サンシャイン2057
サンシャイン2057

監督:ダニー・ボイル
製作:2007年 アメリカ
出演:*キリアン・マーフィー *真田広之 *クリス・エヴァンス *ローズ・バーン

2057年、人類は太陽滅亡の危機を救えるのか?

人類を救うために命をかける熱い話かと思ったら、
そういうハリウッド大作風感動の盛り上げはなかったですね。

「28日後」のダニー・ボイル監督が撮っただけあって、
終末的雰囲気が漂っているけど、
最後にはチラッと希望を見せてくれました。

太陽が死にかけている。
地球もそれに伴って、滅亡の危機に瀕している。
イカロス2号は、太陽再生のために核爆弾を搭載して、
宇宙へ飛び立った。

宇宙船の全体像がイマイチつかみ難くて、
カネダ(真田広之)たちの船外活動は、
どこから出てどう動いて修理しているのか?
イカロス1号と2号のどこをドッキングさせたのか?
核爆弾倉庫になぜあんな広い空間があるのか?
そういう事は重要じゃないかもしれないけど、
全体的に説明の少ない映画でしたね~

しかし、映像は素晴らしかった。
特に前方に燃え上がる太陽!
それは死にかけているどころか、
光量・熱量ともに、巨大なパワーで迫ってきます。
眩しさに網膜を焼かれる感じや、
灼熱に身体が燃え尽きる感じが、
クルーと同じ目線で実感できる映像でした。
目を瞑っても、黄金の光が瞼の裏に焼き付いています。

ここで太陽の存在を思い知らされましたね~
地球上の全ての生命の源だもの。
太陽がなかったら、人類は生きていけない。

そんな太陽に近付くにつれて、太陽に惹き付けられてしまう
気持ちは手に取るように分かりましたよ。

イカロス2号のクルーは、このミッションの犠牲になるのを
最初から覚悟できているようで、冷静です。
このあたり、クルーが選び抜かれた人間だと伺えます。
命の優先順位に納得して当たり前のように行動する彼らはすごい!
でも、ハーヴェイだけは、自分は犠牲になりたくないって
急に目の色を変えるけどね。ある意味、人間味が出ていたね。

地球から遥か離れ、閉塞空間にいれば、
正気が保てなくなるものです。
機体の損傷や火事などいろんな問題が出てくる中で、
クルーの個性が少しずつ見えてくる作りです。

「人類のため」などの熱いセリフは一切ありません。
絶望的な状況の中でも、黙々とミッションをやり遂げようと
するのは、後戻りする道などないせいでしょうか。

しかし、突然ホラーのように一人だけジャマをしようとする
変なヤツが出てくる。この流れはびっくりだわ。
人間が神である太陽に逆らうとは許せない、と
太陽を崇拝するようになった男だったんですね。
錯乱しているけど、同じく彼も太陽にとりつかれた男。

太陽に魅入った男達はみんな、太陽の光と一体化して、
宇宙の塵となる事に抵抗しませんでした。

太陽SUNSHINE その偉大な力が描かれてました。

しかし、ちっぽけな人間でも、太陽を滅亡の危機から
救えたんですよ。
最後に人間の希望を見せてくれましたね。
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テーマ : 私が観た映画&DVD
ジャンル : 映画

アイデンティティ
アイデンティティ

監督:ジェームス・マンゴールド           
製作:2002年アメリカ
出演:*ジョン・キューザック *レイ・リオッタ *アマンダ・ピート 
    *ブルイット・テイラー=ヴィンス

ここに集まったのではない。
ここに集められたのだ。


これは意表を突かれた設定で面白かった!

大雨の晩に11人の男女がひとつのモーテルに集められ、
一人ずつ殺されていく・・・・

恐ろしい殺人事件が進行していくと同時に、
ある会議室のような場面も進行していくんです。

その会議室では・・・
マルコム(ブルイット・テイラー=ヴィンス)には多数の人格があって、
そのうちの邪悪な一人の人格が犯罪を犯したので、
治療によって多数の人格を対峙させて、
良い人格だけを一つ残そうという試みがなされていました。

解離性同一性障害(多重人格障害)者のドキュメントを
テレビで見た事があったけど、
別人格ごとに名前があって、話し方や顔つきまで変化してました。
どこまで本当かしらんと疑いながら見てたんだけどさ。。。(¬_¬) ジーッ

この診療室とモーテルとは、一体どんな関係性があるのか?
ここが、ものっすごいミソなんですね~

映画のオープニングシーンに、新聞記事などが出てきて、
かなりの情報が盛り込まれているので、そこを押さえておけば、
この先、事件が進むにつれて、だんだん見えてくるのですが。

いかにもという感じのレイ・リオッタ
いつもながら怪しいですね~

良い人が残り、めでたしめでたし・・・
と思っていたら、ドンデン返しが!
あれっ、まだ残ってたっけ? 
私、読みきれませんでした トホホ
みんな、分かったのかなあ。。。

この映画は、雨の夜のモーテルという舞台ひとつで、
見事に恐怖の世界を描いていました。
全てが謎めいていて、不安や緊張感をあおられました。
アイデアの勝利ですね。面白かったです!

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

es[エス]
es.jpg

監督:オリバー・ヒルシェヴィゲル
製作:2001年ドイツ
出演:*モーリッツ・フライプトロイ *クリスティアン・ベッケル

心理学会を震撼させた”実験”
 被験者求む
 ・拘束時間:2週間
 ・報酬:4000マルク
 ・応募資格:不問
 ・実施場所:大学内模擬刑務所


この映画のインパクトは大きかった~!
実験の設定は事実に基づいているそうです。
アメリカでの実験だけど、ドイツ映画なんですね。
こんな事が本当に行われたなんて。
恐ろしい~ 人間が恐ろしい~~

1971年、米スタンフォード大学心理学部である実験が行われました。
模擬刑務所を作り、公募で集まった人間を「看守役」と「囚人役」に分けます。
そのように役割を与えると、人間の心理・行動はどう変化していくのか。

それはもう想像以上の変化を遂げていくんです!
「看守役」は残虐性を持って、意味なく暴力を振るうし、
「囚人役」は失望して、服従せざるをえなくなり、
精神的に耐えられなくなります。

これが日に日にエスカレートしていく様子が描き出されているわけです。

最初は、ゲーム感覚で役割を演じていたのが、
看守役はそのうち、博士の指示もないのに
囚人役に何度も腕立て伏せを強要したり、
気に入らない囚人役を真っ暗な独房に押し込んだり、
相手を人間とも思わないような形で暴力を振るったり、
そりゃもう目を覆いたくなる程、ひどい行動を繰り広げます。

それまで普通に平凡な生活をしていた人間がですよ、
「役割」を与えられただけで、こんなにも変わるんですね。

ショッキングだわ~!

特に優位な立場に立つ事のできる看守役に
大きな影響を及ぼすようですね。
役割のバックがあると、
人間は自分が偉くなったように思い込み、
しかもやった事の責任回避をするんですね。
正しい判断ができなくなって、良心の呵責さえなくなる。
人間なんてあやういもの。

囚人役にしても、密室で圧力をかけられていると、
心がめげて自我が潰されるよね。

でも、そんな中、映画では、囚人役の主人公が抵抗を試みます。
それが争いとなって、さらにひどい制御不能な状況へと発展していきます。

この実験を管理する博士や助手もダメなんだよねー。
ちゃんと見てないんだもの。

こんな犠牲者を出してまで恐ろしい実験をしたんなら、
その結果を今後に活かしてほしいなあ。
どうも活かしきれていない。
米兵がイラク捕虜を虐待したりとか、
ずっと続いているじゃないですか。
名古屋の刑務所でも虐待があったしね・・・

人間の本質と深層心理を描いた衝撃作でした。

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

パフューム ある人殺しの物語
パヒューム

監督:トム・テクヴァ 
製作:2006年 ドイツ フランス スペイン
出演:*ベン・ウィショー *ダスティン・ホフマン *レイチェル・ハート=ウッド

その香りに、世界はひれ伏す

前にもこのDVDをレンタルしたけど、時間がなくて、
未見のまま返却したもんだから、
今回借りに行ったら、やっぱり店員さんに言われました。
「以前にもこれ 借りてらっしゃいますよ」と。

『それが何か?』と言いたいところを「観られなかったんですよ~」と
笑って答えたんだけど、これを観終わってから、改めて焦った。
「ゾディアック」2回 「パフューム」2回借りてる私って、
ヤバい人物なのかも(^^;


すっごい映画を観てしまった。( ̄□ ̄;)
背筋が寒くなるような尋常じゃない世界です。
最初から最後までおぞましさに溢れ、強烈なインパクトを放っている。
怖いもの見たさと言うのか、ずっと緊張感を持って、
観続けてしまいましたよ。
私、これ けっこう好き。(^_^; 

18世紀、パリの悪臭を放つ魚市場に産み捨てられた
グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、人間らしい愛情を何も
知らないまま育っていった。
彼は超人的な嗅覚の持ち主だった。
目を閉じていても、レーダーみたいな鼻の力で、
どの方向に何があるのか神業のように嗅ぎ分ける事ができた。

映画で「匂い」を表現してるんですよ!w(゚o゚)w
鼻のアップ、皮膚のアップ、なめるようにカメラが動いていきます。
雫が滴り落ちる瞬間や、物の色艶を捉えて、
匂いやヌメヌメした感触まで伝わってくるの。
グルヌイユの表情も細かい。
フッと動かす視線の先にあるものをたちまち連想させる。

画面から匂い立ってくるじゃないの!
この作品は、嗅覚だけじゃなく、五感そのものに訴えてくるのだ。


良い香りからひどい悪臭まで全てを受け入れたグルヌイユは、
ある日、街で見かけた赤毛の女の香りに、
目もくらむような思いで引き寄せられます。
そこからはホラーになったりサイコになったり、
もう寒気がする展開で驚いてしまいます。

その女の香りを保存する技術を手に入れたくて、
香水調合師(ダスティン・ホフマン←これまた面白い)に
弟子入りし、貪欲に学びます。

ある時、グルヌイユは、自分に体臭が全くない事に気付き、
ショックを受けます。匂いが、彼の世界で大切な要素だから。
それは、誰にとっても自分は無の存在だという事です。
初めから、この世にいないも同然。
(そう言えば、彼が忍び込んでも誰も気付かない)
そこで、彼は自分の存在を示すために、
「究極の香水」を作ることに没頭していくんです。

取り憑かれたように、恐るべき凶行を繰り返す!
彼の目は異様な光を持ってます。完全に危ない。
不幸な生い立ちを考慮に入れても、異常者でしょう?(^^;
こんな気味の悪い主人公って初めてだと思うなあ。
この演技、ベン・ウィショーってすごい。(°□°;)

猟奇的な凶行の中で、女性の裸体が惜し気も無く
さらされるんだけど、その皮膚と肉が生々しいんです。

処刑場のシーンは、とにかく予想外でした。ヒエ~(゚Д゚)
一体何が起きたのかと、訳が分かりませんでした。
このロケ、大変な事になってたんだろうなあ。
エロスの海だもん。
監督は限りなく変態寄りですよね。でも、
よくこういう映像を撮ったものだと感心しました。

ネタバレあります

この物語の意味は、ナレーションでなんとか掴めました。
「究極の香水」は万人に愛を呼び起こす、
圧倒的な力を持っていました。
恐らくそれは、最初に出会った赤毛の女への
恋心から作られたものだと思います。
ところが自分自身には、何の効力もないと気付きます。
グルヌイユは普通に愛し愛される事ができないんです。
あの涙は、ちょっと可哀想だった・・・

香水にも自分にも何の価値もないと絶望した彼は、
生まれた場所へ戻り、まるで初めからこの世に
いなかったかのように
消えていきます。
このラストシーンもおぞましくて、またヒエ~となりました(゚Д゚)

すごく感覚を刺激される作品でしたよ。
音楽も上品でとても良かったし。
今までに無い新鮮味があったなあ。。。

テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

きみに読む物語
きみに読む

監督:ニック・カサヴェテス
製作:2004年 アメリカ
出演:*ライアン・ゴズリング *レイチェル・マクアダムス
   *ジェームズ・ガーナー *ジーナ・ローランズ

誰にでも、帰りたい夏がある

私の周りで、すごく評判の良かった作品なので観てみました。
とても心地の良い涙を流す事ができました~


療養施設で暮らす認知症を患った老女に、
物語を読み聞かせる親切な老人がいた。
その物語は、田舎でのひと夏の恋から始まった・・・

老女はとてもきれいな身なりで、
「それでどうなるの?」と話に興味を持ち理解しています。
この描写にはちょっとひっかかってしまったなあ。
私はこの数年間、認知症の義父を家でみてきたから言うけど
こんなものじゃないって・・・
でも、まあその悲惨さがテーマじゃないので目をつむりましょう。

物語の序盤、ノアがアリーに観覧車にぶら下がって
デートを申し込むあたりで、老女は老人に向かって
「あなた誰? どうしてそこにいるの?」って事を
何十回と繰り返してきたのかな。
その日はたまたま物語を最後まで聞いてくれて、
奇跡的に記憶が戻った日だったんですね。

何度アリーは遠くへ行ったり戻ったりを繰り返したんだろう。
一方、ノアの人生は揺らぐ事なく、アリーが戻って来るのを
待ち続けたと言えます。


アリーは自分の前世は鳥だと言って、
水辺で羽ばたいて見せましたね。
まさしく鳥のように、ノアの住む田舎に
一生留まる人じゃありませんでした。
二人は出会ってすぐ恋に堕ち、激しく燃え上がるけど、
私の目にも住む世界が違う二人に映りました。

やっぱりアリーは飛んで行ってしまう・・・
しかもロンと婚約までしてしまう。
このロンは人間的に申し分なく、アリーの気持ちを
優しく気遣う事の出来る心の広い人なんだよね~
私なら後ろを振り返らないけどね。前を見て進んで行くわ。

でも、アリーは元の湖に戻るようにノアの所に戻って来る。
それは二人の結び付きが運命的に特別なものだって事ですよね。

その後もアリーは飛び立っては戻って来る。
ノアは、愛する人が遠くへ行ってしまう苦しみと、
戻って来た喜びを、何度も味わいながら、
一途に一人だけを全身全霊で愛しました!

偏ってしまったけど、私はずっとノア目線で観ちゃったなあ。
「思い出が少しずつ君からこぼれてゆく」
忘れてしまう人より、それを側で見せられる人の方が辛いと思う。

最初に強引にデートを申し込んだ時のノアはいけ好かないヤツに
見えたけど、だんだんブレなくて強い魅力的な男になっていくのだ。
ライアン・ゴズリングの顔を思い出すと、すご~く切なくなってくる!

でも、悲しむ事はないよね。
二人は瞬発的な激しい愛を、永遠の愛に昇華させた。
愛で軌跡を起こしたんだもの。悔いはないよね。

あそこまで愛を全うした男女は、そうはいない。

白い水鳥が群れる湖をボートで横切るシーンがステキだった~
ロケーションからすると、あの施設はノアの家を手直ししたものかな。

愛の強さ深さに圧倒され、ウルウルきてしまいました。。。

テーマ : 私が観た映画&DVD
ジャンル : 映画

ペイチェック 消された記憶
近未来サスペンスは好きです。
自分に宛てた19個のガラクタ・・・
そう使うか~~

ペイチェック

監督:ジョン・ウー
製作:2003年アメリカ
出演:*ベン・アフレック *ユマ・サーマン *アーロン・エッカート

記憶を売った報酬=19個のガラクタ
  すべての鍵はここにあるーー


前にも観ましたが、先日テレビでもやっていてちょっと観ました。

「マイノリティ・リポート」と原作者が同じという事もあってか、
コンピューターの進化度や、
一度見た悲惨なものを変えようと奮闘するところが、
似ていたような気がします。

でも、SF的な要素よりもアクションサスペンス色が強かったかな。

マイケル(ベン・アフレック)は、他社のコンピューター技術をパクッて、
最新型コンピューターを開発するという、違法まがいのフリーエンジニア。
高額報酬を得る代償として、
その開発期間中の記憶を消される契約を交わしていた。

友人ジミー(アーロン・エッカート)に依頼された大仕事では、
3年間かかり、その分の記憶が消されてしまいました。

仕事終了後に、渡された自分の持ち物に疑問を持つあたりから、
テンポが上がって、グングン引き込まれます。

茶封筒内の19のアイテムは、未来の自分からのメッセージであり、
自分を助けてくれるものだったんです。

そのアイテムを、どこでどう使っていくのか?
その謎解きは、ジグソーパズルを1ピースずつ当てはめていくような、
面白さがありました。

そうか、こうくるか!みたいなね。

でも、FBIの動きはスマートじゃないし、
ただのエンジニアがあり得ないくらい強いし、
「なんじゃ~」と言いたくなる部分もありました。
それでも、展開がスリリングで楽しめましたよ。

ベン・アフレックって、マット・デイモンより二枚目なのに、
なんだかパッとしないのは、なぜなんだろう??

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

リトル・ダンサー
リトルダンサー

監督:スティーヴン・ダルドリー     
製作:2000年 イギリス
出演:*ジェイミー・ベル *ジェリー・ウォルターズ *ゲイリー・ルイス

僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?

イギリスの貧しい炭鉱夫の家で育った男の子ビリー(ジェイミー・ベル)が、
父親の勧めるボクシングではなくて、バレエに興味を持つようになります。

ストで失業中の父と兄、そして祖母と暮らすビリーが、
不釣合いなバレエに夢中になるとは、
父としては面白くないに決まっています。

でも、ビリーはバレエが好きでしかたがないんです。
それはビリーのダンスを見ると、よ~く伝わってきます。

めちゃくちゃ上手いというわけじゃないんですよ。
あれがバレエかと思うような、体操っぽい荒削りなダンスです。
リズム感がすごく良くて、バネがあって、
ダイアモンドの原石ってところかな。

このダンスシーンは、自分もダンス経験があるので、とっても興味深かったです。
純粋にダンスが好きでたまらないんだなあ~
形じゃなくて、内から湧き出てくる熱い思いが表現されてました!

その思いを知った父親が、なんとビリーを、
ロイヤル・バレエ学校の面接に連れて行くんですよ~
いくら近所の先生の薦めがあったからと言って、
自分の願望を打ち消して、炭鉱町からロンドンへ行くのは、
かなりの決断だったでしょう。

このあたりの、父親の変化が涙ものでした~(T_T)
「ビリーの夢だけでも叶えてあげようじゃないか」と、
スト中の組合を裏切ってまで、息子のために働きに出るんです。

無骨な父親の、息子を思う気持ちが、一番胸にきました!

夢を実現させるには、本人の才能も もちろん大切ですが、
周囲の理解や協力も必要なんですよね。

そういう点では、ビリーはバレエに縁遠い状況にありながら、
才能や理解に恵まれて、小さなチャンスをモノにできたわけです。

最後に、成長したビリーが舞台で素晴らしい跳躍を見せます。
それは、ほんの一瞬なんですが、
「はばたいた!」と感動する、いいシーンなんですよね~
本物のバレエ・ダンサーのアダム・クーパーが演じています。

音楽は、T.レックスの「Gei It On」「Children of the Revolution」など、
グラム・ロックが使われていて、これまたいいんですよ。
再びT.レックスを聴きたくなります。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ジャンパー
ジャンパ

監督:ダグ・リーマン
製作:2007年 アメリカ
原作:スティーヴン・グールド「ジャンパー 跳ぶ少年」
出演:*ヘンデン・クリステンセン *ジェイミー・ベル *サミュエル・L・ジャクソン

行き先、無制限 

珍しく、丸っと一日フリーになったので、
ハデな映画を観ようと、旦那と「ジャンパー」を観てきました。


15歳の時にテレポートできる超能力がある事を自覚した
デヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)は、
それまでの生活に見切りをつけ、
世界を自由に飛び回るという気ままな生活を始めた。

テレポート能力、いいよね~ 誰でも欲しいと思うよね~
やっぱり、まず世界中を見て回りたいと思うでしょう。
そんな万人の思いを、実際の映像で見せてもらえて、
うわ~っと言う爽快感がありました。

瞬間移動する時の映像がカッコいい!

デヴィッドは、瞬時にスフィンクスの頭上で日光浴、
フィジーの高波でサーフィン。雄大な地球が自分の庭!
私なら北極でオーロラに抱かれ、南極のペンギンと遊びたいわあ。

目にした事のある場所ならテレポートできる設定だけど、
銀行の金庫室ってどうなの?
銀行の一般トイレ通路脇に、大金庫の扉があって 開いている?
そんな銀行、ないやろ! 

超能力を持ったら、銀行のお金を拝借するのって、
あながち ない事じゃないかもね。そりゃいかんけどね、それは。
でも、あるところから拝借するって考えは頭をよぎるもんです。
だけどせめて、施設に寄付するとか、困っている人に渡すとか、
普通、特別な能力を授かった事に感謝して社会貢献しない?

このデヴィッドは、自分の周囲半径5mくらいの事しか
考えてないもんだから、発想が貧困なんですよね。

贅沢し、自由奔放で、好きな女の子と仲良くし、
自分をいじめたいやな奴をこらしめたい。
それくらいしか考えない、今時の典型です。

そこへジャンパーを抹殺しようとする組織パラディンが、
突然襲ってきます。これは魔女狩りみたいなもんでしょうか?
悪の組織ではないんだけど、
いきなり恐い顔をして襲撃してくるし、
情け容赦ないやり口なので、恐ろしい相手にしか見えません。

ジャンパーvsパラディンの白熱の戦いが、
瞬時に場所を移動しながら、スピーディーに繰り広げられます。
動きが、もうほんとに速い速い!
どこにいるのか見失いそうになります。
そのチェイスはすごいけど、
結局、ジャンパーにもパラディンにも感情移入できないんだよね。
どちらにも共感できないからね。

そこが、この作品をイマイチにしているんです。

でも、俳優は良かったです。
ヘイデンは上目使いで、その視線は粘りつくようにセクシ~★
ジャンパー仲間のジェイミー・ベルは「リトル・ダンサー」から
こんなに大きくなったんだな~って感慨もひとしお。
彼の役のほうが、苦労人で危機感を持っていて良かったね。
ミリーの少女時代のアンナソフィア・ロブは、さらに人気が出そう。

母と子の悲しい運命もチラッと見せただけで、
いかにもこれは序章という感じでした。

実は今回も、私は途中で居眠りをしてしまいました~(^_^;
まあ、「パイレーツ」でも「スパイダーマン」でも居眠りするんだから、
作品の面白さとは関係ありませんよ。
劇場だろうと家だろうと、背もたれイスに座ると睡魔が襲ってきます。
家なら、DVDを戻して観ればいいけど、劇場だとそうはいかないからね・・・

旦那と後で話してストーリーを復習してみたら、
大切な人が殺されたシーンも大切な人が突然現れたシーンも
私は見逃していたようです。(^_^;トホホ・・・

ほんとに私は劇場鑑賞に向かない!
たった1時間半の作品なのに、私は何を観てきたんでしょうね。
この感想記事もアテにならんわあ。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

X-MEN:ファイナル・ディシジョン
X-MENファイナルディシジョン

監督:ブレッド・ラトナー      
製作:2006年アメリカ
出演:*ヒュー・ジャックマン *ハル・ベリー :ファムケ・ヤンセン

その時、心をきめられるか。

ヒュー・ジャックマンつながりで・・・

1作目を観た時は、マーヴェル・コミックから、またひとつ
映画化されたなあ、くらいにしか思ってなかったけど、
2作目をやる頃には、俳優達がビッグになっていて、
それと共に、内容もミュータントの個性が生かされてグッと面白くなりました。
今作は3作目、最終章(だよね? 4はないよね?)

今までより、かなりお金をかけたとかで、
圧倒的迫力の娯楽大作に仕上がっています。
SFXガンガンの強烈なスペクタクルなんですよ~
いいぞ~最後だから、ドハデにやってくれ~!

私が特に興奮したのは、
マグニートー(イアン・マッケラン)が手の平をヒョイと動かすだけで
巨大トレーラーを次から次へとひっくり返していくシーンと、
ゴールデン・ゲート・ブリッジを根こそぎ引っこ抜いて、
アルカトラズ島へ架けるという、とてつもないシーン。
そんな事を、なんなくやってのけるジイ様の超能力。
すご過ぎるじゃないか~!(^▽^)

このシリーズが面白いのは、ミュータントの超能力が
みんな異なっている事。
「みんなちがって、みんないい」 これなんだな~ X-MENは。
なので、ミュータント同士の能力を生かした戦いは、見ていて飽きません。

今回、キーパーソンの、ジーン(ファムケ・ヤンセン)。
最強のレベル5の女ミュータント。
出てきた途端、「年くったなあ・・・」と思ってしまった・・・

ハル・ベリーが相変わらず美しいのに比べ、
すっかり老け顔になってしまったジーン。どうしちゃったの?
サイクロップスに愛され、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)に
命を懸けた大きな決断をさせるヒロインとは思えませんねえ。

その大きな決断なんだけど、そ、そ、そんな~せつない~~(>_<。)
本当にジーンを想っていたサイクロップスや
プロフェッサー(パトリック・スチュワート)でも手に負えなかったのだから、
仕方ないのかもしれません。
ウルヴァリンのような愛の形もあるのでしょう。

今回は、ミュータントとしての葛藤や苦悩が描かれています。
キュアを使って能力を失うのか、学校を続けていくのかなど、
それぞれに、内面をえぐった物語があって、
このあたり、ただのアクション映画でない魅力があるんですよね。

それと、ある一面、この作品はプロフェッサーとマグニートーの
物語でもあったような・・・
二人が仲良く手を組んでいた時代に始まって、
意見の違いから、ミュータント同士が二派に分かれて戦うハメに。
そして、一人が亡くなれば、一人は落胆し怒りを見せてました。
最終的に、もう一人も能力を奪われ、死に体になったと思いきや、
どっこい二人共 生き延びているじゃないの。その能力の強さよ。

1作目からどんどん面白くなって、最終章がやっぱり一番良かったです。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

プレステージ
プレステージ

監督:クリストファー・ノーラン
製作:2006年 アメリカ
出演:*ヒュー・ジャックマン *クリスチャン・ベール *マイケル・ケイン

運命さえトリック

マジックを構成するのは3つのパート。
1.確認  2.展開  3.偉業(プレステージ=prestige)

「プレステージ」を「偉業」と訳すのがどうもしっくりこなかった。
辞書には「『目をごまかす』が原義」と書いてありました。
この言葉、まるでマジックから発生したみたい★
わたし的には、「プレステージ」は人の目をごまかし現れる、
「最後の仕上げ」って感じかな。

マジックは見ているのに分からないものだと言ってました。
最初の方から、このストーリーの核心となる物を、
バンバン見せてたんですね~
シルクハットの山もそうだった。
「食事は一食を彼と分ける」「タネは単純なものだ」などなど・・・

この映画全体がマジックだったんです。
私は見ていたけど、分かってませんでした。

いや、ファロンが誰かは気付いたけど、
この映画のプレステージまでは、想像がつかなかった!
時間軸をバラバラにしたり、他に印象的な事を持ってきたり、
そんなカムフラージュで、伏線をきれいにぼかしてました。
ネタバレをネタバレらしくなく散りばめてました。
見事な「展開」のせいで、「最後の仕上げ」には
驚かされたわ! 

二人のマジシャン、アンジャー(ヒュー・ジャックマン)と
ボーデン(クリスチャン・ベール)のバトルは
その激しさ、壮絶さが面白かった!!

昔、同じ助手として一緒に舞台に立っていたアンジャーとボーデンは、
アンジャーの妻がマジック中に死亡した事をきっかけに、
敵対する関係になりました。

タイプは正反対だけど、マジックに取りつかれたという点では、
似たもの同士と言えます。
マジックで人をびっくりさせたい、
誰よりも面白いトリックをやりたい、
あいつだけには負けたくない、
あいつの持つトリックの謎をどうしても知りたい。

その底知れぬ執念の激しさったらないです。
人生を犠牲にしても、のめり込んでしまうんです。
マジックは手を汚すものと言うように、
ライバルの舞台に行っては足を引っ張ってくる。
やられたらやり返す。

野心をむき出しにしてエスカレートする二人のやりとりが、
恐ろしくもあるけど、面白いところなんだなあ~


そこに関連してくるニコラ・テスラ。(デヴィット・ボウイだとすぐ分かったわ)
実在の人物を登場させて、テスラならいかにも有りそうな無さそうなみたいな
(あるわけない!)妖しげな世界を作り出しました。

トリックへの狂気が、とうとう男を、とんでもない領域へ
踏み込ませてしまったんですね。
だから、あそこまでの驚愕のラストは想像できませんでした。

映画の最初のほうで水槽マジックを見せておいて、
人間瞬間移動マジックのバトルに視線を集中させる。
最初から最後まで、水槽はキーアイテムだった!
この水槽の使い方が上手かったですね。

でも、マジックのたびに毎回作るのも大変だし~
水も相当必要だし~
何よりも保管するには場所取り過ぎるし~
水槽から出しても良かったんじゃない?
ラストの画としては衝撃的で良かったけど。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ニューオーリンズ・トライアル
ニューオリンズ・トライアル

監督:ゲイリー・フレダー
原作:ジョン・グリシャム
製作:2003年アメリカ
出演:*ジョン・キューザック *レイチェル・ワイズ *ダスティン・ホフマン
    *ジーン・ハックマン *ブルース・マッギル

この審判(トライアル)はーープライドの殴り合い。

「それでもボクはやってない」の感想で、
裁判員制度の話題に触れましたが、
本当に来年から、実施されるんでしょうか?
人の人生を決めるようで不安が大きいですよね~

ただ、あの映画を観た限りで言うと、
一般の人が司法制度の中に入っていくのは、
何のしがらみもないから左遷を気にしなくていいし、
警察・検察の面子も気にしなくていい・・・という点で、
風穴を開けるようなところがあって、良いのかなと思いました。

不安が半分、興味が半分だけど、やっぱり選ばれたくない!
でも、いきなり通知が来たら、裁判所に行かなくちゃいけないんですよ。

裁判員と多少異なるけど、アメリカの陪審員を
エンターテイメント風に描いた映画をお勧めします。

この映画は、さほど話題にならなかったけど、面白かった!
掘り出し物です。
原題(Runaway Jury)も邦題も、パッとしないのがマイナスなんじゃないかな。

陪審員制度の弱点を突いた、
裁判の裏側で起こる駆け引きを描いた映画です。
裁判は公正な裁きの場と言うより、駆け引きの場なんですね~!

まず、アメリカでは陪審コンサルタントなる職業が存在するんです。
これがとっても興味深い!
その内容は、陪審員の選定に始まり、
票を勝ち取るためにハイテクを使って、心理分析やデータ収集をする。
時には、陪審員の過去や生活まで徹底的に調査し、
弱点をつかみ脅しをかける事までするんです。スゴイ!
このあたり、裁判の流れと共に、しっかり説明されてて、分かり易かったです。

日本でも、こんな事になるかなあ。
ここまでは、ならんでしょう。
ま、これを見て、卑怯な手に屈しない心構えができるかな。

このような、原告側、被告側のバトルの他に、
ジョン・キューザック達の企みが加わって、
スリル満点の展開になっていきます。

ダスティン・ホフマンとジーン・ハックマンの対比がしっかり出ていて、
トイレでの二人の火花を散らすやりとりは、
緊迫感溢れ、とっても見応えがありました。
法廷ものと言うより、サスペンス色が強いです。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

それでもボクはやってない
それでもボクはやってない

監督:周防正行
製作:2007年 日本
出演:*加瀬亮 *役所広司 *もたいまさこ *山本耕史

十人の真犯人を逃すとも
一人の無辜を罰するなかれ


先日テレビで放送したのを観ました。

痴漢冤罪問題が突然 身に降りかかり、
「やってない」と主張していく青年(加瀬亮)のケースを
追っていきながら、
日本の司法の問題を浮き彫りにした良作でした。

とにかく、驚きました!
日本の司法が、こういう歪んだ状況だとは。
司法においては、誰もが公正に平等に扱われるものだと、
そしてそこは真実を明らかにしていく場所だと、
私はずっと信じてましたよ。

刑事裁判の有罪率は99.9%
無罪だと主張していく事の困難さを表した数字です。

観ていくと、ありえる事だなあと思えました~
主人公と最初に関わった駅員や、警察・検察にしたら、
毎日何十件とある事件のうちの一つで、
「また痴漢か」くらいの気持ちで接してるんですよね。
そして、最初から『こいつが犯人だ』と決め付けている。

どんなに小さな事件だろうが、容疑をかけられた人間は、
その人生を大きく狂わすというのに。

取調べや裁判において、「心象」というものが重要なんですね。
いたいけな少女が勇気を振り絞って痴漢被害を訴えた。
誰もが、定職に就いていない男よりも、少女を信用するものです。

裁判官が違うと、判決も違ってくる可能性がある。そ、そんな~。。。
最初の裁判官は「疑わしきは罰せず」の姿勢で臨んでいたのに、
小日向さんは、被告人を疑ってかかっていた。

無罪を出す事が出世の妨げになるという裏事情のせいなのか。
起訴した警察や検察の面子を潰す事になるから、
組織の一員である裁判官は、簡単に無罪を出せないんだって。

(そうすると、三○元社長が無罪になったのは0.1%のケースで、
その判決を出した裁判官はその後どうなったのか気になる。。)

それから、法廷で証言する人たちは、
自分の都合の良いように、主張を変えていってしまいます。

どれもこれも腹立たしいけど、決して有り得ない事じゃないでしょう。
全ては人のやる事なんだから。
でも、やっぱりそれは、公平性において問題です。

主人公が抱えた、苛立ちや悔しさや失望を、
自分の事のように同時に味わっていました。

そんな中で登場する弁護士の役所広司。
変な先入観を持たずに毅然とした態度なので、
すごく安心感がありましたね。
そして、主人公の周りには、彼を信じて協力してくれる
母親や友人たちがいて、とても救われました。
同じように痴漢冤罪で闘争している人が、
親身になってしてくれたアドバイスが実用的で、
観る側にしても、参考になりました。

私は4年前にPTA研修で裁判所見学に行ったんです。
なので、法廷シーンがリアルなのがより分かりました。
描き方が実に細やかで丁寧で、監督の熱意に感心しましたよ。

折りしも、来年から裁判員制度が始まるところで、
タイムリーなシュミレーションとなりましたね。
私がもし裁判に臨む事になったら、何事にも先入観を持たず、
真っ白な心で物事を見極めたいものだと思いました。

映画ラストの後味の悪さは、作品に対してよりも、
その後ジワジワと司法制度に向けられるのです。
全ての裁判に問題があると思い込むのは危険ですが。
こういう先入観も良くないんだから。

この映画はとても勉強になり参考になりました。
観て良かったです。

報知映画賞、キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクール、大賞受賞

テーマ : 見た映画の感想
ジャンル : 映画

M:i:3
Mi3

監督:JJ.エイブラハム
製作:2006年 アメリカ トム・クルーズ
出演:*トム・クルーズ *フィリップ・シーモア・ホフマン
  *ビリー・クラダップ *ミッシェル・モナハン *マギー・Q

タイムリミット48時間。
この夏世界各国で最も不可能なミッションが始まる!


冒頭、いきなりクライマックスシーン? やばいよ~こわい~
「8,9,10」Bang!って、そんなオチは見せるわけないよねえ。
これは何なの?って、グッと引き込まれました。

そしていつものテーマ曲!
この曲はテレビドラマだった頃から、ずっと耳に残っています。
これが出ると、俄然 気分が高揚するのだ!

現役を退き、訓練教官となったイーサン・ハント(トム・クルーズ)
婚約者のジュリア(ミシェル・モナハン)と幸せな時間を過して
いたところへ、ミッションの依頼が・・・

ボーンや007は、単独行動がほとんどだけど、
このシリーズは基本的にチームプレイです。
それぞれ役割分担があって、計画的に行動するところが、
見所だと思う
し、私は好きだなあ。
「入り口まで50秒」と、秒単位の緻密さなのです。

前半は、スパイならではの変装や、小道具を使った侵入、
最新装置での情報収集が堪能できます。
だから、バチカンのシーンが一番好き。

後半はミッションじゃなく、愛する人を救うために行動します。
上海へ飛び、次から次へとシーンが展開するので、
目が離せません。これはもうアクション大作ですね。

スタントマンを使わずにアクションを自分でやるというトムだけど、
今回はどこまで本人がやってるんでしょ。
振り子の原理でビルからビルまでダイブするってすごいよね。
あれは特撮にしても、トムはマジで走ってた!
すっごい全力疾走。いい走りをしてる。まだやれる人ですね。

悪役のフィリップは、空気も凍るような冷徹さがありました。
飛行機の中で囚われている時、
自分が不利な状況にありながらも、イーサンに脅しをかけていた。
それに対して激高するとは、その時点でイーサンは負けてたよ。

フィリップの存在感はすごかったけど、役の設定としては、
それほど大物じゃなくて、肩透かしの感がありました。

結局、ワルに見えなさそうなのがワルという定番。
そいつは、「アメリカ国民のために動いている」と
言っていたものの、彼に何の利益があるのかな?
ブッシュ直属の部下で、報酬をもらってるとかなら納得できるけど。

そんでもって、彼は、けっこうマヌケだったりします。
自分から顔を出して裏切り者だと告白してくるし、
簡単に倒されるし。
素人までにもやられます。どんな素人だ!

危険な仕事と、愛する人との生活の狭間で、
葛藤するイーサンを描いてますが、
スパイに結婚はムリでしょう。インポッシブル!
だいたい、相手が妻であっても、正体を明かすとは、
その時点でスパイ失格だし。
イーサンは、訓練教官としてやっていって下さい。

シリーズ3作の中では、これが一番スピード感があって
良かったと思います。
次は1作目。これはテレビドラマの雰囲気を
大事にしていたから好きです。
2作目は、スローモーションの映像しか覚えてないです。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
■ショッピングでポイントが溜まっていてスカートがかなり安く買えた! 得した気分☆ 10/21 
■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■シカゴ
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■シザーハンズ
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■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
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■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
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■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
■デビルクエスト
■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
■電車男
■デンジャラス・ラン
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
■トータル・リコール
■トイ・ストーリー3
■12モンキーズ
■トゥモロー・ワールド
■トゥルー・グリット
■Dr.パルナサスの鏡
■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
■ドニー・ダーコ
■ドニー・ダーコ2
■トライアングル
■ドライヴ
■ドラゴン・タトゥーの女
■トラブル・イン・ハリウッド
■とらわれて夏
■トランス
■トランスフォーマー
■トランスフォーマー/リベンジ
■トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
■トランス・ワールド
■トランセンデンス
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■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
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「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
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■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
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■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
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■バッド・エデュケーション
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■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
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■ハルク
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■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
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■フッテージ
■舟を編む
■フライト
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■別離
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■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
■ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■抱擁のかけら
■BOY A
■ボーン・アイデンティティ
■ボーン・スプレマシー
■ボーン・アルティメイタム
■ボーン・レガシー
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■ぼくの神さま
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■マリー・アントワネットに別れをつげて
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■ミケランジェロの暗号
■Mr.& Mrs.スミス
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■ミスティック・リバー
■ミスト
■M:i:3
■ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■ミッション:8ミニッツ
■ミッドナイト・イン・パリ
■みなさん、さようなら
■ミラーズ
■ミラーズ2
■未来を生きる君たちへ
■ミリオンダラー・ベイビー
■ミルク
■ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
■ムーラン・ルージュ
■ムーンライズ・キングダム
■息子のまなざし
■めぐりあう時間たち
■メタルヘッド
■メメント
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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