゃない。現世に執着していてはいけない。
ただ、やり残した事がある。

それは好きな人との初キス。
その思いを遂げたら天国に行こう・・・
それはとても少女らしくていいと思いますよ。
天国では他の事件被害者達も、笑顔で幸せそうに
していて、それを見て私も安心できましたよ。

だけど遺された家族の方はもっと複雑でしょう。
だって遺体がないんだもの。
帽子と大量の血液というだけで、
大切な娘が死んだと、なかなか思えないんじゃないの?
私だったら、どこかで生きてるかもしれないと、
小さな望みにかけてずっと探し続ける!
せめて、骨の一つでも出てくれば、気持ちの整理がつくけど。

「ラブリーボーン」の意味が違ったと書いたのは、
「いとしい骨=遺骨」だと思ってた。
ところが「美しい骨が育った=人との絆」を指してたんですね。


だから、金庫が泥水に沈められた時にはものすごく落胆したわ。。。
その時、霊感の強い黒髪少女を通じて、
『私の骨はここよ』とメッセージを送って欲しかったな。
初キスは別のタイミングでやってもらえばいいからさあ。

それに犯人だって、あんな風に人知れず消えた形に
してしまっては、スージーの事件は一生ウヤムヤのまま。
家族を自分の執着から解放してあげようと思ったなら、
辛いけど、まず死を明確なものにしないといけない。

家族はそこからやっと次に進めるんじゃないの?

まあ、それは私の考えで、
映画の家族は、死を受け入れ悲しみを乗り越えて絆を取り戻し
前を向いて行こうとしてたから、良かったけど。

スーザン・サランドンおばあちゃんがファンキーで、
落ち込む家族に、明るい風を吹き込んでいたのが良かったです。
スタンリー・トゥッチは本当に薄気味悪くていやでしたね。

どうも物語の結末にはモヤモヤ感が残っちゃって、
私はスッキリ成仏できません。(^^;


テーマ : 映画の感想
ジャンル : 映画

劇団四季「オペラ座の怪人」
主婦仲間で「行きたいね」と言っていたのが一年前。
狙いは一番安い3000円の席! 2階で全体が見渡せます
9800円のS席でも、前列でシャンデリアが真下から見えるようだったら
いいけど、そういう席は四季会員に前もって押さえられてます。
同じS席でも後ろや端の観にくいような席は空いてるんですけどね。
けっこう3000円のC席狙いが多く(席数も少ない)
チケットを手に入れるのに1年かかりました!

オペラ座の怪人 劇団四季

そのシャンデリアだけど、最初に出てくるの~あの音楽と共に。
オルガンが響き渡って、シャンデリアが舞台から客席天井へ舞い上がる!
そこはやっぱり、おお~っと震えが来て涙目になったわ~★

このシーンでは、私 パブロフの犬になってます。
必ず興奮しますね、ワンッ!

だけどね・・・こう言っちゃあ身も蓋も無いんだけど、
シャンデリアが思ったほど豪華じゃないのね・・・(^^;
それは二階席だから、真横からしか見られなかったせいかも。
もっと真下から見たら、電球の数とかすごかったのかも。

何と言っても、映画版が好きで、
あのきらびやかで丸いイメージが頭にあったからねえ。
それとスケールや人数の多さでも舞台はいろいろ不利ですよ。

良かったのはバレエのシーン。
やっぱり上手いですね、ダンサーの皆さん。ステキだったわ~

あと生歌の声量がすごかった。
ミュージカルだから本来はあのように朗々と歌うものなんですよね。
映画のジェラルド・バトラーはわざとでしょうけど、
ROCK調で歌ってましたよね、あれは特異なんだろうな。

舞台では、女性は高音を響かせて、男性は太く力強く
オペラですって感じでクラッシックの発声法で歌ってました。

だけどね・・・こう言っちゃあ失礼だけど、
ハッキリと言葉が聞き取れない部分もあったなあ・・・
それと、あの歌い方がずっと続くので、
なんかメリハリないように感じて、途中で睡魔が。。。
いえ、ほんのちょっとだけですよ。1分くらいじゃない?(^^;

メインの曲だけど、日本語で ♪オペ~ラ座のかいじん~♪と
歌われたらどうしようと思ってたら、そこは
♪ザ・ファ~ントム・オブ・ジ・オペラ そう~♪でホッとしました。

怪人の洞窟にボートで行くシーンが幻想的で良かったです。
舞台上にスモークを張って水に見立て、
明りの灯った蝋燭があちこちに浮かびあがって別世界を作ってました。
そこを2人の乗ったボートが進んでいく・・・
上手い演出でしたね~

仮面舞踏会「マスカレード」の歌も良かった~
何重にもハモッて、ものすごい迫力が出てたので、
ズシンと響いてきました。

怪人の最後はやっぱり泣けましたよ
クリスティーヌに仮面を剥がれてから、
ずっと醜い顔をさらしたまま、切ない気持を歌い上げるの。
ただ二階席だったので、どんな顔なのか
サッパリ分からなかったけど。

「ああ、怪人 可哀想だったね~」って言いながら、
映画版が観たくなって、帰りにレンタルしてきちゃった。
こう言っちゃ何だけど、ジェラルド・バトラーの
歌の方が好みかな。(^▽^;)

テーマ : 演劇・劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

告発のとき
この問題には答がないし終わりもない。
もうどうにもならない・・・やり切れない。
トミー・リー・ジョーンズの抑制の効いた表情が何とも言えない。

告発のとき
監督:ポール・ハギス
製作:2007年 アメリカ
出演:*トミー・リー・ジョーンズ *シャーリーズ・セロン
    *スーザン・サランドン *ジョナサン・タッカー *ジェイソン・パトリック

アメリカが目を背けた衝撃作

ハンク(トミー・リー・ジョーンズ)はイラクから帰還した息子マイクが
行方不明であるとの連絡を受けた。
元軍警察の軍曹であったハンクは、自ら息子の捜索に乗り出す。
しかし直後に、息子は遺体で発見される事となり、
ハンクは鋭い洞察力で事件を追って行く・・・

ネタバレあります



妻と2人で遺体に対面するシーンは泣けたなあ。。。
我が子がああいう姿にされるなんて、たまらんよね。

ひょっとしてマイクは軍の機密を知ってしまって、
殺されたんだろうか・・・なんて考えながら観ていくと、
最後には淡々と真実が語られ、ものすごくやり切れなさが残りました。

戦争体験によるPTSDを扱った映画は今までにもあったけど、
最初からストレートに、戦場や病んだ兵士を見せるんじゃなくて、
事件を追い、「どうして彼は殺されたのか?」という疑問の先に
異常事態があったと明かされる作りは、よく出来てますね。


これ、実話を基に作られた映画と知って、
気が重くなったし、こういう事もあるだろうなあとも思いました。
戦場なんかにいたら、精神が崩壊しても不思議はない。
戦場から帰ってきても続くし周囲にも影響を及ぼす。

でも、最初は誰でも、国の為に仕える事に誇りを持って
戦地へ行ったんでしょうね。


原題の「エラの谷」とは少年ダビデが巨人ゴリアテを倒した谷ですが、
今でも国の為に谷へ下りて戦いに行く兵士は何万といます。
だけど、少年ダビデのように自分の中の恐怖を振り払い
打ち勝つ者は少なくなってきているんでしょう


ハンク自身は恐怖に打ち勝った人間なので、
最初はなかなか兵士の現状を理解できなかったようです。
息子はSOSを父に発していたんですね。
それに気付いてやれなかった負い目があるので、
ものすごく自分の感情を抑制して、
一つ一つを明らかにしようと努めるんですよね・・・
トミー・リー・ジョーンズの深い皺に苦悩が浮かび上がって、
その姿がなんとも痛々しい。


犯人が淡々と語る真相に、内心どれだけの苦しみと
怒りがあった事か。
切断した後にお腹がすいてチキンを食べに行ったなんて、
異常と言う事の証で出てくるんだけど、
もう腹わたが煮えくり返る思いだっただろうなあ。
爆発しそうになる感情を押し殺したのは、
『自分と同じ道を歩かせたせいかもしれない』と言う
後悔があったせいだし、
戦場の悲惨さはよく知っているからでしょうね。

最後に息子から送られた古い国旗を上下逆さまに掲げる父。
それは国際的な救難信号の意味。
「困っている。助けに来てくれ。もうどうにもならない」

静かな心の叫びが聞こえました。

テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

イントゥ・ザ・ワイルド
このエミール・ハーシュはすごくいい!!
眩しいくらい主人公の純粋さひたむきさが全身から出ている!
監督ショーン・ペンの温かい目線を感じます。

イントゥ・ザ・ワイルド
監督:ショーン・ペン
製作:2007年 アメリカ
原作:ジョン・クラカワー「荒野へ」
出演:*エミール・ハーシュ *ウィリアム・ハート *マーシャ・ゲイ・ハーデン
    *ジェナ・マローン *クリステン・スチュワート

そして僕は歩いて行く まだ見ぬ自分と出会うために

主人公クリス(エミール・ハーシュ)は頭脳明晰&行動派。
家庭も裕福で、傍から見たら前途洋々、
何不自由なく将来へ進んでいけるだろうと映るのだが・・・
大学を優秀な成績で卒業した後
彼は車を捨て通帳残金を寄付し、放浪の旅に出ます。
それは過剰な物質社会・偽りの安全から離れ、
究極の自由・極限の生き方を求めるために。


持っていた紙幣をわざわざ焼いてしまう所から、
中途半端でない信念と覚悟を感じましたね~
何かあった時のために、お金はいくらでもあれば安心なのにね。
それすら焼いてしまって、自然が与えてくれた物で
生活する冒険に出ます。両親に黙って・・・

ネタバレあります



両親に不満があり、自分達兄弟の出生の真実にも反発心があって、
今まで生きてきた俗世間に嫌気がさした事も理由の一つでしょう。

でも、そのようなネガティヴさより、自己への挑戦とか、
理想の追求というポジティヴさのほうが、強く伝わってきたなあ。


「檻の中に居る人には理解できない」とあったけど、
確かに私は物質文明に捕らわれていて、
PCも車もなければ生きていけないから、
彼のように荒野に1人で向かって行こうなんて考えもしません。

だからそんな風に、自分を厳しい環境に置いて、
真理を深く追い求めるクリスの姿が、とても一途で眩しく見えた!
懸命に走り、自然に感動し、人と触れ合い、
心の底から放浪の旅を謳歌する姿がすごく輝いて眩しく見えた!


若さゆえの無謀もあったんですよね・・・
プロの冒険家なら、きちんと計画を立て、
達成する目標を決め、問題があれば引き返す事もするでしょう。
でも、彼はとにかく飛び出した。荒野へ。

このクリスが実在の人物だと言う事だけはなんとなく知ってました。
本人が書いた手記を基に作られた映画だと思っていたので、
ああいう最期を遂げるとは、ショックだったわ。。。
エミール・ハーシュはどれだけ減量したのか、
よくあそこまで変わり果てた姿になったものです。

旅では自分の名を捨て、
「アレグザンダー・スーパートランプ(放浪者)」と
名乗っていた彼ですが、最後には「正しい名前で呼ぶ事」として、
感謝のメッセージに本名「クリストファー・J・マッカンドレス」と記しています。
きっと本来の自分を肯定できたんでしょうね。

「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」
亡くなる直前に家族を思っていた事でしょう。
彼を家族の元に戻してあげたかったなあ・・・残念無念。

革職人のおじいさんとのエピソードも良かったし、
大自然も美しくて、景色に吸い込まれるような壮大さがありました。

ショーン・ペンの監督としての才能もすごいですね~

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

4分間のピアニスト
ピアニストの映画と言うと、哀愁とか格調高さが
どこかにあるものじゃないです? それがない。
この映画の一番の印象は「激しい!」
主人公の破壊衝動、ピアノ演奏に溢れる激情に、圧倒されました。

4分間のピアニスト
監督:クリス・クラウス 
製作:2006年 ドイツ
出演:*ハンナー・ヘルツシュブルング *モニカ・ブライブトロイ

弾く時だけわかる。何のために生まれてきたか。

常に牙をむいた野獣のような女囚人ジェニー(ハンナー・ヘルスシュブルング)。
青い瞳で他人を睨み付け、事ある毎に暴力を振るう。
忌まわしい過去や悲しい過去があって爆発してしまうのでしょう
そんな彼女には人並み外れたピアノの才能がありました。

ネタバレあるかも



ピアニストだった彼女が、いつどこでケンカに強くなったんだろうと、
ちょっと有り得なさそうな設定に驚いちゃいました。
彼女には罪がないという話も出てくるけど、
あんなに凶暴だと刑務所入りも不思議はない(あ、ゴメン(^^;)
彼女は生きる希望を失っていたので自暴自棄になってたのね

刑務所でピアノ教師を勤めてきたクリューガー(モニカ・ブライブトロイ)は
ジェニーの才能に目を付け、彼女を一流のピアニストにする事を、
先の長くない自分の人生の使命とします。
このクリューガーさん70%オジサンだよね(あ、ゴメンゴメン(^^;)

この老女にも胸に秘めた悲しい過去があり、贖罪の気持ちで
何十年も音楽のためだけに生きてきたのでした

若くして処刑された恋人のハンナ。人生はこれからだったのに。
それに比べ、ジェニーは才能がありながら
刑務所でムダに過ごしているとは、惜しい。
人には成すべき使命があり、ジェニーの場合は
ピアノを演奏する事だとクリューガーは言います。


しかし、厳格で相手を服従させようとするクリューガー。
押し付けられたものに反発して破壊行動に出るジェニー。
異質の2人はぶつかり合い、心を通わす事は難しい
近寄ったと思ったら遠ざかり、
一触即発の雰囲気でずっと緊張感が漂っていましたが、
ピアノを通じてだけは共鳴できてましたね


クリューガーを以前から尊敬していた看守ミュッツェは、
才能がない故に相手にされず、嫉妬に歪みます
凡人の悲しさで、踏んだり蹴ったりでしたが、
彼の使命は芸術ではなく他方面なんでしょう。
最後にはクリューガーさんに協力してくれました。

コンクール最終日。
ジェニーの4分間の演奏には衝撃を受けました。
封じ込める事の出来ない心の叫びのような音楽!
鍵盤だけでは納まらない荒々しい激情。

ジェニーは自分の音楽を、独自の表現方法で出し切ります。

それを見たクリューガーは、『やっちゃったよ。もうダメだ。』と
やけ酒をあおるんだけど、酔った(解放された)感覚で聴いてみた時、
心に響いてきたに違いないです。
それまで低俗な音楽としていたもの、
自分の価値観では認めていなかったものを初めて認め、
受け入れたんですね


そしてそれまで誰にもお辞儀はしないと言っていたジェニーも、
深々とお辞儀をしクリューガーに敬意を払いました。
人々の拍手を聞きながら、自分の人生の使命を
強く悟った事でしょう。


これは2人の再生の物語でした
2人が生まれ変わった瞬間の表情がとても良かったです!

テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画

処刑人
音楽がカッコイイし、カメラワークも動きがあるし、
ノリノリなのがいい~
最初から最後までテンションが全然下がらない楽しい作品!

処刑人
監督:トロイ・ダフィー
製作:1999年 アメリカ
出演:*ショーン・パトリック・フラナリー *ノーマン・リーダス *ウィレム・デフォー

いまの世の中、間違ってると思いませんか?
法で裁けぬ悪人どもに、“死の制裁”を!


マクマナス兄弟、私は断然 兄の方が好み♪美形だもん!
でも特典にあった、弟役ノーマン・リーダスの会見を見て、
彼も陽気で冗舌でなかなかの魅力を持ってるんだと後で認識しました。

法で裁けない悪なる者を滅ぼし善なる者を栄えさせよ・・・
天の声のようなものが兄弟には聞こえるんだけど、
あれは神の啓示なのか?子供時代からの父の言い聞かせなのか?

「神に許された者」なんて言葉も出てきて、
とにかく兄弟は神に代わったつもりで悪人にお仕置きをします。

「ソウ」のジグソウだと「お前は何様だ!」と石を投げたくなるのに、
この兄弟だと許せるのはなぜだろう
やってる事は五十歩百歩なんだけどね、え?違う?(^▽^;)
明らかに好感度の違いで、彼らはクール!って事になります。
ラストに正義か悪か?みたいなインタビューで賛否両論を
打ち出してたけど、これは娯楽作品なので深く考える必要はないでしょう。

事件後の様子を先に見せてから、
後で事の成り行きを詳細に見せるという、
一連の流れも面白いです。
兄弟はプロじゃなくシロウトで、映画をマネて行動しているのだから
事件後の現場がメチャクチャ酷くても、
そうなった途中の展開は案外カッコ悪かったりして笑える。(≧▽≦)

兄弟以上に暴走ぶりがすごいのが
FBI捜査官ポール・スメッカー役のウィレム・デフォー。
最初の登場シーンから異彩を放っています。
オペラを聴きながらの指揮者のような捜査、
時折出る女言葉からの~、さらに女装!
うぉ~~ものすごくキレてます!
事件の推理が的確なので、兄弟の好敵手になって
どこまでもしつこく追い掛けてくるかと思ったら、
あの心変わりは何? とんでもない意表を突かれました。

ロッコはオモロい奴だけど、処刑人の一員に加えると、
どうも締まりが無くなるんですよね・・・
コメディ・シーンになると、ドタバタし過ぎて
10年前の作品だなという古さが出てしまうような。
処刑は全部、兄弟だけでやった方が良かったな。

全体的には、ノリとテンポの良さ、兄弟のカッコ良さで、
とても楽しめました★

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

ソウ6
旦那と息子が一応観ておきたいと言うので私もついでに鑑賞。
やっぱり、このシリーズ飽きてきた~(^^;
たいして驚きもないし、面白味もない
3あたりで止めておけば良かったのになあ。

ソウ6
監督:ケヴィン・グルタート
製作:2009年 アメリカ
出演;*トビン・ベル *コスタス・マンディロア *ベッツィ・ラッセル 

本作で一番グロかったのは、いきなり最初のゲーム。
肉を多く捧げた方が生き残れる・・・って、これは酷かった~
犠牲者は他人の人生を踏みにじって、ろくでもない事を
してきた奴らだけど、なんでジグソウが天罰を下すの?
いつもの事ながら、罪深さを学べとは、アンタは神のつもりか。

この後は、自分に保険金を支払ってくれなかった
保険会社の人間がターゲット。これは完全に復讐ですね。
まだ復讐のほうが理解できます。
ジグソウが癌の新しい治療を受けたくて、
保険金の支払いを頼みに行った相手なんですよ。

こうやって、初期の頃のファンを逃がさないように、
ちょこちょこ昔のエピソードを小出しにするんだよね~(≧ε≦)

アマンダを登場させたり、ゴードン医師の名前を出したり。
なんかストーリーもずっと繋がっているようなので、
1から順に全部観ないといけない作りにしてあります。
実はストーリーなんか、もうどうでもいい感じなんだけど(^▽^;)

ネタバレ多少あるかも



一方、ジグソウの共犯者はストラム刑事だと思わせるように、
証拠を細工したホフマン刑事ですが、
エリクソン捜査官は、その証拠に疑いの目を向けていました。
テープの声の主が、もう少しで判明するところだったのに、
実に惜しい!


ところで、例の箱の中身ですが・・・
ジグソウがやり残したゲームを依頼する6つの封筒と
ある仕掛けが入ってましたね。
それは、真の後継者を意味するものでした

結局、誰の事も信用してないジグソウだから、
そう来るのは分かるけど、勝手に依頼されても困るよね。
こういう事に反対していた方だし。

だけど、あの人、仕掛けをクリアしちゃいましたよ。
以前アマンダもクリアしたから、
根性があれば何とかなる試練だったのだ。
となると、次回はあの人とあの人の後継者争い?

もう、知らんわ。誰がジグソウの後継者でもいいわ。
今回は、ドンデン返しもなかったなあ。。。
なんだか、最初の成功をズルズルと引きずっているだけですね。
多分、私は本作でリタイアかな。(と言いつつ先の事は分からないけど)

エンドロールの後にオマケ映像がありました。
前に気になっていた子だったけど、あれは助かったの??


テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

パブリック・エネミーズ
たまにしか見られない正統派2枚目のジョニーが たまら~ん
淡々と出来事を綴り、1人の男の生き様を描き出しています。
だけど割とオーソドックスでメリハリがないので、
主演がジョニーじゃなかったら、途中で飽きたかも?

パブリック・エネミーズ
監督:マイケル・マン
製作:2009年 アメリカ
出演:*ジョニー・デップ *クリスチャン・ベイル *マリオン・コティヤール
    *ビリー・クラダップ

奪うのは、汚れた金
愛したのは、たった一人の女。


1930年代、大恐慌時代に実在した、
伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)の半生。

銀行を襲撃する時、帽子とスーツとコートという紳士的な出立ちが
カッコイイ! これ映画だからって言うんじゃなくて、
恐らく実際もそうだったんですよね? でも映画みたい!
ジョニーがやってるから、ものすごく絵になる~~

デリンジャーは、客の金には手を付けない、仲間を見捨てないと言う、
自分なりの美学を持っていたようです。
だから、捜査員からは「パブリック・エネミーズ(社会の敵)」と
呼ばれても、大衆からは義賊として人気があったらしいですね。
それはデリンジャーも意識していたようです。
「大衆は誘拐を嫌う、大衆の考えは大事だ」のセリフは
おかしかった(≧▽≦)ノ☆ やる事はどっちみち犯罪なのにね。

デリンジャーはシカゴのバーで出会った女ビリー
(マリオン・コティヤール)に心を奪われます。
「俺の女」を連発しての口説き方には まいっちゃうね♪
どんな女もジョニーに「2度と消えたりしないと誓うんだ」と
強引に迫られたら、もうメロメロ。たまら~ん!
ジョニーの魅力に痺れました~~♪

ただ、どうして彼女を運命の女と思ったのかまでは描かれず。。。
美人だったから?なんて単純な事を思ったりして。

でも、指名手配犯の愛人はしんどい立場ですよね~
常に不安に怯えてなくちゃいけない。
そんな女を「俺はどこへも行かない、君もだ」って
強い愛情で引っ張っていってくれるデリンジャーは、
実に男らしくて頼もしい人でした★

シンジケートは方針転換をし、安全に稼ぐ道を選び、
いつまでも危険な銀行強盗をやっているデリンジャーを
邪魔者扱いするようになります。

一方、クリスチャン・ベイルを中心としたFBIの捜査も
どんどん身近に迫って来ます。
ちょっと存在感が薄かったなあ。もっと鬼気迫る感じが欲しかったなあ。
(クリスチャンベイルに関する感想これだけ。すいません。)

大事な仲間もいなくなり、大切な女も逮捕され、
もう逃げ場がないと悟ったのか、
映画「男の世界」のクラーク・ゲーブルのセリフにあった
「潔く死を選ぶ事だな。無駄に引き延ばすのは意味がない」
納得したような最期を迎えるんですね。

好きな事をやって、パッと輝いてパッと散ったデリンジャー。
その生き様は男らしくて、カッコイイ★
ドラマティックな盛り上げはなく、淡々と仕上げた男の物語でした。
もう少し時間が短いほうが良かったかな、と思います。


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■アジョシ
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■アップサイドダウン 重力の恋人
■アナザープラネット
■アナと雪の女王
■アバウト・シュミット
■アバウト・タイム~愛おしい時間について~
■アバター
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■アフタースクール
■アベンジャーズ
■アマデウス
■アメイジング・スパイダーマン
■アメイジング・スパイダーマン2
■アメリカン・ギャングスター
■アメリカン・スナイパー
■アメリカン・ハッスル
■アリス・イン・ワンダーランド
■ある公爵夫人の生涯
■ある子供
■アルゴ
■アンコール!!
■アンストッパブル
■アンチクライスト
■アンナ・カレーニナ
■アンノウン
■unknown  アンノウン
■イーグル・アイ
■イースタン・プロミス
■イエスマン“YES”は人生のパスワード
■硫黄島からの手紙
■イカとクジラ
■息もできない
■1408号室
■イノセンス
■イノセント・ガーデン
■イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
■ウィンターズ・ボーン
■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■ヴェロニカ・ゲリン
■ウォーム・ボディーズ
■ウォール街
■ウォール・ストリート
■ウォールフラワー
■ウォッチメン
■ウォルター少年と、夏の休日
■ウォンテッド
■宇宙人ポール
■宇宙戦争
■海を飛ぶ夢
■裏切りのサーカス
■ウルヴァリン:X-MEN ZERO
■ウルヴァリン:SAMURAI
■ウルフ・オブ・ウォールストリート
■ウルフマン
■運命じゃない人
■運命のボタン
■エアベンダー
■永遠の0
■永遠の僕たち
■英国王のスピーチ
■88ミニッツ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■エクスペンダブルズ
■エクスペンダブルズ2
■エクリプス/トワイライト・サーガ
■es[エス]
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■X-ファイル:真実を求めて
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■X-MEN:ファースト・ジェネレーション
■X-MEN:フューチャー&パスト
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■M:i:3
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■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
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■オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン
■おみおくりの作法
■オンリー・ゴッド
「か行」
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■3時10分、決断のとき
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■幸せへのキセキ
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■少年は残酷な弓を射る
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■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
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■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
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■スピード・レーサー
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■スラムドッグ$ミリオネア
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■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
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■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
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「た行」
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■ターミネーター
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■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
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■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
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■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
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■ミルク
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■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
■モールス
■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
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■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
■闇の列車、光の旅
■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
■ゆれる
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■容疑者Xの献身
■善き人のためのソナタ
■4分間のピアニスト
「ら行」
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■ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
■ライアーゲーム -再生-
■LIFE!
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■ラストスタンド
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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