デジャヴ
デジャヴ

監督:トニー・スコット 
製作:2006年 アメリカ ジェリー・ブラッカイマー
出演:*デンゼル・ワシントン *ポーラ・パットン *ジム・カヴィーゼル
   *ヴァル・キルマー

デジャヴを操れーー

これは面白かった!
今までにない映像を観る事ができました。
デンゼル・ワシントンもイメージ通り正統派の役で、

期待を裏切らないのだ。

最初から、何か起こりそうな緊迫感を漂わせて始ります。
いきなり、フェリーの大爆発!ハデな演出がド肝を抜いたわ。

事件の捜査にATFのダグ(デンゼル・ワシントン)がやって来ます。
爽やかな笑顔でね~♪ これがまた実に頭が切れる男なんですよ。
デンゼルはこうでなくっちゃ!このデンゼル、GOOD!

FBI捜査官はヴァル・キルマー。久々に見てびっくり!
いつのまにここまで太っちゃったのだ。バットマンの時と別人。
まあ、2枚目から個性派になったと言う事にしておこう。
彼はダグのスマートさを買って、FBIの特殊捜査の協力を依頼する。

ここで「白雪姫」という名前のすごい監視システムが出てきます。
ある地点の4日と6時間前の映像を見られるんです。
どんな視点からでも、寄ったり引いたりして見られるし、
もっと驚くのは壁をも突き抜けて見られるんです。
シャワーを浴びるところまで監視されるなんて、
プライバシーの侵害もいいところ!あんなの出来たら困るよ~
とにかく、信じられないアングルの映像には驚きました。

この監視システムのゴーグルを付けて、
片目で過去を見、もう片方の目で現実を見ながら、
高速道路を逆走運転するシーンには、興奮度上がりっぱなし!
こんな映像観た事ないわ~
ありえないほど危険で、スピード感に溢れていました。

ここからネタバレあり



話は驚きの展開を見せます。
この「白雪姫」は実はタイムマシーンで実際の過去と繋がっているのだと。
そこでダグは事件の鍵を握るクレア(ポーラ・パットン)が殺される前に、
彼女を助けに行くのです。(心を奪われちゃった感じ)

「人は皆、過去を見ている」と言うセリフが出てきます。
鏡の自分にしても、光が鏡に当たって、跳ね返って来るまで、
時間がかかっているわけで、見ているものは全て過去だと。

そう言われれば、いつも見ている月や星も過去のものだし、
過去を覗くタイムウィンドウは、あっても不思議はないですね。
(この理論、変か?(^_^;)

ダグは、すでに起きてしまった出来事に果敢に挑んでいきます。

でも、紙をタイムワープさせるのも苦労したのに、
どうして人間が生きたままワープできるのか、ありえないし、
それに装置に入るダグの姿には苦笑で、ちょっとガクッとくるけど、
話のテンションが下がる事は全くありません。
緊張感を保ったまま進んでいきます。


突っ込んだ救急車、血の付いた服、ボードのメッセージ、
電話、指紋と、キーとなるものが出てきます。
これらのアイテムは、伏線としてしっかり前にあったね~

ダグにとって初めての場面のはずなのに、
『おや、前にも同じものを体験したぞ』とハッとします。
これはデジャヴと似た感覚です。(実際に体験しているところが違う)

この既視感のおかげで、ダグは気付きます。
キーアイテムは、タイムワープした自分が関わっていた事だったと。
それを現在の自分が見たり聞いたりしていたのだ。(最初のほう)

過去を少し変えたくらいでは、大きな本流にたいした変化を
もたらす事はなく、

結果としてクレアは殺され、
その後の自分に過去の記憶は残らなかった・・・

このままでは、ワープ前の現在と同じ方向に行くだけだ。
もっと大きな変化を与えて、支流を新しく作るのだ。
恐らくあの後、本流は消えて支流のほうへと進んで行くのでしょう。

ラストに上手いオチがあります。
本流からやって来たダグは消え、
支流のダグへと鮮やかに交代していくんです。
思わず、ニヤッとしました。

ずっと興奮しっぱなしのアクション・SF・ラブ・ストーリー。
魅力満載です!
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

バタフライ・エフェクト
バタフライ

監督:エリック・ブレス J.マッキー・グラバー 
製作:2003年 アメリカ
出演:*アシュトン・カッチャー *エイミー・スマート *ウィリアム・スコット

きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。

バタフライ・エフェクト」とは、「一匹の蝶が羽ばたいた結果、
 地球の裏側で竜巻が起こる」という、
わずかな違いが後に大きな結果の差を生む「カオス理論」を
表した言葉だそうです。

何も、そんな面倒な理論を持ち出すほどのものでもないと思うけど。

過去の出来事が、ちょっと違っただけで、
未来が大きく変化するというストーリーなんですね。
スリリングなタイムスリップもので、
次から次へと息つく暇もなく展開していきます~!

主人公エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、少年時代、
父親と同じく記憶喪失を時々起こしました。

大人になって、昔の日記を読み返すと、
過去に戻って自分の思ったようにやり直す事が出来る
能力があるのを知ります。
(どんな能力じゃ(≧ε≦) そんな、いかにも作り話的な。)

誰だって、あの時、やり直す事ができたら・・・って
思う事はありますよね。

人の願望をうまくついた能力だと思いますよ。

それで、エヴァンは、愛するケイリー(エイミー・スマート)が
不幸に陥っている事を知り、過去を変えるんですね。

ところが、一つを良くすると、誰かを不幸にしてしまう。
そこが、この映画のポイントなんです。

じゃあもう一度、あの時点をーーという事で、
何度も過去に戻るんだけど、その結果、
何もかもがうまくいくという事がないんです。

ひとつが良ければひとつが悪い。

過去を何回もやり直すたびに、仲間のケイリーやトミーが、
全く違った有様で登場してくるのが、面白かった~(^▽^)

ケイリーなんて、同一人物とは思えない程、
姿が違ってたもんねえ。あの変身はすごかったです。

戻れる過去のポイントは、昔 記憶喪失になっていたところ
と言うのも、うまく考えてありますね。
後になってみれば、あのシーンは、大人になったエヴァンが
やっていた事だったと分かってきます。

そんな事を繰り返して、出した結論は・・・・
哀しくて切ないけど、良いラストじゃないですか。
ケイリーの幸せを第一に考えた選択だったんでしょう。

人生、やり直したら、より良いものになるとは限りません。
一度きりの人生だから、一生懸命やろうって、価値があるんです。


オアシスの曲が良かったです~

テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

コラテラル
コラテラル

監督:マイケル・マン           
製作:2004年アメリカ
出演:*トム・クルーズ *ジェイミー・フォックス *ジェイダ・ピンケット・スミス

その夜は、いつものように始まった・・・

ネタバレあります

トム・クルーズが本格的な悪役に挑んだクライムサスペンスです。
どうもねえ、やっぱりトムに悪役は似合わないんだな~
冷酷非道な雰囲気はさすが役者だからよく出てるけど、
凄みとか壊れてる感じはちょっと物足りないような・・・

でも、この映画、人間模様がすごく面白いです。
ロスに殺しの仕事をしに来たヴェンセント(トム)をたまたま乗せた事で、
殺人計画に巻き込まれた(=コラテラル)マックス(ジェイミー・フォックス)。

この二人はプロフェッショナルです
一人は殺しのプロ。一人は運転のプロ。
反発したり認め合ったりの緊張感の中、
二人の心が瞬間的にでも、
通い合った感じがするところが、好きなんですよね~!

ストーリー的にはマックスの側に立った視点で見た展開になってます。
タクシー運転手のマックスが突然 冷徹なヴェンセントに拉致された形に
なって、一体どうなるのか、生きて帰れるのか?とハラハラさせられます。

マックスはとまどいながらも、
途中でムリヤリ殺し屋のマネをさせられて上手くこなしてるし、
最後にはヒーローみたいに女検事を救ってるし、いい仕事をしてます。

冷淡で無機質なヴィンセントと、一般市民で人間臭いマックスが、
タクシーという密室で言葉を交わすうちに、
お互い心情的に変化していくんですね。


ヴィンセントはマックスに「夢みるだけじゃなく具体的に動き出せ」と言います。
この説教は、マックスの心に響きます。
そして、マックスの、母への見舞いや、コヨーテをよける優しさは、
ヴィンセントの琴線に触れたんじゃないでしょうか。

男二人の気持ちが微妙に近付いた・・・
その男と男のドラマがゾクッとくるんですよ~!


地下鉄のシーンでは、ヴィンセントはターミネーターのような恐さで
追いかけてきたのに、わざと とどめをささなかった・・・
ラストのヴィンセントの姿は、都会の孤独がものすごく出ていました。

アクションだけじゃない、せつない味わいのある、
中身のと~っても濃いヒューマンドラマです。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

カサノバ
カサノバ

監督:ラッセ・ハルストレム
製作:2005年 アメリカ
出演:*ヒース・レジャー *シエナ・ミラー *ジェレミー・アイアンズ

恋愛至上主義
 100万もの恋か、ただひとつの愛か・・・


多くの女性を虜にしたプレイボーイのカサノバ(ヒース・レジャー)が
真実の愛に目覚め、恋の炎を燃やす・・・

「リバティーン」のような耽美で退廃的なムードかと思いきや、
意外にも、軽いテンポで進んでいくラブ・コメでした。

最初のシーンの、母と祖母が言う
「恋の火がつくと自分を抑えられない」性格は、
そのままカサノバも受け継いでいます。

そして、母の「いつかヴェネチアに迎えに行く」のセリフは、
最後のクライマックスで効いてきます。

このように、最初からいたる所に布石が散りばめられているんです。
どこも見逃さないようにしないと。
寝てなんかいられません!

恋愛至上主義で数多くの女性を相手にするのは、
母が出て行った喪失感を埋めるためかもしれません。
母を待ちわびるカサノバは、決してヴェネチアを離れませんが、、
それにしては、何の翳りもなく人生を謳歌している陽気な男です。

そんなカサノバ役のヒースは、背が高く、立ち振る舞いがステキ!!
以前よりおでこが広くなったかな?とも思うけど・・(^_^;
ガッシリ系の男が、いたずらっぽい瞳で笑うと、
そのギャップが実に魅力的なんです~!

モテる男は、今まで出会った事のないような女、
しかも自分を否定する女に心を奪われる・・・という
パターンはよくあるよね~ テレビドラマでも。

相手は女性解放と自立を訴える、知性的かつ行動的な
フランチェスカ(シエナ・ミラー)。
彼女のハートを射止めるため、先回りしたり他人に成りすましたり、
全力投球で頑張るカサノバの様子が微笑ましいです。

あちこちに置かれた布石は最後には見事に回収されます。
絶妙な駆け引きが楽しいし、おしゃれだし、
上手い展開が、とても面白かったです。


一番笑えたのは、フランチャスカの母親が
「この子の父親は巨漢でしたのよ」から繋がる結果。
ここまで全員が丸く収まってくれるなんて、もう万々歳!

従者のルポも、フランチェスカの弟のジョバンニも、
なくてはならない味付けをしてくれて、
思いがけないラストを作っていました。

ドタバタ喜劇だけど、映像も美しく、
上品な雰囲気に仕上がっていて、
ストーリー展開とヒースの魅力でとても楽しめる作品です。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ロック・ユー!
ロック・ユー

監督:ブライアン・ヘルゲランド
製作:2001年アメリカ
出演:*ヒース・レジャー *ポール・ベタニー *アラン・テュディック

決闘血が上がる。

中世の騎士のお話を現代風に味付けして、
楽しい仕上がりにしてあります。
全編にROCKが流れ、それだけでも、もーサイコー! \(^o^)/

この邦題は、作品中に流れるQueenの曲から取ったものです。
他にもDavid Bowei 、Sly & the Family Stone、Eric Claptonなど流れます。

とにかく元気が出る映画です。
未来に夢と希望が溢れていて。


階級社会での平民の出世物語は、見ていてとても気持ちがいいです。
ウィリアム(ヒース・レジャー)は、実力とまっすぐな心で、
どんどん自分が望んだものを、掴んでいきます。

「運命は変えられる」と信じ、目の前にある壁を乗り越えようと、
果敢にチャレンジしていく若者って、いいねえ~☆・:.,;*


馬上槍試合が全体に快活なリズムを付けていて、興奮しちゃいました。
「行け~!」 バシッ★って感じでね。
本気モードで応援してしまいました。

ヒース・レジャーの爽やかさ全開で、これにも「決闘血」が上がった!
彼は、この作品が、他のものより一番カッコ良く見えるんじゃないかな。
魅力がはじけています。

仲間となるチョーサー役のポール・ベタニーも、
相変わらずの怪演ぶりを発揮してます。
最初、いきなり裸で登場なんですからね。個性強いわ~

仲間との友情あり、恋もあり、父との再会もありで、
見所がけっこうありました。
元気になりたい時に、この作品はいい!

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

クラッシュ
クラッシュ

監督:ポール・ハギス
製作:2004年 アメリカ
出演:*ドン・チードル *マット・ディロン *サンドラ・ブロック

人はぶつかりあう。 
 人は人を傷つける。
 怒り、哀しみ、憎しみ、孤独。
 それでも、人は、人を愛していく。


最初の車同士の衝突に始まって、
いろんな人同士の衝突があります。

黒人だのメキシコ人だのアジア人だの、
侮辱したセリフの言い回しによって、
人種差別問題が根底にあるんだと、初めは思いました。

実際、アメリカの現実を見せ付けられた気がしました。
ものすごい数の人種がいる事。
白人が、無意識に差別や偏見というものを抱えている事。
私が想像した以上に、根深いものがあるんだなあと、
再認識させられましたよ。

ストーリーが進むにつれて、たくさんの登場人物がみんな、
イライラしているものだから、ささくれだってトゲトゲしい
感覚ばかりが伝わってきます。

これは、人種差別問題を超えて、
人間の心のありようが問題じゃないかと思えてきました。
人間の心の中にある負の部分が、
衝突の連鎖を引き起こしているのだと・・・


怒り、いらだち、不満、憎しみ、差別が、
外に向かって発せられるのは、
根深い人種差別問題も一つの要因ではあるけど、
全ての原因ではない。

負の部分は誰もが持っているのです。
その感情にまかせて行動すると、
すれ違いやトラブルなどの負の方向にしか進みません。


前半は、その具体例を、これでもかと言うくらいに見せられます。

だけど、後半では、心の正の部分を効果的に出してくるんです~!
これが上手いんですよね。

人は、負の部分を補って余りあるくらい、
正の部分も併せ持っています。

優しさ、思いやり、愛情、正義感も、存分に描かれています。

ささくれだってガサガサしたところに注がれる潤いは、
実に倍以上の力を持って、ジワ~と沁みてくるじゃないですか!

またちょうど、心をゆさぶる音楽が良い具合に流れて、
目頭が熱くなるんですよ~

表裏一体で不完全な人間が、とても愛おしく感じられました。
と共に、人間関係・社会の潤滑油は、
心の正の部分にあると改めて気付きましたね・・・

多くの登場人物が均等の比重で描かれていて、
こちらのエピソード、あちらのエピソードと飛び回るのに、
グチャグチャにはならず、理解しやすいように展開していきます。

「ラブ・アクチュアリー・ビター編」かな、とも思ったけど、
それよりもエピソードの絡め方がずっとうまく出来てます。
構成が見事な群像劇ですね。

私は透明マントのエピソードのエピソードで一番泣けました~(T_T)

2005年度アカデミー賞 作品賞・脚本賞・編集賞 受賞

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ザ・ハリケーン
ハリケーン

監督:ノマン・ジュイソン     
製作:1999年 アメリカ
出演:*デンゼル・ワシントン *ロッド・スタイガー *レオン・シャノン

真実は、負けるはずがない。

ネタバレあります

タイトルがハリケーンだからって、
異常気象のパニック映画じゃないです。
勘違いされやすくて、損している気がするなあ。

実在のボクサー、ルービン・カーター(デンゼル・ワシントン)
のリングネームが“ハリケーン”なんです。

実話の重みがすごく感じられた作品でした。
冤罪で30年も投獄されたボクサーが、
無実を証明し、自由を勝ち取るまでの物語です。

それはもう、壮絶な長い道のりでしたよ。
希望と絶望の繰り返しです。

本当の絶望って、私が感じているようなものより、
もっともっと悲壮感溢れ残酷で苦しいものなんだなあと、
胸を締め付けられる思いで観ました。

だけど、ほんの小さな希望の光が先に見えてくるだけで、
人間は生きる力を与えられるんですね。


カーターが獄中で書いた本を、
たまたま読んで感銘を受けた黒人少年との出会いがあり、
心温かいボランティアグループの人たちの尽力があり、
カーターは生きる望みをかけて闘っていきます。

このカナダのボランティアグループが、どうして他人のために、
あそこまで心を尽くして働きかけてくれたのか、
その背景が詳しく描かれていないので、
出来すぎた話のように見える難点があるんですが、、
外国では、ボランティアの精神が、
本当に純粋で半端じゃないのかもしれませんね。

人との出会いが、人生を大きく変えていくものだと、
つくづく思いましたよ。

デンゼル・Wの抑制した演技は最高でした!!
デンゼルの作品の中で、これが一番好きなくらいです。
これで、オスカーを獲ってほしかったなあ~~!

ボクサー役なので、鍛え抜かれた身体を作り上げるのも
大変な努力が必要だったでしょうねえ。
若い時のカーター、
年をとった時のカーター、
希望に胸を膨らませているカーター、
あるいは絶望の深淵を見るカーター、
いろんな状態を見事に演じ分けていたし、
心の葛藤も伝わってきて、役者魂を感じました!

途中で、カーターを応援していた、
ボブ・ディランやモハメッド・アリの実映像が入っているのが、
この作品を、よりリアルにしていました。

感動に胸が震えました。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

シンデレラマン
前記事つながりで、ボクシングに関連する作品を持ってきました。
シンデレラマン

監督:ロン・ハワード
製作:2005年アメリカ
出演:*ラッセル・クロウ *レニー・ゼルウィガー
    *ポール・ジアマッティ *ブルース・マッギル

--心で語り継がれる<奇跡の実話>--

実在のボクサーのストーリーなんですね。
たいてい、ボクサーって、富と名誉のために戦うものですよね。
そして、野生的で闘争本能が強く、ギラギラした人が多い。

でも、この映画のブラドック(ラッセル・クロウ)は全く違いました。
ボクシングをやるのは、ただひたすら、
家族を貧困から守るため。家族を食べさせるため。
自分自身のハングリーじゃなくて、
家族への強い愛が原動力となっている所が胸を打つんですよ~

1930年代のアメリカ大恐慌。
それは、ハンパじゃなくひどい暮らしぶりが描き出されていました。
冬に電気も止められ、子供の病気も治せない。

多くの失業者が出て、みんなそんな状況だったんでしょう。
絶望の中で人々は、同じ境遇のボクサー、ブラドックに希望を見出しました。
観客は自分自身を彼に投影し、応援したんですね。

殴られても立ち上がる彼の姿は、
大恐慌という時代の中で一層光を持ったんだと思います。

人々から多くの共感を得ました。

マックス・ベアとの一戦は、多分勝つんだろうと分かっていながら、
すごくハラハラさせられるシーンになっていました。
大きなパンチと共にフラッシュが光って、何度KOされたと思った事か。
手に汗を握りましたよ。
(これ、DVD特典には実際の試合映像があって、興味深かったです)

マネージャーのジョー(ポール・ジアマッティ)がすごくいい人で、
いつもブラドックを支え、励まし続けてくれましたね。

彼との友情そして夫婦愛も溢れるヒューマンドラマでした。

テーマ : お気に入り映画
ジャンル : 映画

亀田家の話
今、巷で話題になっているのは、亀田家の事。
うちはスポーツ観戦が好きで、
先週のボグシングのタイトルマッチを観てましたよ。
経験の多いチャンピオンに、18歳がどこまで健闘するのかって思って。
(言っておきますが、亀田家の事は好きでも嫌いでもありません)

本当にがっかりな試合だったわ~ 反則が出るとは。。。
クリーンな試合をやっていれば、
ビッグマウスだってパフォーマンスだと割り切れるのに。
結局、自分で自分を貶めたわけですね。

あれから毎日、テレビで話題になってるじゃないですか。
内藤選手の人の良さが滲み出てくるにつれ、
白と黒の対比がハッキリして、
世間では、ますます亀田家=ワルの印象が強くなりましたね~

と言うか、以前から快く思っていなかった部分に対して、
これを機に、みんなが堂々と批判を言えるようになり、
その声が大きくなったという感じですね。

以前に、私は亀田選手に関してのコメントで、
>世間は味方にもなるし敵にもなる
と書いたけど、世間は手の平の返し方が早い!( ̄∇ ̄*)ゞ

日本人って、型破りが出てくると、
一時的にそれに飛びついて もてはやすけど、
本質的には崇高な精神とか謙虚さというものの方が好きなんじゃないかな。

もし、あの試合の後、すぐに反省して謝罪の会見をしていたら、
ここまで騒動が大きくなる事はなかったかもしれませんね~
(そういう性格の一家じゃないか。。。
 でも、エリカ様でも謝罪をしたんだよ)

朝青龍だって、同じ事。
謝罪の一言もないし、崇高な精神を感じられないから、
みんなの批判が集まっているんだと思うんですよ。

スポーツには絶対にフェアプレイを求めます。
今までボクシングを何だと思って練習してきたんでしょう。

大毅選手は1年間ライセンス停止。
1年は長いけど、腐らずに、一から出直してちょうだいね。

亀田父は、無期限でセコンドライセンス停止。
これからずっと、息子たちの練習指導もできないんですってね。

反則プレイをするような選手にしたのは、
スポーツマンシップを教えてこなかった父親に
大きな責任があると思いますよ。

ただ、今まで息子たちを訓練して育て上げる事が生きがいだった人が、
生きる糧を奪われて、絶望の淵に追いやられた時、
どうなるのかちょっと心配です。

あと、亀田兄の方が、これからどういうスタイルでプレイしていくのか、
またそれは気になるところですね~

私のように普段ボクシングに興味のない人間にでも、
試合を観させる力は持っている一家なんですよね。
それは紛れもない事実でしょう。

だから、潰れずに這い上がってほしいと思います。

テーマ : ボクシング
ジャンル : スポーツ

父、帰る
父

監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ      
製作:2003年 ロシア
出演:*コンスタンチン・ラブロネンコ *イワン・ドブロヌラヴォフ
    *ウラジーミル・ガーリン

なんで今さら帰ってきたんだ

二人の兄弟は、母子家庭でつつましく暮らしていましたが、
そこへ12年ぶりに、突然父親が帰ってきます。
戸惑うばかりの子供たち。
次の日、父は兄弟を小旅行に連れ出します。

不思議な味わいの映画なんですよ。
親子ものによくある、ほんわか暖かい雰囲気とか
熱い思いとかはまるでありません。

子供目線で描いている作品で、
私も子供に共感してずっと苛立ちが続き、
納得いかない気持ちで観てしまいます。

それと言うのも、突然帰ってきた父は、
感情的で命令口調。その上横柄な態度。
子供にしてみれば、とても理想的な父とは言えないでしょう。
母にしても、事情を説明してくれないんです。

どうして突然帰ってきたのか?
それまでどこで何をしていたのか?
父子三人の小旅行の目的は何なのか?
土に埋めていた箱の中身は何なのか?
「誤解している」の意味は?

観ていたこちらにすら、一切説明なし!!
謎は謎のまま、湖の底にユラユラと沈んで消えていってしまいました・・・

でもね、子供たちの描き方、演技が素晴らしい!

兄アンドレイ(ウラジーミル・ガーリン)は威圧的な父にも
男として認めてもらいたくて、父の後を従順についていきます。
弟イワン(イワン・ドブロヌラヴォフ)は子供らしいストレートな
感情をむき出しにして、反抗的な態度を取ります。

高くそびえる飛び込み台は、父親の象徴なのか
ジャンプのできる兄と、尻込みする弟とでは、
父親を受け入れる気持ちが異なり、
兄のほうが、より父親を身近に感じています。

ショッキングな出来事の後、ムードは一転し、
兄はまるで父のように冷静に命令を出し、弟はうろたえる。

その時二人は、父がどんな人間であろうといてほしかったと
思ったでしょうね。
でも、息子というものは、いつか父を乗り越えていくものなんだ・・・
初めて接した父性により、一周り成長した姿を描いています。

風景の美しさと、雨のシーンと、モノクロ写真が印象的です。
地味だけど、心にひっかかる作品ですね~

兄役のウラジーミル・ガーリンは、撮影後に湖で溺死したそうで、
それを知って、より一層悲しみと感慨が深くなりました。

2003年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞・新人監督賞 受賞


テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ある子供
子供


監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
製作:2005年 ベルギー・フランス
出演:*ジェレミー・レニエ *デボラ・フラソワ *オリヴィエ・グルメ

痛みを知ること、やさしくなること。

この映画、音楽が全くない事や、
セリフが少なくて、一つの状態を長く撮っているところなど、
「息子のまなざし」に似ているなあと思っていたら、
やっぱり監督が同じダルデンヌ兄弟でした。

「息子のまなざし」はすごく印象的でよく覚えているから、
2度目となる今作では、個性的手法に驚く事はなかったです。

この作品は、主人公の20才の男ブリュノ(ジェレミー・レニエ)の
未熟さ加減を、ひたすら追っていきます。

18才のソニア(デボラ・フランソワ)との間に赤ちゃんが生まれても
父親の自覚なんてまるでなく、
その日暮らしの荒んだ生活をしています。

ソニアも若いしひどく幼稚で、二人がじゃれ合う姿は小学生並み。
子供が子供を産んじゃったわけですね。あ~あ。。。

次から次へと無思慮な行動をとり、とことんダメぶりを見せてくれる。
食べていくためにやる事は、
盗品を売ったり、ひったくりをする事。
赤ちゃんですら、盗品と同じような扱いをするんですよ。

最初のうちは、『何やってるの』って腹が立ちましたよ!
そのうち、あまりに愚かで、だんだん悲しくなってきた。。。
こんなんでどうするの、コイツは・・・と哀れを感じたわ。

産んだ女性は、子供を自分の分身のように思えるから、
まだ大切にしようとする気持ちが芽生えやすいでしょう。

だけど、男性にとっては父性というのは、
子供と触れ合っていかないとなかなか感じる事はできません。
おむつを換えるとか、ミルクを飲ませるとか、
あやして笑わせるとか、そんな中から徐々に生まれるのでは?

そういう事をしないブリュノにとって、
赤ちゃんは命ある者という感覚がありません。

でも、根っからのワルじゃないって事は見ていて分かるんですよ。
少年が寒いと言えば、足をさすってやったりする男なの。

どうしてあそこまで浅はかなのか?
それは、本当に無知だから。
周りに、彼らを導いてやる大人、お手本になる大人が、
一人もいないんですよ!


学んで成長する機会や場所から転げ落ちたまま、
置き去りにされちゃってる。

この作品は、こういう大人になれない子供、
恐いほど無思慮なまま生きている子供が、
増えてきている現実を切り取って見せてくれています。


気になるのは、やっぱりラスト。またバシッと幕を下ろされたなあ。
何か言いなさいよ!

ブリュノは一度も「すまない」って謝ってないのだ。
もし、この一言が聞けたら、
彼らは失敗を反省し、多少成長したと希望が持てるでしょう。

でも、私には『刑務所イヤだよう』くらいしか
言いそうにないように思えます。
大人になるのに、1cm程しか前進していない気がします。

私がえらそうな事を言える立場ではないけど、
自分の事だけじゃなく人の事も大切に思えるように、
計画的に生活する事ができるように、
そんな風になるには、もっと経験を積む必要があるんだろうなあ。
そして社会も彼らに無関心ではいけないんです。

カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞


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「息子のまなざし」

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

息子のまなざし
息子

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ  リュック・ダルデンヌ  
製作:2002年 ベルギー
出演:*オリヴィエ・グルメ *モルガン・マリンヌ *イザベラ・スパール

人は受け入れることから、愛が生まれる。

ネタバレあります

惹かれるタイトルですよね~
家族愛をテーマにした映画かと思いきや、見事に裏切られました。
そんなほのぼのとした感情は一切ない作品でした。

職業訓練校で先生をしている男オリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)のところに、
少年フランシス(モルガン・マリンヌ)が入校してきます。
その時から、オリヴィエは心中穏やかでなくなり、
獲物を探るような目で少年の姿を追いかけます。それはなぜか・・・

その少年は、オリヴィエを不幸のどん底に落とした張本人でした。
憎んでも憎みきれない相手でした。
でも、少年のほうは気付いていません。

それを知ってから、私も胸が痛くて苦しくて、
それでも、とにかくこの二人の行方を見守るしかないと思って観続けました。

オリヴィエと少年の間には、微妙な距離感と緊迫感が流れています。
オリヴィエの無表情を装う顔のアップ・・・ひたすら沈黙・・・

この映画は音楽が全くありません。セリフもかなり少ないです。
間の多い独特な映画です。

でも、沈黙の中に、『言いたい事は山ほどある』という心の声が、
ビンビンとこちらに伝わってくる~!
 う~苦しい! (>_<。)

調べてみると、少年も、孤独で不幸な身の上でした。
この子役のモルガン君、陰をうまく表現できる哀愁ある少年だなあ。

いつしか、オリヴィエは、少年の中に、
自分の息子の面影を追うようになります。

タイトルの「息子のまなざし」と言うのは、
少年に息子のまなざしを見たという意味でしょうか。

どちらかと言うと、おじさんオリヴィエ目線の映画なので、
「父のまなざし」に近い気がしたんですが。

二人の関係は少しずつ近づいているように思えます。
どうなるのかと言うところで・・・

驚くのは、ラストのシャットダウン。
バシッという幕の下ろし方。
「ええっ~~? ここで終わり?」思わず叫びました。
そんな私を突き放すように、音楽のないエンドロール。
シーン・・・静寂・・

じゃあ、少年の気持ちはどうなの?罪の意識とかさあ!
観る側としては、いろいろ考えを巡らす事はできるけど、
私は、彼自身の言葉で何か言ってほしかった~~

一風変わったこの作風は、忘れがたいです。
ラストに不満はありつつも、印象度で、★★★★★だと思います。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

MACHINE HEAD
マシン・ヘッド

自分のお小遣いで初めて買ったROCKのレコードは、
ストーンズでもなく、ツェッペリンでもなく、
このディープ・パープル「マシン・ヘッド」でした。

1曲目の「ハイウェイ・スター」は衝撃的でした~!
スピード感、ドライブ感、どれも圧倒的なパワーで襲ってきました。
なんだこれは! とんでもなく血が騒いだ事を覚えています。

ディープ・パープルは、日本人に
最も好まれたハード・ロック・バンドじゃないかな。
バンド名や曲名を知らない人でも、
どこかで必ず彼らの曲を聴いていると思います。

例えば、缶コーヒー・ブラックのCMの「ブラック・ナイト」や、
バンド初心者が必ず演奏したがる「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は有名です。
(「ブラック・ナイト」はシングル曲で、アルバムには収められていません)

どの曲もPOPで覚えやすいフレーズで占められているんですよね~
曲作りがすごく上手いと思います。
絶対に頭の中に残るんですよ。

ツェッペリンが変化球だとすると、
ディープ・パープルはど真ん中の直球。それも剛速球!
胸にズバーーンと飛び込んで来ます。
ストレートなROCKで、実に多くの人の心を掴んできました。

何度もメンバーチェンジをしている中で、
私は第2期の、ボーカルがイアン・ギランの時代が大好きです。
どのアルバムも良いんですが、今回は思い入れのあるこの「マシン・ヘッド」です。

「ハイウェイ・スター」は、まるで実際にハイウェイを走っているかのような
うねりと疾走感に溢れ、最高のハード・ロックの仕上がりです。
リッチー・ブラックモアのギター速弾きは驚異としか言い様がありません。

「ネヴァー・ビフォア」では、イアン・ペイスのタイトなドラムがバッチリ効いていて、
メイン・リフが心地いいです。

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、イントロからして、
一度聴いたら忘れられない。
シンプルな音の組み立てなのに、本当にカッコいい曲ですね!
ロジャー・グローバーのベースもとても生きています。

「レイジー」は7分以上もある長い曲。
ジョン・ロードのキー・ボードとギターの組み合わせで、
音が2倍に広がりを持って聴こえます。

「スペース・トラッキン」イアン・ギランのシャウトが印象的で、
ラストまでテンションが下がる事はありません。

メンバー全員の技術が高く、そのバランスがすごく良いバンドだと思います。

これは聴けば聴くほど快感を得られる傑作です。

テーマ : '70年から'80年の洋楽
ジャンル : 音楽

バットマン ビギンズ
バットマン


監督:クリストファー・ノーラン
製作:2005年 アメリカ
出演:*クリスチャン・ベール *マイケル・ケイン *ケイティ・ホームズ
 *リーアム・ニーソン *ゲイリー・オールドマン *渡辺謙

今までのこのシリーズは、アメリカンコミックらしい
コメディっぽい作りでした。
でも、今作は、バットマンの真実と言うものを
ダークなムードで見せてくれて、
前作までとかなり違う趣きになっています。
バットマンの人となりに迫るところが、なかなかいいですね~

コウモリの姿に扮している理由、
そして、そこに至るまでの過程を、
けっこう時間をかけて説明してくれてます。

以前の作品にも、コウモリに襲われるシーンは
ありましたが、今回はもっと詳細に描いています。

ブルース(クリスチャン・ベール)が心に抱える、
トラウマ、恐怖、罪悪感が伝わってきますね。

そんなダークで重厚な雰囲気が今までのアメコミとは
一線を画していて、私はとても好きです。

生まれながらに超人的な力を持つ特別な者じゃなくて、
普通の人間が悪と戦うという所がよく出てました。
人間としての苦悩がシリアスに描かれている、
そこがこの作品の最大の見どころだと思います。

物質的な事では、生身の人間なので、
装備・道具・乗り物などが特別じゃないとムリですよね。
その点では、大財閥の御曹司ならではのものがありました。
ここはコミックらしくハンパじゃない大金持ちってところ、魅力です~

それにしても、脇をかためる俳優がすご~い!!
ゲイリー・オールドマンが、いつものクセのある感じじゃなくて、
ものすごく控え目で、まじめな役柄だとは、びっくり。

マイケル・ケインやモーガン・F.もさすがの存在感。
家にマイケル・ケインのような執事がいたら、最高!

渡辺謙さんは、リーアム・ニーソンとセットみたいな使われ方で、
それだったら、再度登場させてくれても良かったんじゃないの?
ファルコーニとかクレイン博士など、悪役が多過ぎるから、
余計に謙さんが目立ちませんでしたよ・・・残念ながら。

主演のクリスチャン・ベールは、ブルースの時とバットマンの時では、
別人に見えます。
いかにも変身という感じで良いわ~

でも、私は、バル・キルマーのバットマンが一番好きですけど♪

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

マシニスト
マシニスト

監督:ブラッド・アンダーソン         
製作:2004年 スペイン/アメリカ
出演:*クリスチャン・ベール *ジニファー・ジェイソン・リー 

すでに1年間365日眠っていない。

なんとも不気味なムードが漂う映画。
暗くて、謎めいていて・・・
なぜだか、私はこういうのを観てしまうのだ~

上の写真を見て・・・
この映画の凄味は、クリスチャン・ベールのガリガリの体に尽きます。
骨が浮き出て、極限状態の姿。
役作りのために、30キロ近いダイエットをしたらしいです。
すっごい役者魂だね~ 
私なんか2キロでも痩せられないのに!

トレバーは、機械工(マシニスト)として働いているが、
極度の不眠症に陥り、すでに1年間もほとんど眠っていない状態だった。
彼の周囲では、不可解な出来事が次々と起こり始める・・・

眠っていないと言っても、全く眠ってないわけじゃなく、
いつもウトウトして、コーヒーを飲みながらでも、一瞬眠りに落ちてるんですね。
自分では自覚してないけど、ちょっとだけ睡眠をとっている状態。

もう、倒れそうで、いかにも不健康で、ちょっと~大丈夫?って感じ。
大丈夫なわけないんだけど。

冷蔵庫のドアに不気味な張り紙が・・・
あれ、だんだん、文字が増え、線が増えて形になっていくの。
きっと意味があるだろうから、どんな言葉・絵が出来上がるのか、
それが気になって見続けてしまいましたね。

どうして、トレバーがこんな鬼気迫る状態になったのか、
過去の出来事に原因があるんだろうなと想像はしてました。

ラストで、それがハッキリと明かされます。
と、その謎は、1年間の不眠症という異常性と、同じくらいの
出来事ではなかったんで、少々、肩透かしをくらいました。

それまで、「なんで?」 という気持ちが強かっただけにね。
結果、「ウン?」状態でした。
もっと凄惨なものを勝手に想像してたんだよね~

でも、とにかく、封じ込めていた過去の出来事により、
良心の呵責にさいなまれて、妄想にかられていたのです。
ある意味、嘘をつき通せない人だったんですね。

1時30分。交差点。赤い車。シガーライター。母と息子。
これらが、見事な伏線となって、出てきてました。

ストーリーよりも、とにかく、クリスチャン・ベールの驚愕の姿に、
ただただ、たじろいだ作品でした。

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

ブロークバック・マウンテン
わさぴょんさんと、この作品について話していたら、
やたら懐かしくなったので、この感想をブログに持ってきました。

すっごく長いので、読む方は覚悟して下さい。

ブロークバック

監督:アン・リー           
製作:2005年 アメリカ
出演:*ヒース・レジャー *ジェイク・ギレンホール *ミシェル・ウィリアムズ
   *アン・ハサウェイ

はじまりは、純粋な友情の芽生えからだった

これって、ハマる映画だわあ~!
初め観た時は、私個人としてはすごく好きだけど、
作品的内容からすると、世界各国の映画賞を総ナメって
いうのは、どうなんだろうと、冷静に構える自分がいました。

でも、映画を反すうしながら主人公たちの事を考えていると、
どうしてもまたあの二人に会いたくなる。
次の日になっても二人に会いたくてたまらなくなる。
それで、何度も繰り返し観てしまいました。
このブロークバックは、私の心を捉えて離さない!
同じように、世界中の人々の心を捉えての賞だったのでしょう。

寡黙で素朴なイニス(ヒース・レジャー)と
少年の心そのままのようなジャック(ジェイク・ギレンホール)、
正反対の性格の二人が、ひと夏、羊放牧の管理の仕事をします。

ここの大自然の風景は圧巻です。
壮大な山々に、表情をいろいろ変える雲。
山腹に群がる見た事もない数の羊たち。
その果てしなく雄大な自然の中で、たった二人が、
黙々と働いているのです。
BGMで、アコースティック・ギターの哀愁を帯びた
メロディーが流れる♪・・・これがすごくいい!!


このシチュエーションは、二人が結び付くのに、
大きな影響を与えたと思うわ~

それでも、最初観た時は、ものすごく淡々とした運びに、
それぞれの登場人物の心情が、
詳しく描かれていないじゃないか、と思いましたよ。

でも、2回目観ていくと、細やかな演出が
成されている事に気付きます。
ワンシーンの解釈にしても、観る者がいろいろと
思い巡らせるように、余白が取ってある映画なんですね。

多くの説明がない分、こちらの思い入れ次第で、
その余白にたくさん詰め込んでいけるのです。

アン・リー監督ってすごいセンスを持ってますね~

==ここからは、あらすじのようになってしまったので
   未見の方はご注意ください==


1回目観た時は、二人が友情の一線を越えるのは、
ものすごく唐突に感じられたんだけど、
2回目観てみると、ジャックは最初からイニスの事を
ジットリと熱のこもった目で見てるよ。見てる!

イニスが裸になって身体を拭いている時でも、
ジャックは何でもないように背中を向けているけど、
実は息を殺すように自分を抑えているんだよね~
こういう事は、2回目以降に見えてきたから不思議です。

二人が主役なのに、映画賞では、
主演男優賞がヒース・レジャー、
助演男優賞がジェイク・ギレンホールとなっているのは、
なぜだろうと考えていたんですが、
これはやっぱり、イニスの物語なんだと思いましたね。

1960~70年代、同性愛に対する偏見が根強く、
人に知られたらリンチで殺されるような時代でした。
実際にイニスは、子供時代に、
リンチで殺された死体を見せ付けられました。
手を下したのはイニスの父親で、
『愚かなマネをすると、こんなひどい目に遭うんだぞ』と
強烈に戒めを受けていました。

イニスはジャックに出会うまでは普通に女性を好きで、
アルマ(ミシェル・ウィリアムズ)と婚約もしていた。
でも、ジャックに出会い愛してしまった。。。
それが、たまたま同性だったため、
深い苦しみを味わう事になるのです。

ジャックのほうは、自分がゲイである事を受け入れていて、
一途に自分の想いを相手にぶつける事ができるし、
どうしてもやりきれない時は男娼まで買ってしまう。
割と自分の気持ちに素直に行動できるタイプです。

それに比べると、イニスのほうは、罪の意識が強く、
苦悩が大きかったでしょう。


ひと夏の羊番の仕事が終わった時、
あっさりと別れる二人だけど、
直後イニスはまるで嘔吐するかのように嗚咽して崩れます。
別れた寂しさだけじゃなく、
とんでもない事をしてしまったと言う後悔と、
それを断ち切れそうにない自分へのおののきが、
あまりにも大きくて、立っていられない程だったんでしょう。

その後は、二人とも普通に結婚し子供も設けます。
そのまま普通の暮らしをしていれば、
ブロークバックでの事はただの思い出になったのに、
それでは気持ちが収まらなかったんだね。。。

4年後、再会を果たします。このシーン好きなのよね~
二人は一度、友情のハグをするんだけど、
目を見てお互いの気持ちを瞬時に察し、
熱い抱擁に変わるの♪

そこを偶然、イニスの妻アルマは目撃してしまいます。
ミシェル・ウィリアムズのショックを受けた演技がすっごく良い!
言葉には出さないけど、不信感と嫉妬と怒りの葛藤。

二人にとって、ブロークバックでの密会は、
初めのうちは楽しかったでしょう。
ブロークバックの山だけは、彼らを責める事なく、
受け入れてくれたんだから。


でも、山を下りれば、二人には現実の生活があります。
二人で会えるのは、年に2~3回のみ。
想いは募り、一緒にいられない苛立ちに悩まされます。

妻と不仲になり離婚後のイニスは、
家族を失い、経済的にも苦しく、誰とも恋愛できず、
ジャックと暮す事など世間的に毛頭できません。
この時のイニスは実に孤独でした。
男性を愛している自分を受けいれる事ができず、
それを隠して生活していくしかなかった。

異端では生きていけない苦しさがそこにはあります。
二人はどうしようもないんです。
当時は許されない愛なのだから。
それでもどうしても相手に惹かれてしまう。
その苦しさを20年も抱えていたんだよ、二人は!
どうにもやりきれないね。。。
この行き場のない哀しみに、私だって張り裂けそうになったわ。

「いっそ別れられたら」「おまえのせいで自分を見失った」と
一気に感情が溢れ出して、泣き崩れる二人。
このシーンは何度観ても泣けるわ~~(T_T) ここツボ


でも、別れはジャックの悲惨な出来事によって突然やって来ます。
二人の愛の深さゆえに、周囲の人たちを、
知らないうちに傷付けていたようですね。
イニスの妻もそうだし、ジャックの妻、ジャックの両親も、
みんな彼らの秘密に気付いていた。
細やかな表情にそれは出ています。
特にジャックの母親は複雑な心境を目で物語っていましたね。

最後に出てくるシャツには、また泣かされましたよ~(T_T)
イニスは、ジャックの部屋で2枚重ねてハンガーにかけてある
シャツをみつけます。
袖口に血のついたブロークバックで殴りあった時のシャツだ!

イニスのチェック模様のを下に、ジャックのブルーのシャツを
その上から包み込むように重ねてあるんです。
それを形見の品として受け取ったイニスのクローゼットを見ると、
逆にジャックのシャツが下になって、イニスのシャツが上から
包み込むようにかけてある~~
もう、この演出、ニクいね~~

ジャックがいなくなった後、イニスは心なしかスッキリして見えます。
自分を呪縛してきたものから解放された気持ちもあるんでしょう。
これで、ジャックとの愛を永遠のものに昇華させる事ができたんです。

19歳で居場所をなくしたと言っていたイニスは、
その後ジャックと出会い強い愛を知りますが、
ブロークバック以外に居場所はなく、恋愛に翻弄され、
20年近くをまともに生きられませんでした。
最後にやっと迷わずジャックを愛する境地に至り、
自分の居場所に落ち着くことができたんですね。

これは、イニスの物語に違いありません。

私は、この映画では常に二人の立場でのめり込んできました。
それぞれの妻もかわいそうだとは思ったけど、
妻の立場になって感情移入するという事はありませんでしたね。
でも、観れば観るほど、いろんな人の心の機微が伝わってきて、
せつなさで一杯になります。
こんなに、登場人物との世界を共有したのは珍しいですよ。
いつまで後を引くんだろう。。。

エンドクレジットで流れるウィリー・ネルソンの
「He was a friend of mine」と言う曲にも、再び涙ですよ~

2005年アカデミー賞監督賞・脚本賞・作曲賞 受賞

テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

メメント
メメント

監督:クリストファー・ノーラン
製作:2000年 アメリカ
出演:*ガイ・ピアース *キャリー・アン・モス *ジョー・パントリアーノ


記憶が10分しかもたない前向性健忘という障害を持った男が、
妻殺しの犯人を捜すという内容です。

手に入れた情報を忘れないように、男(ガイ・ピアース)は、
メモ、ポラロイド写真を駆使し、体にタトゥーまでして
記憶を書き残していきます。

とにかく、斬新な作りにはガツーンとやられました~!
まずラストシーンから始まって、
10分の記憶の断片を、時間を逆行して見せるという手法なんです。

これだけでも、最初、ハ?と思いました。
主人公の記憶喪失の混乱を疑似体験させられるわけです。

断片の間には、時間が順行している白黒部分が、挟まれてます。

だから、全てを理解するには、逆行部分のみを、
時間軸に沿って並べ替えないといけないんですよ。

DVD特典には、ちゃんと再構築された
「リバース・シークェンス・バージョン」が入っていたようですが、
私は時間がなくて見れませんでした。残念。。

この特殊な手法には、なるほどと唸る上手い仕掛けがあって、
最初のほうで見せられた情報が正しいと、
ずっと先入観を持って見せられてしまいます。
だから、ラストでの衝撃度が増して、あっと言わされるんです。

それと、人間の記憶なんて曖昧なものですよね。
その上、信じるものが、全て真実とは限らない。
自分に有利な記憶だけを残しているのかもしれない。

そう言った、観る側の間違った先入観と、
主人公の記憶の歪みのせいで、二重にネジレが発生し、
驚愕の結末へと繋がったんです。


完全にしてやられましたわ!

観終わって、驚きが収まった後には、
犯人を捜す事だけに生きる拠り所を求めた、
哀しい男の姿が残って、切なかったです。

テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画

ステイ
ステイ

監督:マーク・フォースター 
製作:2005年 アメリカ
出演:*ユアン・マクレガー *ナオミ・ワッツ *ライアン・ゴズリング

あなたの感覚を試す感動のイリュージョン・スリラー!

この謎めいた雰囲気は好きです。

映像が凝ってますね~
ブルーに歪んだ水族館、永遠に続くらせん階段、
ブルックリン橋の怪しく揺れるモヤなど、
どれも不思議ムード全開です。

だから、最初のうちから、仕掛けのある話なんだなと
分かるんだけど、それがどの種類のオチなのか、
なかなか読めません。


それでも、もどかしいイライラはなく、
魅力ある俳優陣のおかげで、ずっと観ていられます。

思わせぶりなセリフが途中でありました。
「どれが現実か?これが夢なら現実は夢の中だ」
「仏教の教えにある通り、この世は全て幻だ」
(色即是空の事?)

これらのセリフのように、現実とも夢ともつかない、
映像で占められていて、かなり惑わされたけど、
ストーリーとしては、実にハッキリと境界線がありましたね~

ラストに来て、「そういう事なのか」と分かりました。
最後の最後まで観ないと、理解できない作品になってました。


ここからネタバレあります****




現実は、最初と最後の事故のシーンのみでしたね。
あとは、全て夢だったんだ~!

ヘンリー(ライアン・ゴズリング)が事故に遭い、
生と死の間をさ迷う朦朧とした意識の中でみた、
幻想だったんですね。


山ほどの「Forgive me」が表す謝罪や、強い悔恨の情、
両親やガールフレンドへの愛情、
助けて欲しいと言う気持ち、
それらが短い時間の中で、繰り返し渦巻き、
混乱した世界を作り上げたんですね。
切ない感情に溢れた話だと、最後に分かりました。

この作品が分かりにくいのは、一人称がすり替わってしまっているから。
これは逆に画期的なポイントなのかもしれません。
ありえない視点だけど、そのせいで、倒錯の面白味は出ました。

でも、辻褄の合わない点もあります。
「ベス・リーヴィ」の名前は、ヘンリーの死後に出てくるんだから、
ヘンリーが知っているはずがないです。
ナオミ・ワッツが絵の裏にあるヘンリーのサインを見て
驚くのは、ヘンリーの意識とは何ら関係ないです。

本来なら、死ぬ間際に考える事は、
結婚までしたかったアシーナが中心のはずなのに、
彼女の出番が少な過ぎるのは不自然だと思います。

難解と言われる「マルホランド・ドライブ」でも、
分からないなりにストーリーに破綻がないように思えるけど、
この「ステイ」は、少々整合性に欠けているんですよね。。。

事故の瞬間から死へ旅立つまでの間に、
視覚で捉えた断片と、聴覚で捉えた断片を基にし、
混沌とした意識のフィルターを通して、
映像を作るとこうなります、と言う作品ですね。


そこには、観客の目の存在を前提としているから、
わざと混乱させるような余分なシーンが入っていたりします。
もっと、整合性が高いと感動も大きかったと思うんです。

だけど、私の情に訴えてくるものは、かなりありましたよ!

STAY WITH ME・・・「しっかりして、がんばって」「そばにいてくれ」

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

マルホランド・ドライブ
以前に観た時のメモを元に記事を書きました。
実際のところ、かなり細かい部分を忘れています。

マル

監督:デヴィッド・リンチ          
製作:2001年アメリカ
出演:*ナオミ・ワッツ *ローラ・エレナ・ハリング *メリッサ・ジョージ

わたしのあたまはどうかしている。

「ブルー・ベルベット」「ロスト・ハイウェイ」などの
難解なデヴィッド・リンチ・ワールドに弱い私です。
こういう現実離れした倒錯した世界、好きです~♪

理解できてるんか?と聞かれると、困るんですけどね。
一生懸命、分かろうとして、何回でも観たくなる作品なんですよ。

全体の雰囲気は、今までの作品と共通してるところがありますね。
色使いは赤をポイントにして、光と影とスモークをうまく使っています。
これ、すんごい独特な映像美ですよね~! シュールでいいわあ!

オチの種類に関するネタバレあります****



それに不思議世界で謎だらけです。
まず前半だけでも、4つくらいの話が同時進行していくので、
どこで交錯して真相が見えてくるのか、すっごく気になりました。

途中で青い箱が出てきてから、
なんとびっくり主人公の名前が変わり、うらぶれた姿に変身。

『えっ夢オチか』と少々ガッカリしましたが、
さらに観続けていくうちに、前半の夢に出ていた人物が、
後半の現実で違う役柄として出てきたりして、
ゴチャゴチャになりながらも、
全体像がだんだん見え始めてきたじゃありませんか。

ムムム・・・と前のめりになる・・・頭をフル回転させてパズルを動かす・・
いかん、やっぱ もう一度観直そう。

2回目は、謎を解く手がかりがいろいろちりばめられていた事に気付きます。
青い鍵は死を暗示するんだ。きっと。
「クラブ・シレンシオ」はこの世ではないあの世じゃないか。ふむふむ。
さらに思考の世界が広がっていきます。

しっかし、不思議映像が多過ぎて、頭がおかしくなりそうです。
正しい解釈を追及する必要はないのでしょう。
人それぞれの感じ方を楽しめばいいんじゃないでしょうか。
この世界に漂っているだけで快感なんです。
(なんて、ごまかしておく・・・ごまかすしかない・・・)

こうやっていろいろ考えている私は、リンチ監督の思う壺なのでは。

ナオミ・ワッツが好演してました~!
夢では、自分の願望通りの美しく才能ある女性、
現実では、嫉妬に苦しむすさんだ女性を、見事に演じ分けていました。

ストーリーとしては、ハリウッドの光と陰、そして、
愛する人への激しい欲望や妬みがリアルに迫ってきましたね。
それによる孤独や悲しさが、胸を打ちましたよ。。。

これぞ、リンチの映像というシュールな世界で、とても後を引く作品です。

また観直したいですね~
ひとりごと
  
■仕事、通院、年末年始の準備、いろいろ忙しいです。12/04
■「Prime Music」―Amazonのプライム会員でいた事が良かったと思えた。100万曲以上が聴き放題!ピンポイントで自分が聴きたい曲がなかったりするけど、聴き流しにはいい。11/20 
■やっば~い!喪中ハガキ印刷のためにPCを開いたら、久しぶり過ぎてメールが山ほど溜まっていた。ほとんど宣伝メールだけどね。11/05  
■友人とランチに行った。混んでいて仕方なく座敷で正座して食べたけど、足とお尻が痛くなって焦った。前より悪化しているような。今週お坊さんが来るけど正座出来ないと困るな。10/26 
■娘がミスチルのZEPPでのLIVEに当選した!凄い倍率だったのに。翌日のEXILEのチケットもゲット。最近、ついてるな~ 私もLIVEに行きたいな~ 10/23  
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■半年以上、不明熱による通院を続けているけど、血液検査の結果がだんだん良くなって来て少し希望が見えてきた。それにしても未だに原因不明。10/17 
 
 
 -YAN-

 
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■キッズ・オールライト
■きっと、うまくいく
■希望の国
■きみがぼくを見つけた日
■きみに読む物語
■キャタピラー
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■キャプテン・アメリカ  ザ・ファースト・アベンジャー
■キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
■キャプテン・フィリップス
■キャリー
■ギャング・オブ・ニューヨーク
■96時間
■96時間/リベンジ
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■凶悪
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■銀河ヒッチハイク・ガイド
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■グエムルー漢江の怪物ー
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■グッド・バッド・ウィアード
■グッバイ、レーニン!
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■クロユリ団地
■ケース39
■ケープタウン
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■告白
■告発のとき
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「さ行」
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■ザ・ウォーカー
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■THE GREY 凍える太陽
■ザ・タウン
■砂漠でサーモン・フィッシング
■ザ・ハリケーン
■ザ・バンク 堕ちた巨像
■ザ・ファイター
■サブウェイ123 激突
■サプライズ
■ザ・マジックアワー
■13/ザメッティ
■サラの鍵
■猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■猿の惑星:新世紀(ライジング)
■ザ・レッジ ―12時の死刑台―
■ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト
■サロゲート
■サンキュー・スモーキング
■サンクタム
■サンシャイン・クリーニング
■サンシャイン2057
■3時10分、決断のとき
■三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
■しあわせの隠れ場所
■幸せのちから
■幸せへのキセキ
■ジャージー・ボーイズ
■G.I.ジョー
■G.I.ジョー バック2リベンジ
■シークレット・ウィンドウ
■シービスケット
■ジェーン・エア
■J・エドガー
■シェルター
■シカゴ
■地獄でなぜ悪い
■シザーハンズ
■沈まぬ太陽
■シティ・オブ・ゴッド
■シティ・オブ・メン
■縞模様のパジャマの少年
■シャーロック・ホームズ
■シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
■灼熱の魂
■ジャックと天空の巨人
■シャッターアイランド
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■12人の怒れる男
■17歳の肖像
■重力ピエロ
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■主人公は僕だった
■JUNO/ジュノ
■ジュリー&ジュリア
■ジュリエットからの手紙
■少年は残酷な弓を射る
■少年と自転車
■処刑人
■処刑人II
■ショコラ
■ジョンQ最後の決断
■白ゆき姫殺人事件
■白雪姫と鏡の女王
■白いリボン
■親愛なるきみへ
■シングルマン
■シン・シティ
■新少林寺/SHAOLIN
■人生の特等席
■親切なクムジャさん
■シンデレラマン
■スイミング・プール
■推理作家ポー 最期の5日間
■スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
■SUPER8/スーパーエイト
■スーパー・チューズデー~正義を売った日~
■スクール・オブ・ロック
■スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
■スター・トレック
■スター・トレック イントゥ・ダークネス
■ステイ
■ステキな金縛り
■ストーン
■スノーピアサー
■スパイダーマン3
■スピード・レーサー
■スプライス
■スペル
■スマグラー おまえの未来を運べ
■スラムドッグ$ミリオネア
■300<スリーハンドレッド>
■300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
■スリーピー・ホロウ
■スルース
■S.W.A.T.
■ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
■正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
■世界侵略:ロサンゼルス決戦
■世界にひとつのプレイブック
■セックス・アンド・ザ・シティ
■セブンデイズ
■セルラー
■ゼロ・グラビティ
■ゼロ・ダーク・サーティ
■戦火の馬
■戦場のピアニスト
■潜水服は蝶の夢を見る
■ソーシャル・ネットワーク
■ソウ
■ソウ2
■ソウ3
■ソウ4
■ソウ5
■ソウ6
■ソウ ザ・ファイナル
■そして父になる
■ゾディアック
■その夜の侍
■ソルト
■それでも恋するバルセロナ
■それでもボクはやってない
■それでも夜は明ける
■ゾンビランド
「た行」
■ダーク・シャドウ
■ダークナイト
■ダークナイトライジング
■ダーク・フェアリー
■ターミナル
■ターミネーター
■ターミネーター2
■ターミネーター3
■ターミネーター4
■ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ
■第9地区
■タイタンの戦い
■ダイ・ハード4.0
■ダイ・ハード/ラスト・デイ
■TIME/タイム
■タイムマシン
■ダ・ヴィンチ・コード
■007/カジノ・ロワイヤル
■007/慰めの報酬
■007 スカイフォール
■ダラス・バイヤーズクラブ
■ダレン・シャン
■箪笥 <たんす>
■小さいおうち
■地球が静止する日
■父、帰る
■チェンジリング
■着信アリ
■チェイサー
■チャーリーとチョコレート工場
■チョコレートドーナツ
■ツーリスト
■ツォツィ
■月に囚われた男
■つぐない
■TSUNAMI-ツナミ-
■冷たい熱帯魚
■ツリー・オブ・ライフ
■手紙
■THIS IS IT
■デイ・アフター・トゥモロー
■デイ・ウォッチ
■テイク・シェルター
■ディスタービア
■ディパーテッド
■デイブレイカー
■デジャヴ
■DEATH NOTE デスノート 前編
■DEATH NOTE デスノート the Last name
■テッド
■デトロイト・メタル・シティ
■デビル
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■テルマエ・ロマエ
■テルマエ・ロマエⅡ
■天才スピヴェット
■天使と悪魔
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■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 
■トーク・トゥ・ハー
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■トゥモロー・ワールド
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■特攻野郎Aチーム THE MOVIE
■ドッグヴィル
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■トロン:レガシー
■トワイライト~初恋~
■トワイライト・サーガ/ニュー・ムーン
■トワイライト・サーガ/エクリプス
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1
■トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2
■ドン・ジョン
50音順作品索引       な行~わ行
「な行」
■ナイト&デイ
■ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR
■ナイロビの蜂
■NINE
■嘆きのピエタ
■ナショナル・トレジャー
■ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記
■ナンバー23
■21グラム
■20世紀少年<第1章>終わりの始まり
■20世紀少年<第2章>最後の希望
■20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
■28日後...
■28週後...
■2012
■ニューオーリンズ・トライアル
■ニュームーン/トワイライト・サーガ
■NEXTーネクストー
■ネスト
■ネバーランド
■ノア 約束の舟
■ノウイング
■脳男
■ノーカントリー
■のだめカンタービレ 最終楽章 前編
■ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
■ノルウェイの森
「は行」
■ハート・ロッカー
■ハード キャンディ
■バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
■パーフェクト・センス
■ハーフ・デイズ
■バーレスク
■バーン・アフター・リーディング
■ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
■パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
■パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
■パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
■ハウスメイド
■ハウルの動く城
■博士と彼女のセオリー
■パシフィック・リム
■バタフライ・エフェクト
■8人の女たち
■HACHI 約束の犬
■バットマン・ビギンズ
■バッド・エデュケーション
■バトルシップ
■バニラ・スカイ
■母なる証明
■ハプニング
■パフューム ある人殺しの物語
■パブリック・エネミーズ
■バベル
■ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝
■ハモンハモン
■パラノーマル・アクティビティ
■パリ20区、僕たちのクラス
■パリより愛をこめて
■ハルク
■半落ち
■ハンガー・ゲーム
■ハンガー・ゲーム2
■ハングリー・ラビット
■ハンコック
■ハンニバル・ライジング
■バンテージ・ポイント
■パンズ・ラビリンス
■ビー・デビル
■英雄HERO
■HERO(邦画)
■ヒア アフター
■ピエロの赤い鼻
■ヒストリー・オブ・バイオレンス
■ビッグ・フィッシュ
■ヒッチコック
■瞳の奥の秘密
■ヒトラーの贋札
■ヒミズ
■127時間
■ヒューゴの不思議な発明
■BIUTIFULビューティフル
■ビューティフル・マインド
■ビヨンドtheシー~夢みるように歌えば~
■ピラニア
■ファーゴ
■ファイト・クラブ
■ファイナル・デッドコースター
■ファニーゲーム
■ファミリー・ツリー
■ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
■50/50 フィフティ・フィフティ
■フィリップ、きみを愛してる!
■ブーリン家の姉妹
■THE 4TH KIND フォース・カインド
■復讐者に憐れみを
■複製された男
■ブタがいた教室
■PUSH 光と闇の能力者
■フッテージ
■舟を編む
■フライト
■フライト・ゲーム
■フライトナイト/恐怖の夜
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■ブラインドネス
■フラガール
■プラダを着た悪魔
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■ブラック・スネーク・モーン
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■プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
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■プレシャス
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■ブロウ
■ブロークバック・マウンテン
■ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
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■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
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■ぼくの神さま
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■ボルベール<帰郷>
■ホワイトハウス・ダウン
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■ムーンライズ・キングダム
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プロフィール

YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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