2009-06-29(Mon)
久しぶりにケヴィン・コスナーを観た気がするけど、
やっぱりいいなあと思いました。
相変わらずスマートで紳士的でカッコいい!
この前観た「88ミニッツ」のアル・パチーノは正直言って
老けた感じがあったけど(年齢が10歳以上違うか)
ケヴィンは年齢を感じさせないたたずまいです。

監督:ブルース・A・エヴァンス
製作:2007年 アメリカ
出演:*ケヴィン・コスナー *デミ・ムーア *ウィリアム・ハート
富も名声も手にいれた男
彼が殺人鬼であることは、誰も知らない
ケヴィン演じるブルックス氏は・・・
表向きは、社会的に成功し家庭人としてもよく出来た人。
しかしその裏は、
殺人依存症で抑えきれない衝動に苦しむ連続殺人鬼。
ネタバレあります
このかけ離れた二面性の描き方が面白いんですよ。
彼の中の悪魔が別人格マーシャル(ウィリアム・ハート)として
目に見えるように傍にいるんです。
マーシャルは悪の道に誘い込むし、的確なアドバイスもしてくれる。
この二人格の掛け合いが、全て分かり合っている親友のようで楽しい。
だけど、誰にも見えていないし聞こえていない構図なんです。
二人が声を揃えてせせら笑う所なんか、すごく面白い!
この作品はウィリアム・ハートの存在感で、
かなりクォリティが上がっていると思います。
ブルックスの手口はいつも完璧。
ところが二年ぶりに犯した今回の殺人ではミスが出てしまう。
男が足手まといになりそうな面倒を言ってくる。
同時に、敏腕女刑事がしつこく事件を捜査し
真相に近付きつつある。
その上、自分の娘が突然大学を退学し
何らかの事情を抱えていそうで気掛かりだ。
そんな不安材料が一度に押し寄せ、
ブルックスは身の危険を感じるという緊迫した展開です。
私としては、殺人鬼でもブルックスの正体が
バレないようにとつい応援しちゃったなあ。(≧ε≦)
娘に関しては徹底的に弱く、
自分を責めながら泣き崩れてしまうんですね。
その姿は娘を強く愛する父親以外の何者でもない。
自分の中の悪魔が自分だけに留まらなかった事が、
彼にとっては衝撃で大打撃でした。
自分の殺人衝動にはそれ程苦しんでいるようには
思えなかったけど、娘の事となると違います。
この後も娘が一番の命取りになりそうですね。
女刑事のデミ・ムーアも久しぶりだったけど、
凶悪犯人と対等に渡り合える女にピッタリでした。
この人も年齢を感じさせないし、凛として良かった!
ただ、離婚調停でゴチャゴチャしてるなんて話は
どうでも良くて、主人公ブルックスとの絡みを
もっと見せてほしかったです。
ブルックスが、彼女に対し胸が高鳴って
殺しのターゲットにしてもよかったんじゃない?
一度も顔を合わせてないのはもったいない。
ラストは血だらけで終わってほしかったなあ。
役者も良かったし設定も面白かったけど、
多少注文もつけたくなる作品でした。
やっぱりいいなあと思いました。
相変わらずスマートで紳士的でカッコいい!
この前観た「88ミニッツ」のアル・パチーノは正直言って
老けた感じがあったけど(年齢が10歳以上違うか)
ケヴィンは年齢を感じさせないたたずまいです。

監督:ブルース・A・エヴァンス
製作:2007年 アメリカ
出演:*ケヴィン・コスナー *デミ・ムーア *ウィリアム・ハート
富も名声も手にいれた男
彼が殺人鬼であることは、誰も知らない
ケヴィン演じるブルックス氏は・・・
表向きは、社会的に成功し家庭人としてもよく出来た人。
しかしその裏は、
殺人依存症で抑えきれない衝動に苦しむ連続殺人鬼。
ネタバレあります
このかけ離れた二面性の描き方が面白いんですよ。
彼の中の悪魔が別人格マーシャル(ウィリアム・ハート)として
目に見えるように傍にいるんです。
マーシャルは悪の道に誘い込むし、的確なアドバイスもしてくれる。
この二人格の掛け合いが、全て分かり合っている親友のようで楽しい。
だけど、誰にも見えていないし聞こえていない構図なんです。
二人が声を揃えてせせら笑う所なんか、すごく面白い!
この作品はウィリアム・ハートの存在感で、
かなりクォリティが上がっていると思います。
ブルックスの手口はいつも完璧。
ところが二年ぶりに犯した今回の殺人ではミスが出てしまう。
男が足手まといになりそうな面倒を言ってくる。
同時に、敏腕女刑事がしつこく事件を捜査し
真相に近付きつつある。
その上、自分の娘が突然大学を退学し
何らかの事情を抱えていそうで気掛かりだ。
そんな不安材料が一度に押し寄せ、
ブルックスは身の危険を感じるという緊迫した展開です。
私としては、殺人鬼でもブルックスの正体が
バレないようにとつい応援しちゃったなあ。(≧ε≦)
娘に関しては徹底的に弱く、
自分を責めながら泣き崩れてしまうんですね。
その姿は娘を強く愛する父親以外の何者でもない。
自分の中の悪魔が自分だけに留まらなかった事が、
彼にとっては衝撃で大打撃でした。
自分の殺人衝動にはそれ程苦しんでいるようには
思えなかったけど、娘の事となると違います。
この後も娘が一番の命取りになりそうですね。
女刑事のデミ・ムーアも久しぶりだったけど、
凶悪犯人と対等に渡り合える女にピッタリでした。
この人も年齢を感じさせないし、凛として良かった!
ただ、離婚調停でゴチャゴチャしてるなんて話は
どうでも良くて、主人公ブルックスとの絡みを
もっと見せてほしかったです。
ブルックスが、彼女に対し胸が高鳴って
殺しのターゲットにしてもよかったんじゃない?
一度も顔を合わせてないのはもったいない。
ラストは血だらけで終わってほしかったなあ。
役者も良かったし設定も面白かったけど、
多少注文もつけたくなる作品でした。
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