RockingChairで映画鑑賞

旧作を中心とした映画のブログ(ほとんどネタバレ)です たまに音楽の話題もあります

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地球が静止する日

この映画って、スケールが大きいのか小さいのか
どっちなんだ〜!

巨大透明球体に乗って地球へやって来た異星人とロボット。
地球を救うのが目的だと言う・・・
この出だしはスケール大きいよね〜

地球が静止
監督:スコット・デリクソン
製作:2008年 アメリカ
出演:*キアヌ・リーヴス *ジェジファー・コネリー *ジェイデン・スミス

人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。

最初のほうはなかなかの滑り出しです。
巨大球体の現れ方もミステリアス。

ロボットが古臭いすごくシンプルだけど威圧感あり。

銃弾に倒れた異星人(キアヌ・リーブス)を
「手術だ」と処置室へ運んでいくのもびっくり。
未知の物体にメスを入れるなんて、どれだけ危険か分からないのに。
白くドロドロした中から人間そっくりのモノが出てくる。
それは人間にはない超能力を使って施設の外へ出て行ってしまう。
すごくテンポが良くて引き込まれましたわ〜

ネタバレあります



異星人クラトゥの目的の意味は、
「人類は環境破壊を続けているから
 地球を救うために、人類を抹殺する」
って事だった!
いきなり決行せずに時間の猶予を持って来ただけでも
凶暴性はない異星人なんだろうけど、
米軍は攻撃するばかり。
これじゃあ、人類は乱暴だから生かしておく価値はないと
ますます思われますよね。

異星からいきなりやって来て、上から目線で何だ、
とも思うけど、彼らと人類の能力の差は歴然としていて、
彼らは神のように圧倒的な力を持ってるんです。
何とかして人類は抹殺されない道を探さなくちゃいけない。

こんな大変な人類全体の問題なのに、
科学者ヘレン(ジェニファー・コネリー)一人で対応してるって

ありえない! (軍は攻撃するばかりで)
この辺りから、盛り上がった気分が、なんだか盛り下がってくる。 (´o`;

最終的にクラトゥは、人類の思いやりの心を知って
わずかな可能性を感じ、絶滅させるのを止めます。
その心境の変化がどうも単純でしっくりこないんですよね。
地球上で、人類の良心を見出したのは、
ヘレン母子とノーベル賞科学者と自分の先輩の話からでしょう。
あまりにサンプルデータが少な過ぎます。(≧ε≦)
ここで、スケールが小っちゃくなっちゃってる〜

ヘレンや科学者が
「人類は窮地に立った時、初めて進化する。我々は変われる」
「change」を連発します。
オバマ氏のキャンペーンを意識してるのかと思いました。

「我々は変われる」って全人類を代表して言ってるようで、
そう言い切る根拠はどこにあるんだと突っ込みたくなったけど、
結局、この映画を観ている私達に「変わらなくてはいけない」と
メッセージを送っているんですね。

環境破壊に加担している私達に対して、
一人一人が意識を持つようにとの警告なんでしょう。

映画としては、後半小さくまとまって面白味が薄れたけど、
メッセージは真摯に受け止めたいと思います。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

久しぶりにケヴィン・コスナーを観た気がするけど、
やっぱりいいなあと思いました。
相変わらずスマートで紳士的でカッコいい!
この前観た「88ミニッツ」のアル・パチーノは正直言って
老けた感じがあったけど(年齢が10歳以上違うか)
ケヴィンは年齢を感じさせないたたずまいです。

ブルックス
監督:ブルース・A・エヴァンス
製作:2007年 アメリカ
出演:*ケヴィン・コスナー *デミ・ムーア *ウィリアム・ハート

富も名声も手にいれた男 
 彼が殺人鬼であることは、誰も知らない


ケヴィン演じるブルックス氏は・・・
表向きは、社会的に成功し家庭人としてもよく出来た人。
しかしその裏は、
殺人依存症で抑えきれない衝動に苦しむ連続殺人鬼。

ネタバレあります



このかけ離れた二面性の描き方が面白いんですよ。
彼の中の悪魔が別人格マーシャル(ウィリアム・ハート)として
目に見えるように傍にいるんです。
マーシャルは悪の道に誘い込むし、的確なアドバイスもしてくれる。
この二人格の掛け合いが、全て分かり合っている親友のようで楽しい
だけど、誰にも見えていないし聞こえていない構図なんです。
二人が声を揃えてせせら笑う所なんか、すごく面白い
この作品はウィリアム・ハートの存在感で、
かなりクォリティが上がっていると思います。

ブルックスの手口はいつも完璧。
ところが二年ぶりに犯した今回の殺人ではミスが出てしまう。
男が足手まといになりそうな面倒を言ってくる。
同時に、敏腕女刑事がしつこく事件を捜査し
真相に近付きつつある。
その上、自分の娘が突然大学を退学し
何らかの事情を抱えていそうで気掛かりだ。

そんな不安材料が一度に押し寄せ、
ブルックスは身の危険を感じるという緊迫した展開です。

私としては、殺人鬼でもブルックスの正体が
バレないようにとつい応援しちゃったなあ。(≧ε≦)

娘に関しては徹底的に弱く、
自分を責めながら泣き崩れてしまうんですね。
その姿は娘を強く愛する父親以外の何者でもない
自分の中の悪魔が自分だけに留まらなかった事が、
彼にとっては衝撃で大打撃でした。

自分の殺人衝動にはそれ程苦しんでいるようには
思えなかったけど、娘の事となると違います。
この後も娘が一番の命取りになりそうですね。

女刑事のデミ・ムーアも久しぶりだったけど、
凶悪犯人と対等に渡り合える女にピッタリでした。
この人も年齢を感じさせないし、凛として良かった!
ただ、離婚調停でゴチャゴチャしてるなんて話は
どうでも良くて、主人公ブルックスとの絡みを
もっと見せてほしかったです


ブルックスが、彼女に対し胸が高鳴って
殺しのターゲットにしてもよかったんじゃない?
一度も顔を合わせてないのはもったいない。

ラストは血だらけで終わってほしかったなあ。
役者も良かったし設定も面白かったけど、
多少注文もつけたくなる作品でした。

マイケル、安らかに

マイケルが急死したというニュースには驚きましたね。

マイケルが「KING of POP 」だと言うのは、
まさにその通りだと思ってます。
私が好きなROCKとはまた違っているけど、
もちろんアルバム「スリラー」は何度も聴いたし
ジャクソン・ファイヴの頃から好きな曲がたくさんあるんですよね〜

誰でも、マイケルの曲は知ってますよね。
知らない人がいないくらいじゃないかな。
スリラー


昨年リリースされた
「スリラー25周年記念リミテッドエディション」だって、
私はきっちり買って聴いてましたよ!
エイコンやカニエ・ウェストとのコラボなど良い仕上がりです。
マイケル



まさかこの世からいなくなってしまうとは思いもしなかったけど、
来月から行われる予定だったロンドン・ライヴは
本当にやるのかな?となんとなく不安に思ってました。
50回もやるなんてムリじゃないの?と。

2年前日本で開かれた料金40万円もするVIPパーティでさえ、
歌・ダンスなしだったし、
マイケルはずっとパフォーマンスをやってないんですよね。
なんだろう、もう出来なかったのかなあ・・・?
身体的に異常をきたしていたりして。

マイケルの人生の最後の10年くらいは
どうも良くないスキャンダルばかりで、
変わった人という印象が残りそうだけど、
歌もダンスも天才的だったと本当に思います!

前に歌の専門家が、マイケルの歌は
低音から高音にいくまでに境目がないと言ってました。
普通は地声からファルセットに変わる境目があるのに、
マイケルにはそれがないと。
聴いてみると確かにそうで、
独特の優しい歌声でムリなく歌ってるんですよね〜

私は歌よりダンスパフォーマンスがもっと好きで、
ライヴDVDや、プロモばかり集めたDVDも持ってます。

マイケルのダンスはHIPHOPとかロッキンとかのジャンルに収まらない、
本当にマイケルにしか出来ない独自のダンスですよね!
キレがあってめちゃくちゃカッコいい★
特に「スムーズ・クリミナル」のダンス
床すれすれまで斜めに倒れこんで
なんかマジックみたいにすごいんですよ!

それとやっぱり、何と言っても「スリラー」のプロモは面白く、
ゾンビとのダンスはよくマネしましたね〜(^▽^;)
ちょっと盆踊り的振り付けが楽しいんです。

あと、ムーンウォーク!
最初はバックするだけだったのが、
次に横移動のムーンウォーク、
その次にターンしながらのムーンウォーク。
ああいうの、よく思いつくし、よく動けるなあ。

何が原因で亡くなったかまだ分かりませんが、
とうとうライヴを演る事なくこの世を去ったのは残念です。

でも私には、DVDで歌って踊るマイケルがいる。
一番良かった時の姿を心に残しておこうと思います。

マイケル、スキャンダルで騒がれない世界で安らかに・・・


REC/レック

みんなが怖いって言ってたけど、私・・全然怖くなかった・・・
明るい昼間に家族と一緒に観たせいかなあ。
夜一人で観たら絶対に眠れなくなると思いますが。

REC.jpg
監督:ジャウマ・バラゲロ
製作:2007年 スペイン
出演:*マヌエラ・ベラスコ *フェラン・テラッサ *カルロス・ラサルテ

何が起こっても撮り続けるーー

あるアパートで訳の分からない出来事に飲み込まれ
悲惨な状況になっていく様子を
手持ちカメラで撮っていくホラーパニック映画です。
テレビのレポーターが、夜の街を取材するという設定なので、
プロ根性でカメラを回し続けるという理由付けが出来てます。

手持ちカメラだから、けっこう画面が揺れて気持ち悪かったなあ。
情熱の国スペインのせいかパニックのせいか知らないけど、
みんな喋り方が激しくてうるさいの!
なかなか怖がる気持ちになれなかったのは、ここにも原因があります。

ネタバレに近いものあります



要するにゾンビ映画です。
唾液から感染すると凶暴な不死身のゾンビになる!

最初のうちは、何が起こっているのか分からなくて、
血だらけの人間が次から次へと出てくるし、
アパートの出入り口は警察に封鎖されているしで、
不安が高まる一方。

レポーターのアンヘラが、住人にインタビューするシーンで、
中国人妻に見えた女性が、スペイン語で話している途中、
急に「あんた、うるさいよ。ちょっと私が話してるんだから」と
すっごく自然な日本語を話したのに、一番感動したかな(≧ε≦)

遠いスペインで女優(?)をやってる日本人がいるんだと思って。

その前後を繰り返し観てた時(そこかい!)
吹き替えにして発見したんだけど、
衛生検査員が大事な事を言ってました。
「血液型によって発症までの時間が違う」って。

字幕では血液型について一切触れてないんですよ。
人によって発症の仕方が違うから、気になっていた所でした。
やっぱり、字幕と吹き替えと両方の日本語をチェックした方が
いいんだよね〜 時間的に難しいけど。
って、脱線してばかり。(^▽^;)

アパートという狭い空間、しかも封鎖されている空間で、
上にも下にもゾンビだなんて、もう最悪の状況!
しかし上手い具合に、レポーターとカメラマンが残るんだね〜
「すべて録画するのよ、絶対にね」の根性が
最後まで活かされて、事態の原因や顛末が分かります。

怖くはなかったけど、時間的に77分と短めで、
面白く観る事ができましたよ。
あ〜全然、緊張感のないレビューだこと。

ターミネーター4

待望の「ターミネーター4」を観てきました。
これまでに見た事のないターミネーターがいろいろ出てきて、
映像的に面白く、すっごい迫力でした〜!
でもこれは、新シリーズの序章に過ぎません。。。

t4.gif
監督:マックG
製作:2009年 アメリカ
出演:*クリスチャン・ベイル *サム・ワーシントン *アントン・イェルチン

どこで誰が、未来を変えたのか?

「審判の日」が来てしまった後の2018年は荒廃した世界です。
これまでのシリーズとは全く違う暗い色合いだけど、

これはこれでカッコよくて好きです。

でも、あまりにも前作までとは作風が違っています。
例えるなら「バットマン」を4作続けてアメコミ路線で製作した後、
「バットマン・ビギンズ」でダークなシリアス路線に変わったようなもの。

だから私は、「ターミネーター」も前3作とは切り離して、
「4」は別個の新たなシリーズだと考える事にしました。
基本的な設定はこれまでのものをきちんと踏襲した上で、
新たな舞台で異なった色づけを施した作品だと。

前は個と個の戦いだったのが、
本作は人間対機械の全面戦争になっています。
これまでのサスペンス要素は消えて、完全な戦争映画と言ってもいい。
「ターミネーター・フォー(4)」は「ターミネーター・ウォー・ビギンズ」
心の中でタイトルを付けました。(^▽^;)

バットマンの話題が出たついでに言うと、
クリスチャン・ベイルは昨年 大々的に悩めるヒーローとして
活躍したばかりなのに、今年もまた悩めるヒーローを演じるとは、
役柄もかぶるし、まるで他に役者がいないみたいで、
どういう事?とちょっと引っかかっていました。
でも、作品を観たら、厳しい状況に挑んでいく強い戦士が、
とてもハマッていて、いいじゃないの と思い直しました。
昨年よりまた体重を落としたような引き締まった顔つきに
なっていて、役作りもバッチリ。

とにかく、本作は、人間と機械が戦争をしている世界。
しかも、機械の方が種類も多く圧倒的に有利なので、
追い詰められる人間側は最初から最後まで全く気が抜けない。
緊迫感がずっと持続するんですよね。



ネタバレを含みます



そんな中現れるのが、マーカス・ライトと言う男。
脳と心臓だけが人間のもので、あとは金属等で
組み立てられたサイボーグです。
前にターミネーターが未来から過去へ送られたのに対し、
マーカスは過去から未来に送られたというのが面白い。

マーカスが本作で取り上げられた理由は、
「人間と機械の違いは何か?」というテーマのためでしょう。

機械はプログラム通りにしか動けない。
(中枢は知能で動く)

でも人間は心で動く。
心によって状況を判断して動く。
愛を感じ、人の愛も理解する。
贖罪と自己犠牲の気持ちがある。
(文章表現が下手だなあ。もっと感動的に書きたかったけど (´o`;)

スカイネット中枢で、簡単に同期したシーンで、
どういうチョロい中枢だと思っていたら、
そこには罠があったんですね〜
人間か機械かで葛藤し苦悩するマーカスがとても切なくて、
今回一番感情移入しやすい人でした。

結局、マーカスは自分でチップを取って、
誇りある人間として生きようとする。
この辺りは、「ターミネーター2」で、シュワちゃんが
人間の感情を学習できた・・・の部分に繋がる話だと思います。

組み込まれたチップより人間の脳(心)の方が強いと
マーカスの行動によって分ったわけです。

いずれ人間の心を持った機械を製造する事に成功するのでは?
人間は機械を倒すんじゃなくて、調和して共存していく世界に
なるんじゃないだろうか?と、大幅脱線して
チラッと先の展開まで考えてしまいました(^^ゞ

マーカスの存在は、戦争の流れを変える大きな意味が
あったんじゃないかなと思いますが・・・?


本作は、ジョンがその後大きなカリスマ性を持つであろうと
推測される段階で、ジョンとカイルの出会いや
基本的なポイントを抑えた新シリーズの序章に過ぎません。
まだまだ足りない、もっとこれから!という感じです。


サラのテープ・写真、かつての名場面の再現があったりして、
テンションはかなり上がる作品でした★
シュワちゃんが出てきた時、ジョンにはもっと大きな
リアクションをとってほしかったなあ。

ブラックサイト

この映画のような事件は、すごくリアリティを持っているから
本当に恐ろしい〜〜
ちょっとした好奇心と言う名前で罪悪感を弱めてしまったり、
匿名性によって人の浅はかさが前面に出てくるって事は、
世の中にいくらでも、あると思いますっ

5173V6Vq24L.jpg
監督:グレゴリー・ホブリット
製作:2008年 アメリカ
出演:*ダイアン・レイン *ビリー・バーグ *コリン・ハンクス

FBIサイバー捜査官を追い詰める、66億人の好奇心。

ネット上に猟奇殺人の生映像を流すサイトが現れる。
閲覧カウントが増えるに従って、
被害者が死に近付くのが早まる仕掛となっている。
殺害方法も一瞬で命を絶つんじゃなくて、
ジワジワと苦しみを与えながら死に至らしめるもので、
すっごくいや! 
もう、こういうの実際にあったら、私は耐えられない。

FBIでも画面の中で人が苦しんでいるのを前にして、
何もできないんだよね〜 ただ眺めているだけ。
最近はネット犯罪も巧妙になってきていて、
捜査する側は追いついていけないのが現状なんでしょう。

マスコミやネット社会のモラルの低下を問題にした作品です

マスコミは人々の興味を引くために
どんどん過激なものを扱うようになってきたので
人々は刺激に慣れてしまっています。
犯罪をエスカレートさせる原因の一つですよね。
映画の犯人の動機もここでした。
(でもサイコ野郎には変わりない)

一番の問題は、ネット社会における、
匿名性から来る気軽さと言うか、無責任さ。


サイトを閲覧するだけで犯罪に加担しているのに、
そんな罪の意識はネットでは弱くなってしまう。
人の好奇心は限りないもので、
見てはいけないとなると見たくなるものだし、
自分一人くらいなら大丈夫だろう誰にも分らない、
と考える人が大勢いるわけです。

匿名に乗じて、他人を誹謗中傷する浅はかな行為も
増えています。


一人一人のモラルの問題だと思うけど、
生活に欠かせないネットだけに、ルールを整備して
いかないといけないんでしょうね。

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Author:YAN
生粋の名古屋人

映画はDVD鑑賞がほとんどです
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書いているつもり・・・ですが
中身はたいした事はありません

すいませんが、バトン類は
辞退させてください

音楽は70年代ROCKが好みです

2007年9月より映画ブログに変身しました

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