箪笥 <たんす>
白いドレスを真っ赤に染めてソファに座っている姉妹。
衝撃的でもあり美しくもあり、惹かれるポスターですよね~
私、まずこれにまいっちゃったんですよ。(^^ゞ
そんな人いないですか?

箪笥
監督:キム・ジウン
製作:2003年韓国
出演:*イム・スジョン *ムン・クニョン *ヨム・ジョンア *キム・ガプス

その扉にかくされた哀しい秘密。

これは数年前にも観ていて、今回は3度目です。
初見の時は、観終わって「ええっ?」と訳が分からない状態になり、
すぐに観直しました。

この話、1回観ただけでは理解しづらいような作りなんですよね。
現実と妄想が入り組み、時間も前後している部分があって

かなり凝った作りだと言えます。
この手のものは目新しくはないですが
ラストのドンデン返しの驚愕度は、なかなかのものだと思います。

今回は3度目だから理解できたネタバレ内容を書いていこうと思います。

ホラーにしては叙情的な雰囲気で、
映像と音楽が綺麗なんですよね。
舞台となっているアンティーク風の屋敷が妖しくも耽美。
音楽は哀愁あるワルツがずっと耳に残ります。


ただ、雰囲気を大切にしているせいか、ものすご~いスローテンポ。
だから初見の時は途中で何度も眠くなってしまった・・・(^_^;
今回、試しに1.5倍速で鑑賞してみたら、丁度良かったくらい(≧ε≦)

屋敷に何かが潜んでいるのか、継母が猟奇的なのか。
いかにも次に恐ろしい事が起きそうなおどろおどろしい雰囲気で
話は進みます。空気感は日本のホラーと似てますね~

オチを知った後で観てみると、
最初から伏線がちらばっていた事や、
ここが妄想で、だから周囲の反応がこうだったのか・・・と
スッと飲み込めるんです。
父はいつも妹ではなく姉スミだけに話しかけている。
父はウンジュにも薬を渡している。
ウンジュの弟夫妻の態度がやたらに変。
スミとスヨンとウンジュの生理の日が同じ。

ここからはネタバレ。(映画未見の方はご注意ください)
時系列順に直して話を進めてみると・・・


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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

クライマーズ・ハイ
人生には立ちはだかるいくつもの山があります。
人はその山を乗り越え、前に進んでいく・・・
戦場のような新聞社の様子が、ものすごい臨場感を持って
圧倒してくる、骨太な良い作品です。

クライマーズ・ハイ
監督:原田眞人
製作:2008年 日本
原作:横山秀夫
出演:*堤真一 *堺雅人 *山崎努 *小野真千子 *遠藤憲一

命を追った、あの夏。

この原作を読みたいんだけど、友達からまだ回って来なくて・・・
(貸してあげると言われてから、もう数年経っている事に今気付いた)

新聞や雑誌の編集者ってあこがれの職業ですが、
予想以上に大変だと、よく分かった~
スクープ合戦、身体を張った取材、時間との戦い、
こういうのが毎日あるんだもんね~ ε-(´o`;
知力と体力と精神力が必要なすごい仕事です。

1985年8月12日の日航機墜落事故で騒然となる
地方新聞社の一週間が繰り広げられます。
この事故の事は当然ながらよく覚えているので、
一報が入って、社内の誰もがえっと息を呑み、
空気がピーンと張り詰めるシーンには、
本当に鳥肌が立って涙が出てきましたよ。。。(;_:)


それからは怒涛にもまれながら動き回る記者達の
姿を追っていきます。
この喧騒を映し出すカメラワークが良くて、
すっごい臨場感が味わえる!
画面の隅でも映っている一人一人がキャラ立ちしていて、
どの人も生身の人間として存在しているのがいい★


同じ会社の中でも決して一枚岩ではなく、
部門ごとでの軋轢や上司との摩擦もあれば、
社外では中央の大新聞社に対抗する意地もあり、
そんな中で噴出する社員達の複雑な感情が生々しいです

ネタバレあります



本作では、主人公・悠木(堤真一)に立ちはだかる山が描かれています。
主軸は、日航機事故を報道する仕事の山。

それから、途中で何度も挿入される衝立山。
この山は悠木にとって白河社長です。
私生児の悠木はこの山は下りよう、父の幻想を捨てようと考えます。

この衝立山は同時に悠木の息子との関係でもあるんですね。
登山途中で息子の本心を知る事になり、関係修復へ動きます。

「クライマーズ・ハイ」とは登山で興奮状態が極限に達し、
恐怖感が麻痺する
事。
私はランナーズ・ハイと同じで苦痛からの解放や陶酔状態という
心地良さを指した言葉だと思っていたら、
相手が山だけに危険を伴う事だったんですね。

怒号が飛び交う騒然とした現場に極度の緊張が走る。
そんなすごい山で、スクープを頂上に見つける。
なんとか手にしようと必死に登り続ける。
興奮と高揚のクライマーズ・ハイの中で、
悠木は自分の信条「チェック・ダブルチェック」を思い正気に戻る。


これは憶測ではなく100%確実な事実なのか?
信頼する佐山(堺雅人)の「出来過ぎてませんか」がひっかかる。

う~ん、私としては思い切って進んで、
スカッとした終わり方にしてほしかったけどなあ~

女性記者が「判断は間違ってなかった」と言っているのだから、
記者としては正しいあり方だったんでしょう。
記者の基本姿勢、良識、使命感を見せた作品となっていました。

この仕事の山一つに絞って、安西の息子と登る衝立山は
省略しても良かった気がするなあ。
それとラストのニュージーランドも。
まとめ方に不満があったけど、
社内の人間模様がすごく面白くて興奮して観ました。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

崖の上のポニョ
毎年お盆には、我が家に人が集まるんですが、
子供もいるからとレンタルした本作。
2歳児も小学生もやっぱりこれが大好きで、
すごく喜んでたから、借りておいて良かった~♪

崖の上のポニョ
監督:宮崎駿
製作:2008年 日本
声の出演:*山口智子 *長嶋一茂 *天海祐希 *所ジョージ

生まれてきてよかった。

2歳児に何が分かるんだろうと思って見てましたが、
主人公が小さい子供なので見た目がまず可愛いよね!

「ハウル」はアップになるのがずっとおばあちゃんだから、
いくら美少年ハウルがカバーしてると言っても、
地味な印象がありました。

ポニョは画面に映える赤い服に赤い髪。
気分が自然に盛り上がります。
セリフも「ポニョ 宗介 スキ」という単純な文章なんで、
子供の耳にスンナリ入るんでしょうね


大抵これまでのジブリ作品には、
人間社会に対する風刺が練り込まれていたけれども、
本作は、魚の子が人間の子供を好きになって
人間になるという現代版人魚姫のような
童話を映画の世界に広げた夢のあるストーリーです。

悪い人は誰も出てきません。
ポニョの躍動感が楽しい作品だと思います。

絵も懲り過ぎず、内容も小難しくない。
まさにファミリー向きですね。
大人の鑑賞に耐えうるかと言うのは、
童心に返って観ればいいと思います。(^▽^;)

それから、テーマ曲の力は大きい!
これによって、本作に引き付けられる人もすごく多いはず。

♪ポ~ニョ ポニョ ポニョ 魚の子♪

この歌のせいで、私は、ポニョはずっと魚の姿で出ていて、
ラストの盛り上がりで人間になるのかと思ってたら、
はやいうちに人間に変身してたんですね~
小学生達に「知らないの?」と言われちゃった。(^_^;

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

スピード・レーサー
世界的に興行収入が良くなかった、つまりコケたというのは
耳にしていたので、あまり期待せずに観たら、
なにがなにが、面白く出来てるじゃないの!
大勢でブルーレイ・D.を観たのも、好印象の原因かも(^^ゞ

スピード・レーサー
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
製作:2008年 アメリカ
出演:*エミール・ハーシュ *クリスティナ・リッチ *マシュー・フォックス

「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が描く
革新のスピード世界!


日本で昔 放送されていたアニメ「マッハGoGoGo」
実写映画化したものです。
小さい時に観た覚えがあるんですよ。
テーマソングはだいたい歌えるもんね。
でも主人公の家族構成などは全く忘れてました。
覆面レーサーはアニメにも出ていた気がする・・・

そんな程度の記憶だけど、ホワイトボディのマッハ号と
主人公のネッカチーフの衣装には、
「あ、これ昔と同じ」とみんなで盛り上がりました~♪

だけど、ノスタルジックな作品のわけがないです。
あの「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟監督作なのだ!
それはもうすごい映像の連続で興奮しました。
全編、マンガの世界観を大切にしたものになっていて、
わざと非現実的な人工の雰囲気を出しています。


特に色使いが素晴らしい!
画面に出せる色の種類ってこんなにあった?と思うくらい、
ありとあらゆる色彩を美的センス良く配しています。

レースのシーンは、そこに光が入ってきて、
めまぐるしく展開していくんですよね。

リアルな臨場感はないけど、オモチャ箱をひっくり返したような
スピード感溢れるゲームを見ている面白さがありました。

ストーリーだって、きちんとした内容でしたよ
マンガのように単純だろうとあなどってはいけません。
大企業の不正、家族愛、レースへの情熱が描かれていて、
それに少し捻りも加わって、ホロッとくる部分もありました。
主人公達の真っ直ぐな心意気が痛快でいいです。

とにかく工夫された驚きの映像は、
相当 時間とお金をかけて作り込んだのが分かります。
マンガの世界観にこだわった、
現実味を抑えたファンタジーっぽさ、好きですね~

その点からもクリスティナ・リッチはマンガ顔でピッタリ。
真田広之(チョイ役)や韓国シンガーのRain(ピ)も出演してました。
映像特典が多く収録されていて、メイキングも面白かったです。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

チェンジリング
1920年代、アメリカで実際に起きた事件を
丹念に描いた社会派サスペンス・ドラマ。
強い信念・反骨精神に満ちたクリント・イーストウッド作品は、
さすが、見応えがありました!

チェンジリング
監督:クリント・イーストウッド
製作:2008年 アメリカ
出演:*アンジェリーナ・ジョリー *ジョン・マルコビッチ *ジェフリー・ドノヴァン

どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるのーー?

ある日突然、主人公クリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の
息子がいなくなってしまう。
警察によって発見された少年は息子とは全くの別人だった・・・

ネタバレあります



ロス市警は不祥事続きで、少年発見の手柄を世間にアピールしたかった。
だけど、母親なら自分の息子かどうかハッキリと区別がつきます。
それなのに、警察はただ自己保身に走り、
クリスティンの訴えを聞き入れません。
それどころか「母親の責任から逃げている」などと言うんだからねっ。

ジョーンズ警部、にくたらしさ部門で最強のキャラだね!
嘘つき少年もにくたらしいけど子供だからちょっと許してやるとして、
市民を守るべき警察が、逆に貶めるとは、本当に腹が立ったわ

この作品、息子を失った母親が、どのように我が子を
探し出していくかだけじゃなく、
当時の警察の腐敗・暴力・脅し、
それと不気味な猟奇殺人が絡んできます。
これら全てが事実に基づいているって言うんだから、
もうびっくりしてしまいます。


現代ならDNA鑑定もあるし、
マスコミを使えば警察の工作なんてすぐに暴けるでしょう。
だけど、80年も昔の事、
権力に楯突く事が許されない、特に女性の立場が弱かった
時代背景があって、こんなひどい事件が起こり得たんですね。


クリスティンが感情を爆発させるシーンはあったけど、
相手が警部や医者の場合は、
グッと抑えて心証を悪くしないように対応してました
とにかく息子を捜索してもらいたい一心で、冷静さを装い、
下手に出るように努めていました。
その姿がとても健気で、このあたりから胸が苦しくなる一方。

精神病院での扱いも信じられない程ひどく、
私だったら交渉に応じずにおれるだろうかと疑問なのに、
クリスティンの場合は、ずっと芯がブレなかった
ひたすら息子をこの手に抱きたいという思いのみで
自分を保っていました。
母の愛から来る執念・強い信念には脱帽です。
「失うものは何もない」と言った時から、どんどん強くなっていくんですよね。

警察の体質を批判する人達がいろいろ手助けしてくれたのが、
良かったなあと思います。

結果、警察を裁く事になって、スカッとカタルシスがありました。
このように大変な思いをして闘ってきた人がいたおかげで、
今の時代があるんですね。


5年後に別の誘拐された少年が現れた事で、
自分にも希望が持てたと笑顔で終わります。
最後のナレーションを聞くと、ものすごく切ないんだけど、
「息子はまだ生きている」という、かすかな希望が
彼女の生きる原動力だったろうから、

遺体を見せられるよりは良かったんじゃないでしょうか。

アンジェリーナ・ジョリーは本当に素晴らしい熱演で拍手もの。
主人公を含め、マルコビッチ、悪徳警部、誘拐殺人犯のキャラが
どれもしっかり描かれていて、
重い内容だけれども分かりやすかったです。

時代を感じさせるクラシカルな衣装や格調高い映像もステキ★

息子を思う母の信念、納得いかない社会に対する反骨精神、
これらにグイグイ引き込まれた作品でした


テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

シティ・オブ・メン
「シティ・オブ・ゴッド」(→必見作コチラ)のイメージで観てはいけません。
これはヒューマンドラマでした。
スラム街で育った子供達にも希望を見出す事ができます。

シティ・オブ・メン
監督:パウロ・モレリ
製作:2007年 ブラジル
出演:*ドグラス・シルヴァ *ダルラン・クーニャ *ジョナサン・アージェンセン

シティ・オブ・ゴッド」(前作と言います)の続編ってわけじゃなく、
全く別の話だったんですね。
前作のフェルナンド・メイレレス監督は製作に回っています。
とにかく前作は勢いのある衝撃作で強烈な印象を放ってました。
それに比べると、こちらはおとなしい印象でしょう。


まず、舞台が違います。
同じスラム街でも、こちらのデッド・エンド・ヒルは
海を見渡す丘にあり、歩いてビーチに行けるという、
開放感があるので、人間も割りとギスギスした感じがありません。
街中が顔見知りのようで、誰かの子供を誰かが面倒みている。
どこか温かさがあるんですよね。

主人公は二人の18歳の若者。
ラランジーニャ(ダルラン・クーニャ)とアセロラ(ドグラス・シルヴァ)
この二人、前作でリトル・ゼとベネの少年時代を演じてた二人では?
<追加訂正>ダルラン・クーニャはベネ少年じゃなくて、ステーキくんだったようです。
大きくなったしおとなしくなったなあ(≧ε≦)(役柄だから・・・)

ラランジーニャは父親を知らない事で悩んでおり、
アセロラは望まぬ妊娠から出来た2歳の子供の父親になっていた。
なかなか父親としての自覚を持てないアセロラに対し、
「子供を父なし子にするのか?」と心配するラランジーニャ。
自分自身も父親のいないアセロラは、
その思いが分かるゆえに、父親の役目を果たそうとしている。

父親不在・・・こういう子供が多いんですよ。
それもあって、揃って犯罪行為に走るんだろうなあ。
もっと親の愛情や教えがあれば、暴力や犯罪も減るはず。

少年ギャングの勢力争いも、もちろん描かれています。
銃声が街に響いた時に「一人殺された」と平然と言ったり、
抗争が始まったら、みんな素早くシャッターを閉めるあたり、
こういうドンパチが日常的に行われている事がよく分かります
このボス、マドゥルガドは前作でカベレイラだった若者。
引き締まってシャープな目つきになってました。

主人公の二人は、そういった抗争を遠巻きに眺めるポジション
であるのが、前作よりもギラギラ感を失くしている原因だけど、
そういった若者もいるんだと私はホッとしました。
銃を持つ事を良しとしない若者もちゃんといる!

もちろん、何かの拍子には抗争に巻き込まれるし、
きちんと地に足の着いた生活をしてるわけじゃない。
気持ちが荒む事もあります。

この二人の父親同士には深い因縁があると分かった時、
友情を取るか父親の恨みを晴らすかの選択を迫られます。
このシーンがすごく良くて、緊張感ある間がたまらない!

でもやっぱり、互いを思いやり、
絆を信じられる人がいるというのは大きくて、
自己を失わず、道を外さずにいる若者を見て、
リオのスラム街にもまだ希望があると感じました。


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ミラーズ
周りから、頭おかしいんじゃないの?と白い目で見られようとも、
ジャック・バウワー、家族のために頑張っとります。
これを観たら、今夜から鏡が怖くなるかも・・・

ミラーズ
監督:アレクサンドル・アジャ
製作:2008年 アメリカ
出演:*キーファー・サザーランド *ポーラ・バットン *エイミー・スマート

感じる。その奥に秘められた存在を—-

同僚を誤射して停職処分となった元NY市警のベン
(キーファー・サザーランド)は、情緒不安定となり、
妻子とは別居状態で薬漬けの日々。
火事で廃墟となったデパートの夜警をする事になります。

荒れ果てたデパートの内部は、いかにも何か出そうで不気味!
電気もなく懐中電灯一つで歩き回ると、
マネキン人形があるし、多くの鏡があるし、
充分 お化け屋敷気分を味わえます。

そこで現実にないものを映し出す鏡に触れた日から、
ベンは戦慄の体験をする!
鏡だけじゃなく、人を映すあらゆる物が恐ろしいモノになるのだ!
ここが上手く考えてあるところで、
ガラスに水面に金属製ドアノブ・・・って事は、
生活の周辺にいくらでも危険が潜んでいるわけなのだ。
しかも家族にまで異変が及ぶ・・・
(お風呂の女性はかなり悲惨)

そこでベンは家中の鏡やガラスをペンキで塗り潰します。
この家、鏡 多過ぎじゃない?( ̄∇ ̄*)ゞ
額なんて、外してまとめて縛って倉庫にでも置いておけば?

幻覚か、霊の仕業か、はたまた精神病絡みか。
色んな展開をするので、飽きる事はありません。

ベンは家族を守るために、そして
失いかけている絆を取り戻すために、
たった一人で恐怖の中、奮闘します。

それにしても、誰もが思うでしょうけど、
主人公は、ほぼジャック・バウワーですね。(≧ε≦)
すぐ切れてどなる。いつも必死。ハイテンション。
ある老婆に、「家族を守りたいんだ」と言って、
その人が犠牲になるように頼むんだから、
このものすっごい強引さも、ジャックだなあと思いました。

子供のために、母は母で戦い、
ベンはベンで恐怖に立ち向かっていきます。
二元中継で大変恐ろしい事になります。
ここで力を合わせてという風にならなかったのは残念。

最後はまさかこうなるとは、予想できませんでした。
ネタバレひとこと↓ 要ドラッグ
ベンは死んで、魂が鏡の世界に閉じ込められたんですよね。
あの老婆に犠牲を強いたのがいけなかったのかな?
家族で幸せになるかと思ったのに、可哀想なベンなのでした。


音響効果がすごくて、いちいちドキッとさせられました。
日本のホラーと違って、おどろおどろしいと言うより、
エンターテイメントなホラーになっていて楽しめます。
夏の暑い夜にはピッタリ★

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ブラインドネス
見えない方が怖いのか、見える方が怖いのか。
この最悪の現象は啓示なんだろうか。

ブラインドネス
監督:フェルナンド・メイレレス
製作:2008年 日本・ブラジル・カナダ
原作:ジョゼ・サラマーゴ「白の闇」
出演:*ジュリアン・ムーア *マーク・ラファロ *アリシー・ブラガ 
    *伊勢谷友介 *木村佳乃

全世界、失明。

突然、人々は失明していく。
強い感染力を持つ「白い闇」の病は、世界各地で発生した。
原因も治療法も不明。
政府は、患者を隔離施設に強制収容する。
そこはおぞましい地獄絵図と化してゆくのだった・・・

最初のうちくらいは、政府が何らかの措置を取っても
良さそうなものなのに、
失明者だけを放置するとは、人権無視も甚だしい。
この時点で「ひどい・・・」と憤慨してたんだけど、
次から次へと見せられる悲惨な状況には、
背筋が寒くなってきました~

極限状態で暴かれる、隠されていた人間性
というのは、
これまでにいろいろな作品で扱われた題材ですが、
本作では、鬼畜へと変貌する人間を見せつけられます。

ネタバレあります



一人、失明者の振りをして実は見えている者がいます。
彼女が見ている世界を、私達は見ているわけだから
すごく彼女の苦しみが分かるんですよね。

汚く醜いものだらけの世界を彼女一人だけが見ている。
誰とも共有できない孤独感とみんなの世話を背負う重責感。

何も見えない事はかなりの不安と恐怖を抱くものだけど、
見たくないものまで見えてしまう事はもっと恐怖のように思える。


とにかく前半、閉塞的な病棟の映像は、果てしなく陰鬱です。
全体的な青暗い色合いや時々挟まれる白い闇も効果的で
絶望感が押し迫ってきました。

後半、外に出た時の廃墟と化した街には、これまた圧倒されました。
自分達だけじゃなく、世界が崩壊していたんです。

最後まで観ていくと、病気についての説明は一切ない!
病気自体を見せたいんじゃなくて、
それによってもたらされるものを描きたかったんでしょうね。
つまり、この現象は啓示と言うか、何らかのメッセージだった?

私が一番分かりやすかったのは、日本人夫婦のケースです。
(予想外に出番が多かったし、演技も良かったよね!)
どうやら二人は倦怠期だったようだけど、
多分、見て見ぬ振りをして暮していたんでしょう。
目が見えなくなって、ぎこちない関係がハッキリ見えるようになり、
困難を共有するうちに、やはり大切な相手だと気付く。
最後、視力が戻った時には「何もかもが美しい」と「開眼」する。
ラジオの音楽・ピアノの音・雨に笑顔がこぼれるシーン、良かったですね。

普段、人は物事の真実を見ていない。
失明によって、見た目に捉われず、心の目で本質を見るようになる。
その後は本当の目が開かれる。

・・・という事だったのかな?

一人異質な彼女は、ラストに「次は私の番」と不安がっています。
開眼していない彼女は周囲の人達と感覚のズレを感じ、
より孤独になっていくのかもしれませんね。
後半、「自分達さえ良ければ」的な行動が気になりました。
でも彼女はすごく勇敢に頑張ってましたよね。

何か重いメッセージを込めているとは思うけど、
どうも分かりにくい作品だったな~
だけど、最後まで引き付けられて一気に観てしまいました。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
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 -YAN-

 
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■M:i:3
■エリザベス:ゴールデン・エイジ
■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
■L.A.コンフィデンシャル
■エンジェル ウォーズ
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■かぐや姫の物語
■崖っぷちの男
■崖の上のポニョ
■カサノバ
■ガタカ
■カッコーの巣の上で
■神々と男たち
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■渇き
■完全なる報復
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■キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
■キャプテン・フィリップス
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■96時間/リベンジ
■CUBE  シリーズ3作
■凶悪
■桐島、部活やめるってよ
■ギルバート・グレイプ
■キング・コング
■銀河ヒッチハイク・ガイド
■空気人形
■グエムルー漢江の怪物ー
■グッド・ウィル・ハンティング
■グッド・シェパード
■グッド・バッド・ウィアード
■グッバイ、レーニン!
■暗い日曜日
■クライマーズ・ハイ
■クラウド アトラス
■クラッシュ
■グランド・イリュージョン
■グランド・ブダペスト・ホテル
■グラン・トリノ
■グリーン・ゾーン
■クレイジー・ハート
■クローバーフィールド/HAKAISHA
■クロエ
■クロッシング(アメリカ)
■クロッシング(韓国)
■クロニクル
■クロユリ団地
■ケース39
■ケープタウン
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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