ミスト
この映画は予想外だらけ!
霧中のナニカも、一番の恐怖も、主人公の顛末も。
ラストは二度も衝撃に襲われる。
私は衝撃の向こう側まで行ってしまったぞ。

ミスト
監督:フランク・ダラボン
製作:2007年 アメリカ
原作:スティーヴン・キング「霧」
出演:*トーマス・ジェーン *マーシャ・ゲイ・ハーデン *ローリー・ホールデン

霧(ミスト)の中には“何”が待っていたのかーー
映画史上かつてない、震撼のラスト15分


霧の中、スーパーに閉じ込められた人々が大混乱となる話ですが、
まず、霧という設定が上手いなあと思います
視界が遮られて周囲の状況が全く分からない。
しかも、通信手段も機能していないから、
何の情報も得られなくて、疑心暗鬼になってもおかしくない。

霧の中へ出て行った者の叫び声だけが響き、
切られたロープは血だらけ・・・
全貌が見えないだけに、ものすごく想像が膨らむよね~!
突然出てきた怪物は正体不明だし(まさか姿を現すとは予想外)
人間を襲ってくるし、そりゃもうパニックですよ! 
ここまででも充分恐い。

ところが、人間の変化が負けず劣らず恐くなっていきます。
極限状態の中で、だんだん狂っていく・・


一番強烈なのは、宗教的解釈を押し付けてくる狂信女。
手にした黙示録をずっと読み上げて、
全ては神の御業だと人々の心を惑わします。
判断力を失った人は、しだいに狂信女の言う事に耳を傾け、
マインド・コントロールされていってしまいます。
最終的には、自分達以外の者に、「贖罪を」と
命を奪う程、凶暴になっていくんですね。。。


このあたりの変化がリアルなのかどうか、
正直言って信仰心のない私には分かりません。
だって「生け贄」なんて言葉を聞いた日にゃあ、
あたしゃ、そんなアブナい人の傍から離れたいけどね。
「あんた何様のつもり?」「神様のつもり!」みたいな女からは。

恐らく日本人だったら、狂信女を教祖様に祀り上げるまでは
ならないんじゃないかな?
私、あの女が早口で言ってる事が理解できなかったし~( ̄∇ ̄*)ゞ

だけど、宗教を抜きにしても、勢いのある者になびくという、
集団心理は絶対にある! 人間は一人だと弱いから。


ネタバレあります



問題のラストだけど、衝撃の大きさが
この作品をより強烈なものにしたと言えますね。
やりきれない思いを抱えながら、
どうしてこんな結末にしたのか考えてしまって、
ずっと余韻が残りましたよ。

主人公達は、スーパー内でも理性を保っていて、
いろんな策を講じていた方ですよね。
何もせずに死ぬよりは外へ行こうと車を出しました。
白い霧の中を進む車は、まるでノアの方舟のよう。
しかし、命綱のガソリンが切れて、もう為す術がない・・・
と私もそう思いましたよ。そう思わせる演出でした。
子供の「怪物に僕を食べさせないで」の言葉も
しっかり頭にあったし。

やる事はやり尽くしたから、仕方ない決断だと思いました。
ちょっと行動が早いとは思ったけど、
いずれ怪物に食べられるんだから、瞬間的に死んだ方が
みんなも楽になれるんじゃないかと、そう受け取りました。

親としては一番辛い選択をしたと言うのに、
最後の最後に見た光景は・・・
ここまで主人公を絶望の淵に落とすのは、いったいどういう事?

この作品の根底には「人間の傲慢さ」が描かれてましたね。

事の発端である軍の科学実験も人間の驕り。
狂信女が自分を教祖と勘違いしたのも人間の驕り。
そして主人公の最後の選択・・・人がその人のためにと
命をどうかするのも驕り、思い上がりだったんです。

ラストは、生死という神の領域を冒したから、
神の怒りをかったって事なんでしょうね。
(なんやかんやと言っても、この作品は宗教色が濃いなあ)

主人公が正しいと思い込んで行動した事が、
実は間違いだったと
、気付かされました。
主人公を正しいと思っていた私も傲慢だったんです。
それだけはやってはいけなかった・・・
絶望的状況で感覚を狂わされたわ~

最初にスーパーを出て行ったオバサン、
子供二人を抱えて、トラックに乗ってましたね。
スーパーを出て行く時、「みんな最低だわ」と
捨てぜりふを吐いていったから、感じ悪かったのに。
ただ子供を救いたいという一途な思いで
生きる事を考えたから良かったんでしょうね。

正しいと思い込んでやっている事、
それが傲慢なんじゃないか?

人にも国にもそんな事を問いかけているように思えましたが、
みなさんは、どんな風に感じたんでしょうか。
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テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

戦場のピアニスト
この作品も「ヒトラーの贋札」と同じく、
ナチスから生き延びた男の物語です。
ユダヤ系ポーランド人だったピアニストのシュピルマンが
戦後1946年に出版した回想録を基にした映画です。

戦場のピアニスト
監督:ロマン・ポランスキー
製作:2002年 ポーランド・フランス
出演:*エイドリアン・ブロディ *トーマス・クレッシュマン

音楽だけが生きる糧だった

監督のポランスキーもポーランド人で
同じように戦禍をくぐりぬけてきた人なので、
体験して見てきた事をそのまま映像化したというような
真実の重さを強く感じる映画です。

隠れた場所から外を覗いている視点のカメラワークが多く、
飾りも特にない淡々としたタッチが、
ドイツ軍から逃げ回るユダヤ人の
ドキュメンタリーを観ているようなリアルさを生んでいます。

今まで何気なく聞いていたこんな言葉が、現実的な意味を持って重くなりました。
ゲットー・・・・ユダヤ人居住地区
SS・・・・・・・・ユダヤ人のナチス親衛隊
ゲシュタポ・・ナチス秘密国家警察

人間を獣のように簡単に殺戮する残酷さ。
これまで観た映画の中でも、かなりの酷さです。
戦争は人格を変えてしまう。
悲惨な実態から目をそらしてはいけません。

あの過酷な状況で生きていくのがどれだけ辛く困難な事だったでしょう。
しかしシュピルマンは運によって生かされました。
「生かされた」偶然が次の苦難の中で、
「生きていく」という意志にだんだん変わっていきます。

その生々しさに心が震えました。
ドイツ軍から身を隠し、食べ物をひたすら探し、ひとつの缶詰に執着し・・・
必死に生き抜くって、こういう事なんですね。
キャラメルひとつがとても重かったです。

シュピルマンを支えたのは音楽でしょう。
心の希望として音楽を忘れる事はありませんでした。
そしてドイツ人将校も、戦争と対極にある音楽から
象徴となる平和を垣間見たのではないでしょうか
彼らにとって、音楽はすがりつきたい希望だったと思います。
あのショパン「バラード第一番」は圧巻でした。
叩きつける鍵盤、転がる音色、激しくも美しいピアノでしたね。

将校は密かにシュピルマンをかくまってくれました。
戦争が人を狂わせているだけで、
ナチスにも善人が存在したし、ユダヤ人にも悪人が存在したと、
これまでのホロコ-スト作品では観られなかった描写が珍しいですね。

終戦後、立場が変わったシュピルマンは、
残念な事に、ドイツ人将校を助けてやれませんでしたが、
後にこのような回想録を残し、歴史の目撃者として
役目を果たしたんだと思います。

それにしても、戦争の愚かさを思わずにはいられませんね。

2002年アカデミー賞主演男優賞・監督賞・脚本賞 受賞

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ヒトラーの贋札
2007年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作品です。
ここ3年間、外国語映画賞は私の心にガツンときた作品が続いたので、
今作も観てみたんですが、やはりハズレてませんでしたよ。
これまでの3本に比べると、ちょっと印象が弱かったけど。
参考までに・・・
2006年度 「善き人のためのソナタ」(感想はこちら)
2005年度 「ツォツィ」(感想はこちら)
2004年度 「海を飛ぶ夢」(感想はこちら)

ヒトラーの贋札

監督:ステファン・ルツォヴィツキー
製作:2007年 ドイツ・オーストリア 
原作:アドルフ・ブルガー「ヒトラーの贋札 悪魔の仕事場」
出演:*カール・マルコヴィクス *アウグスト・ディール

完璧な贋札。
それは俺たちの命を救うのか。それとも奪うのかーー


第2次世界大戦中のドイツ。
ナチスの紙幣贋造を強要されたユダヤ人達のドラマです
英米の経済を崩壊させる目的で
「ベルンハルト作戦」と言う、国家ぐるみの贋札作りが、
ザクセンハウゼン強制収容所の一画で極秘に行われていました。
これは、実際に計画に携わっていたユダヤ人が書いた原作があり、
つまり実話が基なんですね。その実態には驚く物がありました。

印刷技師、画家、医師など、技術のあるユダヤ人のみが集められ、
他とは格段の差がある待遇を受けました。
白いシーツの柔らかいベッドに、石鹸にお湯のシャワー。
それまで虫ケラのように扱われてきた生活とは大違い。

とは言え、彼らは完璧な贋札を完成させなければ、殺されます。
また、贋札が完成しても用が無くなれば、殺されます。
そして終戦となれば秘密保持のため、殺されます。
どう転んでも、いつかは殺されるという、
常に死が目の前にある状況なんです。


だから、罪悪感を感じつつも、主人公サリーは、
仲間達をかばいながら、必死に生き長らえる道を探しました。

だけど、反ナチの信念を守りたいブルガーは、
贋ドル札作りをわざとサボタージュする・・・
贋札を作れば、ナチスに加担し、同胞や家族を
ますます苦しめ続ける事を意味するからです。
彼らが優遇されている間でも、
家族はアウシュビッツで殺され、
同胞は壁一枚隔てた場所で殺されていたのだから。

そのあたりのジレンマに葛藤するユダヤ人達の姿が、
とても痛々しかった。

どの人達の気持ちや行動にも、少しずつ共感できるものがあり、
何が正しいと断言できない複雑な思いで、苦しくなりましたよ。

正直言うと、ブルガーの正義が青い理想に思える時もありました。
サリーの「今日の銃殺より明日のガス室の方がいい」に、
そりゃそうでしょうと思ったりして。

目の前の仲間を危険にさらしてまでも・・・と感じたけど、
贋札の完成が遅れたためにドイツの敗戦色が濃くなった、
と言われているのを聞くと、
あの信念の強さは貴重だったんだと思えました。
それに彼も生にこだわっていたのは同じだったし。

後で知って驚いたのは、原作はこのブルガーの方だったんですね
原作は知りませんが、もしこの正義感のブルガーが主人公だったら、
また全然違った作品になった事でしょう。
犯罪人だった男のサリーを主人公にする事で、
正義を客観的に捉え、状況によって出てくる 人の善良な面や
邪悪な面をも描き、(サリーやドイツ人ヘルツォークなど)
様々な人の思いを交錯させるという、脚本の巧みさを感じました。

ラストでサリーはカジノで贋札を使い果たします。
サリーにとって、いやな思い出、卑しい紙きれ、ヒトラーの贋札。
それを全て捨て去った彼の後姿に
哀しさや空しさが良く出てました。

結末をオープニングに持ってくる作品はよくあります。
この主人公が何とか生き延びて大金(贋札)を手にするんだなと
最初から分かっていたせいか、
常に死の恐怖に脅かされるユダヤ人のドラマなのに、
安心感が、私の片隅にあった事は確かでした。
それだから観ていられたと言えるけど、
結末を先に持ってこなかった方が、良かったような。

テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

ヴェロニカ・ゲリン
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」で、
おかしな悪役を演じていたケイト・ブランシェット。
この作品では、ヴェロニカ・ゲリンという実在した人物を、
人間味溢れる演技で、とても魅力的に演じていました。

ヴェロニカ・ゲリン
監督:ジョエル・シューマカー 製作:ジェリー・ブラッカイマー   
製作:2003年アメリカ
出演:*ケイト・ブランシェット *ジェラスド・マクソーレイ

1996年、アイルランド・ダブリンーーこれは生きて愛して
戦った、ひとりの女性記者の記録である・・・


アイルランドで起こった事実に基づいた映画です。
ヴェロニカ・ゲリン(ケイト・ブランシェット)は、
大手新聞社サンデーインディペンデント紙の女性記者で、
ジャーナリスト保護委員会(CPJ)でも表彰されています。

DVD特典で、本人のスピーチの様子が収録されていたけど、
信念の強そうな目をしていましたね~
本物のエネルギーが確かにありました。

ケイトは本人に似せたショートカットがとても魅力的で、
気負い無く演じていたと思います。
凛とした男勝りの雰囲気がいいですね~
落ち着いていて、重みも感じました。
作品自体は地味だけど、
ケイトの演技力でもってクオリティが上がっているんじゃないでしょうか。

1994年、アイルランドでは麻薬による犯罪が多発していました。
ヴェロニカは、若者までもが麻薬に毒されているのに、
問題が表面化していない現実に立ち向かい、
犯罪組織を探っていきます。
その過程で、かなり危険な目に遭遇します。

実際にはものすごい恐怖に襲われているのに、
表にはそれを出さない強い人だったんですね。
真実を報道したいという信念と勇気の下に
行動していく姿は、結末も併せて 感動的でした。


見ていて少々無防備じゃないかと思いましたね~
いくら報道でも、防弾チョッキくらい着けてほしかった。

一方、家庭に目をやると、どうしても犠牲になってしまってるのが、
切ないんですが、大きな使命のためにと、
家族が見守ってくれたのは、彼女の救いになっていました。

ヴェロニカのおかげで、犯罪組織は一掃され、
社会・法律までも変わりました。
国家が動かなかったのに、一人のジャーナリストが
自らの使命感と勇気で動いたんですね。

結果、彼女のやった事がムダにならなくて、
それだけは本当に良かったと思いましたよ。

事実は重みがあるんですが、
それを伝えるのに徹し過ぎて、
映画としては抑え気味のムードに終わっています。
でも、ヴェロニカから勇気をもらえたし、
こういう事実も知って、良かったと思えた作品でした。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
シリーズ第4作目。今作も、これぞ娯楽作品だ~!と言える、
見どころシーン盛りだくさんの冒険活劇となっております。
友達と観に行くはずだったこの映画、
やっと観る事ができたわ~

インディジョーンズ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:2008年 アメリカ
出演:*ハリソン・フォード *シャイア・ラブーフ *カレン・アレン
    *ケイト・ブランシェット *ジョン・ハート

全世界待望――新たなる秘宝を求め、
史上空前の冒険が始まる!


このシリーズの前作から19年も経っていて、
ハリソン・フォードがちょっと高齢になったので、
アクション、アドベンチャーを繰り広げるのはどうなんだろうと、
不安があったけど、そんな心配は全く不要でしたね。

お馴染みの帽子とジャケット姿のインディに、
小躍りしたくなるくらいうれしくなりました。
年齢など感じさせない動きをしていたと思います。
それに、これまたお馴染みのテーマ曲。
これを聴くと、ものすごく高揚してくる!
音楽の効果は大きいと、つくづく思いました。

今回の冒険は、クリスタル・スカルの謎に迫る旅。
最初のエリア51(私、ここには昔から興味あり)や、
長方形のコンテナから出てきたものは、
後から何の繋がりになるんだろうと思っていたら、
発見したクリスタル・スカルの形を見て、仰天!

な~にぃ~、やっちまったな!

SFの要素が入り込んで、今までとはテイストが違うような。。。
そう言えば、キノコ雲も似つかわしくなかったな。

ふ~ん、十数年ぶりのインディ・ジョーンズが
前の雰囲気と全く同じでは、新作を作った意味がなくなるって事かしら?
思いがけない物を絡めてきたもんです。

でもまあ、いいんじゃないの。
ナスカの地上絵など、昔から人間以外の者が
描いたと言われてきたし、
古代遺跡にそういったものは、まんざら無関係ではないから。
レイダースのラストだって、かなり現実離れしたオカルト映像でした。
娯楽作品だもん、行きつくところまで徹底的に行けば。(^▽^;)

その部分以外は、もう以前の作風そのままの、
ジェットコースター的展開です!
次から次へと危機が迫るが、間一髪で逃れる、その繰り返し。
ウォーターフォール3回落ちて、誰も溺れてないって凄過ぎる!

あと、恐い昆虫・動物・原住民が出てくるところ、
連続のアクションや素晴らしい遺跡の映像、
勧善懲悪、ハッピーエンドなど、
これまでの作風を踏襲していて、うれしくなってきます\(^o^)/

今回の冒険の敵はKGBのイリーナ・スパルコ大佐。
ケイト・ブランシェット演じる、漫画から出てきたような、
表情のないクールな女性軍人なんですよ~
ジャングルで闘うシーンなど、真面目に演じるほど、
笑えてきます。(≧∇≦)ノ彡☆
怪しげなロシアなまり風の英語を上手に操って、
さすが実力派女優の存在感を見せてくれましたね

シャイア・ラブーフは、未だスターのオーラが見えないので、
これからに期待しましょう。
今作でのインディとの関係にはびっくり!
ラストに、冒険の象徴である帽子が転がってきて被ろうとすると、
インディが『おまえにはまだ早い』とばかりに取って被る。
まだ世代交代はなさそうですね。良かった~

インディはこれからも現役で冒険を続けていくのでしょう。
まずそれは、険しい道のりの結婚だったりして~(≧ε≦)プ

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

トロイ
「レッドクリフ」を観た時、
「300」と「トロイ」が頭に浮かびました。
少数が多数を制するところ、
隊列の組み方(陣形)、盾の使い方。
西洋、東洋とも、闘い方には共通点があるんだなあと思ったりして~
ちょっと変?

以前に観た時の感想を元に書いた記事です。

トロイ

監督:ウォルフガング・ペーターゼン
製作:2004年アメリカ
出演:*ブラッド・ピット *エリック・バナ *オーランド・ブルーム
    *ダイアン・クルーガー *ショーン・ビーン *ピーター・オトゥール

それは、史上最大の愛の闘い

迫力ある歴史スペクタクルに興奮!
ブラピってこれまであまり作品に恵まれてなかったと思うんですよ。
「セブン」「ファイト・クラブ」くらいじゃない?良かったのは。
これは、それ以来の久々にいい作品だし、なんと言ってもブラピがステキ★
今作、とても40歳とは思えない鍛えられた肉体美を披露して、
アキレスのオーラを存分に放ってました\(^o^)/

たくさんの登場人物はみんなそれぞれの事情を抱えていますが、
余分なものを削ってシンプルに描いていて分かり易かったです。
その分、一人一人に対する内容が薄くなった感はありますが。

でも、アキレスに関しては、多面性をよく出していたと思います。
傲慢性とナイーブ性、強い面と弱い面、いろんな面を見せてくれました。
ブラピは精悍な表情がとっても良かった!

一騎打ちをすることになるトロイのヘクトル王子(エリック・バナ)も良かった。
国を守る使命を負った、高貴で勇敢な男の雰囲気がよく出てました
ブラピを喰いそうなくらい良かったと言う声も周辺でチラホラ・・・
これは役の設定がいいからね~、そこにエリック・バナがピッタリはまりました。

その弟(オーランド・ブルーム)は、しょーもないダメ男だったなあ。
でも、いいシーンでロード・オブ・ザ・リングのように
弓矢で活躍するんだから、おいしいですよ。

プリアモス王とアキレスが対峙するシーンは胸を打つシーンでしたね~
敵同士ながら、お互いに敬意を抱き、
大切な人を失ったという同じ哀しみを持った人間として理解し合うんです。

ここはとても感動的でした。

登場人物はみんな、熱い想いによって突き動かされていきます
それは、愛、名誉、支配欲など様々で、その熱さが伝わりました。
だけど、戦いは全てを失うのみ。争いは無意味なんですね。


戦闘シーンの規模・迫力は圧巻。
大船団がCGと分かっていても、興奮します。
戦士が固まって盾を使ったり、隊列を変化させるなど、
「レッドクリフ」と似た部分もありました。
笑いの要素がある「レッドクリフ」と違って、
こちらは、とにかく二枚目のカッコよさを追求してます。

有名なトロイの木馬やアキレス腱のエピソードもきちんと入っていて、
歴史物の醍醐味を味わう事ができました。


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

レッドクリフ Part1
旦那と息子が「三国志」ファンで、
彼らに引っ張られて、家族で観てきました。
私はこれまで「三国志」に関して、
彼らの話を小耳に挟んだ程度の知識しかなくて、
この作品は戦闘アクション映画として楽しみました。

レッドクリフ
監督:ジョン・ウー
製作:2008年 アメリカ・中国・日本・台湾・韓国
出演:*トニー・レオン *金城武 *チャン・フォンイー
    *チャン・チェン *ヴィッキー・チャオ *中村獅童

信じる心、残っているか。

鑑賞前に横山光輝コミックの一部を見せられたんで、
一応「赤壁の戦い」あたりは軽く予習はしていったけど、
頭に入ったのは、人物相関図と主要登場人物のキャラくらい。
だから、「三国志」の知識の浅い者として鑑賞し、
感想もそれなりしか出てきませんでした。

208年中国。
勢力を拡大してゆく曹操軍は80万の兵を引き連れ、
対抗勢力に戦いを仕掛ける。
劉備軍は孫権軍と同盟を結び、たった5万の兵で立ち向かう。

冒頭、大まかな勢力図と、顔写真入り人物紹介が、
日本語であったのは、親切だと思いました。
その後、物語が進んで、シーンが変わる度に、
人物名がふりがな付で出てくるのは、ご丁寧過ぎる気が・・

私でも、人物がゴチャゴチャになる事はありませんでしたよ。
どの人も個性がハッキリしていて、一人ずつ順番に出てくるので

いきなり戦闘シーン「長坂の戦い」がドーンと来ました~!
ここは、主に劉備軍の紹介ですね。
趙雲、張飛、関羽たちの豪傑ぶりを見せ、
彼らと劉備の間に信頼関係がある事、
劉備が民を思う人徳ある君主である事が分かります。
みんなの闘いっぷりは気持ちいいわあ~
特に趙雲の活躍には、しびれました~
つかみはOKって感じです

その後、軍師 孔明(金城武)が同盟を結ぶために、
孫権軍の司令官 周瑜(トニー・レオン)のいる赤壁へ・・・
周瑜が、見事に兵士達を統率する姿や、
牛の盗難事件で罪を問わないというところで
器の大きさを感じました。

ここで初めて、まみえる孔明と周瑜は、
互いの頭脳明晰ぶりを推し測っているようで
こちらとしては、ワクワクするものがありました。
琴の合奏を通じ、二人が胸の内を探り、
次第に、心を通わせていくのには、

なかなか東洋的な風情がありましたね。

曹操軍が大船団を見せつけるが、
本命は陸戦だと、相手の裏を読む周瑜と孔明。
このあたりの戦略が実に面白い

そして、今作一番の見どころの「八卦の陣」
亀の甲羅からヒントを得たような芸術的な隊列です。
盾を使って敵を囲い込み、一気にやっつける。
盾に太陽光を反射させる作戦や、
砂煙で目くらまし作戦も、ほほうと唸りました。

私は、全部 戦闘シーンでも良かったくらい。(^▽^;)
スローモーションを使った映像は迫力があって良かった~
中国ならではの人海戦術にも圧倒されたし~

その他のシーンは正直言って、ちょっと退屈しました。
曹操の天下統一の野望の裏には、
一人の女への執着心があったという事で、
その女と周瑜とのラブシーンがあるんだけど、
鬱陶しかったわ。親子で気まずかったじゃないの(^_^;

包帯を巻くのにネチネチ粘っこくやらなくてもいいっつうの。
孫権の妹(ヴィッキー・チャオ)のお転婆ぶりもどうでもよかった。

映画を観た後、イタリアンを食べながら(中華じゃなかった)
男性陣は興奮気味で口が滑らかになってました。
「孔明のクールな感じ、よかったなあ」
「関羽の剣はナントカだったけど、張飛はアレ持ってなかったな」みたいに。
(私は聞いていて武器の名称が分からなかった)

私が、「張飛が素手で百人くらいを倒すなんて、
ありえないよね~、漫画チックで笑っちゃう」と言ったら、
「あれが、たまらんのだよなあ」って言うじゃないですか。
大活躍してくれる想像上の英傑を見るだけで、大満足だと。
手放しの喜び様です。

「孫権って、呉の君主の割りにパッとしなかったね」と言うと、
「孫権には父と兄にいろいろあって・・・」との事。
「孫権の妹のくだり、不要じゃない?特に劉備を失神させたり」と言うと
「あれはその後・・・」と説明あり。

やっぱり、三国志に対する思い入れの差は、
この映画の感動加減に大きく作用するようで。

私の知らない背景が多くあるので、
見方、感じ方が大きく異なってくるんだなあと思いました。
もちろん、私も娯楽大作として楽しんだし、
PartⅡへの期待も膨らんでますけどね。
ちょっと、三国志ファンの方々に嫉妬を感じました・・・

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暗い日曜日
また以前に気に入った作品を再鑑賞。
この作品をご覧になった方はいないかなあ。
あまり知られていないようなので、
隠れた名作だと思っています!

暗い日曜日
監督:ロルフ・シュベール
製作:1999年ドイツ・ハンガリー
出演:*エリカ・マロジャーン *ヨアヒム・クロール *ステフャノ・ディオニジ

死へ誘う、禁じられた旋律

実在のシャンソンの名曲「暗い日曜日」がそのままタイトルになっています。
死をモチーフにした歌詞と、なんとも切なく美しいメロディーのため、
実際に、この曲を聴きながら自殺する者が続出し、
この曲は「自殺の聖歌」の烙印を押され、発禁処分にもなったそうです。

死にたくなるかどうかは人それぞれでしょうが、
確かに私もこの曲が頭から離れませんでした。
ネギを切っていても、お風呂に入っていても、(^_^;ダハッ
エンドレスでず~っとず~っと流れてました~♪
それ程、人を惹きつける強い魅力のある曲ですが、
映画は、この曲がテーマではなく、
曲を上手く使ったサスペンス・ラブ・ストーリーと言った感じです。

前半に、女一人と男二人の奇妙な三角関係が描かれるんですが、
男たちは女を、葛藤しながらも独占しようとはしない、
ありえな~いと思いつつ、
崩れない不思議な均衡にグイグイ引きこまれていきます。


ありえなくても、おかしくても、何でも絡んでくれー☆(←オッサンか)
と思うのは、ひとえに、
イロナ(エリカ・マロジャーン)の妖艶さと美しさがあるからでしょう。
男二人を惑わせていながら、むしろ清らかなたたずまい。
稀に見る魅力を、画面から感じましたよ! 

ピアニストのアンドラーシュは、苦悩の中、
イロナに「暗い日曜日」という曲を作って捧げますが、
思わぬ大ヒットとなっていきます。

ロマンスだけじゃなく、後半、ストーリーのほうはちゃんと一捻り。
第二次世界大戦が、登場人物の人生に暗い影を落とすんですね。
三人とドイツ軍人一人が加わって、愛憎やジェラシーや裏切りを見せ、
三角関係にもズレが生じてきます。

ドイツ人は、一人の人間としては悪い人ではなかったんでしょうが、
軍人となって役割を持たされた時、権力を振りかざすようになってしまった。
戦争の罪の一つと言える部分が、描き出されています。

ラストはオープニングに繋がる展開で、
サスペンスタッチになり、ホゥ~と驚かされますよ。

女は強くしたたかに生き抜いていくんですね。
あの子供の父親は誰だ??(三択) 
」←要ドラッグ

観終わっても「暗い日曜日」のメロディを歌ってました。
全体に独特な妖気が流れて、たまらないムードのある作品です。

美しい女優が好きな方、ムーディな映画が好きな方、一度ご覧下さい。


テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

サイダーハウス・ルール
レンタル100円デーの時に
「ギルバート・グレイプ」と(感想はこちら
この「サイダーハウス・ルール」を借りて、再鑑賞しました。
やっぱり、ラッセ・ハルストレム監督作品は目線が温かくていいです!

サイダーハウス・ルール
監督:ラッセ・ハルストレム 
製作:1999年 アメリカ
原作:ジョン・アーヴィング
出演:*トビー・マグワイア *シャーリーズ・セロン *マイケル・ケイン

そして僕は歩きはじめる


セント・クラウズの孤児院で育ったホーマー(トビー・マグワイア)には、
産婦人科医のラーチ医師(マイケル・ケイン)が 「特別な子」として
本当の父親のように愛情をかけ、
自分の習得した医術を全て教え込みました。

ネタバレあります



だけど、ただ一つ、違法行為である堕胎だけは、
ホーマーには受け入れる事が出来ませんでした。
ラーチ医師は、望まぬ妊娠をして(あるいはさせられて)
苦しむ女性を救いたいと、手術を行っていました。

ラーチ医師の口癖は「人の役に立て」これを繰り返してましたね。

子が親に反抗するようなもので、
このままでは自分の人生を自分で選択できなくなると思ったのか、
突然ホーマーは、孤児院を去り、外の世界へ旅立ちます。

初めて見る海。
初めて知る恋。
初めて経験する労働者達との生活。
どれもが新鮮でした。
しかし、外の世界にも、何かしら不幸や不条理がある事も知ります。

「サイダーハウス・ルール」とは、働くりんご園(サイダーハウス)の
小屋に貼ってある規則なんですが、労働者達は字が読めない上に、
「これを書いたのは住人じゃない奴だ。規則を決めるのは俺達だ」と
はねつけます。

ラッセ・ハルストレム監督が特典の中で
「サイダーハウス・ルールとはおしきせの規則の象徴だ」と語っていました。

実情にそぐわないルールは破る事もあります。
自分の行動は、自分の判断で決め、自分で責任を取る。

皮肉にもホーマーは、抵抗していた違法の手術を、
自分の判断で行う事になるんですね、人の役に立つために。

一方、世の中には、近親相姦や不倫は良くないという、
普遍的なルールもあるけど、
人間だから、過ちを犯したり、心が揺れたりする事もあるわけで・・・
そういう人達も、自分なりのけじめで責任を取ります。

キャンディの揺れた心も許せたし、決断も納得しましたよ。
ミスター・ローズの死因で偽証をする事は違法でしょうけど、
これも人を守るため。
ルールを破る事が時として必要な時もあるんです。

ローチ医師の心を理解したホーマーは、
自分の選択で孤児院に帰ります。
そうそう、あんたの居場所はそこなの!

この「自分の選択で」という境地に至る事が大切だったんでしょうね~
ローチ医師のおしきせでは、「自分の仕事はこれだ」と
実感できないままだったと思います。
実際には、ローチ医師が、いろんな道しるべを作っていた事を、
後で知るんだけど。
レントゲンとか免許とか、大きな違法行為をしたりして(^_^;
マイケル・ケインが、ユーモアと知性に溢れ、
いつも子供達を大きな愛で包む優しい医師を好演してました!
できれば、生きているうちに二人が再会してほしかった

この作品には、人が死んだり、身障者になったり、
とても悲しく痛ましいシーンが多くあるんですが、
印象として重苦しさは意外とないんですよね~
すんごく切ないんですけど。。。胸がキュンとして。
それは「ギルバート・グレイプ」でも同じでした。

まるで、『生きているからには誰にでも不幸の一つ二つはあるさ、
でもどこかに希望はあるはずだ』と言っているように感じられます。

最後の子供達の笑顔に、爽やかで優しい気持ちになれました。
ラッセ・ハルストレム監督作品は、いつも心の琴線に触れてきます。

#1999年アカデミー賞 助演男優賞・脚本賞 受賞

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
トミー・リー・ジョーンズ初監督作品でカンヌ映画祭男優賞受賞。
ギジェルモ・アリアガ(「アモーレス・ペロス」「21グラム」)脚本賞受賞

1度目の埋葬は犯人の手で
2度目の埋葬は警察の手で
3度目の埋葬は・・・・

メルキアデス・エストラーダ
監督:トミー・リー・ジョーンズ
製作:2005年 アメリカ・フランス 
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:*トミー・リー・ジョーンズ *バリー・ペッパー 
    *トワイト・ヨーカム *フリオ・セサール・セディージョ

俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ

私、知らずに「アルキメデス」と書いてましたわ。
「メルキアデス」の名前が長いので、
この先、映画中でも呼ばれていた「メル」と書きます。

メキシコ国境近くのアメリカ。
銃で撃たれた男の死体がみつかります。
ピート(トミー・リー)が心から信頼していた親友のメルでした。
ピートは必死になって犯人を捜そうとしますが、
地元警察は不法入国のメキシコ人の死を軽く扱い、
闇に葬ろうとするだけです。


ピートはメルの生前に彼と約束を交わしていました。
「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」

メルを撃った犯人が、赴任してきたばかりの国境警備隊マイクと知り、
ピートはマイクを暴力で脅し、メルの遺体を掘り起こさせ、
故郷に運ぶ旅へ無理矢理連れ出します。

不法入国者が国境を越えてやって来たのと反対に、
アメリカからメキシコへ、二人と一遺体は、国境を越えていきます。

ネタバレあります

それはそれは険しい道のりで、断崖絶壁あり川あり、
馬では登れない斜面は自分の足で歩かなくちゃいけない、とくる。
こんな過酷な思いをしてまで、腐っていく遺体を運ぶピートの姿は、
狂気染みて見えるくらい、圧倒してきます。

それほど、メルに対して深い愛情があるって事でしょうね。

でも、作品の中では、二人がどんな風に
強い絆で結び付いていったのかは出てきません。
最後まで観ると分かるんだけど、
二人とも、とても孤独な人間だったから、
互いの心の奥にある寂しさが共鳴したのかもしれませんね。
言葉に出さずとも、互いの孤独を感じ取って寄り添っていたのでしょう。

信頼し合っていた親友との約束を果たすべく、
ヒメネス村を探し回った結果、
なんと 衝撃的な事実が判明する!。。。。

メルは親友にすら嘘をついていたのか?
いや、ただ夢を語っていただけだったのか。

メルの孤独がより一層伝わってきて、切なくなりました~
だけどピートは、それでも親友を信じ、夢を現実として形にします。
ピート「ここがヒメネスだ」 マイク「やっと見つけたな」
これはメルへの思いやりでもあり、
自分探しへの決着にも見えました。

マイクと言えば、確かにメルを撃つつもりで撃ったわけじゃなく、
はずみで起きてしまった事件なので、
罪の意識が弱く、途中まで言い訳ばかりしていました。
私から見ても、この旅でマイクは散々な目に遭い、
気の毒な感じはしましたよ。

でも、ピートの行為は、不毛な復讐ではなかった。
マイクに、自分がもたらした死と向き合わせ、
犯した罪をしっかりと自覚させる事が目的でした。

長い危険な旅の中で、マイクの意識も少しずつ変化していきます。

前は国境警備で、不法入国者は女だろうが容赦なく殴って、
人間らしい扱いをしていませんでした。
ところが、メキシコに渡ってみたら、人々は自分に優しく
手を差し伸べてくれた。
自分の心に差別と偏見があったけど、
それは間違いだったと、身をもって知りました。
人の命に重い軽いはない事も
罪を償い死者をきちんと葬る事も身をもって知りました。


ピートとマイクは最後には心が通じ合っていたように見えましたね。
ピートにとっては約束の旅、マイクにとっては贖罪の旅、
渋い男の世界のドラマでした。
あの盲目の老人が気がかりです。

テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

NEXT―ネクストー
実に変なヘアスタイルのニコラス・ケイジのこの作品は、
B級な臭いがプンプン。
テロ阻止の緊張感より、
なんだか笑える部分が多い~(≧∇≦)ノ彡☆

next.jpg
監督:リー・タマホリ
製作:2007年 アメリカ
原作:フィリップ・K・ディック「ゴールデン・マン」
出演:*ニコラス・ケイジ *ジュリアン・ムーア *ジェシカ・ビール

彼には見える、2分先の未来がーー

2分先の未来が見えるクリス(ニコラス・ケイジ)は、
この秘密に気付かれないように二流のマジシャンとして
地味な暮らしをしていた。
それでもその能力に目を付けたFBIのカリー(ジュリアン・ムーア)から、
ロスでの核爆弾テロを阻止するように協力を依頼される。

クリスに見えるのはたった2分先の未来。
しかも自分に関係する事のみ。
ところが、バカにできない2分の予知能力
この映画の解釈だと、
「見るたびに未来は変わる。見た時点での未来だから」って事で、
すごい事ができちゃうのだ。

最初のうちは、この能力の活かし方がシンプルでした。
強盗を防いだり、カジノで逃げ回ったり、
タイミングが絶妙で面白かったです。
ところが、待ち焦がれていた女性との出会いをシュミレーションするところで、
突然「はっ?」となりましたが、冷静に考えると一応納得はできます。

言葉で説明するとウザい感じになりますが、(^_^;
つまり・・・1:00の自分が1:02の未来を見る。
行動パターンAで失敗しているのを見た1:00の自分は、
Aを回避して、1:02にパターンBの行動をとる。
だけどそれを見た1:00の自分はBが気に入らないから
パターンCの行動をとる。

・・・と延々、行動パターンを変え、未来を変える事ができる。
それで失敗や危険を回避できるのだ。

1:00の自分はずっと同じだから、AもBもCも記憶しておけるようなのだ。
(後半の分身はこの理屈に当てはまると思います)

なんて使える能力だこと!(都合が良過ぎるとも言える

だけど一体AやBの自分はどこに行ったの?
無限のパラレルワールドになってるわけ?消えちゃったとか?
この映画は、こういう事を追究するものではありませんよ~(^_^;

しかもこの能力は、運命の彼女に関する事になると、
なぜだか2分という枠を超えてかなり先までも予知できるという
すごい事になっています。

クリスはFBIに協力するつもりはなかったけど、
運命の彼女が事件に巻き込まれる事を予知で知ったため、
彼女を救うために、協力せざるを得なくなりました。

テロリストのアジトにFBIと踏み込んでいくシーンは笑えました。
こういう物騒な局面に慣れていないはずのクリスが、
一番堂々として一番目立つ黄色のジャケットで、
精鋭の隊員達に指示を与えてるんだもんね~(≧∇≦)ノ彡☆
ここでは、予知能力を最大限に発揮して大活躍!

しかし失敗を回避できるはずのクリスが「間違えた」と叫びます。
どこからやり直すのかと思ったら、
な、なんと、そこまで・・・~~!
そりゃ、彼女に関する事なら、2分の枠を超えて・・・と
言ってたけどさあ・・・びっくりした~

核爆発を阻止するのが大切な目的のはずだったのに、
彼女を救う事しか考えていなかったところが、
「間違えた」って事なんでしょうか?
で、どうやり直すのかと思ったら・・・ここでもびっくりした~
あの終わり方は、潔いと言えば潔いと言えますよね。

この作品はSFアクションのカテゴリーでしょうけど、
ニコラス・ケイジのせいか、どこか気が抜けていて(毛も?)
私にはコメディに近いようにも思えました。
変なところで、いろいろ笑わせてくれましたよ。
突っ込み所が多過ぎて、家族で「ええっ~!」と
言い合いながら、楽しく観ました。(^▽^;)

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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