2007-07-25(Wed)

ツェッペリンのアルバムの中で、私が一番好きなのは、
ミーハーと言われようと、この4枚目です。
ハードなサウンドとアコースティクなサウンドがうまく融合した、
ツェッペリンの代表作ですよね。
このアルバムのA面は、最強の曲のラインナップになっています。
A面という言い方は、いかにもアナログ時代の名残ですなあ (^^ゞ
「BLACK DOG」
ロバート・プラントのパワフルなヴォーカルに始まり、
ギターとドラムスのヘヴィなサウンドが続きます。
その後、ノリノリかと思いきや、ブレイクし、
またヴォーカルと楽器が交互に出てくるという繰り返し。
しかも変拍子になっていて、思わず聞き入ってしまいます。
1曲目のこれは、本当にインパクトが強くて、ド肝を抜かれました。
続いて、息つく暇もなく、「ROCK AND ROLL」
もうタイトル通り、ROCKがROLLしまくり!
ドラムスもベースも疾走感があり、ギター・フレーズもカッコいい!
これで、身体がノッてこない人はおかしい。
「限りなき戦い」 このあたりで、上がった心拍数を抑えておきましょう。
そしてA面ラストは、誰もが知る名曲「天国への階段」
哀しく物憂げなギターソロで始まり、
語りかけるように歌が入ります。
12弦ギターの美しいメロディ・・・こんなの弾けたらいいなあ~
ベースに続きドラムス加わり、ギターソロに突入します。
シャウトするヴォーカルに胸がいっぱいになると
もう最高潮へ達するんですよね~
いろいろムードを変えるドラマティックな展開を見せてくれます。
これは、間違いなく最高の名曲でしょう!
♪There’s a lady who’s sure all that gritters is gold,
And she’s buying a stairway to heaven♪
光るものは全て黄金だと信じる女がいる
彼女は天国への階段を買おうとしている
♪Yes,there are two paths you can got back but in the long run
There’s still time to change the road you’re on♪
長い目で見れば、あなたが戻る道は二つある
あなたが行く道を変える時間はまだ残されている
♪When all are one and one is all♪
みんなが一つであり、一つがみんなである
どうも歌詞は抽象的で分かりにくいですね。
少しだけ、ピックアップしてみましたが、
「お金や物質に捉われている」事に対する、
批判を歌っているのかなあ~と思ったんですが・・・
自信はありません。
ツェッペリンの音楽は、重厚感とスピード感がありますが、
ストレートなハードロックとは一味も二味も違います。
(私はディープ・パープルも大好きです!)
4人の個性がうまく混ざり合った、
多様性を持った、計算し尽くされた音楽なんですよね。
そこが、ROCK史に燦然と輝くバンドたる由縁だと思います。
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