グッド・バッド・ウィアード
西部劇の痛快さカッコ良さをふんだんに取り入れたアジアン・ウェスタン。
思う存分好きなように作った感じの大活劇。
3人の韓国スターの魅力満載!

グッド・バッド・ウィアード
監督:キム・ウジン
製作:2008年 韓国
出演:*ソン・ガンホ *イ・ビョンホン *チョン・ウソン

ムチャクチャ デ イイノダ! 

マカロニ・ウェスタン「続・夕陽のガンマン」
(THE GOOD,THE BAD AND THE UGLY)に影響を受けた作品らしいです。
ガンマンが銃をバンバン撃ちまくるとか、
荒野を馬に乗って疾走するとか、静の中で決闘するとか、
男のロマンとして、アジアを舞台に作ってみたかったんじゃないかな~

三つ巴になる主演3人のキャラが立っていて、いいです。
GOOD=良い人は賞金稼ぎ役のチョン・ウソン。
BAD=悪い人はギャングのボス格役のイ・ビョンホン。
WEIRD=変な奴は、泥棒役のソン・ガンホ。

チョン・ウソンも相当撃ち殺してたから良い人か疑問だけど、
賞金を懸けられた悪党を狙うんだからGOODになるのかな。
ライフルの名手でロープ・アクションの見せ場がある役は、
一番おいしかったような。
スマートで正統派二枚目の彼が、ますますカッコ良く見えました

韓国No.1俳優イ・ビョンホンの 早撃ちが得意の極悪人、
これがすごくイケてます!
非情で凶暴な役って少ない気がするんだけど、
切れ味鋭いナイフのように、とてもシャープでクール。
ジャック・スパロウ船長ばり(?)のアイメイクを施したその眼が、
キレていて危ないムード満点なの、最高です!

だけど、何と言ってもパンチがあるのは、
二人のイケメンとは全く違った持ち味のソン・ガンホ(≧▽≦)ノ☆
私は韓国俳優の中でこの人が一番好きで、
本作もソン・ガンホが出演していたから観る気になったんです。
二丁拳銃スタイルの彼は、変な奴らしいとぼけた演技。
笑いの部分を担当してるけど、すばしっこくて貪欲で、
裏の顔も持っていると言う、この作品を牽引している役どころ。
さすが実力派俳優の存在感を出してましたね~


物語はシンプルで、宝の地図を巡っての攻防戦。
主演三人の三つ巴を中心にして、
他にも日本軍や馬賊?(紳助そっくりがいた!)や闇市団が
入り交じり、ムチャクチャになっての大乱闘。

どれだけ銃弾・爆弾を使用したやら・・・
作り手の気の済むまで破壊して殺戮した感じです。(^^;

スーツ姿で馬に乗っているイ・ビョンホンなど、
ファッションがどの人も個性的で無国籍風なのも面白い★

もう少し短いと良かったなと思うんだけど、
自由さ、荒唐無稽さはとても痛快で楽しかったです。

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ノウイング
これは意外性があって面白かった!
ニコラス・ケイジが出るとなると、ちょっとズッコケる作品が
これまで多かったので、期待してなかったのが良かったのか、
予想だにしない展開に最後まで引き込まれました!
(この記事ちょっと長くなってます)

ノウイング
監督:アレックス・プロヤス
製作:2009年 アメリカ
出演:*ニコラス・ケイジ *ローズ・バーン *チャンドラー・カンタベリー
    *ララ・ロビンソン *ベン・メンデルソーン

地球消滅 その時、人類は何を残せるだろうか。

2分先の未来が見える「NEXTネクスト」や
数字に意味をこじつける「ナンバー23」などとは違って、
未来も数字の意味も地球規模の大きさだし、
映像はすごく迫力があって驚いた~!音響もバッチリ★


ジョン(ニコラス・ケイジ)は、MITで宇宙物理学を教えていて、
「宇宙における決定論対ランダム理論」についての講義が
出てくるけど、これが伏線でしたね。

決定論と言うのは、起こる出来事は決められている。
未来は確定しているというもので、
ランダム理論と言うのは、出来事は偶然の重なりで、
そこには意味も目的もないというもの。
突然のホテル火災で妻を失ったジョンは、
ランダム理論を信じていたが、それを覆す物を目にする!!

50年前のタイムカプセルから出た、数字がびっしり書かれた紙を
息子のケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)が持ち帰ってきたのだ。

それは、世界中の大惨事の日付・犠牲者数・場所の座標
である事をつきとめます。
同時に息子の周辺に黒服の謎の男達がウロつくように・・・
この辺りは、ミステリーのようなホラーのような怖さがあって
どうなるんだろうとドキドキする感じなんですよ。

まだ起きていない今後の大惨事を予告する数字もあり、
その通り、飛行機墜落事故や地下鉄脱線事故が起きます。
これが、もう圧巻の大迫力!w(゚o゚)w
この映画で、こんなにすごい映像が見られるとは
思ってなくて、衝撃を受けたなあ


ジョンは謎の数列は、自分に託されたメッセージだと思い込み、
何とか未然に防ごうと動くのだが・・・
太陽の異常活動から発生するスーパーフレアで
地球が滅亡に向かっている事を知ります。
この辺は、ディザスター・ムービーとなって、
「2012」や「地球が静止する日」のように
ジョンの必死の活躍で何とか生き残る結末に
向かうのだと思ってましたよ。
だから、こういう終わり方はもう予想外でびっくりでした。
(自分の予想の範囲外だと点数が高くなる傾向にあり(^^;)

ネタバレあります



ラストは、ものすごく宗教的な内容なので、
旧約聖書に詳しい人には良く理解できるんでしょうけど、
私はあまり詳しくないので「意外性」に惹かれました。

UFOの前で、愕然としてひざまずくジョンの構図は、
エゼキエル書の宗教画にそっくり。
つまり、宇宙人が神のような存在だったという事ですよね。
地球のこの世界を創り上げたのは宇宙人。
彼らの思し召し通りに、人類は決定された道を、
歩いてきたのでしょう。


50年前にルシンダが数字を書き並べたのは、
彼らのビジョンが見え、それを彼女の特殊能力で受け取って、
数字にして書いただけなんじゃないか?

ささやく声が聞こえた人は、100年前、1000年前にもいて、
エゼキエルもきっとその1人だったんだと思う。
紙の数字は、警告やメッセージと言うより、彼らのビジョン。

地球滅亡は決定されていて、避けられない出来事だったのだ!
ジョンは人類を救う人ではなく、
Everyone Elseの1人に過ぎなかった・
・・うわっなんという絶望感・・・

息子たちは「人類の再スタートに選ばれた」と
宇宙へ飛び立ちます。
「フォース・カインド」を観た後なので、得体の知れないヤツらに、
親が子供を託すなんてありえないと思うところだけど、
ジョンには旧約聖書のノアの方舟の概念が、
すんなり受け入れられたんでしょうね。

そして実際、彼らは他の惑星に第2(3か4かもしれない)の
地球を創造すべく、アダムとイヴを降り立たせます。
この辺りは、宗教とSFの融合で、
日本人にはない発想に興味深いものがありました


しかし、最後にまさか本当に地球を滅亡させるとは。
映画でこういうのってあまりないよね?

その瞬間、ジョンは仲違いしていた父と和解し、
家族で抱き合います。
いつかは分からなくても、人がいずれ死ぬのは決定されています。
それが「明日だ」と言われてもいいように、
悔いのない生き方をしなくちゃいけないと、
最終的にはそんなまともなメッセージ

込められていたように感じました。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

カイジ 人生逆転ゲーム
ただ無為無策にダラダラと過ごしている若者、
逃げて言い訳するのは簡単。
積極的に能動的に行動しなければ道は開かれないのだよ。

カイジ
監督:佐藤東弥
製作:2009年 日本
原作:福本伸行
出演:*藤原竜也 *香川照之 *天海祐希 *光石研

考えろ、裏をかけ。そして未来を手に入れろ。

バイト仲間の借金の保証人になったため、
200万円もの債務を背負う事になったカイジ(藤原竜也)。

天海祐希さんの取り立てに、バツグンの凄味と迫力があります。
この人、ほんとこういう啖呵を切るの似合うなあ~(^_^)

彼女はカイジの事を罵倒します。
無気力で自堕落、言い訳ばかりを繰り返す、
何者にもなれず、何も生み出さず
・・・と。

これねえ、息子と一緒に観ていたんだけど、
「まさにあんたの事じゃない」と思わず口から出ました。(^▽^;)
当の本人は一向に応えてないようで、ケロッとしてたけど。

ネタバレあるかも



カイジは人生を変える最後のチャンスとそそのかされ、
人生逆転ゲームにチャレンジする!
息子と似たような甘ったれ人間のカイジがどうなるのか?
実は、負け組のクズと称する者を借金で縛りつけて、
地下で一生 強制労働をさせようとする組織の企みだったんです。

そこで繰り広げられる見どころのゲームは3つ。

まず、カード+ジャンケン。
「ライアーゲーム」を知ってるもんだから、
単純過ぎて=マシに言うならシンプル過ぎて物足りない~~
でも、ゲームをどうクリアするかより、心理的なものを
描いた作品なので、分かり易くていいのかもしれません。
血の付いたカードというのは最後にも繋がっていくし、
オッサンとの友情がここで芽生えるので、
そのための第一段階というところ。

次は鉄骨渡り。
本来は、ここが一番手に汗握る緊迫感のあるシーンだと
思うんだけど、みんなの演技を見ていると、
あまり高くない場所で撮影したんだろうなって思うんですよね。

ビル50階くらいの高さだったら、視点は一点にロックされ、
鉄骨の前方しか見られないはず。

視点や頭を動かすと平衡感覚が揺さぶられるものだからね。
それなのに、雨が降れば上を向くし、落ちた人を目で追いかけて下を向くし、
藤原君なんて、何度も瞬時にオッサンのほうへ振り向く。
ありえないでしょう~! 全く危機感が欠けてるじゃないの。

私は高所恐怖症なので、あのシーンで怖くなるはずなんだけど、
嘘っぽさが目に付いて、少しも緊迫感を感じられませんでした。
でもここにもドラマがあって、オッサンから託された思いを抱えて、
自らを奮い立たせるシーンにはグッときましたね~

最後はEカード。
これもシンプル極まりないカードゲームで、
相手の心を読む心理戦となっています。
香川照之さんと藤原君の演技合戦が見応えありましたね~
もう香川さんはほんと凄い。邦画にはかかせない俳優さんです。


鏡を見るようなもの、優秀だからこその驕り、
そんな事まで考えて裏をかける青年は、
元々は優秀だったって事ですよね。
と思っていたら、アッサリ最後で騙されるんだから詰めが甘い(≧ε≦)

藤原君の演技は、いかにも舞台人らしくて大げさなのよね。
でも本作はマンガが原作らしいので、
その点ではオーバー加減が上手く合っていたと思います。

ただ流されて無意味に過ごしているうちのボウズみたいな者たちが、
やる時にはやると一歩踏み出してくれるといいんですが。
なんてね、母親目線がかなり入ってしまいました。(^^;


関連作品*****
「カイジ2~人生奪回ゲーム~」

テーマ : 映画レビュー。
ジャンル : 映画

96時間
冷静さ、頭の回転の良さ、キレのある動き、
これはまさに、オヤジになったジェイソン・ボーンだ~!
リーアム・ニーソンにアクション俳優のイメージがなかっただけに、
本作での活躍に驚いたし感激したわあ~☆

96.jpg
監督:ピエール・モレル
製作:リュック・ベッソン 
    2008年 フランス
出演:*リーアム・ニーソン *マギー・グレイス *ファムケ・ヤンセン

父の愛が、パリの街を暴走する。

出だしは少々もたつきを感じました。
離婚した妻(ファムケ・ヤンセン)と暮らす娘のそばにいたいため、
CIAを辞めて現在無職というのに、引いた・・・(- -;)
娘(マギー・グレイス)の誕生日パーティーにいそいそ出掛けて、
写真を撮りアルバム作りを生きがいにしているような
中年男(リーアム・ニーソン)ってどうなのって思ったりして。

目に入れても痛くないような娘はどんな子かと見れば、
「パパ~」と甘えてくるものの、
新しいパパのプレゼントに掌を返したように飛び付き、
パリ旅行を反対されれば泣いて見せる・・・
やれやれ要領の良いチャッカリお嬢様だよ~

ネタバレ多少あるかも



だけど、父親にしてみれば大切な大切な可愛い娘。
そんな溺愛ぶりは物語の伏線だったんですね。

娘がパリ旅行中に誘拐された!
それも父ブライアンと電話の最中に。
普通なら心臓バクバク頭真っ白になりそうだけど、
ブライアンは慌てず騒がず、娘に沈着冷静な指示を
出す所が、只者じゃないと思わせてカッコいいね!

元秘密工作員という設定が俄然活きてきます!
身に付けたスキルを駆使して、娘救出のために奮闘する。


わずかな手掛かりから犯人はアルバニア系組織で、
娘は人身売買に巻き込まれたと分かります。
「イースタン・プロミス」でも同じような犯罪が描かれてましたね。
あちらはロシア人組織だったけど、
女をクスリ漬けにし自由を奪って売るのが横行しているよう。

96時間以内にみつけないと娘の行方は分からなくなってしまう。
タイムリミットは96時間!

「娘のためなら命を懸けて何でもやる!」って気持ちが爆発して、
後半は怒涛の勢いですよ!
1人でどこへでも、どんどん入り込んでいく。
執念がすごいのだ。 そこまでやるかって言うくらい。
罪のない人まで撃つし、拷問はするし、全く情け容赦ない!
やり過ぎじゃない?と考える暇も与えないスピードに乗せられて、
なんか爽快感すら感じましたわ(^▽^;)

オヤジでもここまでやれると言う勇気と気迫を見せてくれましたね。
リーアム・ニーソンは背が高いから絵になるわ~
娘に素晴らしいプレゼントもできて、父親の面目躍如。

ファムケ・ヤンセンは、強くてスーパーマンみたいな元夫と、
大金持ちで包容力のある現夫の2人がそばにいるなんて、
両方とも何かと頼りになって最高だよね~ うらやましい~~(^^;

1時間半という長さもちょうど良くて、スカッと楽しめました。

関連記事*****
「96時間/リベンジ」

テーマ : 映画の感想
ジャンル : 映画

空気人形
これもすごく良かったな~~☆
空っぽの人形が心を持ってしまうというファンタジーが、
対照的に人間の空虚さをあぶり出します。
深い余韻が残る切ない作品だわ~ これ好きだな~★

空気人形
監督:是枝裕和
製作:2009年 日本
出演:*ペ・ドゥナ *ARATA *板尾創路 *岩松了 *オダギリ・ジョー

私は「心」を持ってしまいました。
持ってはいけない「心」を持ってしまいました。


透明感のある素晴らしい世界になっているのは、
ペ・ドゥナさんの好演によるところが大きいと思います。
長い手足と美しいボディという外見は、たぐい稀でしょう。
それを惜しみ無く大胆に見せる女優魂には、敬意を表したい!
人形になり切ったぎこちない動きや純粋な表情がすごく可愛いらしかった。
それに日本語も上手くて感心したなあ。
外国人じゃなくて、人形らしく話しているとしか思えませんでした。

空気人形というのは「性欲処理の代用品」なので、
ゲッとびっくりするくらい生々しいシーンがあります。

家族一緒に観るのには、相応しくないから、そこは御注意を(^^;

ネタバレ多少あるかも


空気人形と同じで、今時の人間は空っぽだったりします
登場人物も、空虚で孤独に生きている人ばかり。
人と上手く関われない者、関わりを拒否している者、
自分の代わりはいくらでもいる代用品と思っている者。
誰かと居ても孤独を感じている者。
現代の人間の屈折や虚しさが浮き彫りになってきます。

心を持った空気人形は、目にする全てのものが美しく輝いて見え、
感動を知り、恋も知り、一方で切なさや悲しみも知ります


好きになった人純一(ARATA)の前で空気が抜けた時、
彼が息を吹き込んで膨らませてくれますが、
そこがものすごくエロティックなシーンになっているのが
面白い~!

好きな人の息で満たされて幸せを感じる空気人形。
人との関わりの中で豊かになっていくんだけれど、
人間は自己本位や不器用だったりで、
他者との関わりが上手くできないんだよね。。。


作品中に吉野弘の「生命は」という奥の深い詩が読み上げられます。
これがまた良くて、一部抜粋しますね。中略あります。

   生命は、
   自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい
   花も めしべとおしべが揃っているだけでは不充分で
   虫や風が訪れて めしべやおしべを仲立ちする
   生命は その中に欠如を抱き
   それを他者から満たしてもらうのだ ・・・
   しかし互いに欠如を満たすなどとは知りもせず知らされもせず
   ばらまかれている者同士 無関心でいられる間柄
   ・・・・
   私もあるとき誰かのための虻だったろう
   あなたもあるとき私のための風だったかもしれない


生命は自分1人だけで生きているという事はなくて、
どこかで他者と補い合い影響を与え合っているもの。

この詩はラストにもまた重なっています。

しかし、空気人形に愛情を持ったと思った純一だけど、
あんな事を言い出すとは、人形として興味を持っただけだったのか?
最後にはホラーのような燃えるゴミになっちゃって、
そこだけ色合いが違うようで、なんか残念だったなあ・・・

オダギリ・ジョーの「おかえり」は自然で最高でした!
彼女を心ある者として一番理解してくれていましたね。
「君の見た世界に美しいキレイなものもあったかな?」に
対する答には、ホッとさせられました。

そう、心を持つって事は感動できるって事なんですよね。
ほんの些細な日常の出来事も本当は素晴らしい

悲しみ切なさも含め感情を揺さぶられるって事は心があるからこそ。

ラストに空気人形の息で飛ばしたタンポポの種が、
みんなのところに行って、何かしら変化をもたらします。
まるで、誰かのための虻であり風であるかのように。

「生命とは」「心を持つとは」 そんな事にまで及んでいるような
深い味わいを残す、異色のファンタジーでした。


テーマ : DVD
ジャンル : 映画

THE 4TH KIND フォース・カインド
この手の話は実際にあっても不思議はないけど、
この映画はどこまでが事実なのか、ん~・・よく分かりません。

フォース・カインド
監督:オラントゥンデ・オスサンミ
製作:2009年 アメリカ
出演:*ミラ・ジョヴォヴィッチ *ウィル・パットン *イライアス・コティーズ

信じられないのは、信じたくないだけなのか。

アラスカ州ノームの町では、未解決の失踪事件が多発し、
多くの人が不眠症に悩まされていた。
「この町で何かが起きている。解明しなくては。」と、
夫を何者かに刺殺された心理学者アビゲイル・タイラー博士は、
患者に催眠療法を行い、その様子をカメラに記録した・・・

ネタバレあります



画面を分割して、証拠となる実写映像と、
再現映像を同時に見せるという独特なスタイル。

奇をてらったこの手法にまず引き込まれましたね~

確か公開時は「怖さ」を煽るように宣伝されてましたよね?
ホラーか超常現象か何なのか分からないように。

途中で何を扱った話なのかが分かるんだけど、
あ、そうか、フォース・カインドってそういう意味だったのね。
「未知との遭遇」の原題にサード・カインドがあったんだった。
フォースもあるとは知らなかったし、
特に何も考えずにいたので、
タイトルでネタバレになっているとは気付きませんでした(^^;

この種の話は好きなので、怖さは全く感じなくて、
どこまで立証してくれるんだろうと、
興味を持って観てましたよ。


シュメール語が出てきたところは面白かったなあ~
ところが、証拠映像の肝心な部分は全て乱れて、
ハッキリ見えないじゃないの!

それに、最後になって、夫の死の真相を出してくるとは、
なんだか逃げに入ったような感じでシラけた。

ラストに他の博士や保安官などは、
この作品に関与する事を辞退したとか拒否したとかで、
結局、フォース・カインドを主張しているのはタイラー博士のみ。

誰も協力してくれてないのに、
患者の顔を隠していないし、
警察が撮ったとみられる映像を使うのは変だし、
証拠映像が信憑性に欠けるんですよね・・・
タイラー博士が実在の人物なのかすら疑わしくなってきた。

「世界不思議発見」でシュメール文明とタイラー博士特集やってないよね?
「アンビリバボー」でタイラー博士のその後やってないよね?(≧ε≦)

しかし、このタイラー博士のミラ・ジョヴォヴィッチを喰うような、
およそ人間らしからぬ衝撃の存在感には やられました。
彼女が「実は私が地球外生命体です」と言ったら、
即 信じます!

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

母なる証明
これは必見作でしょう!
サスペンスとしても完成度が高く、あっと言わされたし、
ヒューマンドラマとしても人間をえぐっていて、
ドーンと強く胸を打つものがありました。

母なる証明
監督:ポン・ジュノ 
製作:2009年 韓国
出演:*キム・ヘジャ *ウォンビン *チン・グ *ユン・ジェムン *チェン・ミソン

殺人事件の容疑者となった息子を救うため、
真犯人を追う母親の姿を極限まで描く、ヒューマン・ミステリー


ポン・ジュノ監督作品の「殺人の追憶」「グエムル」
とても印象深いですが、それをさらに超える凄さなんですよ!
母の愛に感動すると言うような、ありきたりじゃありませんでした。

オープニング、悲しみをこらえて踊る女性は、
何か良からぬ結末が待っているような胸騒ぎを煽ってきます。
妙な画なんだけど、すごいインパクト!
ここからすぐに引き込まれましたよ。

女子高生の殺人事件の容疑者として、
軽い知的障害のあるトジュン(なんとウォンビン←兵役後の復帰作)が
逮捕されます。
母(キム・ヘジャ←素晴らしい熱演!)は、
息子が人を殺せるはずがないと訴え奔走します。

ネタバレ多少あるかも


これまでだって、騙されて人の罪を着せられた事もある。
知的障害という事もあって、何かと気にかけ、
常に息子を心配してきた。
警察の捜査はいい加減だし、
弁護士も貧乏人相手では真剣に取り合ってくれない。
『私が守らねば。私しかいない。』と
一途な思いで真犯人を探し出そうとします。

地方のせいか施錠をしていない家が多いみたいで、(^^;
母は目星をつけた者の家に忍び込んだり、聞き込みをしたり、
刑事顔負けの動きをするんですね。
ゴルフクラブを盗み出すシーンは、もうハラハラ(><)
必死さがヒシヒシと伝わってくる~~!

真相に一番近付いたと思ったところで、あっと驚く意外な展開へ。

大切なものを守るのは無償の愛ではあるけど、
ほんのちょっとズレると身勝手で醜いものになってしまう。
必死さが度を過ぎると狂気になってしまう。
善人と悪人って大きく違うように見えて実は紙一重で、
誰もがどちらにもなれる・・・

こういう事を強烈に見せてくるんですよね。

さらに「記憶」というキーワードで、最後まで容赦なくたたみかけます。

事件当日の記憶を思い出すように何度も促す母。
しかし息子は5歳の時のとんでもない記憶を思い出します。
それは母にとって忘れ去りたい忌まわしい過去。
この過去の罪を消すために母は異常なほどの愛情を
息子にかけてきたに違いないです。(知的障害の原因か?)

そして、また新しく抱えてしまった忌まわしい記憶。
少女を高い場所に置いた理由について話し、
鍼ケースを渡す息子は、どこまで事態を理解しているのか
曖昧で分からないんですよね~

心の闇の不安に押し潰されそうになりながら、
いやな記憶を忘れようと鍼を打ち、ただ踊り狂う母。
『もう忘れてしまえ、それしかない』って私も思ったなあ・・・
しかし息子の記憶は爆弾のようで、
いつ真実が世間に発覚するか、怯えながら生き続けて
いかなければなりません。
それだけの重い闇を背負ってしまった2人なのだから。

オープニングと繋がる踊るラストに、
やり切れない心の痛みが残りましたね。。。
ううっ、これは凄かった・・・


関連記事*****
「チェイサー」
「アジョシ」
「殺人の追憶」
「グエムル」

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

REC2/レック2
前作のラスト、女子テレビレポーターのアップから今作は始まる。
まさに、あのアパートで起きた恐ろしい惨劇の直後!
最上階は、この世のものとは思えない世界になっております!

REC2
監督:ジャウマ・バラゲロ
製作;2009年 スペイン
出演:*ジョナサン・メヨール *レティシア・ドレラ *アリエル・カサス

あの惨劇の続きを観る勇気があるかーー。

完全封鎖されたアパートへSWAT隊員4人と保健省の博士が
送り込まれ、内部調査を始めます。
今回のカメラはSWAT隊員のハンディ・カメラと
ヘルメットに装着された小型カメラ。

血痕がベットリの1階、そしてあの階段、前作そのままだよ~
停電しているからずっと真っ暗。
いきなりゾンビが暗闇から走って来る~!
カメラを通しての映像そのものなので、
全体像が掴めなくて視野が狭くて画面が揺れてるから、
恐怖が倍増するんですよね。

今回もハンディカメラが効果を上げてます。

前作出演の面々も登場。
住人である母・娘や日本人女性は血だらけの恐ろしい形相。
やっつけても死なない。
なんと、巨大ヤモリのように天井を逆さ走りする子供もいて、
なんだか全体的に身体能力がパワーアップしてる感じ

ネタバレあります


しかし、一番怖いのは、あの神父でしょう。
(最初、博士と言っていたけど実は神父だった)
顔、怖いよ~~

神父が、極秘任務の指揮を執るんだけれども、
路線が前作とはすっかり変わってしまってる。

前作は真相が分からない時点だったせいか、
唾液で感染し凶暴なゾンビになってしまう謎の伝染病の話だったよね。
それが、今回は、「悪魔の憑依」って話になってる。


確かに前作、最上階の部屋では、
悪魔に取り憑かれた少女メデイロスを研究材料にして
何かやってたようだったにしても、
まさか、悪魔が大きく絡んでくるとは。

しかし、あの神父もローマ教皇庁からの使いか知らないけど、
メデイロスの悪魔についてやけに詳しいんだよね。
彼女の血液が絶対にあるから回収して帰ると言い張る。
化学物質を特定できれば解毒剤が作れるんだって。
なんかこのあたり、宗教と科学が混同して訳が分かりません。
解毒剤で、そんな悪魔が追い払えるのか??


最後のほうには、またカメラの暗視装置が活躍します。
暗闇の中にのみ浮かび上がる扉や井戸のアイデアは
なかなか面白かった!

臨場感と緊迫感はやっぱりありますね。


テーマ : ホラー
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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「あ行」
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■アイアンマン
■アイアンマン2
■アイアンマン3
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■アイズ
■アイデンティティ
■愛のむきだし
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■アイ、ロボット
■愛を読むひと
■アウェイク
■アウトロー
■赤ずきん
■悪人
■悪の教典
■悪魔を見た
■アクロス・ザ・ユニバース
■アジャストメント
■アジョシ
■新しい人生のはじめかた
■アップサイドダウン 重力の恋人
■アナザープラネット
■アナと雪の女王
■アバウト・シュミット
■アバウト・タイム~愛おしい時間について~
■アバター
■アパートメント
■アフタースクール
■アベンジャーズ
■アマデウス
■アメイジング・スパイダーマン
■アメイジング・スパイダーマン2
■アメリカン・ギャングスター
■アメリカン・スナイパー
■アメリカン・ハッスル
■アリス・イン・ワンダーランド
■ある公爵夫人の生涯
■ある子供
■アルゴ
■アンコール!!
■アンストッパブル
■アンチクライスト
■アンナ・カレーニナ
■アンノウン
■unknown  アンノウン
■イーグル・アイ
■イースタン・プロミス
■イエスマン“YES”は人生のパスワード
■硫黄島からの手紙
■イカとクジラ
■息もできない
■1408号室
■イノセンス
■イノセント・ガーデン
■イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
■ウィンターズ・ボーン
■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■ヴェロニカ・ゲリン
■ウォーム・ボディーズ
■ウォール街
■ウォール・ストリート
■ウォールフラワー
■ウォッチメン
■ウォルター少年と、夏の休日
■ウォンテッド
■宇宙人ポール
■宇宙戦争
■海を飛ぶ夢
■裏切りのサーカス
■ウルヴァリン:X-MEN ZERO
■ウルヴァリン:SAMURAI
■ウルフ・オブ・ウォールストリート
■ウルフマン
■運命じゃない人
■運命のボタン
■エアベンダー
■永遠の0
■永遠の僕たち
■英国王のスピーチ
■88ミニッツ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■エクスペンダブルズ
■エクスペンダブルズ2
■エクリプス/トワイライト・サーガ
■es[エス]
■エスター
■X-ファイル:真実を求めて
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■X-MEN:ファースト・ジェネレーション
■X-MEN:フューチャー&パスト
■エミリー・ローズ
■M:i:3
■エリザベス:ゴールデン・エイジ
■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
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■エンド・オブ・ホワイトハウス
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■オーストラリア
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■オール・ユー・ニード・イズ・キル
■おくりびと
■オズ はじまりの戦い
■おとなのけんか
■オブリビオン
■オペラ座の怪人(映画版)
■オペラ座の怪人(劇団四季版)
■オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン
■おみおくりの作法
■オンリー・ゴッド
「か行」
■カールじいさんの空飛ぶ家
■カイジ 人生逆転ゲーム
■カイジ2~人生奪回ゲーム~
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■鍵泥棒のメソッド
■隠された記憶
■かぐや姫の物語
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■13/ザメッティ
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■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
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■サンキュー・スモーキング
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■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
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■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
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■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
■ジャンパー
■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
■シュガー・ラッシュ
■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
■マッチポイント
■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
■モールス
■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
■モンスター上司
■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
■闇の列車、光の旅
■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
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「ら行」
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■ルーム205
■ルックアウト/見張り
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■るろうに剣心
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■レギオン
■レスラー
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■レッドクリフPart2ー未来への最終決戦ー
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■レ・ミゼラブル
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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