キサラギ
キサラギ
監督:佐藤祐市
製作:2007年 日本
出演:*小栗旬 *ユースケ・サンタマリア *小出恵介
    *香川照之 *塚地武雅

自殺したアイドル、如月ミキの一周忌
男、5人、この部屋で事件は起こるーー


いや~面白かったです~!
とてもよく出来たワンシチュエーションサスペンス・コメディでした。

売れないアイドル如月ミキの一周忌に、彼女の思い出を語り合おうと、
5人の熱烈なファンが集まります。
彼女は自殺じゃなく殺されたんだと一人が言い出してから、
ガラッとムードが一変し、推理劇が始まります。

会話のみで観る者をグイグイ引き込んでいくパワーがありました。
みんな本当に上手くて、個性的なキャラを巧みに演じてました。
会の進行をしていく正統派の家元、
謎解きのリーダーとなって追い詰めていくオダ・ユージ、
最初から怪しくて不気味な存在感を放っているいちご娘、
調子の良さで全体のテンポを作っているスネーク、
間が抜けていてボケ役の安男。

ポンポン飛び出すセリフは実にライヴ感に溢れていました。
5人がノッているのが伝わってきましたね~
互いに高めあって作り上げた作品という感じです。

全員がサイトのハンドルネームで呼び合っていて、
それぞれの素性を知らないところがミソだった!
次々と意外な正体が明かされるくだりには、
思わず私も「え~~っ!」と声を出したわ!5回は叫んだね。
思い返すと伏線は張り巡らされていたんだけど。
ミキちゃんの事なら誰よりも詳しいと思っていた家元が、
ヘコむのも分かります。

怒涛の流れで謎解きは展開されます。
回想シーンは写真のコマ撮りみたいな奇妙な作りになっていて、
香川照之はマジでキモくておかしかった~(≧∇≦)ノ彡☆
この人の醸し出す雰囲気は卓越してすごいですね。

ミキちゃんに一番近い5人だからこそ、
見事な結論を導き出す事ができたんだと思います。

一番遠くに見えた人が、一番大切な人と分かってジンワリ来ました。
(でも私なら自分のせい?とすごく責任を感じちゃうなあ)

「遅れてきた清純派」D級タレントのミキちゃんは、
顔をハッキリ見せなくて、長い黒髪から貞子のように見えた時もあり。
それがラストで・・・・!
5人が虜になっていた天使のような存在がこの子かい?
やっぱりと言うか、いや予想以上のアジャ~ッだったんでオチになってましたね。
5人の気持ちが一つになった懸命な応援ダンスと重なって、
笑った笑った!
彼女は本当にみんなから強く愛されて幸せな子でしたよ。

ストーリーの組み立てもよく練りこまれ、
セリフがどれも私の笑いのツボに嵌って、とても面白い作品でした。

#2007年日本アカデミー賞話題賞受賞
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テーマ : DVD
ジャンル : 映画

北京ヴァイオリン
北京オリンピックも、もうすぐ終わりますね。
期間中、ずっといろんな競技を観戦していて、
選手たちの努力の集大成に、感動しまくり、興奮しまくり、
映画やPCのほうは疎かになってしまいました。(^_^;


北京ヴァイオリン
監督:チェン・カイコー
製作:2002年 中国
出演:*タン・ユン *リウ・ペイチー *ワン・チーウェン
    *チェン・カイコー *チェン・ホン

僕が奏でる父さんの夢。    

天才的なヴァイオリンの才能を持つ少年チュンと、
その才能を成功へと導くために、ひたむきに努力する
田舎者の父リウの物語。

これはまず、とてもヴァイオリン演奏がいいんですよね~
美しいメロディと高貴な音色が感動を盛り上げてくれます!

二人が住む片田舎は、のどかで優しい表情をたたえています。
しかし、ヴァイオリンで上を目指すためには田舎を出て、
北京に行くしかないと、二人で移る事にします。

そこは打って変わって、高度成長期の大都会なのだ。
資本主義がどんどん入ってきて、
急激に変化している社会と人々がそこにありました。

何でもお金で動く拝金社会です。
音楽コンクールでさえも賄賂次第とは・・・

慣れない都会で、懸命に奔走する父親にはグッときます。
息子の事に非常に熱心で、
息子のために身を粉にして頑張っている。
「リトル・ダンサー」の中国版みたいですが、暗さはありません。
むしろコミカルな味を持っていて、
「ライフ・イズ・ビューティフル」の父を思い出しました。
何でも口八丁で渡っていくところなどに。

登場人物はみんな、都会の変化に揉まれています。
少年が思春期らしく憧れるリリは、
物質欲に染まっていて、お金絡みの人間関係しか知りません。

最初にヴァイオリンを習うチアン先生は、才能はあるけど、
拝金社会についていけなくて、世捨て人のような生活をしており、
少年には「成功は与えてやれん」と言うんですね。

次に習うユイ教授(チェン・カイコー)は、
エリート養成所の教授として成功を掴んでいるけど、
コンクールに勝つ技術は教えても、心までは教えられません。

周囲はリウのお金に代えられない無償の愛や、
少年の純粋さによって、徐々に変わっていきます。
そこに少年の出生の秘密が絡んで、
実に感動するクライマックスになるんです!

なぜ素朴な父が「成功」を熱望していたのか、
そして少年が選択したものとは・・・
ラストの少年の姿には泣けた~~~(T_T)

テクニックやお金で掴む成功より、大切にすべきものは、
無償の愛や音楽の純粋さなんですよね

急速に変化していく北京に、そして人々に、
原点を忘れないようにと言っているのかも知れません。

単なる親子愛ストーリーじゃなく、
中国の現状も描いていて、これはいい作品です!

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ダークナイト
ダークナイト
監督:クリストファー・ノーラン
製作:2008年 アメリカ
出演:*クリスチャン・ベイル *ヒース・レジャー *アーロン・エッカート
    *ゲイリー・オールドマン *マギー・ギレンホール *マイケル・ケイン

最凶の敵が、来る

お盆休みは、何かと用事があって忙しく過していましたが、
時間を取って、期待の「ダークナイト」を鑑賞してきました~

評判通りのすごい映画だった!
周囲の観た方ほとんどが絶賛しているのに、納得した!
観終わった後、打ちのめされてズシーンと重い余韻が残りましたよ。
人間の本質や社会の様相にメスを入れるような深さがありました。

「今までのアメコミとは一線を画している」と、
「バットマン ビギンズ」の感想(→こちら)にも書いたけど、
今作はそれを遥かに超えた重厚さとパワーがありました。

映像も、車や爆弾を使ったシーンに迫力があったし、
音響も、お腹の底から響いてくる重低音にやられたし、
俳優も、全員キャラを際立たせる熱演でとても良かった!

観に行く前に、ヒースの姿を見たら泣けるんじゃないかと
不安だったんですが、
人懐こい笑顔のヒースは当たり前ながらどこにもいなくて、
醜く剥げ落ちたピエロメイクの狂人そのものだけがいたので、
「ヒース・レジャー」を頭の中から一旦消し去る事ができて助かりました。

ネタバレあります


鬼気迫るジョーカーの悪事にはルールも何もあったもんじゃないです。
神出鬼没、盗んだお金さえ無用、常に予測不能です

ただ人を悪に陥れたい。
人の心の奥にある弱さ醜さを引き出し、
毒で染めるのが楽しくて仕方ないのです。

そして、ゴッサム・シティを無秩序状態にし、悪に転落させる事で、
街を支配しようとしています。

格好の餌食になってしまったのが、ハービー・デント。
法の下に犯罪を一掃する、正義を行う検事です。
しかし、人の善悪は裁けるけど、
いざ自分がとんでもない事件に巻き込まれ当事者となった時、
まともな判断ができなくなります。

悪を倒すのが正義だとデントは思い込み、復讐を行う。

だけど復讐が正義であるわけがなく、
憎しみをあらわにしたデントは、ダークサイドへ堕ちてゆく・・・
ジョーカーの言うように、人間はちょいと押すだけで、
光から闇へ簡単に堕ちるというのを見せ付けられます。


それほどに悪は強いけど、善は脆いんですね。
この事を象徴するようにデントは描かれていました。

悪を倒すだけが正義でないのは分かるけど、
正義って一体何なのだろう。
一つには、モラルや秩序の下にあるものでしょうね。

バットマンは犯罪者でも殺しません。
その正義の信念を守るがゆえに、ジョーカーを倒せません。
ジョーカーを殺せるチャンスはありましたよね。

あのバットマンを挑発する時のジョーカーは凄まじかった!
オレを倒してみろと、道路に立ちふさがるジョーカー。
窓から落下するジョーカー。
嬉々とする姿に、震えが走るほどでした。
ジョーカーは死なんて全く恐れていないし、
殴られても平気なように、痛みも感じないんでしょうね。
バットマンが自分を殺せば、自分と同類になる事を楽しんでいる。
デントの時と同じように、善の危うさを証明したいばかりなんです。

今作ではバットマンがダークヒーローであり続ける事への
苦悩・葛藤する姿が何度も出てきます。
バットマンがいるから残虐な事件が起きると、
その存在意義を自問するように追い込んだのは、
大衆だったと思います。

大衆の一気に同じ方向へ流れる力も怖いですね。

ジョーカーも「用が終われば捨てられてしまう」と、
大衆の変わりやすい心を冷静に分析していました。

大衆は希望に光る象徴にすがりたいものです。
例えそれが作られた虚像や幻想であっても。
(一方で真実を知らされないのもまた怖いと思う)

バットマンは、大衆から批難され理解を得られないのに、
その大衆の希望のために自己犠牲を払うんですよね。
正義とは見返りを求めない事なんだなあ
あの走り去る孤独な後姿には涙が出ました。

でも、人間の悪の部分ばかりじゃなく、
二隻の船の命の駆け引きで、誰もボタンを押さないのは、
人間の良心・信頼の存在を示していて、
そこには救いがありましたね!


畳み掛けてくる展開の中に、
リアルな人間ドラマ・社会ドラマがあって、
圧倒され続けた2時間半でした。

ヒースの演技への執着は身震いする程、胸に迫ってきました。
目を閉じるとジョーカーの顔が切なく浮かんできます。
ヒースは、本当に本当にすごかった。ありがとう。


関連作品*****


「バットマン ビギンズ」
「ダークナイト ライジング」

「メメント」

テーマ : ダークナイト−バットマン−
ジャンル : 映画

英雄 HERO
英雄
監督:チャン・イーモウ
製作:2002年香港・中国
出演:*ジェット・リー *トニー・レオン *マギー・チャン
    *ドニー・イエン *チャン・ツィイー *チェン・ダミオン

この国はまだ、本当の英雄<ヒーロー>を知らない

北京オリンピック開会式の総指揮を務めた、
チャン・イーモウ監督作品。
この「HERO」には、あの開会式と共通した
見事な色彩や、人海戦術や、ワイヤーが見られます。

  ----○ーーーー○ーーーー○ーーーー

まさに絵画の世界のような
色鮮やかな映像に目を見張りました。
さすが中国と言える広大な土地に大群衆。
壮大なスケールは圧巻です!

東洋の味わいが、自然背景や衣装や書に出ていて、
どこを切り取っても、本当に風情のある美しい画なんです。

刺客である無名(ジェット・リー)が、秦王(後の秦の始皇帝
チェン・ダミオン)に謁見し、
秦王の命を狙っていた者達を倒したという話をする、という設定。

これが軸で、無名の創造の話や 事実や
観念の世界が入り乱れるものだから、
何度か同じようなシーンが繰り返され、
あれ、この人、さっき死んだんじゃないの?とか思うはめになります。
つまり、「この話はこう見えたけど実はこうです」みたいな事で、
二転三転して繰り返されるわけです。
なかなか謎を含んだストーリー展開でした。
シーンが変わる度に色も変えて、とても綺麗です。

ネタバレあります



秦王は出来た人間で、無名の嘘を見破り、
無名との対峙の中から、
「剣を持たない」「人を殺さず平和をもたらす」
という境地に至ります。

無名はそんな秦王を見て、10年来の思いが変わるんですね。
刺客が秦王の中に思慮深さや器の大きさを見出し、
天下人だと受け入れる!

それだけ、後の秦の始皇帝は偉大な人だと描いています。
HEROとは秦王であると共に、
彼を刺せる所まで行ってそうしなかった男の両方だと思いました。


他の刺客もスター揃い! これだけよく集まったわ。
アクションが中心となっているけど、ワイヤーの多用には少々ウンザリかな。
ワイヤーをカットしても、ストーリーで充分楽しめたのにな。

それにしても、今の中国を思うと、
秦の始皇帝が至った境地はどうなったやら。。。
そう言えば、こんなセリフもありました。
「天下の泰平のためには犠牲もやむを得ない」
犠牲ね・・・多過ぎるんじゃないでしょうか・・・

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

グッド・シェパード
グッド・シェパード
監督:ロバード・デ・ニーロ
製作:2006年 アメリカ
出演:*マット・デイモン *アンジェリーナ・ジョリー *アレック・ボールドウィン
    *タミー・ブランチャード *ビリー・クラダップ *ロバート・デ・ニーロ
    *マイケル・ガンボン *ウィリアム・ハート *ジョン・タトゥーロ
    *ティモシー・ハットン *ジョー・ペシ

CIA誕生にすべてを捧げた男の物語

マット・デイモンがCIA諜報部員役なので、
どうしてもジョイソン・ボーンを連想してしまうんだけど、
あちらは「動」に比べ、こちらは本当に抑えに抑えた「静」の魅力。

アクションは全くなく、大きな山場もありません。
でも、CIA誕生にまつわる興味深い話で引き込まれました。

出演者の豪華さを見て~~!
もう名だたる俳優が次から次へと出てきます!
アンジェリーナが登場してきたのは、物語がけっこう進んでからだし、
ロバート・デ・ニーロの出演なんてほんの少しだから、
「これだけ?」と思っていたら、今作は監督をしていたんですね。

最初は話の筋を追っていくのに懸命になりました。
とにかく登場人物が多い。
と言う事はカタカナの名前が多く出てきて覚えづらい。

1961年のシーンと、そこから20年前くらいの回想シーンが
行き来するんだけど、マットの見た目の変化が乏しく、
どちらも同じような年齢に見えるので、
これはいつの話だ?なんて戸惑いもあり・・・(^_^;

でも、終わってみれば、それほど複雑な話ではなかったと、
分かる作りになっていました。

1961年の部分は、キューバのカストロ政権転覆をねらった
「ピッグス湾作戦」失敗の原因究明を描き、
回想部分では、エドワードがどのように諜報活動に加わり、
その後CIAの一員となり、「良き羊飼い」として仕事をしてきたか、
そしてその葛藤と苦悩を描いています。

一本のテープと一枚の写真を、当時の科学技術を駆使して解析し、
場所や人物を特定するのを見て、
もう40年以上前からそこまで出来たんだと思って面白かったです。

国家権力と忠誠心に翻弄されるエドワードは、
表情にこそ全く出さないけど、苦悩に満ちていました。

家庭を疎かにすれば、妻に不信感を持たれ、
崩壊寸前の状況。
周囲の人間はみんな裏があって誰一人信じられない。

あれじゃあ、気持ちの安らぐ居場所がないし、
人間不信に陥りますよ!
過酷な仕事なんだなあ ε-(´o`;

そんな中、ソビエトの諜報部員と互いを尊重し合って、
会話をしているシーンがあって、不思議な気がしました。
今までのスパイ映画だと、敵に正体を知られてはいけないし、
ヘタすると家族にまで危険が及ぶものだと思っていましたから。

最終的に国家レベルの作戦と、家庭レベルの親子問題が
絡まる展開
となり、エドワードは窮地に立たされます。

それまで国家と忠誠心に翻弄されていた側だったエドワードが、
その後翻弄する側に回るんでしょうね。

マットは本来このような抑えた演技の方が合ってる気がします。
静かにCIAの闇に迫る重厚な作品で、3時間弱見応えがありました。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

銀河ヒッチハイク・ガイド
銀河ヒッチハイク・ガイド

監督:ガーズ・ジェニングス     
原作:ダグラス・アダムス
製作:2005年 アメリカ・イギリス
出演:*マーティン・フリーマン *サム・ロックウェル *ジョン・マルコビッチ

DON'T PANIC

この映画は、一見おバカ映画なんですよ。
いや、二見もおバカ映画かな。小ネタばっかり出てきてね。
でも最終的に、深いテーマがあったんだと気付いた時には、
目から鱗の思いでした~

最初のイルカの歌から、面食らったわぁ。
ミュージカルのようなシーンからスタートするとは!
♪So Long So Long ♪と軽やかに、
イルカたちは地球を去って行きます。

地球上で、2番目に賢い生命体がイルカで、
3番目に賢いのが人類だそうです。

じゃ、1番目は何かと言うと、それは最後に分かるんですね~

銀河系を通るバイパス建設のため地球は壊されます。
最後に一人生き残った人類は、
冴えないイギリス人のアーサー(マーティン・フリーマン)。
実は宇宙人だった友人(モス・デフ)に助けられ、
広大な宇宙をヒッチハイクする事になる・・・という、
とんでもない設定には、『はあ?ついていけるのか?』と不安になったわ。

その後、次から次へと出てくる奇妙なキャラクターによる
軽妙な展開に、ブフフっていう微妙な笑いを連発。

特に、サム・ロックウェルの大統領は、ぶっ飛び強烈キャラ。
権力や神までも笑い飛ばすという事をやってのけるんです。
おかしくて、カッコ良かったり、いやな奴だったりします。

ネタバレあります


この映画の中で、すごい問いが出てきます。

「生命・宇宙・その全て」

この問いの答を追求していた映画だったんですよ。

その問いをスーパーコンピューター・ディープソートに尋ねると、
750万年考えて、出した答は「42」だって。

なんじゃ、そりゃ!! もう意味不明!
そんな、ギャグか何か分からないようなシーンの連続なんです。

それで、その究極の問いに対するちゃんとした答を出すために、
コンピューター自体に生命体を取り込んだ、
さらに高性能のコンピューターを作り、1000万年観察する事にした。
なんと、それが地球なんですよ。

地球は、宇宙人が、究極の問いの答を出すために、
作り出した意義あるものだったんです。


スッテンコロリン映画だと思っていたら、
ビル・ナイが登場したあたりから、ガラッと印象が変わりました。
中身はしっかりありました。むしろ感動さえ覚えましたよ。

ビル・ナイのセリフ「深い事は考えずにしっかり生きる」にも
ズーンときましたね~

壊した高性能コンピューター(地球)には、バックアップがあって、
そこへ生命を吹き込んだ時の映像にも、
思わず「うわ~」と声をあげたくなりました。

小さな植物、小さなプランクトンから始まって、人類が誕生した。
ここにいる自分達が奇跡のような存在と思えてきます。

まさか、このコメディから、そんな深い事を思い知らされるとは。
最初観た時からは、想像もつかない感情が込み上げてきました。

テーマ : 映画の感想
ジャンル : 映画

ハイド・アンド・シーク/ 暗闇のかくれんぼ
ハイド・アンド・シーク

監督:ジョン・ボルゾン
製作:2005年アメリカ
出演:*ロバート・デニーロ *ダコタ・ファニング *ファムケ・ヤンセン

少女にしか見えないたった一人の遊び仲間・・・
それはすべての禍の始まりだった。


これはそこそこ上手い作りになっていたと思います。
オチとしては何度も今までに見てきたものではあるし、
途中で予想ができてしまうんだけど、
シンプルな不気味さがよ~く出てたんじゃないかな。

母親の自殺がトラウマとなって、
チャーリーと言う自分で作り上げた友達と遊ぶようになった
娘エミリー(ダコタ・ファニング)と、
その不可解な行動に翻弄される父親(ロバート・デニーロ)
この二人が親子というには、かなり年齢が離れすぎてるけど。(^_^;
大御所と天才子役の組み合わせで面白くなってますね。

チャーリーって誰? ってのが、この映画の焦点なんですよね。
架空の人物だったら面白くもなんともない。
隣人も不動産屋も、やけに怪しい動きをする。|_・) ジー
わざとらしいわあ・・・そんなものには騙されんぞ。
霊なのかな???

案外、早めに謎は解けるんですよね。
この人しか知らない話をしてるってところでね。

前半は冷たいまなざしのエミリーが恐かったけど、
後半は逆転して、エミリーが恐怖におののくという、
その展開がいいじゃないですか。

タイトルのかくれんぼが利いています。
隠れてたんですもん。

ダコタちゃんは、相変わらず達者な演技を見せてますね~
冷酷な面と、普通に恐がる面。
その二面性が、ちゃんと二段オチのラストへと結び付いてたんだ!

#今週、テレビ放映があるようです

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
スウィーニー・トッド
監督:ティム・バートン 
製作:2007年 アメリカ
出演:*ジョニー・デップ *ヘレナ・ボナム=カーター *アラン・リックマン 

いらっしゃいませ。そして、永遠にさようなら。

いくらジョニー・デップとティム・バートンのコンビ作品でも、
ミュージカルと聞いては、積極的に観る気がしませんでした。
でも思い切って観てみたら、ラストには胸に迫るものもありました。

トニー賞を受賞したというミュージカルを基にして、
ティム・バートン・マジック炸裂の映像で仕上げた作品なんですね。

画面全体が、独特なダークカラーで陰鬱な雰囲気。いいねえ~
復讐に捉われている男の話なので、
心の闇がそのまま、あの暗い色調になっているんです。

それと対照的に、トッド(ジョニー)が幸せだった過去と、
ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)がみる夢のシーンだけは、
とても明るくて美しい色彩。
心情と同調した色合いは、くっきりと違いを出してましたね。

噂には聞いていたけど、本当に猟奇的で残酷なシーンが多い!
鋭利な刃物は恐ろしいわ~~思わず顔を覆った時もありました。

そのグロさを、歌や現実離れした映像で和らげているんですね。


ジョニーの歌、初めて聴いたけど、なかなか良いですよ。
高音部になっても裏声にならない、強さのある魅力的な声です。
トビー少年もボーイソプラノで上手でした~

曲は優しくてきれいなメロディのものが多かった。
イケメン風味(風味のみ)の青年の♪ジョアナ~♪とか、
ジョニーとアラン・リックマンがデュエットする♪愛らしい女♪とか、
ハモリがステキでしたね。
あと、ミセス・ラベットが、誰がどんな味かなんて、
楽しい事を思いついたかのように明るく歌っていて、
笑ってしまった(≧ε≦)

ユーモアも、これまでのバートン作品と同じく取り入れられていて、
ジョニーがボーダーの水着で眉間にシワを寄せているシーンなど、
笑えるところもかなりありました。
ドギツさばかりに目が行かないように、
軽妙な味付けで工夫されてましたね。


このトッドとミセス・ラベットは、色白で目の下に黒いクマ、
髪は爆発という風変わりなゴシック風で一見似た者同士。
理髪師とパイ屋は、ゾッとする秘密がある組み合わせなのです

ミセス・ラベットの女心には同情するところもあるけど、
負の人間と負の人間が手を組んだって負の結果しか出てこない。

飛び散る血しぶきがセンセーショナルな印象でも、
終わってみれば、やるせない話でした。。。

憎しみに狂わされ、心の闇で曇り、
大切なものすら見えなくなってしまった男が、
あまりにも憐れで、ちょっとグッときてしまいました。

悲劇が悲劇を生んだ、哀しみの幕切れとなりました。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
■妹の恋人
■インクレディブル・ハルク
■イングロリアス・バスターズ
■インシテミル 7日間のデス・ゲーム
■インシディアス
■インシディアス 第2章
■インセプション
■インターステラー
■インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
■イントゥ・ザ・ワイルド
■インビクタス/負けざる者たち
■インベージョン
■インモータルズー神々の戦いー
■ヴィレッジ
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■ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
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■ウルヴァリン:SAMURAI
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■永遠の0
■永遠の僕たち
■英国王のスピーチ
■88ミニッツ
■英雄HERO
■エイリアンvs.プレデター
■エクスペンダブルズ
■エクスペンダブルズ2
■エクリプス/トワイライト・サーガ
■es[エス]
■エスター
■X-ファイル:真実を求めて
■X-MEN:ファイナル・ディシジョン
■X-MEN:ファースト・ジェネレーション
■X-MEN:フューチャー&パスト
■エミリー・ローズ
■M:i:3
■エリザベス:ゴールデン・エイジ
■エリジウム
■L.A.ギャング ストーリー
■L.A.コンフィデンシャル
■エンジェル ウォーズ
■エンド・オブ・ホワイトハウス
■おおかみこどもの雨と雪
■オーストラリア
■オープン・ユア・アイズ
■オール・アバウト・マイ・マザー
■オールド・ボーイ
■オール・ユー・ニード・イズ・キル
■おくりびと
■オズ はじまりの戦い
■おとなのけんか
■オブリビオン
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■オペラ座の怪人(劇団四季版)
■オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン
■おみおくりの作法
■オンリー・ゴッド
「か行」
■カールじいさんの空飛ぶ家
■カイジ 人生逆転ゲーム
■カイジ2~人生奪回ゲーム~
■カウボーイ&エイリアン
■鍵泥棒のメソッド
■隠された記憶
■かぐや姫の物語
■崖っぷちの男
■崖の上のポニョ
■カサノバ
■ガタカ
■カッコーの巣の上で
■神々と男たち
■かもめ食堂
■花様年華
■華麗なるギャツビー
■渇き
■完全なる報復
■GANTZ
■GANTZ:PERFECT ANSWER
■鑑定士と顔のない依頼人
■義兄弟 SECRET REUNION
■危険なプロット
■キサラギ
■奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~
■奇跡
■キック・アス
■キック・アス/ジャスティス・フォーエバー
■キッズ・オールライト
■きっと、うまくいく
■希望の国
■きみがぼくを見つけた日
■きみに読む物語
■キャタピラー
■キャビン
■キャプテン・アメリカ  ザ・ファースト・アベンジャー
■キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
■キャプテン・フィリップス
■キャリー
■ギャング・オブ・ニューヨーク
■96時間
■96時間/リベンジ
■CUBE  シリーズ3作
■凶悪
■桐島、部活やめるってよ
■ギルバート・グレイプ
■キング・コング
■銀河ヒッチハイク・ガイド
■空気人形
■グエムルー漢江の怪物ー
■グッド・ウィル・ハンティング
■グッド・シェパード
■グッド・バッド・ウィアード
■グッバイ、レーニン!
■暗い日曜日
■クライマーズ・ハイ
■クラウド アトラス
■クラッシュ
■グランド・イリュージョン
■グランド・ブダペスト・ホテル
■グラン・トリノ
■グリーン・ゾーン
■クレイジー・ハート
■クローバーフィールド/HAKAISHA
■クロエ
■クロッシング(アメリカ)
■クロッシング(韓国)
■クロニクル
■クロユリ団地
■ケース39
■ケープタウン
■GAMER
■消されたヘッドライン
■幻影師アイゼンハイム
■恋のからさわぎ
■恋の罪
■ゴースト/ニューヨークの幻
■ゴーストライター
■氷の微笑2
■ゴールデンスランバー
■ゴールデンボーイ
■ゴーン・ガール
■ゴーン・ベイビー・ゴーン
■告白
■告発のとき
■GODZILLA ゴジラ
■コラテラル
■コララインとボタンの魔女
■コンスタンティン
■コンテイジョン
■(500)日のサマー
「さ行」
■ザ・イースト
■最強のふたり
■最高の人生の見つけ方
■サイダーハウス・ルール
■サイドウェイ
■サイド・エフェクト
■サイン
■殺人の告白
■殺人の追憶
■ザ・ウォーカー
■THE有頂天ホテル
■THE GREY 凍える太陽
■ザ・タウン
■砂漠でサーモン・フィッシング
■ザ・ハリケーン
■ザ・バンク 堕ちた巨像
■ザ・ファイター
■サブウェイ123 激突
■サプライズ
■ザ・マジックアワー
■13/ザメッティ
■サラの鍵
■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
■サロゲート
■サンキュー・スモーキング
■サンクタム
■サンシャイン・クリーニング
■サンシャイン2057
■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
■シェルター
■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
■沈まぬ太陽
■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
■ジャンパー
■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
■シュガー・ラッシュ
■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
■ドリアン・グレイ
■ドリームガールズ
■ドリームハウス
■トレインスポッティング
■トロイ
■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
■プライベート・ライアン
■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
■ブラックサイト
■ブラック・スネーク・モーン
■ブラック・スワン
■ブラック・ダリア
■ブラッド・ダイヤモンド
■プリズナーズ
■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
■ブルージャスミン
■プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
■プレシャス
■プレステージ
■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
■プロメテウス
■ヘアスプレー
■ペイチェック 消された記憶
■ベイマックス
■北京ヴァイオリン
■ベスト・キッド
■別離
■ペネロピ
■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
■ぼくのエリ 200歳の少女
■ぼくの神さま
■ぼくを葬る
■ホテル・ルワンダ
■ホビット 思いがけない冒険
■ホビット 竜に奪われた王国
■ホビット 決戦のゆくえ
■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
■ホワイト・ライズ
「ま行」
■マーターズ
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(1回目)
■マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2回目)
■マイティ・ソー
■マイティ・ソー/ダーク・ワールド
■マイ・ブラザー
■マイライフ・アズ・ア・ドッグ
■マイレージ、マイライフ
■マシニスト
■マッチポイント
■マネーボール
■魔法使いの弟子
■魔法にかけられて
■マリー・アントワネットに別れをつげて
■マリリン 7日間の恋
■マルホランド・ドライブ
■マレフィセント
■マンマ・ミーア!
■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
■ミスター・ノーバディ
■Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
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■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
■メランコリア
■メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
■メン・イン・ブラック3
■モーターサイクル・ダイアリーズ
■モーテル
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■モネ・ゲーム
■ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
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■モンスターズ・ユニバーシティ
「や行」
■ヤギと男と男と壁と
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■ヤング@ハート
■ユージュアル・サスペクツ
■許されざる者
■ゆれる
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「ら行」
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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