もーこれは、SFアクション映画の最高傑作じゃないですか。

監督:ジェームズ・キャメロン
製作:1991年 アメリカ
出演:*アーノルド・シュワルツェネッガー *リンダ・ハミルトン
*エドワード・ファーロング *ロバート・パトリック
この映画だけは、
決して誰にもストーリーを明かしてはいけない。先週の土曜プレミアム、ハイビジョン・マスターという事だったけど、
映像がきれいだったかな? 特に気が付かなかった。。。(^_^;
これ、すっご~~く好きな作品だから、
テレビで放映される度につい観てしまいます。
これがまた、何度観てものめり込んじゃう!
一度観始めたら目が離せなくなるくらい、すごいシーンの連続だもの。
まずテーマ曲がすごくいい!♪ダダン・ダン・ダダン♪ これを聴くと、
私の心臓の鼓動までこのリズムになっちゃう♪そして素っ裸のシュワちゃん登場!キター!!
サイボーグ目線の映像で、データ分析してる数字など出ますね。
もう、このあたりで、すでにT2の世界にハマッてます。
最初の見せ場は、バイクとトレーラーのカーチェイス。
大きなトレーラーが壁にガンガンぶつかりながら追ってくる。
シュワちゃんは片手でライフルを回しながら疾走し、
最高に強い男って感じで、メチャクチャカッコいい! ところが命を狙ってくる敵は、液体金属のT-1000。
いろんな形にしなやかに変形するし、撃たれて頭が割れても
すぐに戻る。シュワちゃんのT-800より強いのだ。
この変形のCGを初めて見た時は驚いたわあ!
それまでこのような映像は全くなかったよね。
今見ても、全然古くなくてホント驚異的だと思います。17年も前のものなのにね~
この液体金属という設定がいかにも未来っぽくて斬新ですね。
どこまでも執拗に追いかけてくる不気味さ。
ロバート・パトリックの無表情さが恐ろしくてたまりません。
リンダ・ハミルトン、いずれ来る日のために身体を鍛え、
常に息子を思って敵に立ち向かい、行動する姿はアッパレです。
「審判の日」を食い止めるため。未来を変えるため。
一方、息子のジョンは、ターミネーターが現れ、
初めて母の言っていた事が真実だと知り、
母との絆を深めるんですね。(このあたりも私は弱い・・・)
人類の未来のための闘いを通じて成長していく様子が分かります。
(このエドワード・ファーロングはステキだった・・・)

シュワちゃんも、そんなジョンの安全をそばでしっかりと見守り、
まるで父親のような大きな存在になっていきます。
機械だけど人間の感情を学習していく過程も面白い。
機械と少年の間に親子愛にも似た友情がだんだん芽生えます。
シュワちゃんは、ジョンの「人を殺してはいけない」という教えを
最後まで守って、強さと優しさを見せてくれるの!
「人間がなぜ泣くのか、分かった。俺には涙は流せないが」
自分の存在が未来を脅かすと考え、溶鉱炉に消えていく。。。
親指を立てながら。。。 ここは観る度に泣ける~~
ダイソン氏の最期もかわいそうで泣けるけど。
このラストの親指は、胸にグッとくる~~(T_T) ターミネーターの使命感と、少年の中の離れがたい思い。
この手の映画で泣けるとは思いませんでしたよ。
サラのナレーションで終わります。
「ターミネーターが命の大切さを学べたのなら、
私たちにできないはずがありません。」
こういうテーマも、ちゃんと描いているんですよね。
アクションで疾走していく中に、大きな感動があります!
#1991年アカデミー賞 メイクアップ賞・視覚効果賞・音響賞 受賞
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ジャンル : 映画