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トリプルアクセルに懸けた青春
昨日は、女子フィギュア・フリーの話題でもちきりでしたね。

浅田真央ちゃんの涙のインタビューを観たら、
私も涙が溢れてきちゃって、その後は
気持ちの持って行くところがないと言うか、
しばらく呆然とした状態が続いて何もやる気がしなかった。。。(T_T)

口から出てくる言葉は「ああ残念だったなあ・・・」
銀メダルに輝いた事を称える言葉が出なくちゃいけないのにね。
ただのファンがこれなんだから、真央ちゃん本人の
悔しさったら相当なもんでしょうね。

「キム・ヨナ」って「金妍児」と書くわけで、
すでに名前からしてなんだか金の申し子みたいじゃないですか~
(漢字の意味は知りませんが)
彼女は完璧に滑り切りましたね。
あの世界歴代最高点には唖然としました。
そこまで世界(審査員)は彼女を高く評価してるんだな~

そして、真央ちゃんは彼女にしかできないトリプルアクセルを
フリーで2回も成功させるという偉業を成し遂げたんだけれども、
得点内訳を見ると、審査員はさほど加点を付けていない。
日本人が思っているほど、真央ちゃんのトリプルアクセルは
評価されていない事で、ヒジョーに残念な気持ちになりました


真央ちゃんは、ずっとトリプルアクセルにこだわり続けてきたんですよね。
他の人はできないのに彼女は少女時代から出来ちゃったからね~
それが武器になってどんどん頭角を現す事にもなったし、
ハイリスクなため失敗して苦しむ事にもなった・・・
良い事ばかりじゃなく、足を引っ張られ悩みの種になった事も多かったです。

クルクルっと前向きで回転するとても美しい技。
「これをオリンピックで3回跳ぶ。」
この目標があったからこそ、挫折から復活できたんじゃないでしょうか。

キム・ヨナ選手の前では武器にならなかったのが残念だけど、
自分の信念を貫いて、ものすごいプレッシャーの中で
リスキーな技を3回も成功させたのは、ほんとに素晴らしい~★


トリプルアクセルは真央ちゃんの代名詞。
完璧に3回跳んだという五輪女子史上初の事を
やり遂げたんだから、誇りに思っていいですよ★
今回銀メダルだったのは、次の目標を失わせないためでしょうね。

安藤選手は私には元気がないように見えたなあ~?
メダルを狙える力はあったはずなのに。
鈴木選手はハツラツと演じていて良かった~
3人とも愛知出身というのが、私の誇りで~す\(^▽^)/埃じゃなく。。

バンクーバー・オリンピック、もうすぐ終わりますね。
寂しいなあ。
どの人にもドラマがあって、ほんとに感動しました。
選手のみなさん、いい時間を、ありがとう~~★
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テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

レスラー
オリンピックもたけなわなので、スポーツものを観ようと思ったら、
本作はスポーツ根性ものじゃなくて、
目頭が熱くなる人間ドラマでした。

レスラー
監督:ダーレン・アロノフスキー
製作:2008年 アメリカ
出演:*ミッキー・ローク *マリサ・トメイ *エヴァン・レイチェル・ウッド

人生は過酷である、ゆえに美しい

かつて人気絶頂だったレスラーのランディ(ミッキー・ローク)は
今や年を重ね落ちぶれてしまったが、
地方興行で試合を続けている・・・

オープニングで昔の栄華を示すような数多くの新聞記事を見せてから、
いきなり20年後の、うなだれて椅子に座る主人公の後ろ姿を見せます。
哀愁漂う背中がすべてを物語っていて、いきなり胸にウッときた~
衰えに老い・・・悲哀に満ちています。


顔を見るとボコボコに膨れていたりたるんでいたりで、
ハンサムだった頃のミッキー・ロークの面影は全くない。
ミッキー・ロークと主人公の人生が重なっていると聞いていたけど、
華やかないい時代があってその後挫折を味わった、
ミッキー・ローク自身がこの作品に説得力を持たせてるんですね~

ネタバレあります



でもその後 映画界に復活してきたから、
ランディも試合で勝って再び栄光を掴む話だと思ってました。
そこは違ってましたね。
勝ち負けは関係ないエンターテイメントのプロレスだから。

髪を後ろに束ねたヘアスタイルは、オバサンみたいでちょっと可愛い(^^;
可愛い人柄というのは、近所の子供やレスラー仲間から
好かれている事からも伝わってきます。
だけど自分の家族とは良い関係を築けていません。
それは、自らが家庭を顧みず好きな事をやってきたせいで、
自業自得と言えるんだよね・・・


心臓発作を起こし手術した後、リングから去る事を余儀なくされます。
プロレス以外の世界で生きていかなくちゃならない となって、
気になっていた娘との関係修復を図ろうとします。
しかし、自分の愚かさで失敗してしまう。←この失敗はイタタ。

ランディと同じような境遇のヌードダンサーのキャシディ(マリサ・トメイ)も
ダンサーとしては盛りを過ぎていても、
その仕事から離れられないでいます。
似た者同士の2人は惹かれ合うけど、
微妙にタイミングがズレてしまうんですよね。

スーパーでのアルバイトも面白くなく、やっぱり自分には
リングの上しかないと居場所を再確認するランディ。
「俺にとって痛いのは外の現実の方だ」

この言葉は悲しく辛く響いてくる~~
もう満身創痍でガタガタなのに、それよりも現実の方が痛いなんて。

でも、要領良くは生きられない、自分にはプロレスだけだと
燃え尽きる場所をしっかりと認識した姿は輝いて見えました。
切なさもあるけど、なんか称えたいような気持になって、
ラストは感動がジワリと押し寄せてきたなあ。(;_;)

ランディの心情の吐露は一切無くて、
手持ちカメラで淡々と映し出していくのは、
一人の男のドキュメンタリーのようで
生き様がひしひしと伝わってきました

ミッキー・ロークだからこそ の作品でしたね。


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

映画鑑賞は減ると思います
3泊5日でバンクーバー旅行に行っておりました。
って、ウソだよ~ん。ヾ(≧▽≦)ノ☆
ちょっと出かけていて、PCからしばらく離れていたため、
皆さんのところにもお邪魔できなくて、すいませんでした。

状況が変わってきまして(介護の関係)
今年は、あまり多くの映画は観られないと思います
週に1本くらい観られたらいいかな?

それで映画感想記事のみだと開店休業状態になるので(^^;、
これからは、別にあった日記ブログと一本化して、
テレビ番組・スポーツなどの話題も書いていく事にします。
まあ、結局、以前の何でもありブログに戻るって事ですね。
よろしくお付き合い下さい。



さて、オリンピックの話題になりますが、(^▽^;)
男子フィギュアスケートはすごい戦いでしたね~
私はオンタイムでは観られなくて、録画したものを繰り返し観ました。

高橋選手が銅メダルに輝いた演技は素晴らしかったわあ~★
情感がこもっていてクラウン(道化師)の人生の物語が見えました。

選手全員の中で、物語が見えたのは高橋選手だけでしたよ。
芸術性が高かったですね~!
4回転にチャレンジした精神も評価したいなあ

金メダルのライサチェク選手は背が高く手足が長いので、
見栄えが良かったですよね。
銀メダルのプルシェンコ選手は何度4回転を跳んでも絶対成功するから
そこはすごいけど、今回周囲を挑発して嫌われたかも・・・?(≧ε≦)

どちらが金銀でも文句はないんだけど、今後の競技に関しては、
私は4回転のような難易度の高い技は積極的にやってほしい!
難易度の高くない技で無難にまとめれば点数が取れるという流れになるのは、
なんか面白くないです。


どうも採点に関して、分かりにくい時がありませんか?
ウィアー選手や小塚選手がもっと高くてもいいと思ったなあ。
得点は、技術点と演技点の合計ですよね。
技術点の中でも、基礎点はそのまま分かりやすくていいけど、
技の出来栄えにより加点・減点するGOEってのがクセモノで、
結局、審査員の思惑でどうにでもなるんですよね~


それに加えて、今回は特に、技術の難易度よりも、
質や表現力のほうに重きを置いた採点になっているなあと感じました。


この男子の結果を女子に当てはめると、
浅田選手よりもキム・ヨナ選手のほうに有利な気がする・・・
キム・ヨナ選手は、芸術性が高くて表現力バツグンだから、
ライサチェク・タイプでしょう。
浅田選手は一番難易度の高いトリプル・アクセルで勝負するから、
プルシェンコ・タイプと言えますよね。
しかもそれは、トリプル・アクセルを全部成功させての話なので、
すごいプレッシャーでしょうね。
案外、安藤選手がライサチェク・タイプ2として手堅くやってくれるかも。

あ~、もう今週はハラハラしどうし。
また録画になるけどしっかり見届けたいです。

テーマ : フィギュアスケート
ジャンル : スポーツ

なんでこんな一段一段なんだろう
昨日は女子モーグルを、固唾を飲んで見てたんですが、
泣けたなあ~~(;_:)

最後のアメリカ人選手がすごいスピードで滑り終わって
金メダルと決まった時、
上村愛子選手の手からまた悲願のメダルがするっと離れ、
ご本人の思いはいかばかりかと、もう泣きましたよ・・・

前回のトリノ五輪で
「どうやったらオリンピックの表彰台に上がれるのか謎です」
と言っていて、そこを目指してひたすら頑張ってきたわけでしょう。
「このままじゃ終われない」と言って、
筆舌に尽くしがたい努力をしてきたんですよね。

何もメダルが全てじゃないんだけど、
12年間も五輪に関わってきた上村選手、
(それだけでも充分過ぎるほどすごい)
メダルという形として結果が残れば
「どうやったら表彰台に・・?」の謎が消えて、
スッキリと晴れただろうに、と思うんですよね~

でも、見ているこちらにしたら、
力を出し切った素晴らしい滑りに、
ものすごく感銘を受けたし、感動をありがとう~と言いたいです。
その後のインタビューでも明るく爽やかに
受け答えする彼女の姿は、とても気持ち良かった★

トップアスリートの名に相応しい立派な姿勢に、
また上村選手を好きになったなあ。
本当にお疲れ様でした。

しかし、真実のドラマに勝るものはないですね~

しばらくはオリンピックに釘付けになりそう。(^^ゞ

テーマ : バンクーバー冬季オリンピック
ジャンル : スポーツ

愛を読むひと
ある秘密と戦争が影を落とす、
半生にも及ぶ深い愛の物語。
これ、良かったですよ~

愛を読むひと
監督:スティーヴン・ダルドリー
製作:2008年 アメリカ・ドイツ
原作:ベルンハルト・シュリンク「朗読者」
出演:*ケイト・ウィンスレット *レイフ・ファインズ *デヴィッド・クロス *レナ・オリン

わずか1ページで終わった恋が、永遠の長編になるー

原作「朗読者」を読んだのは、もう7~8年前。
その時すでに本の帯に「映画化決定」と書いてありました。
「これ映画にもなるし短くてすぐ読めるからいいよ~」と
友達に勧めたものの、映画の話はなかなか聞こえてこなかった。
あれから数年、やっと映画作品になったんだなあという思いで観ました。

映画はマイケルの視点で描かれています。
少年期・青年期・壮年期の3つに分かれているんですが、
全く雰囲気の異なるシーンを見せられるので、初めての人は
こんな話になってゆくのかーと驚くんじゃないかな


ネタバレあります



少年期、15歳のマイケル(デヴィッド・クロス)は、
20歳以上も年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と出会い、
愛と性に目覚めます。
少年にとっては初めての体験ばかりで、
夢中になってのめり込んでしまうのは、ムリもないよね~

ハンナのほうは、どこか用心しているような所があって、
急に感情的になったりマイケルをはねつけたりします。
それでも「本を読んで」とせがみ、マイケルの朗読を聞いている間は
物語に素直に感動し心を開くのでした。

2人の愛の時間はとても濃密に描かれているけど、
これはたったひと夏の出来事。
ハンナは突然に姿を消してしまいます。

実は、この少年期にも伏線がいろいろあるんですよ。
その事に近付くと、戸惑ったり避けたりするケイトの細やかな
表情がとても秀逸なのに感動しました!


その後、大学の法科生となったマイケルは
傍聴した裁判で、偶然ハンナをみつける・・・
戦時中SSだったハンナは、ナチス強制収容所の
看守をしていた時の出来事で罪に問われていました。
ハンナは事実ではない責任を押し付けられるんですが、
どうしても隠しておきたい秘密のために、
止む無く無期懲役刑を受け入れます。

ハンナが囚人を呼んで本を朗読させていた話を聞き、
マイケルの身体に戦慄が走るシーンがいいんですよね。
裁判中、マイケルは彼女の秘密に気付きます。

その秘密は、自分の人生を懸けてまでも
隠しておきたいものなんだろうか・・って誰もが思うよね・・・
ハンナは知性があるだけに、その事に対する恥が
想像以上に大きかったんでしょうね。

彼女の人生は、それを隠すために
常に孤独を選択する事になりました


SSになったのは、シーメンス工場での昇進が決まった後。
事務ではなく看守なら出来るだろうって事で決めたのでは?
特にナチスに協力したくて選んだわけじゃないでしょう。
与えられた仕事を言われた通りにやっただけ

結果的にその責任感が非人道的だと裁かれるとは、
思ってもいなかったような様子でした。

マイケルの前から突然姿を消したのも、
車掌での真面目な勤務ぶりが認められ、
事務職に移される事になったため。

その秘密に触れられる事は自分の尊厳が崩れる事。
いつも恐れながらそして虚勢を張って生きてきたんですね。
その人生を思うと、悲しくて胸が苦しくなってきます


マイケルは彼女の罪を軽くする事が出来るけど、
ハンナのプライドを守る事を選びました。
しかし、それ以降、
自分は彼女を救えなかったが、あれで良かったのかと、
自問し苦悩し続けます。


離婚後、一人になったマイケル(レイフ・ファインズ)は心の傷と向き合い、
数々の本を朗読しテープに吹き込むんですね。

この深い愛情には涙が溢れてきた~(;_:)

だけど、原作にこんな描写あったかな?と気になるシーンが・・・
ハンナから来た手紙をぞんざいに扱うシーンと、
出所間近のハンナに過去(看守時代)の事をどう思うか聞くシーン。

恐らく、学生時代、戦争でドイツが犯した事を学んだ映画の彼は、
ハンナよりも「ドイツ人の罪の意識」が強かったんじゃないだろうか?
愛情と同時に許せない気持ちもあったようですね。

ハンナは、彼がもう昔の「坊や」ではなく
すっかり大人になっている事や、
もう朗読者になってもらえない事を悟り、
ああいう決断を下したんでしょう。

観終わって、マイケルやハンナの気持ちに思いを巡らし、
とても切なくなってしまう作品です。

ひと夏の恋愛が、秘密や戦争が絡んで、
後の人生を変えるものとなった・・・
その2人の内面を丁寧に見せてくれました。

#2008年 アカデミー賞主演女優賞受賞

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

バーン・アフター・リーディング
コーエン兄弟が得意とする、
タイミングのズレや勘違いで雪だるま式に転落していくコメディ。
豪華スターたちが、ハチャメチャになっております。

これ、コーエン兄弟が「ノーカントリー」で富と名誉を手にしたから、
次は自分達の好きなようにやらせてくれって事で、
遊び感覚で作った映画っぽいよね。

バーン・アフター・リーディング
監督:イーサン・コーエン ジョエル・コーエン
製作:2008年 アメリカ
出演:*ジョン・マルコヴィッチ *ブラッド・ピット *ジョージ・クルーニー 
    *フランシス・マクドーマンド *ティルダ・スウィントン

登場人物は「ファーゴ」でもそうだったけど、
みんな浅はかで身勝手な者ばかり

オジー(マルコヴィッチ)は飲酒問題でCIAを退職、
  すぐキレる攻撃的な男。
ハリー(ジョージ・クルーニー)はいかにもな、女たらしの
  財務省連邦保安官。
リンダ(フランシス・マクドーマンド)は全身整形に執念を燃やす
  出会い系サイトの常連。
みんなひどいキャラだね~( ̄∇ ̄*)ゞ

唯一チャド(ブラピ)だけがキュートだった☆
ipodでノリノリご機嫌!いつも何か飲んだり食べたりの単細胞。
もう自由過ぎて可愛くて、とても45歳のオジサンには見えない~(≧ε≦)
先月ベンジャミンを観たばかりなので、すごいギャップに笑いましたわ。

チャドがCIA機密の入ったCD-ROMを拾い、
その謝礼をもらおうとしたのが話の発端で、
ロシア大使館を巻き込んだものだから、事件が大きくなってしまう。
みんな自分の事に必死なため、いろいろ周囲を巻き込むし
逆に翻弄されるし、人が入り組んでもうハチャメチャ


しかし、女達だけはしたたかでしたね。
きっちり離婚の準備をしてたし、お金を手にしました。アッパレ!

CIA上部のやりとりがあるんだけど、
『何じゃそりゃ』『訳分からん』って表情がおかしくてね~
俯瞰図で眺める事が出来た観客しか成り行きが分からないんだから。

面倒でややこしいものは消してしまえとなる姿勢が不気味で、
そこが一番のブラックユーモアだったのでは?


「何を学んだ?」「分かりません」
これは、そっくりそのまま観客の気持ち。
特に意味はない作品なのでプププと笑って流せばいいんです

「バーン・アフター・リーディング」って「読んだ後は燃やせ」。
つまりこの映画も「観た後は忘れろ」って事ですね。
ハイ、とっとと忘れます。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

許されざる者
「インビクタス/負けざる者たち」の公開に合わせて、
レンタル店の目に付く場所に本作がディスプレイされていました。
これも、イーストウッド監督作品で、モーガン・フリーマンも出演しています。
なんとアカデミー賞作品賞を受賞してるんですね。

許されざる者
監督:クリント・イーストウッド
製作:1992年 アメリカ
出演:*クリント・イーストウッド *モーガン・フリーマン *ジーン・ハックマン 
   *リチャード・ハリス

10年以上前に観たけど、賞金稼ぎとラストシーンしか覚えてなくて・・(^_^;
再鑑賞してみたら、ただカッコいい西部劇じゃなかったです。

ダーティハリーが銃をバンバン撃っていたアクション劇と
暴力の連鎖を断ち切る「グラン・トリノ」の中間に当たる作品のようです。

ネタバレあるかも



暴力の痛み・虚しさを徹底的に描いているけど、
暴力を用いないで解決する方法はまだ見出していません

西部劇らしく、やられたらやり返すところで終わっています。

それでも、普通の西部劇とはかなり異なった趣きで、
荒野のカッコいいヒーローが、典型的な悪党を
やっつける話ではありません。
そういう暴力を使った勧善懲悪の娯楽作品に
別れを告げたようなイーストウッド最後の西部劇でした


カウボーイが娼婦を人間扱いせずにナイフで顔を傷つける。
ここから暴力の連鎖が始まります。
娼婦は復讐のために、カウボーイたちの首に賞金をかける。
賞金目当てにガンマンたちが集まってくる。
賞金稼ぎを排除しようと保安官は執拗な暴力を振るう。

どの登場人物も善の顔と悪の顔を持っていて、
それぞれに許されざる者のドラマがあるんですよね


主人公ウィルは、子供の将来のための資金として、
賞金を狙って、お尋ね者を殺しに行くんだけど、
実はこの人物像がよく分からない・・・(^_^;

他の人の場合、暴力を否定する描写はいろいろ出てきます
標的にライフルを構えても結局撃てなかったり、
本当に殺してしまった後にいやな感情に襲われたり、
正義のために行使しているはずの暴力に周囲がひるんだり。

ところがウィルの場合、昔の俺とは違うと言って、
お酒も飲まず女を買う事もしない禁欲的な男なのに、
賞金(子供)のためなら人殺しも仕方ないとしています。
「殺しは非道な行為だ。
人の過去や未来を全て奪ってしまう」と分かっているのにですよ。
改心した人でも、「理由」があれば暴力を行使する、
その怖さを見せているのでしょうか。

「理由」は最後にも出てきます。
罪もない友人が受けたひどい仕打ちです。
それを聞き、ウィルは形相を変えてお酒をガブ飲みする。
そして大勢を相手に銃を撃ち放つ。

このシーンは、イーストウッドが渋くてカッコいいと
思っちゃうんですよね~
そう感じる私も許されざる者かもしれません。

「理由」なんて自分にとって都合のいいもので、
それがイコール正義じゃないんだけどね


全体的には、やっぱり虚無感が残ります。
グラントリノの方向に向かう転換期の作品だと思いました。

#1992年 アカデミー賞 作品賞・助演男優賞・監督賞・編集賞 受賞

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
■ウィンターズ・ボーン
■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
■ヴェロニカ・ゲリン
■ウォーム・ボディーズ
■ウォール街
■ウォール・ストリート
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■コララインとボタンの魔女
■コンスタンティン
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■(500)日のサマー
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■ザ・イースト
■最強のふたり
■最高の人生の見つけ方
■サイダーハウス・ルール
■サイドウェイ
■サイド・エフェクト
■サイン
■殺人の告白
■殺人の追憶
■ザ・ウォーカー
■THE有頂天ホテル
■THE GREY 凍える太陽
■ザ・タウン
■砂漠でサーモン・フィッシング
■ザ・ハリケーン
■ザ・バンク 堕ちた巨像
■ザ・ファイター
■サブウェイ123 激突
■サプライズ
■ザ・マジックアワー
■13/ザメッティ
■サラの鍵
■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
■サロゲート
■サンキュー・スモーキング
■サンクタム
■サンシャイン・クリーニング
■サンシャイン2057
■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
■シェルター
■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
■沈まぬ太陽
■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
■ジャンパー
■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
■シュガー・ラッシュ
■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
■マッチポイント
■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
■モールス
■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
■モンスター上司
■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
■闇の列車、光の旅
■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
■ゆれる
■八日目の蝉
■容疑者Xの献身
■善き人のためのソナタ
■4分間のピアニスト
「ら行」
■ラースと、その彼女
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■ライアーゲーム -再生-
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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